真空中で加熱(最大温度:180℃)・冷却(最低温度:-20℃)しながら擂潰(すりつぶし)を行うことが出来る ロータリーエバポレータとしても使用可能
■特⾧
・石川式撹拌擂潰機の基本性能はそのままで、真空中で加熱・冷却をしながら擂潰処理ができる。
・磁器鉢を銅釜で覆い、均一に熱が伝わる機能を有する。熱伝導率の高いステンレス鉢にも対応。
・外部循環液により、-20℃~180℃までの加熱・冷却を行いながら、撹拌擂潰処理が可能。
・処理中も擂潰物の確認可能な窓を向かって左側に有する。
インバーターを標準装備し、杵の回転数を制御可能。
■諸元
(装置)
高さ:1320mm
幅:510mm
奥行:540mm
(鉢)
内径:152mm
深さ:84mm
加工容積:0.4ℓ
鉢材料:ステンレス、専用磁器(銅の外釜に磁器鉢)
■オプション
ご要望があれば、下記オプション装置も弊社で準備可能です
・真空ポンプ
・冷却トラップ装置
・高低温循環恒温槽(サーキュレータ)
この製品の利用用途
好適実施例】
・スラリー、ペーストを分散、混練しながら濃縮、乾燥処理が同時にできるので、材料を固まらせることなく細かく粉砕。
・溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で杵の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
・真空による脱水効果を利用し、同時に粉体の粒子を粉砕、解砕をおこなうので、水和物から水分を取り乾燥させることも可能。湿気を嫌う材料の処理にも好適。
・真空/減圧雰囲気、アルゴンや窒素ガスなどの不活性ガス置換雰囲気で濃縮、乾燥、脱泡、撹拌擂潰処理(撹拌、すり潰し、混練、分散、混練の同時処理)も出来るので嫌気性(酸素を嫌う)材料処理に好適。
・石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし」「混合」「練り合わせ」「粉砕」「破砕」を同時に行う事が出来る機械です。
・真空中で冷却することにより、エバポレータとしての機能も有する。
・下記メカニカルアロイングを用いて、電子材料や二次電池材料の合成可能。
これにより、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果が認められます。
真空型 加熱・冷却型
真空中で加熱(最大温度:180℃)・冷却(最低温度:-20℃)しながら擂潰(すりつぶし)を行うことが出来る。
エバポレーターとしても応用可能
製品カタログ | ダウンロード |
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メーカー | 石川工場 |
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シリーズ | 石川式撹拌擂潰機 |
製品ブランド |
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発売日 | 2024年1月1日 |
メーカー製品情報ページ | https://www.ishikawakojo.jp |
登録カテゴリ |