Jetson nanoへ簡単画像入力
Jetson nanoに画像を入力するためのキットです。 Jetson Nanoには、Raspberry Pi用のカメラコネクタが実装されています。このMIPIポートに、SVO-03-MIPIを接続します。Jetson TX2でも同様の接続が可能です。 これにより、PCに保存された画像またはHDMI経由の画像を、NVIDIA社Jetsonシリーズに流しこむことが出来ます。
MIPIジェネレーターSVO for Jetson って何?
通常の開発においては右図【カメラを使った場合】のようにJetson™nanoにラズパイカメラを接続して撮影しながら開発を進める必要があります。
弊社のMIPIジェネレータ「SVO-03-MIPI」を使うことでラズパイカメラの代わりに映像をJetson™nanoにいれることが可能です。これにより製品の評価、テストなどの効率化を支援いたします。
※カタログをご覧ください。
HDMIモードでJetson nanoへ映像入力
Jetson™ nanoのCSI ポートにMIPIジェネレータ「SVO-03-MIPI」を 15pinFFCケーブル で接続し、映像をHDMI経由で Linux システムに出力ができるため、Jetson™ nanoによるAI画像解析、物体認識、姿勢推定などの検証が可能になります。
この図はHDMI経由で映像を入力するモードとなります。PCのHDMIポートから出力される映像をSVO-03-MIPIでRGBからRAW 10bit変換を行いJetson™nanoに映像をいれることができます。
PC上では拡張ディスプレイとしてSVO-03-MIPIが認識されますので、そこに流したい映像をおくことでリアルタイムに映像を送信できます。これにより録画してある映像ソースを入れ替えて検証が可能です。また市販のビデオコーダーのHDMI端子から出力する映像を使うことも可能です。その場合解像度は1080pまたは720pの映像に限定されます。
※カタログをご覧ください。
USBモードでJetson nanoへ映像入力
PCで再生した映像データを「SVO-03-MIPI」から出力することで、PC上に保存された映像データをJetson™ nanoの映像ソースとして使用できます。Jetson™ nano に映像を入れることにより AIの画像認識モデルの開発が可能です。
この図は USB 経由で映像を入力するモードとなります。まず弊社の SVM-06 ボードに ラズパイカメラ用の I/F ボードである NV011-D を取り付けてラズパイカメラの映像を AVI 形式で PC に保 存します。
次に PC 上に SVO-03-MIPI を購入時に同梱されています再生ソフト SVOGenerator を立ち上げて、まずはファイルオプションの設定画面で RAW 10bit を選択します。先ほど録画した AVI 形式のファイルを選択し、出力タイミング等の設定を行い、コントロール画面で Play ボタンを押します。するとラズパイカメラで録画した映像を SVO-03-MIPI を経由して Jetson™nano に映像をいれることができます。
このようにラズパイカメラで撮影した保存映像をなんども繰り返し再生することができますので、開発の効率化が図れます。
製品カタログ | ダウンロード |
---|
メーカー | ネットビジョン |
---|---|
メーカー製品情報ページ | https://www.net-vision.co.jp/solution/jetson_nano.html |
登録カテゴリ |