光学式アブソリュートエンコーダ 三菱シリアル通信プロトコル対応

RESOLUTETM

レニショー株式会社

レニショーの RESOLUTE TM 光学式アブソリュートエンコーダが、リニアエンコーダ形式で三菱シリアル通信プロトコルに対応できるようになりました。このため、電子回路組立、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造、工場自動化、汎用モーションコントロールアプリケーションに広く使用される三菱 MELSERVO-J4シリーズのサーボ増幅器にも RESOLUTE を使用することができます。

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これらの産業では、スループット、精度、機械性能を向上することが重要になることから、サーボ駆動にステータスをレポートするための信頼性と精度が高い高速エンコーダの選択が不可欠になります。真のアブソリュートエンコーダ、RESOLUTE は、長時間にわたって厳しい動作を続ける軸の正確なモーションコントロールの鍵になり、稼動時間、スループット、生産高を向上することができます。RESOLUTE リニアエンコーダは、サブミクロン単位の精度と、1nmという超微細分解能、最大100m/sという高速性を備えています。従って、SMT機、PCB穴あけ機、その他の電子回路組立機に RESOLUTE を使用することで、高いCPH(毎分コンポーネント数)定格を達成し、PCの穴あけ速度を向上して検査時間を短縮できます。

さらに RESOLUTE は、真のアブソリュートエンコーダであるため、スイッチを入れた直後から、移動前でも軸の位置を正確にレポートします。このため原点復帰が必要なく、リニアモーターとの即時通信が可能になるため、制御された安全な方法により短時間で機械を再起動できるようになります。実際に、ワークの加工中に機械の電源が切断された場合でも、RESOLUTE アブソリュートエンコーダにより機械を制御し、貴重なパーツと工具の安全性を保持することができます。たとえば、LCD製造用の壊れやすいガラスシートなどは、衝突の危険性を大幅に低減しながら安全に排出します。

レニショーのエンコーダは、スピードと高精度を備えるだけでなく、ダイナミックパフォーマンスにも優れています。RESOLUTE の高度な光学機構は、速度リップルに影響を与える短期的な誤差(別名サブディビジョナルエラー)を低減するよう設計されています。その結果、他社製品に比べてプログラムされた速度プロファイルからの偏差を10倍近くまで低減できるため、動的モーションをスムーズに行い、固定位置での安定性を強化する一方で、ヒステリシス誤差を最低限に抑えることで、優れた機械性能を発揮できます。この例として、FPD業界の検査システムでは、動きのブレを低減してより正確な位置決めが可能になるため、高精度のピクセル検査をより高速で行うことができます。

レニショー株式会社

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