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【新発売】ホコリや粉塵に強いセーフティレーザスキャナ、ついに登場!

製品カタログ

耐環境性能が向上。設置が難しい現場にも対応できる高性能スキャナ。

作業環境で発生するホコリ、煙、粉じん、溶接スパッタなどを検知してしまい「チョコ停が多い!」とセーフティレーザスキャナ使用を諦めていませんでしたか?
そこで、受光回路の設計と検出アルゴリズムを徹底的に見直し、誤検出に悩まされていた環境でも安心して使用できるスキャナが完成しました!

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このカタログについて

ドキュメント名 【新発売】ホコリや粉塵に強いセーフティレーザスキャナ、ついに登場!
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 IDEC株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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セーフティレーザスキャナ SE2L Advanced タフな環境にこそ 安全性を 耐環境性能が向上 設置が難しい現場にも対応できる高性能スキャナ
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グローバルなものづくり現場では、生産 性と安全性を両立させるソリューションが 求められています。 そんな中、安全・安心を追求する IDEC がどのような役割を果たせるのか。その 答えの一つが、新しいセーフティレーザ スキャナ「SE2L Advanced」です。 タフな環境でも安定した検出が可能で、 AGV/AMR搭載用機能も充実。現場で 働く全ての人たちのために、安全・安心 な環境づくりをサポートします。 これからも IDECは、セーフティを起点 としたトータルソリューションを提案し、 お客様の成長に寄り添います。 耐環境性能を強化 粉塵が多い環境でも安心して使用可能 汚れ・ほこりの付着を防止 スキャナ内部構造の改良によって誤検知を低減。粉塵、外乱光など 光学窓の導電性コートにより、汚れやほこりの付着リスクを大幅に によるセンサへの影響を大幅に低減します。 低減。意図しない機械の停止を防ぎます。 2
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AGV/AMRの無線化に貢献 Ethernet接続拡張 SE2L AdvancedからAGV/AMR上のアクセスポイントにEthernet 接続することにより、PCへのWi-Fi接続が可能。 PCからエリア設定ができます。 Ethernetケ―ブル・USBケーブルどちらでもPCに接続可能 Ethernet ケーブル Wi-Fi AGV/AMR USB ケーブル Ethernet接続 (有線) アクセスポイント AGV/AMR旋回時の 速度によるエリア切替えが可能に エンコーダ入力追加 エンコーダ4入力による2軸監視により、AGV/AMRのカーブ走行時 でも速度によるエリア切替えが可能。 インクリメンタルエンコーダからのパルス信号をコントローラなど を介さず直接入力できるので速度に連動したエリア切替えを簡単 カーブ走行時の速度によるエリア切替え に実現できます。 左カーブ 右カーブ 3
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適応アプリケーション 存在検知 防護領域5m、検出角度270°、 生産性と安全性を両立 警告領域20m(*1) 30mに拡大 追加の防護エリアで接近を検知し *1)当社従来品 減速を開始することで、停止エリア を小さくできます。(*3) *3) 防 護エリア×1+警告エリア×2も対応可能。 マスタースレーブ機能 RS-485通信でマスタースレーブ 制御が可能で、入出力の統合により 最大4台を1台のように扱えます。 1台で長く(5m)広く(270°)安全防護できるため、ロボットを 使う大形設備や長いコンベヤラインなど幅広いシーンに対応。 *2) 身長170cmをモデルに平均的な歩幅として70cmで計算。 侵入検知 デュアルプロテクション機能 不意の位置ずれでも安全を維持 2つの危険区域を個別に監視 リファレンスモニタ機能 し、機械を停止できます。反射 により、位置ずれや扉の 形センサなどで光軸合わせが 開閉を検知して安全を 不要な上、1台でライトカーテ 確保できます。 ン2台分の機能を持ちます。 扉など ワーク搬入口の安全対策が可能。ミューティング時の停止から復旧が簡単 ミューティング機能で防護領域の一部を無効化し、 ワークの搬入に対応。また、オーバーライド機能で、 ミューティング時の誤検知により停止した場合でも ワークを簡単に移動できます。 衝突防止 最大128種類のエリアで安全確保 距離測定データを活用 最大128種類の防護エリア 安全防護しながら、距離測定 を設定・切替可能。 データをEthernetポートか ら出力し、障害物情報を取得 できます。 4
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ユーザビリティ 防護エリア設定を支援 検出状態を動画で確認 防護領域に 防護領域に 防護領域内に 人がいない状態 人が接近 人が侵入 パソコンでモニタ中のエリア情報と距離測定データを記録し、動画 で検出状況を再現できます。検出時の前後数秒間のデータも記録 可能です。 光学窓を現場で交換可能 ティーチング機能で、壁や柱などの障害物を参照して自動的に防護 エリアを設定できます。複雑な背景でも簡単にエリアを描画できます。 光学窓 カバー金具 ログ機能でメンテナンス工数削減 ユーザーが光学窓を交換できるため、ダウンタイムとコストを削減 できます。また、衝突による破損を防ぐカバー金具も利用可能です。 メンテナンスと立ち上げ調整の工数削減 パソコンで作成したエリア情報や 本体の表示のほか、PCを接続すると、エラーや検出履歴を確認でき、 設定をSE2L Advancedに書き込 トラブルシューティングが容易になります。検出履歴は数値情報と MicroSD む際、Ethernet、USB、MicroSD USB Ethernet カード マッピング表示で視覚的にわかりやすく表示されます。 カードが使用できます。 安全自律走行ホイールとの連動 安全機能を備えたAGV/AMRを簡単に構築 当社の安全自律走行ホイール「Safety Wheel Drive」と組み合わ せることで、安全機能を備えた、人と共存するエリアで稼働する AGV/AMRを簡単に構築できます。(「Safety Wheel Drive」は 安全系と駆動系のシステムを搭載したホイールです。) 5
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ロボットコントローラ接続ターミナル(アクセサリ) ロボットコントローラへの安全入力 セーフティレーザスキャナの安全信号を簡単にロボットコントローラへ 入力できる接続ターミナルです。ターミナル内部で安全信号を強制 ガイド式リレーのドライ接点出力に変換して出力します。二重化信号 SE9Z-RT2D SE9Z-RT2SV SE9Z-T を2組出力可能です。 FANUC製コントローラ向けには信号の1つを強制ガイド式リレーで 反転してハイとローを組み合わせて出力するタイプを用意しました。 マスタースレーブ接続対応 またマスタースレーブ接続にも対応しており、SE2L Advanced 同士の接続もM12コネクタケーブルで可能です。 安全出力 ⇒ SE9Z-C8※F ロボットコントローラ SE2L マスター(*1) 電源、リセット信号など SE9Z-C8※F SE9Z-C5※ RF2形2極強制ガイド式リレー搭載 ( 詳細は「RFシリーズ 強制ガイド式リレー」の SE2L スレーブ1(*1) カタログをご覧ください。) SE9Z-C5※ 24V Push-in式端子台 コネクタJ3 No. 信号名 RY1 No. 電線色 信号名 1 OSSD1 8 BN Safety output1-1 2 YE Safety output1-2 0V 2 EDM1 RY2 SE2L スレーブ2(*1) 3 OSSD2 3 GN Safety output2-1 4 WH Safety output2-2 0V SE9Z-C5※ 24V RY3 4 OSSD3 5 GY Safety output3-1 6 PK Safety output3-2 0V 5 EDM2 RY4 6 OSSD4 7 BU Safety output4-1 SE2L スレーブ3(*1) 1 RD Safety output4-2 RF2V-1A1B-D24 0V *1) SE2L-HA05LPの場合。 SE9Z-RT2Dの内部配線の安全信号変換部 • ※(ケーブル長):002(2m)、005(5m)、010(10m)、020(20m) 6
