CX2000用電力供給ユニットおよびUPSモジュール CX2100

CX2100-0xxx

CX2100 電力供給およびUPSモジュールは、CX20x0システム機器(CPUモジュール、システムおよび拡張モジュール)への電力供給に使用されます。電力供給モジュールはTwinCATを介して制御されます。
FSTN 液晶ディスプレイ(16文字×2行表示)、セレクタスイッチ、エンターキーにより、内部ステータス、ディスプレイパラメータまたはメニューを入力オプションの有無にかかわらず確認できます。
Kバスまたは代替となるEtherCATターミナルは、右側に接続できます。それぞれのバスシステムは自動的に検出され、CPUによって操作されます。
内部的に分離している内蔵電力供給ユニットによって、2 A、5 V DCの電力がI/OターミナルでのEバスまたはKバスの電子機器に供給されます。
CX2000シリーズすべての電力供給ユニットの冷却方法は、原則としてパッシブ冷却であり、ファンは使用しません。-25～+60 °Cの拡張温度範囲での操作を想定しています。
CX2000 CPUには、4種類の異なる電力供給ユニットが用意されています。
標準電力供給ユニット CX2100-0004 は最大出力45 Wを供給します。
より強力な電力供給ユニット CX2100-0014 は最大出力90 Wで、クアッドコアCPUを搭載したCX2040システムと使用する必要があります。筐体前面の幅を大きくとったCX2100-0014は、前面を通したパッシブ換気が可能なので水平取り付けに最適です。
オプションとして、CX2100-0014はアクティブ換気(ファンのオプション)が使用でき、通常ファンレスであるCX2020、CX2030システムをさまざまな動作環境において、より効果的な放熱が可能になります。
電力供給機能のほかに、CX2100-0904モジュールは内蔵コンデンサ式型UPSを採用しています。電力供給が停止しても、保存媒体にデータを保存するシステムが動作し、正しい順序でシャットダウンします。
CX2100-0914 モジュールは、システムおよび操作パネルなどの外部機器用のバックアップ電源を供給するための外付けバッテリパックの充電に使用します。

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