有機物を含む絶縁材料で電気部品を作ると表面に微小電流が流れ有機物が炭化して電気の流れる道(トラッキング)が形成されます。トラッキングが成長すると火災や感電が問題となります。
本装置は、この劣化を加速試験するものです。
耐トラッキング性 :トラッキングとは絶縁物の表面での微小放電の繰り返しにより炭化導電路が形成され絶縁破壊に至る現象をいい、この起こりにくさを耐トラッキング性といいます。
傾斜平板法対応耐トラッキング性試験器のダウンロード (203.5Kb)
電極配置、滴下液量、自動滴下間隔、滴下位置間隔、過電流検出、破壊判定時限等の設定値変更が容易で種々の実験に最適です。
電源部と電極部は分離でき、小型軽量で取扱いも容易です。
試料厚さが異なる場合にも供試台は上下動が可能ですから滴下位置間隔の設定も簡単です。
主な用途 | UL746A による絶縁バリア、エンクロジャの部分、充電部に接する部分等に使用される絶縁材料、特にポリメリック材料(プラスチック+ゴム弾性体)等の炭化導電路形成の評価 IEC による関連絶縁材料の炭化導電路形成の評価 |
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URL | http://www.tokyo-seiden.co.jp/seihinn/test/taitorakingu/ |
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