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ 種類[形番] 本体      販売単位:1個 品名・外観 ケーブル長 形番(ご注文形番) 備考 ケーブルタイプ 3m SE2L-HA05LP 製品本体の各機能設定、検出エリアの作成などは 専用ソフトウェア「SLS Project Designer」でおこないます。 「SLS Project Designer」は IDECのホームページから無償で コネクタタイプ ダウンロード可能です。 • ダウンロードには会員登録が必要です。0.3m SE2L-HA05LPC • 規格認証製品の詳細は当社ホームページをご覧ください。 アクセサリ(別売) 販売単位:1個 品名・外観 ケーブル長 形番(ご注文形番) 備考 コネクタケーブル 2m SE9Z-HS2-C002        5m SE9Z-HS2-C005 ・保護構造 IP65 10m SE9Z-HS2-C010 ・コネクタタイプ専用です。 20m SE9Z-HS2-C020 Micro USBケーブル 1m SE9Z-HS2-XCM11 ・本体とPCを接続するために使用します。 Ethernet接続 ケーブル 3m SE9Z-HS2-XCD13 ・保護構造 IP65 ・防水LANケーブル 延長ケーブル 10m SE9Z-HS2-XCE010 ・本体のケーブルと同じケーブルです。 20m SE9Z-HS2-XCE020 底面取付金具 ・ 本体の垂直方向の取付け角度を変更できます。 SE9Z-HS2-BK01 上下方向に合計15°(各7.5°ずつ)調整可能。 ・材質:鉄        ・付属品:ボルト(M5×12)4本 背面取付金具 ・ 本体の垂直/水平方向の取付角度を変更できます。 SE9Z-HS2-BK02 上下方向に合計15°(各7.5°ずつ)調整可能。 ・材質:鉄        ・付属品:ボルト(M5×12)4本 底面簡易取付金具 SE9Z-HS2-BK03 ・付属品:ボルト(M5×10)4本 ・材質:アルミ        背面簡易取付金具 (ロングタイプ)     SE9Z-HS2-BK04L ・付属品:ボルト(M5×10)4本 ・材質:アルミ カバー金具 ・ 底面取付金具、または背面取付金具と組み合わせて光学窓を保護します。 SE9Z-HS2-CM01 ・材質:鉄        ・付属品:ボルト(M5×12)4本 交換用光学窓 SE9Z-HS2-WD02 ・材質:ポリカーボネイト ・付属品:ボルト(M3×8)4本        ロボットコントローラ 接続ターミナル ・ドライ接点出力×4 SE9Z-RT2D ・Push-in式端子台23ピン、M12コネクタ8ピン×3、M12コネクタ5ピン×1 ・最大電流:電源ライン2A、その他500mA(ただし、RS485ラインは除く) ロボットコントローラ 接続ターミナル ・(直接出力+反転出力)×2(FANUC製コントローラ向け) SE9Z-RT2SV ・Push-in式端子台23ピン、M12コネクタ8ピン×3、M12コネクタ5ピン×1 ・最大電流:電源ライン2A、その他500mA(ただし、RS485ラインは除く) ロボットコントローラ 接続ターミナル ・スレーブ接続用(リレー内蔵なし) SE9Z-T ・Push-in式端子台23ピン、M12コネクタ8ピン×2、M12コネクタ5ピン×2 ・最大電流:電源ライン2A、その他500mA(ただし、RS485ラインは除く) コネクタケーブル 2m SE9Z-C5002 5m SE9Z-C5005 ・M12コネクタケーブル 5極(両側コネクタ) ・保護構造 IP65 10m SE9Z-C5010 ・ロボットコントローラ接続ターミナル用です。 20m SE9Z-C5020 コネクタケーブル 2m SE9Z-C8002F 5m SE9Z-C8005F ・M12コネクタケーブル 8極(片側コネクタ) ・保護構造 IP65 10m SE9Z-C8010F ・ロボットコントローラ接続ターミナル用です。 20m SE9Z-C8020F 標準価格についてはホームページをご覧ください。 7
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ SE2L-HA形 性能仕様 形番 SE2L-HA05LP/SE2L-HA05LPC 防護領域 最大5.0m 警告領域(*1) 最大30m(非安全) 追加安全距離(*2) +100mm 検出特性 黒色反射シート(反射率1.8%)~回帰反射シート 検出角度 270° 検出特性 ø30mm(最大防護距離:1.8m) 最小検出幅 ø40mm(最大防護距離:2.5m) ø50mm(最大防護距離:3.0m) ø70mm/ø150mm(最大防護距離:5.0m) スキャン周期 30ms( 回転速度2000rpm) スキャンエリア 最大128エリア(固定入力モード/エンコーダモード使用時) 応答時間 ON → OFF: 60~2010ms OFF → ON: 270~2010ms 素子 パルスレーザダイオード 光源 波長 905nm レーザ保護クラス レーザクラス1(IEC 60825-1) タイプ タイプ3(IEC 61496-1、IEC 61496-3) 機能安全 SIL 2(Type B、HFT=1)(IEC 61508) PFHD 8.1×10-8(T1=20 year): マスタースレーブ機能無効の場合 1.6×10-7(T1=20 year): マスタースレーブ機能有効の場合 マスタースレーブ接続数 最大4台 外形寸法 80(W)× 80(D)× 95(H)mm(ケーブル除く) 質量(約) ケーブルタイプ:0.8kg(ケーブル3m含む) / コネクタタイプ:0.5kg 筐体 保護構造 IP65 ケース材質 本体:アルミダイカスト 光学窓:ポリカーボネート 接続ケーブル ケーブルタイプ:3m / コネクタタイプ:0.3m 電源電圧 DC24V ±10%:コンバータ電源使用時 DC24V -30%/+20%:バッテリ使用時 出力負荷なし 6W 消費電力 最大(出力負荷あり) 50W 出力タイプ(High side SW) 出力電流(最大:500mA)(*4) OSSD1/2(安全) 漏れ電流(最大:1mA) ケーブル線(AWG26) 許容負荷(L/R=25ms C=1μF) 出力タイプ(High side SW) OSSD3(安全) 出力電流(最大:250mA)(*4) 出力 OSSD4(安全) WARNING1(非安全) 漏れ電流(最大:1mA) WARNING2(非安全) ケーブル線(AWG28) 許容負荷(L/R=25ms C=1μF) 出力タイプ(PNPトランジスタ出力) RES_REQ1、RES_REQ2 出力電流(最大:200mA) MUT_OUT1、MUT_OUT2 AUX_OUT1、AUX_OUT2(*3) 漏れ電流(最大:1mA) ケーブル線(AWG28) エリア切替え入力(5入力×2チャンネル) EDM1/EDM2/MUTING1/MUTING2/MUTING3/ 入力 入力抵抗   MUTING4/OVERRIDE1/OVERRIDE2/RESET1/ 4.7kΩ ケーブル線(AWG28) RESET2/ENC1_A/ENC1_B/ENC2_A/ENC2_B/ ENC3_A/ENC3_B/ENC4_A/ENC4_B PC接続 USB2.0(USB micro-Bタイプコネクタ) /Ethernet 100BASE-TX(防水コネクタ) インターフェイス マスタースレーブ制御接続 RS-485(ケーブル) 距離測定データ出力 Ethernet 100BASE-TX(防水コネクタ) 使用周囲温度 -10~+50˚C(ただし、氷結しないこと) 保存周囲温度 -25~+70˚C(ただし、氷結しないこと) 使用周囲湿度 95% RH(ただし、結露しないこと) 保存周囲湿度 95% RH(ただし、結露しないこと) 耐環境性 使用周囲照度(*5) 1500lx以下 耐振動 周波数:10~55Hz、掃引:1オクターブ/分 振幅:0.35mm ± 0.05mm 耐衝撃 加速度:100m/s2、パルス持続時間:16ms 屋外 不可 標高 2000m以下 *1)検出物の反射率が90%以上の場合の距離になります。 *3) それぞれエラー出力、光学窓汚れエラー出力、光学窓汚れ警報、同期出力 *2) 検出物の背景が高反射率部材の場合は、さらに200mmの追加距離が必要 を割り付け可能。 となります。 *4)OSSD出力、WARNING出力の合計電流は1.0A以下としてください。 *5)ただし、センサ検出面と光源との角度は5°以上離してください。 8
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ SE2L-HA形 外形寸法図 (単位:mm) ● 本体 ● カバー金具 SE2L-HA05LP※ 9 接続ケーブル SE9Z-HS2-CM01 (30) Ethernet 接続ケーブル(別売) ø85 40 80 80 21 (30) 29.5 66 4-M5 深さ8 32 25 15 96.2 4-M5 50 <ケーブルタイプ> • 底面取付金具、または背面取付金具と組み合わせて光学窓を 保護します。なお、底面簡易取付金具および、背面簡易取付 4-M5 深さ8 66 32 金具(ロングタイプ)には取付けできません。 <コネクタタイプ> ● 底面取付金具 ● 背面取付金具 SE9Z-HS2-BK01 SE9Z-HS2-BK02 4-ø5.3 4-ø5.3 SE2L形取付穴 28 3-ø5.3 28 SE2L形取付穴 4-ø5.3 68 カバー金具 48.2 25 取付穴 60 68 4-ø5.3 110 カバー金具 48.2 25 取付穴 134 25 150 61.2 60 25 ● 底面簡易取付金具 ● 背面簡易取付金具(ロングタイプ) SE9Z-HS2-BK03(*1) SE9Z-HS2-BK04L(*1) 124 120 110 (1) M5ねじの場合(A部) (1) M5ねじの場合(A部) 92 4-M5 ねじ 110±0.1 A部 106±0.1 A部 4-M5ねじ (2) M6ねじの場合(B部) (2) M6ねじの場合   (B部、C部、D部のいずれか) 2-M6 ねじ 106 2-M6 110 B部 B部 ねじ 88 C部 106 91.5 D部 *1) 取付穴寸法について R ・ ワッシャーを使用し、固定してください。 53 ・ アルミフレームへの取付けの際は、M6ねじ2本で固定してください。 4-ø6 9 82 68 11 15 37 15 67.4 (検出面) 95 検出角度270° 68 68 54.5 30 (18) 66 70 10 110 45 130 68 ±0.1 28 28 (10) 36 17 33 133.5 32.4 49.5 45 50 66 18 ( 3 93.2) 70 90.72.4 ±0.1 (101.2) 45 9 20 7.5°7.5° 7.5°7.5° 7.5°7.5°
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ SE2L-HA形 配線例 a)AGVなど最大128スキャンエリアを使用する場合 c)エンコーダによってスキャンエリアを切り換える場合 E-STOP +24VDC +24VDC X0 0VDC 0VDC X1 RF2 ブザー付 OSSD1 セーフティ OSSD1 表示灯 X2 コントローラ K1 RF2 LD6A OSSD2 FS1B-C31S Y0 OSSD2 X3 K2 OSSD3 Logic 305 EDM1 OUT X4 COM OSSD4 Y1 WARNING1 X5 IN1 PLC IN_A WARNING2 IN2 IN_A IN_A IN_B IN_A IN_B IN_B IN_C IN_B IN_C ENC1_A Rotary IN_D ENC1_B Encoder 1 IN_D ENC2_A Rotary IN_E ENC2_B Encoder 2 IN_E RES_REQ1 LED FG 表示灯 RESET1 FG IDEC製品の例 IDEC製品の例 セーフティコントローラ ...FS1B形 ブザー付積層式表示灯 .....LD6A形 E-STOP ....................Xシリーズ PLC ..............................FC6A形 LED表示灯 .................... AP22形 強制ガイド式リレー ............. RF2形 b)ミューティング、オーバーライド、EDMを使用する場合 +24VDC 0VDC RF2 ブザー付 ミューティング OSSD1 表示灯 K1 ランプ RF2 LD6A OSSD2 K2 EDM1 OUT COM WARNING1 IN1 PLC WARNING2 IN2 MUT_OUT1 IN_A IN_A IN_B IN_B MUTING1 ミューティングセンサ1(PNPタイプ) MUTING2 ミューティングセンサ2(PNPタイプ) OVERRIDE1 RESET1 FG IDEC製品の例 ブザー付積層式表示灯 ....... LD6A形 PLC ................................ FC6A形 ミューティングセンサ .......... SA2E形 ミューティングランプ ..... HW1P-5形 強制ガイド式リレー ................RF2形 10
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ SE2L-HA形 配線例 d) マスタースレーブ機能によりAGVやロボットなどの e) マスタースレーブ機能により複数の危険源を防護し、 周囲を防護する場合 部分停止させる場合 E-STOP E-STOP T0 Y0 X0 +24VDC X0 T1 Y1 +24VDC X1 0VDC X1 セーフティ 0VDC X2 OSSD1 コントローラ OSSD1 X3 セーフティ Y0 X2 FS1B-C31C OSSD2 X4 コントローラ OSSD2 X3 Logic 31b WARNING1 Y1 X5 FS1B-C31S WARNING1 WARNING2 X6 COM Logic 305 Y2 WARNING2 IN_A X7 ブザー付 IN_A IN1 PLC OUT IN_A X10 表示灯 Y3 IN_B X11 IN_A IN2 LD6A IN_B IN_C IN_B IN_C COM IN_B IN_D IN1 ブザー付 IN_C IN_D IN2 OUT1 表示灯 IN_E IN3 OUT2 ブザー付 IN_C IN_E IN4 PLC 表示灯 IN_D RES_REQ1 LED IN5 表示灯 OUT3 ブザー付 RESET1 IN6 表示灯 IN_D RS-485+ IN7 IN_E OUT4 ブザー付 RS-485– IN8 表示灯 IN_E FG RES_REQ1 LED 表示灯 +24VDC RESET1 0VDC RS-485+ OSSD1 OSSD2 RS-485– WARNING1 