KMTでは、日本国内のお客様に安定した品質をご提供するために、国内入荷後も徹底した品質検査を行っております。
社内に検査室を設け、ベアリングの重要な部分の検査を行うための検査機器も揃えております。また、第三者機関での検査も行っており、高水準での品質安定にこだわっております。
■振動検査を全数実施
完成されたベアリングの総合的な品質評価は、実際にベアリングを回転させた状態で検査を行う必要性があります。ベアリングの回転時に生じる振動や音響で内外輪軌道面、鋼球、保持器の欠陥やグリースへの異物混入などの検出ができ、早期寿命や損傷の原因となる要素を取り除くことができます。
■JIS規格に準じて検査を実施
測定方法「JISB1515」に準じて、平面内平均内外径寸法差及び平面内内外径不同値の検査を行っております。製造工場では寸法規格値内の「ばらつき」や「カタヨリ」を定期的にデータで確認し、不良の低減や品質改善に努めております。
■外観検査
見た目の仕上がりも含めて製品提供を追求し、ベアリングの内輪、外輪、シールド部分の「傷」や「錆び」の検査を全数行っております。工場側とも定期的に目視レベルを合わせる取り組みを行っております。
■国内入荷後に毎ロット、日本軸受検査協会にて検査を行っております。検査内容(平面内平均内外径寸法差・内外輪幅寸法差・内外輪ラジアル振れ・ラジアル内部すきま)
■日本製潤滑グリースを採用
ベアリングの性能は、グリースによっても決まります。その為、グリースの選定は非常に重要となります。KMTでは、日本製の特殊合成油を使用した広温度範囲用長寿命グリースを採用。低温から高温まで安定した潤滑性を有し、防錆、音響性(低騒音)にも優れています。指定グリースのご対応も可能ですのでご相談ください。
■JIS相当の軸受材料を採用
中国の軸受鋼は、JIS規格と相当成分の高炭素クロム軸受鋼、ステンレス軸受鋼を規格して制定されています。工場では最新の自動制御熱処理システムを導入し、品質安定性に努めております。KMTでは、日本と中国の検査機関で定期的に材料分析も行っております。
URL | http://www.e-kmt.com/product_bearing/kmt%E3%83%99%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%80%E6%B7%B1%E6%BA%9D%E7%8E%89%E8%BB%B8%E5%8F%97%EF%BC%88%E4%B8%A1%E3%82%B4%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BC%89%E3%82%BF%E3%82%A4/ |
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精度等級 | P0級 |
すきま | 普通すきま |
内外輪 | SUJ2相当 |
ボール | SUJ2相当 |
保持器 | SPCC相当 |
シールド / シール | シール ニトリルゴム(NBR) |
潤滑 | リチウム系グリース |
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