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FJ-8000シリーズ
このカタログについて
ドキュメント名 | 多段噴射量計測システム |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
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登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社小野測器 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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Multi-Stage Injection Analyzer
多段噴射計測システム
FJ-8000 series
より実機に近い環境で噴射率・噴射量を
高精度・高分解能に最大15段まで計測
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FJ-8000シリーズ_p2&3
Multi-Stage Injection Analyzer FJ-8000 series
進化する燃料噴射系に対応した多段噴射計測システム
噴射量検出部 リアルタイムデータ表示
より実車環境に近い噴射計測 多彩なリアルタイムデータ表示
標準機能
バーグラフ
全気筒の噴射量の平均値
FP-213を用いた温度補正 リアルな噴射率計測 各気筒、噴射段ごとの噴射量 1~ 4気筒をバーグラフ表示 それぞれの 標準機能を拡張(別途
噴射量 費用)して、10段、15段
リアルタイムで燃料の温度補正係数 検出器内部構造の改良により噴射後 表示が可能になります。
を算出 の反射波の影響を軽減、リアルな噴 数値モニタ
射率計測を実現 各気筒の噴射量、噴射期間、 3段目
検出器内温度等を数値で表示 2段目 4段目
● 内部形状の球形化 ● 改良後の噴射率波形 FJ-0870 / FJ-0871で、噴射期 1段目 5段目
0.9 0.2
Coil current 間などの時間データが表示
dP/dt 噴射量の数値表示
0.6 0.1 可能
検出器内温度、
0.3 0 FP-213温度、
温度補正値表示
0
-0.3
0.5 1 1.5 2 2.5
Time [ms] オプション機能
振動の低周波成分を低減 噴射率モニタ
(FJ-0872 噴射率波形
FP-213 表示・出力機能)
アセンブリ 噴射率、圧力、1ch分の外部
からの入力信号(噴射指令
外部入力信号(噴射指令)
等)を同時に表示
保存したデータとの重ね書 圧力波形
きにも対応
背圧調整部 噴射率波形
FJ-0600 ※ は、保存したデータ
マルチ噴射量検出器
ピッチ
トレンドモニタ
り付け
ポンプ回転速度
取 (FJ-0873 トレンドグ
ラフ表示機能) 3段目噴射量
最大3000 cycle、16 項目の 5段目噴射量
6気筒分の検出部構成例 検出器内温度データをトレンド形式で表示
4段目噴射量
最大8気筒のレイアウトまで対応 (8 項目ごとに切替表示) 2段目噴射量
※ 噴射時間などの時間データは対
応するオプションが必要
1段目噴射量
取り付けピッチ
機能拡張 ( 別途費用必要 )し、 デュアルモニタ
高背圧対応が可能 100,200 mm
3/strの検出器の場合、 数値表示トレンドグラフとバーグラフ 各データの縦軸の最大/最小値
最小97 mm を同時に表示可能
筒内圧に近似した13 MPaまで高圧化 ※97 mm未満は別途ご相談ください。
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dP/dt [MPa/ms]
Coil current [A]
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FJ-8000シリーズ_p4&5
Multi-Stage Injection Analyzer FJ-8000 series
データ解析 高速サンプリング
サンプリングしたデータを様々な手法で解析 高速サンプリングによる高精度な噴射タイミング解析
標準機能 標準機能
●TQ-Q線図(噴射指令値-噴射量線図) 高速サンプリング(インジェクタ駆動信号:1 MHz、圧力信号:200 kHz)により、次噴射までのインターバル、
横軸が噴射指令、縦軸が噴射量の線図で噴射指令に対する噴射量の変化を表示 噴射開始/終了遅れ時間等の噴射タイミングを高精度に解析
統計データ
噴射指令期間(標準)
