溶接材料メーカーである当社は、新規事業に挑戦していた1980年代後半に、フラックス入りワイヤ製造の蓄積技術を応用して金属管光ファイバーケーブルを開発。1990年に「ピコループ」というブランド名で販売を開始した。光ファイバーケーブルの大きな課題である〝断線〞を克服するオンリーワン商品として、現在も市場から高く評価されている。金属管の中にフラックス粉を内包している溶接ワイヤの粉とは異なる光ファイバーでの製造技術を試行錯誤の末に確立。高強度なのに自由に曲げられる品質信頼性と作業性から、鉄道信号や新幹線、半導体製造装置、テレビ局やコンサート中継に至るまで断線が許されない領域を中心に使われている。今後もピコループブランドの商品バリエーションを拡充するとともに、独自技術を応用した新たな商品開発にも挑む。
会社名 | 日鉄溶接工業株式会社 (にってつようせつこうぎょうかぶしきがいしゃ)
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所在地 |
〒 275-0001 千葉県習志野市東習志野7-6-1 |
資本金 | 21億円 |
事業内容 | 溶接材料の製造・販売 溶接機器の設計・製造・販売 プラズマ溶接機器の設計・製造・販売 金属管光ファイバケーブル、光ファイバセンサの製造・販売 溶接技術のコンサルティング |
WEBサイト | https://www.n-picoloop.com/ |
業種 | その他の製造業 |