切削工具(せっさくこうぐ、英語: cutting tool)は、工作機械とともに切削加工に用いられる工具。金属などの加工法のうち、その一部を取り去ることを手段とするものに、切削と研削がある。前者は工具を押し付け表面を剥ぎ取るようにして削る方法であり、後者は砥石を使って表面を削る方法である。この切削加工に用いる工具を切削工具と言う。
主な切削工具
ドリル(
drill bit;ボール盤で使用)バイト(
tool bit;旋盤・形削り盤で使用)フライス(
milling cutter;フライス盤で使用)エンドミル(
endmill)リーマー(
reamer;同上)タップ(
tap;同上)ホブ(
hob;歯車・ギヤ作成に使用)ピニオンカッタ(
pinion cutter;同上)ダイスブローチ(
broach)トリマ(
trimmer)ルータ(
router)
主な切削工具材料
鋼炭素工具鋼合金工具鋼高速度工具鋼超硬合金セラミックスサーメットダイヤモンド立方晶窒化ホウ素
関連項目
工作機械切削加工工具切削工具材質
ISO/TS 13399 - 切削工具データの表示及び交換
外部リンク
切削工具とは?切削・工作機械で使われる切削工具の種類まとめ - 『はじめの工作機械』〔㈱モノト〕より『精密機械工業 技術映画シリーズ 切削工具』シリーズ - 何れも不二越(不二越鋼材工業)の企画の下で電通映画社(のちに電通テック、現・電通プロモーションプラス)が制作。『科学映像館』より『ブローチ篇』(1961年)『ハクソー編』(1961年)『メタルバンドソー編』(1961年)『新しいドリル編』(1962年)
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切削工具
(http://ja.wikipedia.org/)より引用