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培養細胞にメカニカルストレスを負荷! 静的培養との違いをお試しください!
生体内の細胞は、常に様々な機械的刺激を受けています。
細胞が、伸展・圧縮・ズリ応力・静水圧などの機械的刺激を受けると、メカノレセプターが刺激され、細胞内にそのシグナルが伝達されることにより細胞活動に影響を与えると考えられています。
しかし、通常の培養条件下(静的培養)では、このような刺激は存在しません。
STREX社の培養細胞伸展システムは細胞に伸展・圧縮刺激を負荷しながら培養することで、生体内に近い環境を与えるため、静的培養とは異なる細胞の変化・応答が観察できます。
【特徴】
・全ての細胞に均一な負荷
・多様なストレッチパターン
・細胞固定・蛍光イメージングなど様々な処理が可能なシリコンチャンバー
各機種、デモ機もご用意しております。
このカタログについて
ドキュメント名 | メカニカルストレス負荷刺激装置 培養細胞伸展システム「生化学用」STシリーズ |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 225.6Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ストレックス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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生化学用伸展装置 伸展刺激専用
ST-1400
培養細胞に周期的一軸方向の伸展刺激を与えることにより、生体内の環境により近い
状態で細胞を培養することができる装置です。接着性のある、内皮・平滑筋・上皮・
心筋・骨格筋・線維芽・骨芽・軟骨などの各種細胞の研究や、再生医療に関する研究
にお使い頂けます。
生体内の細胞は、常時 さまざまな(周期的な・断続的な)力学的刺激を
受けています。これに対して、通常の静的培養(in vitro )ではこのよう
な刺激は存在しません。そのため静的培養している培養細胞は、生体の細
胞(in vivo)とは多くの点で異なっています。
伸展前の血管内皮細胞の
近年 簡便に均一的な力学的刺激を与える実験装置が望まれていました。
位相差顕微鏡像
培養細胞伸展システム『すとれっち』シリーズは、その生体内の環境によ
り近い環境を再現する為の装置です。
使 用例として
メカニカルストレス感知機構・細胞内シグナル伝達・イオンチャンネル解析遺
伝子発現・蛋白質発現・形態観察(蛍光抗体法)の研究等に応用できます。 伸展中の血管内皮細胞の
位相差顕微鏡像
システム特徴
● 従来機に比べ、細胞全体により均一な一軸方向の伸展刺激を与えることができます。
● 伸展率8通り、刺激回数8通りの組合せで64通りの刺激パターンを設定できます。
● 従来機に比べ、システムの拡張性に優れています。大量培養すれば、遺伝子、タンパク質レベルの生化学実験に
応用できます。
● 極薄シリコン膜チャンバーにより、様々な蛍光イメージングの観察もできます。
ストレッチチャンバー
培養細胞伸展装置 ST-1400 血管内皮細胞の2重蛍光染色像
点状構造は vinculin、線状構造は F-actin
SC-0100
1Hz
20%
負荷後
伸展前の 伸展2時間後の
血管内皮細胞 血管内皮細胞
SC-0044
<販売代理店>
大阪市北区大淀中 1-8-34
TEL 06-6131-9602 FAX 06-6131-9603
WEB : www.strex.co.jp E-Mail : info@strex.co.jp