今日のDantec Dynamics社のルーツは、Dansk Industri Syndikat (DISA)が1947年に創立した「電子工学部門」にあります。このDISA社は1930年代、当時全く新しい分野であった電子工学に着目しました。
数年を経て、1943年に、Binzerというエンジニアと3人のDanmarks Radio社の従業員が低電流電子機器分野の開発プロジェクトを引き受けるために研究所を設立しました。
DISA社は、その研究所の活動に注目しました。それはDISA社自身が携わっていた仕事を補完するのみならず、その将来の事業計画に関わるものだったのです。そこでBinzerと3人の同僚は自分達の研究所をDISA社内に移設しました。こうしてDISA社の電子工学関係の活動は、前述のように4年後の1947年に電子工学部門に集約され、この年が今日のDantec Dynamics社の創立となりました。
この部門は間もなく、医療用と、圧力や回転の測定用の多くの高品質の製品を開発し始めました。このころの初期の製品として、ターボチャージャーの回転を測定するDISATACがあり、現在でも船舶や海洋開発産業用に販売されています。
Dantec Dynamics社が流れ測定の専門技術をベースとした知識を開発したのは1950年代でした。そして、このノウハウによって当社は、流れ測定と粒子特性の測定器のリーディング・サプライヤーとしての現在の地位を確固たるものにしたのです。
また商用として世界初の定温度型熱線流速計(CTA)を1958年に発売しました。1940年代の終わり頃から世界中の研究者がCTAに興味を示し始めていたので、Dantec Dynamics社の測定機器は大歓迎されることとなりました。これが、後のレーザー・ドップラー流速法、PDA、PIVの分野での革新的な測定システム開発の大きな第一歩となったのです。 Dantec Dynamicsの日本オフィスは2003年6月5日に設立されました。
会社名 | ダンテック・ダイナミクス株式会社 (だんてっく・だいなみくすかぶしきがいしゃ)
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所在地 |
〒 105-0013 東京都港区浜松町1-8-6 FKビル |
資本金 | 1000万円 |
設立 | 2003年6月5日 |
事業内容 | デンマークDantec Dynamics A/Sの製品の販売、保守、サポート、コンサルタント |
FAX | 03-3432-2460 |
WEBサイト | http://www.dantecdynamics.jp |
業種 | その他の製造業 |