物体側および像側の両方をテレセントリックにデザインした、高解像力で高コントラストな撮像レンズです。物体の形状や寸法測定を正確に行なうためのマシンビジョンシステムへの利用が可能です。
小径レンズ部の鏡筒への固定にはシュリンクフィッタ締結方式を採用し、環境変化による解像力低下を防止します。
●フォーサーズCCDデジカメに対応
●WD300㎜の長作動距離
●φ150㎜の被写体に対応
●色消しレンズでカラー画像対応
●開放F値は5.3
●撮影倍率は0.142倍
●色消しレンズでカラー画像に対応
●M42マウント対応
●長さ893mm、最大径φ170mm
両側テレセントリック撮像レンズのダウンロード (499.4Kb)
両側テレセントリックレンズとは、画角が限りなく0°に近い事が特徴で、物体面と像面で主光線が光軸とほぼ平行になるようにデザインされたレンズ系です。従って、被写体の位置の変化による倍率の変動が小さいといった利点があります。そのことから、物体の形状や寸法を正確に測定する場合に用いることができます。
偏心がシビアに影響する絞り前後の小径レンズ群の固定に、「シュリンクフィッタ」を用いた締りばめ接合方法を適用しています。寸法計測用のレンズは、屋外などの温度変化や振動があるような厳しい状況で使用されることもあります。シュリンクフィッタで接合したレンズは、そのような過酷な状況下でも常に安定した解像力が得られます。
弊社では光学系の設計から製作までを行ないますので、お客様のご要望に応じて自由に仕様を変更する事が可能です。例えば、下記の項目の仕様が変更可能です。
焦点距離 / 倍率 / FNo. / テレセントリック性 / 撮像エリア /
バックフォーカス / マウント仕様(Pマウント,Cマウント等) / など。
両側テレセントリック撮像レンズの関連カタログ
【事業コンセプト】 ●光学技術に専門性を発揮する 開発指向型の企業として、光学系と光走査技術に専門性を発揮し活動します。 特にレーザ走査技術を用いて、広い領域を高精度に計測したり、画像を描画できる装...
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