私は、創業者である祖父が建てた現工場の敷地内で生まれ、育ちました。そんな私がこの仕事を始めたのは、たまたまかもしれませんが私はこの仕事との出会いに感謝しています。この仕事をしていて良かったなと思える時があります。それは、うちの精密金型を凄いね、といってもらえた時。ありがとうといって喜んでもらえた時です。
そして町で見かけた製品に、うちの金型から生み出されたプラスチック部品が使われているのを発見すると、誇らしく、そして嬉しい気持ちになります。ものを造るには金型が必要です。日本の製造業は、日本の金型技術が支えてきました。そして日本の金型技術は、日本人の感性が支えてきました。
私たちの工場には、鋼を1μmの削った時の、教科書には載っていない振動や、音、匂いが充満しており、その感覚をもったものでないと理解できない職人の世界があります。その感覚を持ちながら、工学的・科学的・論理的に、金型という日本が誇る工業技術と向き合い、30年後の日本の製造業を支え、50年後、100年後の日本へ、その技術と精神を伝えていけるエンジニアを育てたいと考えています。
私達は、未来へと繋げるバトンを託された企業としてその社会的責任を、果たしたいと考えています。
会社名 | 藤塚精密金型株式会社 (ふじつかせいみつかながたかぶしきがいしゃ)
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所在地 |
〒 577-0033 大阪府東大阪市御厨東2丁目12番12号 |
資本金 | 1200万円 |
設立 | 1959年5月25日 |
事業内容 | 各種プラスチック成形用金型の設計・製作並びにこれに付随する一切の業務 |
FAX | 06-6787-1810 |
WEBサイト | http://www.fujitsuka-sk.co.jp |
業種 | その他の製造業 |