当社は、受配電・制御機器分野で日本市場をリードしてきた富士電機株式会社の 器具事業部門と、同分野におけるグローバルトップメーカーである
仏シュナイダー エレクトリック社の日本事業を統合した合弁会社です。

　今日、電気エネルギーを創る・送る・使うというエネルギーマネジメントで、これまでにない大きな変革のうねりが起きています。新興国を始めとする世界規模での電力インフラの拡充、石油価格の高騰、太陽光・風力などの再生可能エネルギーの実用化、直流（ＤＣ）アプリケーションの重要性の拡大、分散化した発電と電力供給網を制御するためのＩＴ化の試みなどが世界的な流れとなっています。

また、日本においても震災を背景として、工場・ビル・家庭・物流において、消費エネルギーのさらなる削減がおこなわれ、企業における積極的な自家発電の導入などと相まって、電気エネルギー史の転換期を迎えた感があります。

　この「電気の再発見」後の世界において、受配電・制御機器が担う役割に、新たな重みが加わりつつあります。私たちは、富士電機とシュナイダーエレクトリック社という日本と世界のリーディングカンパニーが長い歴史を通じてそれぞれに積み上げてきた技術力とグローバルな知見を結集し、お客様の新たなニーズを確実に満たすことが使命と考えます。

また、国内はもとよりグローバルに事業を展開するお客様に、国際規格対応の豊富な品揃えと万全なサポート体制でお応えしてまいります。

　私たちは、変革の時代において、新たな価値とお客様とを着実に結びつけ続けることにより、社会に貢献してまいりますので、今後とも更なるご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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