1/2ページ
カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(1.4Mb)
クリップするURLを送る

【WhitePaper】ファクトリー・オートメーションのAI活用に特化 「エッジラーニング」が製造現場のDXを加速させる

ホワイトペーパー

コグネックスのAI技術「エッジラーニング」がどのように製造現場にお役立ちできるかをご紹介

「すべての人に AI のパワーを」をビジョンに掲げる新たなAI技術に注目

このカタログについて

ドキュメント名 【WhitePaper】ファクトリー・オートメーションのAI活用に特化 「エッジラーニング」が製造現場のDXを加速させる
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
ファイルサイズ 1.4Mb
取り扱い企業 コグネックス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

この企業の関連カタログの表紙
DataMan 290 ポスター
製品カタログ

コグネックス株式会社

この企業の関連カタログの表紙
エッジラーニング画像システムIn-Sight 3800
製品カタログ

コグネックス株式会社

この企業の関連カタログの表紙
エッジラーニング
ホワイトペーパー

コグネックス株式会社

このカタログの内容

Page1

コグネックス株式会社 ファクトリー・オートメーションのAI活用に特化 「エッジラーニング」が製造現場のDXを加速させる 「すべての人に AI のパワーを」をビジョンに掲げる新たなAI技術に注目 “モノづくり ”の現場における AI/ディープラーニング活用は難易度の高いタスクといえる。マシンビジョンシステム に組み込み、現場主導で運用できる実践的な最新 AI技術「エッジラーニング」を利用して、AI技術の効果的な活用を 推進したい。 の自動検査は行われてきたが、ベテラン担当者の目視でな 製造現場に特化したエッジコンピューティング技術が ければ検査が難しい領域も多く、業務の属人化や人的コス AI/ディープラーニングモデルの複雑さを解消する トの増大といった課題を抱える企業も少なくないのが現  現代のビジネスにおいてデジタル技術の活用はもはや 状。そこでマシンビジョンのシステムにAI/ディープラー 不可欠といえる。あらゆる領域でデジタルトランスフォー ニングの技術を取り入れ、属人化の解消やコストの削減、 メーション(DX)が加速し、業務の自動化・効率化から、 製品品質の向上を図るといったアプローチが注目される 新たなビジネスモデルの創出まで幅広い取り組みが推進 ようになった。 されている状況だ。“モノづくり ”の分野も同様で、AIや  とはいえ、AI/ディープラーニングの技術をファクト IoTといった先進技術を用いたファクトリー・オートメー リー・オートメーションに導入するのは非常に困難なミッ ション(FA)により、ビジネスの競争力を高めたいと考 ションだ。プログラミングスキルを持った人材の確保から えている企業は増加傾向にある。なかでも、AI/ディープ 高性能コンピューターや GPUといったハードウェアの ラーニングの活用は製造 DXにおけるトレンドとなって 調達まで解決すべき要素は多岐にわたり、分析精度を高め おり、特に自動検査・プロセス制御・ロボットの制御など るには膨大な画像を用意し、時間をかけて学習を行う必要 製造現場で活用されるマシンビジョンの領域における AI がある。TensorFlowや PyTorchといったオープンソー 活用には期待が高まっている。 スのディープラーニング /機械学習ライブラリが登場した  製造の現場においても人材不足は深刻化しており、業務 とはいえ、製造現場においての導入のハードルはいまだに の自動化・効率化は喫緊の課題といえる。以前からルール 高い。実際、難易度の高さから導入を断念したという企業、 ベースのマシンビジョンシステムによる部品や最終製品 導入はしたものの期待していた成果を出せていないとい ■ ディープラーニングではなく、エッジラーニングを使う3つのメリット ■ テクスチャのある金属板 ディープラーニング エッジラーニング エッジラーニングのメリット 数枚の画像 数百~数千枚 �~ �� 枚 数時間~数日 数秒~数分 ディープラーニングシステムと それに必要なプログラミングの 経験不要 経験が必要 エッジラーニングは、画像処理においてディープラーニングを活用する際の課題を解決する。少ない画像で時間をかけずに学習でき、プログラミングスキルを持った人 材も不要。現場主導のAI活用を実現することが可能だ(左)。なお、右は欠陥の検査/分類や、欠陥と許容可能な以上の区別が可能なった一例。 1 ファクトリー・オートメーションの AI活用に特化 「エッジラーニング」が製造現場の DXを加速させる
Page2

■ 文字読み取り ■ LEDの品質チェック 自動車工場などで有効なのが「文字の読み取り」機能。製造番号やシリアル番号と LEDにおけるOFF/ON/PWRの各ステータスを区別し、PCBのLEDの正常動作を いった文字情報を読み取り、トレーサビリティの確保などに利用できる。 自動的に検査することも可能。 う企業もめずらしくない。 ル)を実装している。前者では、例えば製造番号やシリア  こうした課題を解決するソリューションとして期待さ ル番号などを読み取り、昨今重要性が高まっているトレー れているのが、ファクトリー・オートメーションでの利用 サビリティの確保を実現。また、パッケージ(箱)内に必 に特化し、ある程度の学習が行われた状態で提供される新 要な内容が揃っているを検査したりといった使い方にも しい AI技術である「エッジラーニング」だ。 対応する。後者の「分類」では、良品・不良品の分類だけ ではなく品種までを分類して判別可能。部品の LEDがオ ディープラーニングの知識やプログラミングスキルは不要 ンなのかオフなのかを分類して発光状態をチェックした 生産工程の多様なシーンで、AI技術を効果的に活用できる りと、さまざまなシーンで効果的な自動検査を実現。さら  エッジラーニングは、「すべての人に AI のパワーを」を に良品・不良品の分類では、単に「不良」という分類では コンセプトに開発され、検査を行う工場内のデバイス、す なく、「焦げている」「ペンキが塗られている」といった不 なわち “エッジ ” 側で処理を行う産業用途に特化した AI 良の要因までを分類可能。不良の要因となる工程を判別し 技術となる。ディープラーニングでは学習用に数千、数万 てフィードバックすれば、生産プロセス全体の最適化を図 の画像を用意しなくてはならないケースも多いが、エッジ ることもできる。 ラーニングでは数枚の画像を使い短時間での学習が可能。  コグネックスでは画像センサ「In-Sight 2800」や、マ ディープラーニングの知識やプログラミングスキルを持 シンビジョンのソフトウェアライブラリ「VisionPro つ人材なしでも容易に導入・運用できる。 Deep Learning」など、エッジラーニングの技術を実装  このエッジラーニングの技術を取り入れたソリュー した製品ラインナップを取り揃えている。AIの万能的な ションを展開しているのが、マシンビジョンの分野で豊富 イメージに囚われず、“現状をより良くしたい ”というシ な実績を持つコグネックスだ。同社のエッジラーニング製 ンプルなビジョンで製造現場の AI活用を促進したい企業 品では「文字の読み取り」と「分類」の 2つの機能(ツー にとって、導入を検討する価値は大いにあるはずだ。 コグネックス株式会社 〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコート23階 お問い合わせ TEL. 0120-301-448 E-mail. JapanMarketing@cognex.com https://www.cognex.com/ja-jp すべての製品名、サービス名、会社名、ロゴは、各社の商標、または登録商標です。製品の仕様・性能は予告なく変更する場合がありますので、ご了承ください。  2 ファクトリー・オートメーションの AI活用に特化 「エッジラーニング」が製造現場の DXを加速させる