AEB（自動ブレーキ）性能評価装置

DD-100

「対歩行者」への安全性能試験に準拠した性能評価が可能

「自動運転」や「自動ブレーキ」の普及が急速に進む中、2016年度から日本のNASVA（独立行政法人自動車事故対策機構）の行っている自動車アセスメント（JNCAP）に「対歩行者」への予防安全性能アセスメントが加わりました。
弊社のAEB（自動ブレーキ）性能評価装置は、自動車の「自動ブレーキ」安全性能評価に限らず、自動車部品・車載装置等の性能評価にもお使いいただけます。

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AEB（自動ブレーキ）性能評価装置の特長

本装置の制御モードは、自動／手動／メンテナンスモードの３つ

自動車の走行に合わせて歩行者ダミー人形を走行軌道上に飛び出させることで、自動車に装備されるAEB（自動緊急ブレーキ）の性能を評価します。
１）自動モード
車速を計測し、台車を自動的に動作させます。
車速用レーザーセンサーにて車速を計測し、車がターゲット位置に到達する時間を計測します。
車がターゲット位置に到達する時点で台車がターゲット位置に到達するように台車の動作開始時間を計測し、自動で動作開始します。
２）手動モード
車速を計測し、台車の移動は任意のタイミングでオペレーターが操作します。
３）メンテナンスモード
車速の計測テスト、センサー状態の表示、台車の任意動作状態の確認、原点位置の設定等を行うことができます。
※オプションにて前進／後退／反転等の制御機能を追加することも可能

分割式で設置が簡単

各パーツを試験場所まで分割して持ち運びできるため、試験開始までの準備時間の短縮ができます。

レーザーセンサーにより、自動車の走行速度を自動で計測

レーザーセンサーで車速を計測し、自動車がターゲット（ダミー人形）位置に到達する時間を計測し、ターゲットの動作を開始します。

ターゲット（ダミー人形）はサーボモーターで駆動

サーボモーターを採用することで、ターゲット（ダミー人形）の速度やスタート位置、停止位置の設定が自由にできます。
（前進・後退・反転等の制御もオプションで可能）

AEB（自動ブレーキ）性能評価装置の情報・製品仕様

主な用途	・自動ブレーキの評価・ナビゲーションシステムの評価・シートベルトの性能評価・ランプの性能評価・ドライブレコーダーの性能評価
URL	http://www.nst-co.com/category/aeb/index.html
自動車速度範囲	10km/h～120km/h
ダミー人形駆動範囲	5m～20m
ダミー人形駆動速度	1km/h～9km/h 制御精度／±0.1% of FS
自動車速度計測機能	方式／レーザー＋フォトダイオード三脚による高さ調整機能付き計測精度／±0.1% of FS
ダミー人形搭載台車	材質／１）タフロイド　　サイズW900mm×D900mm×H50mm ２）木製　　　　　サイズW900mm×D900mm×H43mm
ダミー人形駆動機構	駆動方式／サーボモーター＋ロープ操作／ノートPC（専用アプリケーションソフト）
安全機構	ハード／前進端及び後退端リミットセンサーソフト／パラメータ入力制限