FG WARNING2 RES_REQ1 LED 表示灯 RESET1 +24VDC RS-485+ 0VDC RS-485– RS-485+ FG RS-485– +24VDC FG 0VDC OSSD1 OSSD2 +24VDC WARNING1 0VDC WARNING2 RES_REQ1 LED RS-485+ 表示灯 RESET1 RS-485– RS-485+ FG RS-485– FG +24VDC +24VDC 0VDC 0VDC OSSD1 RS-485+ OSSD2 RS-485– WARNING1 FG WARNING2 RES_REQ1 LED 表示灯 RESET1 RS-485+ RS-485– FG IDEC製品の例 IDEC製品の例 ブザー付積層式表示灯 .....LD6A形 ブザー付積層式表示灯 .. LD6A形 PLC ............................. FC6A形 PLC ........................... FC6A形 LED表示灯 ....................AP22形 LED表示灯 ................. AP22形 セーフティコントローラ .....FS1B形 セーフティコントローラ .. FS1B形 E-STOP ......................Xシリーズ E-STOP ................... Xシリーズ 入出力回路 ● OSSD/WARNING出力回路 ● その他の出力回路 ● 入力回路 OSSD/WARNING出力は RES_REQ1、RES_REQ2、 エリア入力、EDM1、EDM2、RESET1、 N channel MOSFETです。 MUT_OUT1、MUT_OUT2、 RESET2、MUTING1、MUTING2、 AUX_OUT1、AUX_OUT2用 MUTING3、MUTING4、OVERRIDE1、 +24V の出力はPNPです。 OVERRIDE2に対応しています。 OSSD1 +24V OSSD2 RES_REQ1/MUT_OUT1/ 制御 AUX_OUT1 入力 回路 制御 OSSD3 / WARNING1 回路 制御 回路 0V RES_REQ2/MUT_OUT2/ OSSD4 / WARNING2 AUX_OUT2 11
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じ用 3-M4ね SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ 109 30 109 119 ロボットコントローラ接続ターミナル(アクセサリ) 外形寸法図 (単位:mm) ● SE9Z-RT※ ● SE9Z-T (135.8~) 3-M4ねじ 用 4ねじ 用 3or4-M 109 73 30 109 <取付穴加工図> 109 30 119 <取付穴加工図> 109 119 (138.8~) (135.8~) 4ねじ 用 3or4-M 73 30 109 109 119 内部回路 ● SE9Z-RT2D 24V コネクタJ1 コネクタJ3 リレー周辺 RY1 (138.8~) 0V RY2 Push-in式端子台 ピンNo.14~23 0V 24V Push-in式端子台 コネクタJ2 コネクタJ4 ピンNo.1~13 RY3 コネクタJ3 No. 電線色 信号名(*1) 0V 8 BN Safety output1-1 2 YE Safety output1-2 Push-in式端子台 3 GN Safety output2-1 No. 信号名(*1) RY4 4 WH Safety output2-2 1 OSSD1 5 GY Safety output3-1 2 EDM1 6 PK Safety output3-2 3 OSSD2 RF2V-1A1B-D24 0V 7 BU Safety output4-1 4 OSSD3 1 RD Safety output4-2 5 EDM2 コネクタJ1 コネクタJ2 6 OSSD4 No. 電線色 信号名(*1) No. 電線色 信号名(*1) 7 RESET1 1 RD RESET1 8 RESET2 7 BU RESET2 9 0V 3 BU 0V 3 GN 0V 10 24V 4 WH/BU 24V 4 WH 24V 11 RS485- 1 YE RS485- コネクタJ4 12 RS485+ 5 WH/YE RS485+ No. 電線色 信号名(*1) 13 IN_A 1 RD IN_A 14 IN_B 2 YE IN_B 15 IN_C 3 GN IN_C 16 IN_D 4 WH IN_D 17 IN_A 5 GY IN_A 18 IN_B 6 PK IN_B 19 IN_C 7 BU IN_C 20 IN_D 8 BN IN_D 21 RES_REQ1 5 GY RES_REQ1 22 RES_REQ2 6 PK RES_REQ2 23 FG 2 シールド FG シールド FG シールド FG *1) 信号名は、SE2L形と接続した場合 ● SE9Z形の性能仕様については、SE9Z形の取扱説明書をご覧ください。 12 その他 リレー周辺 43 43 49 34 61.7 34 11.5 19.3 11.5 34 19.3 40 19.5 60 51.5 95 34~43 34~43 43 43 49 34 61.7 34 11.5 19.3 11.5 34 19.3 40 19.5 60 51.5 95 34~43 34~43
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ ロボットコントローラ接続ターミナル(アクセサリ) ● SE9Z-RT2SV 24V RY1 0V 0V 24V Push-in式端子台 No. 信号名(*1) RY2 1 OSSD1 コネクタJ3 2 EDM1 No. 電線色 信号名(*1) 3 OSSD2 RF2V-1A1B-D24 0V 0V 8 BN Safety output1 4 OSSD3 2 YE Safety output2 5 EDM2 コネクタJ1 コネクタJ2 3 GN Safety output3 6 OSSD4 No. 電線色 信号名(*1) No. 電線色 信号名(*1) 4 WH Safety output4 7 RESET1 1 RD RESET1 5 GY RESET1 8 RESET2 7 BU RESET2 6 PK RESET2 9 0V 3 BU 0V 3 GN 0V 7 BU 0V 10 24V 4 WH/BU 24V 4 WH 24V 1 RD 24V 11 RS485- 1 YE RS485- コネクタJ4 12 RS485+ 5 WH/YE RS485+ No. 電線色 信号名(*1) 13 IN_A 1 RD IN_A 14 IN_B 2 YE IN_B 15 IN_C 3 GN IN_C 16 IN_D 4 WH IN_D 17 IN_A 5 GY IN_A 18 IN_B 6 PK IN_B 19 IN_C 7 BU IN_C 20 IN_D 8 BN IN_D 21 RES_REQ1 5 GY RES_REQ1 22 RES_REQ2 6 PK RES_REQ2 23 FG 2 シールド FG シールド FG シールド FG *1) 信号名は、SE2L形と接続した場合 コネクタJ1 コネクタJ3 ● SE9Z-T Push-in式端子台 コネクタJ1 コネクタJ2 コネクタJ3 No. 信号名(*1) No. 電線色 信号名(*1) No. 電線色 信号名(*1) No. 電線色 信号名(*1) 1 Free4 5 GY Free4 2 Free5 6 PK Free5 3 Free6 8 BN Free6 4 Free1 2 YE Free1 Push-in式端子台 5 Free2 3 GN Free2 No.14~23 コネクタJ2 6 Free3 4 WH Free3 Push-in式端子台 9 0V 3 BU 0V 3 BU 0V 7 BU 0V No.1~13 コネクタJ4 10 24V 4 WH/BU 24V 4 WH/BU 24V 1 RD 24V 11 RS485- 1 YE RS485- 1 YE RS485- コネクタJ4 12 RS485+ 5 WH/YE RS485+ 5 WH/YE RS485+ No. 電線色 信号名(*1) 13 Free7 1 RD Free7 14 Free8 2 YE Free8 15 Free9 3 GN Free9 16 Free10 4 WH Free10 17 Free11 5 GY Free11 18 Free12 6 PK Free12 19 Free13 7 BU Free13 20 Free14 8 BN Free14 23 FG 2 シールド FG 2 シールド FG シールド FG シールド FG *1) 信号名は、SE2L形と接続した場合 13 その他 リレー周辺
