B&Rは新世代のディスプレイ・データ伝送テクノロジーを発表しました
B&Rはデジタルディスプレイのデータ伝送について、これまで培ってきた技術を基に、新バージョンのテクノロジー、Smart Display Link 3 を発表しました。この新バージョンでは、PCとパネルの距離を最大100mにすることが可能になり、特にモジュラーマシン、システムの製造には大きなメリットがあります。Smart Display Linkテクノロジーは2004年に初めて発表され、これによりB&Rのお客様は40メートルまでの距離でHMIデバイスを操作できるようになりました。
Smart Display Link 3("SDL3")により、通信チャネルはすべて標準のイーサネットケーブルを通じて伝送されます。ケーブルのコストを削減するだけでなく、細径ケーブルとRJ45コネクタはフィードスルー開口部やサポートアームシステムのような狭いスペースにもぴったりです。SDL3は高性能なグラフィックパフォーマンスも可能にします。グラフィックデータはPCシステムからパネルに直接伝送され、Panel内部にもう1つのPCをもち処理する必要はありません。このテクノロジーはオペレーティングシステムに関係なく使用できます。
モジュラーデザインなので、SDL3は新しい世代の製品だけでなく、以前の世代のものも含めて、あらゆるオートメーション・パネル上で使用できます。つまり、SDL3は今フィールドにあるすべてのオートメーションパネルと互換性があるのです。
B&Rはオーストリアに本社を置くイノベーティブなオートメーションカンパニーで、世界各地に事務所を展開しています。2017年7月より、B&RはABBグループの一員となり、ひとつのビジネスユニットを形成し...
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