平均値、最大/最小値等 噴射指令インターバル期間(標準)
インジェクタ駆動信号
噴射量[mm3/str]
任意のカーソル位置の
噴射量の数値表示
FJ-0600からの圧力信号
噴射指令値
(パルス幅)[μs]
噴射率波形
●T-Q線図(横軸:サイクル 縦軸:噴射量) ●統計データ 噴射率(単位時間当たりの 次噴射までの 噴射開始 噴射終了
サイクルによる各気筒ごとの噴射量の変動を表示 噴射量、噴射期間、検出器内温度等の平均値、標 噴射量)は、圧力信号を時 インターバル 遅れ時間 遅れ時間
間微分することで得られます。 (オプション) (オプション) (オプション)
●N-Q線図(横軸:回転速度 縦軸:噴射量) 準偏差、最大/最小値等を表示
噴射期間
(オプション)
ポンプ回転速度による各気筒ごとの噴射量の変化 ●データリスト
を表示 1 cycleごとの噴射量、噴射期間、検出器内温度等
●ヒストグラム のデータを表形式で一覧表示
オプション機能
設定した噴射回数ごとの噴射量分布を表示 ●噴射量グラフ FJ-0870 噴射期間/インターバル計測機能
サンプルした各データをトレンド形式で表示(最大 FJ-0871 噴射開始/終了遅れ時間計測機能
50000 cycle表示可能)
オプション機能
●噴射率グラフ(FJ-0872 噴射率波形表示・出力機能) ユーザーニーズに応じた多彩な機能
各気筒の圧力波形、噴射率波形、1ch分の任意の波形を1 cycleごとに表示
表示された波形をデータファイル(csv)に出力可能 ●波形出力機能(※FJ-0600検出器のみ)
噴射率波形、圧力波形等を外部機器( オシロスコープ等) へ出力
●インターロック機能
任意のカーソル位置の 監視対象のデータが設定範囲外になった場合、その前後のデータを保存・表示
波形の数値表示
●FJ-0874 アナログ入力機能
外部入力信号
(噴射指令) 外部からのアナログ信号を、ポンプ回転に同期したタイミングでサンプリング
●FJ-0875 アナログ出力機能
圧力波形 噴射量、検出器内温度等の計測値を外部機器( ロガー等) へ出力
●FJ-0878 質量噴射量計測機能
噴射率波形 連続質量流量計 FZシリーズから取得した密度を元に、体積噴射量を質量噴射量に換算
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FJ-8000シリーズ_p6&7
Multi-Stage Injection Analyzer FJ-8000 series
システム構成図 噴射量の検出原理
FJ-0600 定容積式
検出器1気筒分の構成 OPTION Zeuchの方法を応用したもので、燃料を
連続質量流量計 FP-213流量計
FZシリーズ 満たした密閉容器内に燃料を噴射すると、FJ-0600の場合 温度センサ
OPTION リリーフ弁 その噴射量に比例し容器内圧力が上昇FM-2500A/1500へ
容積式流量検出器 FJ-0750 することを利用し噴射量と噴射率を測定
FP-213
燃料タンクへ 排出弁 バルブドライブ
計測ラックの構成 ユニット するものです。噴射された燃料は、測定
噴射 圧力センサ FJ-0730
ノズル 完了と同時に排出弁にて排出され次の噴温度センサ 専用アンプ
安全弁 射に備えます。排出弁開弁時に検出器内
OPTION
FJ-0600へ FJ-0810へ ディジタル流量計 燃料 FJ-0600 圧はリリーフ弁の設定圧と等しくなり、こ
FM-2500A/1500 れが噴射ノズルに対しての背圧です。
アンプユニット
FJ-0730 入出力ユニット FJ-030 定圧力式
FJ-0830 / FJ-0831
噴射前と噴射後のベローズ先端位置を非
CPUボード 排出
FJ-0800 FJ-0750
バルブドライブ 接触式変位センサで検出し、ベローズ有
噴射量検出器 シグナルコンディショナ ユニット
0600 *1 排出弁 N ガス/ドライエアー
効面積より噴射量を算出します。噴射さ
FJ- FJ-0810 2
FJ-030 れた燃料は、測定完了と同時に電磁弁に
噴射ノズル
FJ-0037
0600 専用アンプ
て排出され次の噴射に備えます。ベロー
FJ- へ
燃料 非接触変位センサ ズの内側からは高圧のガスが加えられて
ベローズ おり、これが噴射ノズルに対しての背圧
検出器1気筒分の構成 安全弁
背圧用
N2ボンベ です。
2次調圧弁
FJ-030の場合 バルブドライブユニットFJ-0750*2
燃料タンクへ FJ-0810へ
参考外形寸法図 (単位:mm)
FJ-030へ
FJ-0600 FJ-030 FJ-8000システム
FJ-8000
燃料出口(Rc1/4) 噴射計測システム
バルブドライブユニット 6-M6 深サ15