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ 動作原理 エリア切替 SE2L形では距離はタイム・オブ・フライト(TOF)原理を利用し SE2L形は最大128エリアまで、スキャンエリアを設定、保存す て測定します。 ることができます。 装置からは非常に短い赤外パルスレーザ光が照射されます。 ただし、最大設定エリア数は、スキャンエリアのモードやミューティ モータにより回転するミラーによって、赤外パルスレーザ光は ングなどの機能設定状況に応じて変化します。 270°のスキャン範囲に照射され、その範囲内にある物体で反射 して、拡散反射光となって戻ってきます。 利用モードによる最大設定エリア数 外部入力による モード 防護 最大外部 最大エリア数 エンコーダ レーザ 投光波形 領域数 入力数 入力による ペア入モード 固定入モード 最大エリア数 検出物 1 10 32 128 - 標準 2 10 32 128 - 1 8 16 70 - EDM入力使用時 フォトダイオード 受光波形 2 8 16 70 - MUTING/ 1 4 4 6 - 時間差: T EDM入力使用時 2 2 2 2 - 物体までの距離: L エンコーダ入力使用時 1 6 7 - 128(*3) (*2) 2 6 7 - 128(*3) パルスレーザ光の投光から反射光の受光までの時間差を用いて、 *2)エンコーダ入力使用時にはミューティング機能は使用できません。 以下のように距離の計算が行われます。 *3)外部入力により選択できるパターンが8あり、1パターン以上「エンコーダ L = 1 -×C×T 入力」を選択する必要があります。残り7パターンは「静的入力」の使用、 2 「使用しません」を自由に選択できます。1パターン内のエンコーダ入力に L :物体までの距離 よる最大エリア数は128です。 C :光速 T :時間差 選択スキャンエリアと入力信号の関係 エリア設定 ● 入力数10( 5×2)の場合 SE2L形のスキャンエリアは防護領域と警告領域、もしくは防護 エリア IN_A IN_B IN_C IN_D IN_E IN_A IN_B IN_C IN_D IN_E 領域のみで構成することが可能で、いずれの場合も最大128 1 ON ON ON ON ON OFF OFF OFF OFF OFF エリア(固定入力モード/エンコーダモード使用時)のスキャンエ 2 OFF ON ON ON ON ON OFF OFF OFF OFF リアが設定できます。 3 ON OFF ON ON ON OFF ON OFF OFF OFF 防護領域、警告領域の設定には、専用ソフトウェア「SLS 4 OFF OFF ON ON ON ON ON OFF OFF OFF Project Designer」(*1)を使用します。描画することで領域を 5 ON ON OFF ON ON OFF OFF ON OFF OFF 設定できる優れたユーザーインターフェイスを実現するととも 6 OFF ON OFF ON ON ON OFF ON OFF OFF に、背景を参照して自動で設定することも可能です。 7 ON OFF OFF ON ON OFF ON ON OFF OFF 8 OFF OFF OFF ON ON ON ON ON OFF OFF また当社ホームページ上でいつでも最新版を入手することが可能 9 ON ON ON OFF ON OFF OFF OFF ON OFF です。設定方法の詳細はユーザーズマニュアルをご参照ください。 10 OFF ON ON OFF ON ON OFF OFF ON OFF *1) IDECのホームページから無償でダウンロード可能です。 ダウンロードには会員登録が必要です。 • 防護領域はリスクアセスメントの結果必要となる検出領域で、安全距離計算 • 詳細(エリア128まで)については、ユーザーズマニュアルをご覧ください。 によって求まります。警告領域は警告を発するための領域で、お客様の用途 に応じて設定することが可能です。 ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑭ ⑬ ① ⑦ ⑯ ⑧ ⑨ ⑮ ⑩ ⑪ ⑫ ①エリアプレビュー ⑥領域表示設定 ⑫画面の拡大、縮小ツール ② XMLファイルの ⑦応答時間 ⑬描画ツールバー インポート/エクスポート ⑧コピー /貼り付け ⑭エリア表示画面 ③エリアコメント ⑨ポイント座標 ⑮エリア入力パターン ④スキップスキャン回数 ⑩マウス位置情報 ⑯最小検出幅 ⑤領域選択ボタン ⑪表示の回転、反転ツール 14
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ 応答時間 警告領域1/2は停止の前に警報などを発信するための検知領 SLS Project Designerを使用することで、OSSD信号のオフ 域で、防護領域の外側を取り囲むように設定します。 応答時間とオン応答時間をエリア毎に設定できます。 防護領域内の人間または物体を検知することで、OSSD信号は WARNING1/2の応答時間は、OSSDと異なる時間を設定 ON状態からOFF状態に切り替わります。 することができます。デュアル防護の場合も、防護領域1、2 同様に、警告領域内の人間または物体を検知するとWARNING にそれぞれ異なる応答時間を設定することができます。 信号はON状態からOFF状態に切り替わります。 応答時間を長く設定するとSE2L形の安定性は向上しますが、 この用途での安全距離の算出方法を示します。 より長い安全距離が必要となります。(ユーザーズマニュアル参照) 上面図(据え置き型) 使用者は応答時間を設定する前に、十分にリスクアセスメントを 行う必要があります。またエリアの切替えを伴う場合には、最大 b s 1スキャン分の時間30msを考慮して、加算する必要があります。 Zs タイムチャート 検出 物体検出 防護領域 非検出 ON OSSD 危険領域 OFF オフ応答時間 オン応答時間 SE2L形の応答時間 時間(ms) 60 90 120 150 180 210 240 270 a 300 330 360 390 420 450 480 510 • aが最少検出幅より小さくなるように設置してください。 540 570 600 630 660 690 720 750 意図しない検出を防ぐために、bは100mmの間隔にしてください。 