自動化、省力化で産業をバックアップするエア、エレクトロニクスカンパニー。さらに環境機器へも
地球上のどこにいても無限に得られる空気をエネルギーに変えて、動力として使う“空気圧”。実際に使われる場面を見る機会は少ないでしょうが、現在、ほとんどの産業の生産・物流ラインで空気圧機器が利用されているのです。
コガネイは、空気圧+エレクトロニクスの技術を用いて、自動化と省力化をバックアップするパイオニア・カンパニーです。企業にとって生産性の向上とコストダウンは、永遠のテーマ。企業の将来が、この点にかかっていると言ってもよいでしょう。私たちは、人の微妙な動作を再現する機能性と、クリーンでローコストという空気圧の特性を活かし、さまざまな分野にシステムを提供するとともに水質浄化設備等の環境機器にも取り組んでいます。
半導体のニーズに一致する特性。製造ラインの欠かせない存在に。
空気圧を用いた代表的なものが、産業ロボット。ヒトの腕や手、指に代わって、掴む、放すといった微妙な動きを正確かつスピーディに行います。産業用以外では遊園地のジェットコースターのブレーキなどに使われていますし、動物のアトラクションやカラクリ時計の中にも空気圧が利用され、繊細な動きを可能にしているのです。どうです、意外に身近な存在だとお分かりいただけましたか。
ところで空気圧と、油圧や電気との違いは何でしょう。油圧は大きな力を発揮できますが、敏速な動きが不得意。一方、電気はモノを移動させるのにギアがいくつも必要です。漏電の危険性も無視できません。これに比べて空気圧は、空気を使っているので安全ですし、周りを汚しません。少ないスペースでも、細かい動きが可能です。同じサイズであれば、パワーも電気にまさります。
こうした特性にニーズがぴったり一致しているのが、半導体産業です。製造生産ラインの中で、前進する、止る、回転するという繊細でシンプルな動きを実現し、オートメーションに欠かせない存在になっています。とりわけコガネイはもともと小型市場からスタートしたこともあり、半導体をプリント基板に挿入する工程は得意ジャンル。シェアでは、他社の追随を許していません。この他にも、シリコンウェハー製造ラインに欠かせないレジスト液塗布工程で使用される定量吐出ポンプ、その周辺機器にも取り組んでいます。
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