噴射量検出器 アンプユニット *2 (P.C.Dφ84)FJ-0750 排出弁駆動用コネクタ
FJ-030 FJ-0037
2-M8x1.25 深 10
FJ-030へ
*1: 1気筒につき1枚のシグナル (インジェクタホルダ固定用)
コンデショナが必要 (138) (104)
*2:1台につき4気筒まで対応 φ18 H8 φ37 インジェクタホルダ挿入口 液晶モニタ
安全弁( +0. 027-0 ) キーボード、
マウス
コモンレール 温度センサ
:燃料の流れ 排出弁 燃料入り口
:信号の流れ
(φ14)
噴射ポンプ FJ-0750
Discharge Valve Driver
140 (FJ075Z01C)
FJ-0750
燃料排出口(Rc1/8) (114) 50 (154)172 Discharge Valve Driver100 (174) (FJ075Z01C)
(242) (102)
540 (40)
※検出器のベース形状などをお客様設備に合わせカスタマイズ致します。
6 7
83
53
50
10 (8.5)(23.7) 60
154
(282)
176
110
(50) 1750
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仕 様
名 称 型 名 項 目 仕 様
システム仕様 主要機能※1 ガソリン、ディーゼルエンジンの多段噴射システムの燃料噴射量/噴射率の測定
計測可能気筒数 1~8気筒(噴射順序を任意に設定可能、多気筒時の噴射間隔は均等割り)
計測可能噴射段数 5段(オプションで10段、15段にも対応可能)
測定項目※1 燃料噴射量(各段噴射量、トータル)、噴射回数、ポンプ回転速度、温度、背圧、
噴射期間、噴射インターバル
統計データ 瞬時値、平均値、積算値、標準偏差、最大値、最小値、気筒間偏差
表示内容※2 1.リアルタイム計測表示(各段噴射量+トータル噴射量の棒グラフ及び数値表示)
2.噴射量のヒストグラム
3.サイクル噴射量線図(T-Q線図)
4.回転速度-噴射量線図(N-Q線図)
5. 噴射期間(各噴射及びインターバル)
6.噴射回数ごとの計測データ(1~5段及びトータル噴射量、温度、回転速度、背圧)
7.噴射率波形
8.各噴射量の平均値、積算値、標準偏差、最大値、最小値、気筒間偏差表示
記憶容量 1気筒あたり最大50000サイクル分
燃料噴射量検出器 型名 FJ-0600 FJ-030
測定範囲※3 トータル噴射量;0.1~100、200、300、400 mm3/str
補助噴射量;トータル噴射量の20 %まで
測定精度 ±0.05 % F.S. 以下(測定噴射量:20 % F.S.以下) ±0.1 % F.S. 以下(測定噴射量:20 % F.S.以下)
±0.25 % 読取値以内(測定噴射量:20 % F.S.以上) ±0.5 % 読取値以内(測定噴射量:20 % F.S.以上)
分解能 最大測定噴射量の1000分の1
噴射周期 1~50 Hz(60~3000 r/min)
ノズル背圧※3 1~4 MPa、1~13 MPa(オプション) 1 MPa
背圧媒体 燃料 N2ガスorドライエアー(お客様にてご用意下さい)
燃料温度※3 10~120 ℃(検出器内)
圧力検出器 半導体式(背圧測定用)/ピエゾ式(噴射量測定用) 半導体式(背圧測定用)(オプション)
温度検出器 測温抵抗体(Pt100 Ω) 測温抵抗体(Pt100 Ω)(オプション)
校正用流量検出器 FP-213※4 用途/計測範囲 噴射量校正用流量検出器 / 0.06~60 L/h(FJ-0600用)
測定精度 ±0.5 %読取値(0.18~60 L/h時)、±0.0009 L/h以下(0.06~0.18 L/h時)
アンプユニット FJ-0730 FJ-0600噴射量検出器用アンプで、検出器1台につき1台必要です。(検出器の近くに設置)
FJ-0037 FJ-030噴射量検出器用アンプで、検出器1台につき1台必要です。(検出器の近くに設置)
シグナルコンディショナ FJ-0810 検出器接続台数 1ch、FJ-030 or FJ-0600を選択
圧力信号入力部 噴射量 --- FJ-0600用、背圧
変位信号入力部 噴射量 --- FJ-030用
温度信号入力部 噴射量検出器内部温度、FP-213流量検出器温度
流量信号入力部 FP-213流量検出器よりのパルス信号
噴射率信号出力部 0~5 V / 0~F.S. mm3/ms(校正時)、F.S.値は測定範囲により100 mm3/ms、200 mm3/ms、
300 mm3/ms、400 mm3/msとなります。各噴射段ごとに個別に出力します。