オフ 780 810 840 870 900 930 960 990 (ON → OFF) 1020 1050 1080 1110 1140 1170 1200 1230 1260 1290 1320 1350 1380 1410 1440 1470 1500 1530 1560 1590 1620 1650 1680 1710 側面図(据え置き型) 1740 1770 1800 1830 1860 1890 1920 1950 1980 2010 ー ー ー ー ー ー 時間(ms) ー ー ー ー ー ー ー 270 300 330 360 390 420 450 480 510 540 570 600 630 660 690 720 750 オン 780 810 840 870 900 930 960 990 危険領域 (OFF → ON) 1020 1050 1080 1110 1140 1170 1200 1230 1260 1290 1320 1350 1380 1410 1440 1470 1500 1530 1560 1590 1620 1650 1680 1710 a 1740 1770 1800 1830 1860 1890 1920 1950 1980 2010 ー ー ー ー ー ー ● マ スタースレーブ機能を有効にした場合、設定できる応答時間の最小値は、 オフはOSSDを使う場合60ms、オンは300msになります。 H 安全距離 存在検知用途の場合 この用途では、危険領域を保護するためにSE2L形が水平に取 安全距離算出の計算式 り付けられています。下図に存在検知用途の例を示します。 S=(K×(Tm+Ts))+C+Zs 防護領域は、人間またはなんらかの物体が侵入したときに安全に 機械を停止させられる検知領域のことであり、危険領域の周辺 に設定します。 S :安全距離(mm) K :人の接近速度1600(mm/s) 防護領域1の例(据え置き型) Tm :機械またはシステムの最大停止時間(s) Ts :SE2L形の応答時間(s) C :1200–0.4×H≧850  H:床面から検出面までの高さ(mm) 1000≧H≧15×(d-50)  d:物体の最小検出幅(mm) Zs :SE2L形の追加安全距離(mm) • 詳細(侵入検知、移動体の存在検知)については、 警告領域1 ユーザーズマニュアルをご覧ください。 警告領域2 防護領域 15 a S b Zs S
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ 設置について 相互干渉 外乱光 同形番の安全センサや測域センサ等を複数ご使用になる場合 SE2L形はパルスレーザを使用して物体検出を行うセンサです。 は、他のセンサからのパルスレーザを誤検出するおそれがあり、 干渉光源があると誤検出を招くおそれがあります。 別途注意が必要となります。相互干渉を避けるための設置方法 を下図に示します。 SE2L形の設置前に、周囲環境を十分にご検証ください。 詳細については、ユーザーズマニュアルをご覧ください。 以下のような光源のある場所で使用される場合には、干渉を 防ぐために下図のように検出面から±5°以上の位置に光源が 1)設置高さの変更 配置されるようにSE2L形を取り付けてください。 SE2L形の設置位置を上下にずらして、それぞれの検出原点 a) 白熱光 がお互いの検出面から5°以上離れるように設置します。 b) 蛍光灯 c) ストロボライト ①対向に設置する場合 d) フラッシュビーコン光 検出面 e) 太陽光 5°以上 f) 赤外光 5°以上 検出面 光源 ②平行に設置する場合 5°以上 検出面 検出面 5°以上 5°以上 光源 5°以上 検出面 検出エリア原点 2)設置角度の変更 SE2L形の設置角度を変化させて、それぞれの検出原点が お互いの検出面から5°以上離れるように設置します。 ①対向に設置する場合 5°以上 検出面 検出面 ②平行に設置する場合 検 5°以上 出面 検出面 3)遮光板による分離 相互干渉する可能性のあるSE2L形の間に遮光板を設置し て、レーザビームが届かないようにします。 ①対向に設置する場合 検出面 検出面 遮光板 ②平行に設置する場合 検出面 検出面 遮光板 16
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ 高反射率背景 リード線色および機能 高反射率背景が存在する場合、SE2L形が測定した対象物まで 下表は、各リード線の信号名、機能等を示しています。 の距離が、実際に対象物が存在する距離よりも遠くに見え、 また、シールド線を配線することを推奨します。 誤検出につながるおそれがあります。高反射率背景が存在する 動作環境を避けられない場合は、防護領域および警告領域を リード線色および機能 設定する際に通常の追加距離100mmに加え、さらに200mm 色 信号 機能 説明 Pin No. の追加距離が必要になります。 (*1) AWG 茶 +24VDC 電源 電源電圧:DC24V 1 22 青 0VDC 電源 電源電圧:0V 2 22 赤 OSSD1 出力 防護領域出力1 3 26 黄 OSSD2 出力 防護領域出力2 4 26 赤/黒 OSSD3/ 領域出力3/ WARNING1 出力 防護警告領域出力1 5 28 黄/黒 OSSD4/ 域出力4/ WARNING2 出力 防護領警告領域出力2 6 28 防護領域 紫 IN_A 入力 エリア切替え入力A 7 28 or IN_B/ エリア切替え入力B/ 警告領域 灰 MUTING3/ ミューティング入力3/ ENC3_A/ 入力 エンコーダ3のA相入力/ 8 28 ENC4_A エンコーダ4のA相入力 100mm IN_C/ エリア切替え入力C/ 追加距離 200mm 高反射率背景 白 OVERRIDE1/ 入力 オーバーライド入力1/ 9 28 (100+200mm) ENC1_A エンコーダ1のA相入力 IN_D/ エリア切替え入力D/ 桃 MUTING1/ 入力 ミューティング入力1/ 10 28 ENC1_B エンコーダ1のB相入力 • 追加距離=高反射率背景下でSE2L形を動作させるための追加距離 IN_E/ エリア切替え入力E/ 緑 EDM1/ 器モニタ1/ ENC3_A/ 入力 外部機エンコーダ3のA相入力/ 11 28 ENC4_A エンコーダ4のA相入力 紫/黒 IN_A 入力 エリア切替え入力A 12 28 検出能力限定区域 IN_B/ エリア切替え入力B/ 灰/黒 MUTING4/ ミューティング入力4/ ENC3_B/ 入力 エンコーダ3のB相入力/ 13 28 検出能力限定区域は、光学窓と検出領域の開始点との間の区域 ENC4_B エンコーダ4のB相入力 として定義し、SE2L形の原点から90mmがその区域となります。 IN_C/ エリア切替え入力C/ この区域内では、低反射率の物体の存在を検出することが困難 白/黒 OVERRIDE2/ 入力 オーバーライド入力2/ 14 28 になります。 ENC2_A エンコーダ2のA相入力 IN_D/ エリア切替え入力D/ 桃/黒 MUTING2/ 入力 ミューティング入力2/ 15 28 ENC2_B エンコーダ2のB相入力 IN_E/ エリア切替え入力E/ 緑/黒 EDM2/ 外部機器モニタ2/ ENC3_B/ 入力 エンコーダ3のB相入力/ 16 28 ENC4_B エンコーダ4のB相入力 RESET1/ リセット入力1/ 黄/緑 ENC3_A/ 入力 エンコーダ3のA相入力/ 17 28 90mm ENC4_A エンコーダ4のA相入力 RESET2/ リセット入力2/ 黄/青 ENC3_B/ 入力 エンコーダ3のB相入力/ 18 28 ENC4_B エンコーダ4のB相入力 RES_REQ1: 防護領域 OSSD1/2に外部リセットが必要 なときにON RES_REQ1/ MUT_OUT1: 検出能力限定区域 橙 MUT_OUT1/ 出力 OSSD1/2がミューティング状態 AUX_OUT1 の出力 19 28 AUX_OUT1: 同期信号/エラー/ 光学窓汚れエラー/ 光学窓汚れ警報出力 RES_REQ2: OSSD3/4に外部リセットが必要 なときにON 14 1 1 14 13 2 2 13 RES_REQ2/ MUT_OUT2: 橙/黒 MUT_OUT2/ 出力 OSSD3/4がミューティング状態 12 22 15 3 3 15 22 12 AUX_OUT2 の出力 20 28 21 16 16 21 11 4 4 11 AUX_OUT2: 20 17 17 20 同期信号/エラー/ 10 19 18 5 5 18 19 10 光学窓汚れエラー/ 9 6 6 9 光学窓汚れ警報出力 8 7 7 8 白/青 RS-485+ 通信 RS-485による通信 (ツイストペア) 21 28 SE2L-HA05LPCの SE9Z-HSC-C※※※の ピン番号 ソケット番号 白/赤 RS-485- 通信 RS-485による通信 (ツイストペア) 22 28 シールド FG -フレームグランド ケース - *1)SE2L-HA05LPCのコネクタ部のピン番号 17
