昭和26年以来、日本電信電話公社電気通信研究所、通産省工業技術院電子技術総合研究所、各大学の研究室の方々のご指導のもとに導波管よりはじまった試作品は電気通信の発展と共に光通信、レーザー関係に広がり、その工作精度は百分の一の単位から、ミクロンの単位まで精密になり、恒温室において加工するまでになりました。今後さらに一層工作精度はきびしくなり、その試作サイクルはみじかくなる状況にありますが、この矛盾した命題を克服することが雄島試作研究所の使命です。