ディジタルローパスフィルタ付き(1、1.2、1.5、2、2.5、3、4、6、8 kHz及びスルー)
角度パルス信号入力部 基準パルス;1 P/R(必須)、角度パルス;360、720、900、1800、3600 P/Rより選択
CPU FJ-0800 シグナルコンディショナ接続台数 最大8ch
バルブドライブユニット FJ-0750 排出弁ドライブ数 最大4ch(5ch以上は2台必要になります。)
オプションソフトウェア FJ-0870 噴射期間/インターバル計測機能 噴射期間と噴射インターバルを計測し、以下のモニタに表示します。
数値モニタ、統計データ、データリスト、噴射量グラフ、トレンドモニタ、デュアルモニタ。
FJ-0871 噴射開始/終了遅れ時間計測 外部入力パルス(インジェクタの駆動パルス)の立ち上りから噴射開始までの時間および外部入力パルス
の立ち下りから噴射終了までの時間を計測し、以下のモニタに表示します。外部パルスは、0-5 Vロジック
信号(Lo:0.4 V以下、Hi:4.5 V以上)。
数値モニタ、統計データ、データリスト、噴射量グラフ、トレンドモニタ、デュアルモニタ。
FJ-0872 噴射率波形表示・出力機能 任意に選択した気筒の噴射回数ごとの検出器信号と噴射率波形表示、及び保存が可能です。 検出器より
の出力信号を200 kHzでサンプルしたデータの表示/出力が可能で、お客様側で任意に 加工、解析がで
きます。最大100サンプル。
FJ-0873 トレンドグラフ表示機能 任意に選択した気筒の、選択した16項目(回転速度、各気筒噴射量、背圧、噴射期間、温度等)のデー
タをサイクルごとにトレンド表示します。表示は8項目ごとの切り替えです。
時間データについては対応するオプションが別途必要です。
FJ-0874 汎用アナログ入力 外部からのアナログ信号(最大16 ch)を物理量に変換した状態でリアルタイム表示し、データサンプル
時は噴射量などと同時に1サイクルごとにサンプリングします。入力信号:0~10 V
FJ-0875 汎用アナログ出力 噴射量、ポンプ回転速度、温度、噴射期間、噴射インターバル、噴射開始遅れ時間、噴射終了遅れ時間
などの計測データから、最大16chのアナログ信号を出力できます。時間データについては対応するオプ
ションが別途必要です(噴射率波形のアナログ出力は標準です)。出力信号:0~10 V
FJ-0878 質量噴射量計測機能 予め計測した燃料密度(自動/手動計測)から密度の温度変化率(%/℃)を求めておき、FJ検出器内温
度相当に換算された密度を使用して、各画面表示およびサンプルデータの体積噴射量(mm3/str)を質量
噴射量(mg/str)に変換します。
密度の自動計測には、FZシリーズ連続質量流量計とFMシリーズディジタル流量計が別途必要です。
以下のモニタに密度を表示します。数値モニタ、データリスト、噴射量グラフ。
※1 : 噴射量検出器FJ-030は、構造上検出遅れが発生する可能性があるため、噴射率計測(噴射期間、インターバル)は、ご参考用となります。
※2 : リアルタイム計測表示、噴射期間、噴射率波形以外はオフライン表示です。
※3 : 表記の範囲外についてはご相談ください。大噴射量等の実績があります。また、最小噴射量は検出器容量により異なります。
※4 : 測定範囲の広いFP-2140H(0~120 L/h)、圧力損失の低いFP-213S(0.01 kPa以下)の利用も可能です。
※Microsoft® Windows®は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 その他記載されている会社名、 製品名は各社の商標または登録商標です。
お客様へのお願い 当社製品(役務を含む)を輸出または国外へ持出す際の注意について
当社製品(役務を含む)を輸出または国外へ持出す場合は、外為法(外国為替及び外国貿易法)の規定により、リスト規制該当品であれば、経済産業大臣へ輸出許可申請の手続きを
行ってください。また非該当品であれば、通関上何らかの書類が必要となります。尚、非該当品であってもキャッチオール規制に該当する場合は、経済産業大臣へ輸出許可申請が必要と
なります。お問い合わせは、当社の最寄りの営業所または当社輸出管理担当窓口(電話045-476-9707)までご連絡ください。
●記載事項は変更になる場合がありますので、ご注文の際はご確認ください。 注意 ●機器を正しく安全にお使いいただくために、ご使用前に必ず「取扱説明書」をよくお読みください。
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CAT.NO.1437-02 Printed in Japan 207(SUN)1K '20.7月改訂