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ OSSDと接続機器との親和性について タイムチャート 30ms 30ms 30ms 30ms SE2L形はOSSD信号回路の誤作動を検出するために定期的に OSSD1 信号をテストする自己診断機能を持っており、自己診断機能によっ 300μs てエラーが検出されたときOFF状態に切り替わります。 OSSDの自己診断機能とは、 OSSD2 300μsのパルス幅でOSSD1~4をOFF状態に切り替えること により、出力回路の異常を検出するものです。 この自己診断機能に応答しない強制ガイド式リレーやコンバータ OSSD3 またはコントローラをご使用ください。 OSSD4 安全に関するご注意 SE2L形を正しく操作・使用するために、次の点に注意してください。 • 本製品を落下させないでください。本製品の破損や故障の 原因となり、性能を保証できません。また、人体に落下した 一般的注意事項 場合は、けがをする恐れがあります。 • SE2L形は光の反射を検出することにより、防護領域内の物体 • 本製品への外部機器からの不正アクセス等に対しては、ネット を検出する拡散反射形能動的光電保護装置(AOPDDR)です。 ワークシステム側で対策を講じてください。不正アクセス等によ • SE2L形は人およびシステムを防護し、危険空間を監視するた り直接または間接的に生じた損失、損害その他の費用について めに設計されています。高速の移動物体や放射される電磁波に 当社は、一切責任を負いませんのであらかじめご了解ください。 よる危険には対応していません。 • 必ず事前動作テストを行い、SE2L形の機能と性能を確認して 使用環境 ください。 • ユーザーズマニュアルに記載された仕様範囲内(温度、湿度、 • SE2L形の改造・分解は絶対に行わないでください。検出性能 照度など)で、SE2L形をご使用ください。仕様範囲外で使用 が変わり、致命的な負傷および死亡にいたるおそれがあります。 されますと、誤動作や検出性能の低下のおそれがあります。 • SE2L形に対するいかなる改造、分解も保証いたしません。 • 強力な電磁波を発生するおそれがある装置の周辺では、SE2L • 使用者とは、責任を持ちSE2L形を使用する資格を持つ者、 形の使用および設置はしないでください。誤動作、誤検出のお また適切な安全に関する訓練を受け、SE2L形を正しく使用で それがあります。 きる者を指します。 • 埃、煙、湯気または腐食性化学物質が存在する環境ではSE2L • 使用責任者は使用者に対して、SE2L形の正しい使い方に関 形の使用、設置はしないでください。検出性能の低下のおそ する研修、訓練を継続して行ってください。 れがあります。 • 使用責任者はユーザーズマニュアルを理解し、SE2L形に対す • SE2L形は屋内専用機です。屋外での使用には対応していません。 る適切な動作環境を確保する責任を負わなければなりません。 設置 • SE2L形は、厳重な品質管理と検査を経て出荷しておりますが、 • SE2L形の変位を避けるため、安定した表面または構造物の上 万一故障または不具合がございましたら、お買い上げの販売店 に設置してください。 またはもよりの当社営業所まで、ご連絡ください。 • 衝撃や振動によりねじが緩まないようにSE2L形を確実に設置し • お客様もしくは第三者がSE2L形の使用を誤ったことにより生じ てください(推奨締付トルク3N・m)。取付けが不十分な場合、 た故障、不具合、またはそれらに基づく損害については、法令 SE2L形の変位により、意図する検出ができないおそれがあり 上の責任が認められる場合を除き、当社は一切その責任を負 ます。 いませんので、あらかじめご了承ください。 • SE2L形の設置前に、安全距離を決定してください。使用者は • 検出性能検証テストのために、意図する最小検出幅のテスト SE2L形を設置した後、すべての防護領域においてテストピース ピースにて実施ください。 を用いて検出動作の確認をしてください。 • 光学窓の均一汚れにより検出能力が30%以上減衰した場合に • SE2L形を設置する際は、危険領域への侵入を防止するために、 エラーとなります。使用者は光学窓を常に清潔に維持してくだ ガードまたはライトカーテンなどの保護材を使用して、安全を さい。 確保してください。 • インターロック機能が働いている場合、インターロックをリセッ • インターロック機能をリセットするスイッチ、ミューティング機能 トする前に周囲の安全、特に防護領域内の安全を必ず確認して を起動させるためのスイッチ、オーバーライド機能を起動させ ください。 るためのスイッチは、防護領域から十分に離れ、防護領域全域 • SE2L形を取り外している間は、防護領域内の安全を確保す が確認できる場所に設置してください。 るために保護措置を取る必要があります。危険領域への侵入 • 同一検出面に複数のSE2L形を設置した場合には、相互干渉が を防止するために、ガードまたはライトカーテンなどの保護材 生じるおそれがあります。 を使用してください。 • SE2L形の設置やメンテナンスに必要な作業空間を確保してく • SE2L形は付属品を含め、改良のため予告なく変更することが ださい。 あります。 • 不用になったSE2L形は産業廃棄物として、または現地の条例、 規則に従って廃棄してください。 18
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ 安全に関するご注意 • SE2L形の検出性能を損ないますので、光学窓の前をガラスや のもとで動作確認を行ってください。お客様にて設定された 透明カバーなどで覆わないでください。 機能の動作およびそれにより発生する損害について、当社はい • 最小検出幅は距離によって変わります。 かなる場合も責任を負いませんのであらかじめご了承願います。 配線 テストおよびメンテナンス • 配線を行う場合は、必ず全ての電源を切ったうえで行ってくだ • 使用者はユーザーズマニュアルのチェックリストに基づいて、 さい。 次の点検およびメンテナンスを行ってください。 • コンバータ電源を使用する場合、次の要求事項を満足する電源 1)事前動作テスト を使用してください。 2)動作テスト 1) 定格出力電圧がDC24V±10%(SELV回路、 過電圧カテゴ 3)日常点検 リⅠⅠ)の範囲内であること。 4)定期点検 2) 1次回路と2次回路間が強化絶縁または二重絶縁であること。 ※ ユーザーズマニュアル記載のチェックリストは、テストおよび 3)出力保持時間が20ms以上であること。 メンテナンスを行う際の必要最小限のガイドラインです。 4) 電源はそれぞれの国、州、地域の電気安全に関する要求項目、 使用者は、システム運用に必要な追加のテストおよびメンテ および電磁両立性(EMC)に関する規制を遵守していること。 ナンスを行ってください。 • SE2L形の全ての入出力線は電力線、高電圧ケーブルから離し • 万一、テスト中に異常が発生した場合は、機械、システムを て配線してください。 停止させてください。 • 安全に関連する機械またはシステムを制御するためには、 • 光学窓が汚染した場合は光学窓を清掃し、破損した場合は交換 OSSD出力をご使用ください。WARNING信号は非安全信号 してください。詳細はユーザーズマニュアルをご参照ください。 のため、安全関連に使用しないでください。 • OSSD1/2出力線は、必ず両方とも安全に関連する機械また はシステムに接続してください。また、OSSD3/4出力線を 使用する場合も同様に接続してください。 • OSSD出力線と安全に関連する機械またはシステムとの接続に は、シールドケーブルを使用してください。 設定 • 安全機能の設定は、パスワードで保護されています。使用者、 または使用責任者のみが安全機能の設定をできるようにしてく ださい。 • SE2L形は初期設定を行わないと動作しません。 • SE2L形使用前に事前動作テストを行い、設定の検証を行って ください。 • OSSD信号の応答時間を長くすることでSE2L形の安定性は 向上しますが、移動する物体に対しては検出性能が低下します。 この機能をご使用になる前に、使用に伴うリスクアセスメントを 行ってください。 • 使用者、または使用責任者は設定の変更を記録・保存してくだ さい。SLS Project Designerのレポート機能を利用できます。 • お客様が設定可能な本製品においては、お客様ご自身の責任 SE2L形の取付け、配線作業、運転および保守、点検を行う前に、取扱説明書およびマニュアルをよくお読みいただき、 正しくご使用ください。 取付方法や配線、保守に関する詳細は、下記URLより取扱説明書および ユーザーズマニュアルをご確認ください。 URL:https://product.idec.com/?product=SE2L-HA 19
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SE2L-HA形 セーフティレーザスキャナ ご注文・ご使用に際してのご承諾事項  平素は弊社販売の製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。 弊社発行のカタログ・仕様書等(以下「カタログ類」と総称します)に記載された製品をご注文いただく際、下記ご承諾事項に記載の条件 等を適用いたします。これらの内容をご確認・ご承諾のうえご注文ください。 1.カタログ類の記載内容についての注意事項 3.検査 (1) 本カタログに記載の弊社製品の定格値、性能値、仕様値は、単独検 ご購入いただきました弊社製品につきましては、遅滞なく検査を行っていただく 査における各条件のもとで得られた値であり、複合条件のもとで得 とともに、検査前または検査中の取り扱いにつきましては、管理保全に十分に られる値を保証するものではありません。 ご留意ください。 また、使用環境、使用条件によって耐久性が異なります。 (2) カタログ類に記載の参考データ、参考値はご参考用ですので、その 4.保証内容 範囲で常に正常に動作することを保証するものではありません。 (1) 保証期間 (3) カタログ類に記載の弊社製品の仕様・外観および付属品は、改善ま 弊社製品の保証期間は、ご購入後またはご指定の場所に納入後1年間 たはその他の事由により、予告なしに変更や販売の中止をすること といたします。ただし、カタログ類に別途の記載がある場合やお客様 があります。 と弊社との間で別途の合意がある場合は、この限りではありません。 (4) カタログ類の記載内容は予告なしに変更することがあります。 (2) 保証範囲 2.用途についての注意事項 上記保証期間中に弊社側の責により弊社製品に故障が生じた場合 は、その製品の交換または修理を、その製品のご購入場所・納入 (1) 弊社製品を他の製品と組み合わせて使用される場合、適合すべき 場所、または弊社サービス拠点において無償で実施いたします。 法規・規制または規格をご確認ください。 ただし、故障の原因が次に該当する場合は、この保証の対象範囲 また、お客様が使用されるシステム、機械、装置等への弊社製品の から除外いたします。 適合性は、実使用条件にてお客様ご自身でご確認ください。弊社は、 ①カタログ類に記載されている条件・環境の範囲を逸脱した取り 弊社製品との適合性について責任を一切負いません。  扱いまたは使用による場合 (2) カタログ類に記載の利用事例、アプリケーション事例はご参考用で ②弊社製品以外の原因の場合 すので、ご採用に際しては機器・装置等の性能や安全性をご確認の うえ、ご使用ください。また、これらの事例について、弊社製品を ③弊社以外による改造または修理による場合 使用する権利をお客様に許諾するものではなく、知的財産権を保有 ④弊社以外の者によるソフトウェアプログラムによる場合 することや第三者の知的財産権を侵害しないことを弊社が保証する ⑤弊社製品本来の使い方以外の使用による場合 ものではありません。 ⑥取扱説明書、カタログ類の記載に従って、保守部品の交換、 (3) 弊社製品をご使用の際には、次に掲げる事項に十分注意して実施し  アクセサリー類の取り付けなどが正しくされていなかったこと てください。  による場合  ①定格および性能に対し余裕のある弊社製品の利用 ⑦弊社からの出荷当時の科学・技術の水準では予見できなかった  ②弊社製品が故障しても他に危険や損害を生じさせない冗長設計、  場合   誤動作防止設計などの安全設計 ⑧その他弊社側の責ではない原因による場合(天災、災害など不  ③お客様のシステム、機械、装置等に使用される弊社製品が、  可抗力による場合を含む)   仕様どおりの性能、機能を発揮できるように、配電、設置され なお、ここでの保証は、弊社製品単体の保証を意味するもので、   ていること 弊社製品の故障により誘発される損害は保証の対象から除かれ (4) 性能が劣化した状態で弊社製品を引き続き使用されますと、絶縁 るものとします。 劣化等により異常発熱、発煙、発火等のおそれがあります。弊社 製品、およびそれを使用したシステム、機械、装置等の定期的な 5.責任の制限 保守を行ってください。 本ご承諾事項に記載の保証が弊社製品に関する保証のすべてであり、また、 (5) 弊社製品は、一般工業製品向けの汎用品として開発、製造された 弊社は、弊社製品に起因して生じた特別損害、間接損害、付随的損害、また 製品です。次に掲げる用途での使用は意図しておらず、お客様が は消極損害に関して、一切の責任を負いません。 これらの用途で弊社製品を使用した場合、お客様と弊社との間で 別途の合意がない限り、弊社は弊社製品について一切保証いたし 6.サービス範囲 ません。 弊社製品の価格には、技術者派遣等のサービス費用は含んでおりませんので、  ①原子力制御設備、輸送設備(鉄道・航空・船舶・車両・乗用機 次の場合は別途費用が必要となります。   器など)、宇宙設備、昇降設備、医療機器、安全装置、その他 (1) 取付調整指導および試運転立ち合い(アプリケーション用ソフトの   生命・身体に危険を及ぼす可能性のある設備・機器など高度 作成、動作試験等を含む)   な安全性が要求される用途での使用 (2) 保守点検、調整および修理  ②ガス・水道・電気等の供給システム、24時間連続運転システム、 (3) 技術指導および技術教育   決済システムなど高度な信頼性が要求される用途での使用 (4) お客様のご指定による製品試験または検査  ③屋外での設備、化学的汚染または電磁的な影響を受ける可能性 7.輸出管理   のある環境での用途など、カタログ類に記載された仕様や条件・   環境の範囲を逸脱して取り扱われる、または使用される可能性 弊社製品または技術資料を輸出または非居住者に提供する場合は、安全保障   のある用途での使用 貿易管理に関する日本および関係各国の法令・規制に従ってください。   なお、お客様が上記の用途での使用を望まれる場合には、必ず   弊社の問合せ窓口までご相談をお願いいたします。 以上の内容は、日本国内での取引および使用を前提とするものです。日本以外 での取引及びご使用に関しては弊社の問合せ窓口までご相談をお願いいたしま す。また、海外のみで販売している弊社製品に関する保証は日本国内では一切 行いません。 jp.idec.com 〒532-0004 大阪市淀川区西宮原2-6-64 お問合せはこちらから • 本カタログ中に記載されている社名及び商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。 • 仕様、その他記載内容は予告なしに変更する場合があります。 P1839-0 本カタログ記載の情報は、2025年1月現在のものです。