1/36ページ
ダウンロード(2Mb)
安全システムを監視・診断 する安全リレーモジュール
安全システムを監視・診断する安全リレーモジュール。予知保全で安全システムに起因する生産性の低下を防止。
特長:
・IoTのための安全リレーモジュール
・高度な診断と出力機能を搭載:予知保全
・ダイヤル切替により多彩な入力機器の接続に対応
スタートモード設定、ファンクションモード設定
・設定のロックや、出力拡張が可能
・ひと目で状況把握できるLED表示
・オフディレー機能
・従来のねじ端子台と、省工数で高信頼性のPush-in端子台の2種類から選択可能
関連メディア
このカタログについて
ドキュメント名 | HR6S形 安全リレーモジュール |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 2Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | IDEC株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
安全リレーモジュール
HR6S形
安全システムを監視・診断
する安全リレーモジュール
予知保全で安全システムに起因する生産性の
低下を防止。
Page2
IoTのための安全リレーモジュール
機能安全システムの根幹は診断による故障検知です。
たとえば冗長制御システムは単一故障の発生を検知することで安全状態を維持し、同時に私たちに部品を交換す
る機会を与えます。1999年に国際規格に導入されたこの考え方は安全リレーモジュールを基本単位とした制御によ
る安全を世界に普及させてきました。
IT技術の進歩に伴い世界中の工場で生産の最適化を目的としたIoT化が推し進められています。このような工場
ではリソースの最適配分と予知保全が重視されますが、機械稼働を直接左右する安全システムの予知保全は特に
重要であり、生産性と安全性の両立のために欠かすことはできません。
HR6S形安全リレーモジュールは高度な診断機能を有し、結果を出力します。国際規格に裏付けられた診断機能は
安全リレーモジュールとそこに接続される機器類を監視し安全システムの予知保全に貢献します。
2
Page3
高度な診断と出力機能を搭載
予知保全 診断結果だけでなく、入出力の状態など安全関連部の詳細
情報をキャッチできるので、意図しない機械の停止を防ぐ
ために役立ちます。(詳細P30)
安全スイッチ
安全リレーモジュール
コンタクタ タブレット端末
PLC
電 源 (デコード) 積層表示灯
安全リレーモジュール
非常停止用 プログラマブル
押ボタンスイッチ 表示器
コンタクタ
Model HR6S
S A F E T Y R E L A Y M O D U L E
3
Page4
ダイヤル切替により多彩な入力機器の接続に対応
入力機器やスタートモードをダイヤルで選択することができるので、
多様な機械の安全対策に対応可能。リレーモジュールを標準化することができます。
スタートモード設定
配線を変えなくても、ダイヤルで8種類のスタートモードを
選択できます。オート・マニュアルのほか、監視の有無や
短絡検出、始業前点検を求める“起動試験モード”も選
択できます。(詳細 P31)
ファンクションモード設定
非常停止スイッチや安全スイッチ、ライトカーテンや RFID
機器、マグネットスイッチや近接スイッチ、両手操作スイッチ
や感圧スイッチなど、機種により最大 7 種類接続する入力
機器をダイヤルで設定できます。
4
Page5
Model HR6S
S A F E T Y R E L A Y M O D U L E
設定をロック
防護カバーを同梱のシールテープ
にて封止することにより、不用意に
ダイヤルを動かされたり、設定が
変更されることを防止します。
P R O T E C T C O V E R
出力拡張
ダイヤル切替により多彩な入力機器の接続に対応 出力増設が可能です。
(HR6S-AB形を除く)
側面のコネクタで接続するので
配線は不要です。
O U T P U T E X P A N S I O N
(HR6S-AK 形の例)
5
Page6
ひと目で状況把握できるLED表示
LEDインジケータの点灯、点滅、またそれらが組み合わさることで約20種類の状態を表示します。(詳細P28)
エラー発生ではエラーの位置を示すので、現場ですぐに対応ができる保守性にすぐれたリレーモジュールです。
ERRORが ERRORが点滅し、 ERRORが点灯し、 全てのLEDが点灯
点灯していない S12とS22が交互に点滅 S12もしくはS22が点滅。
両方が点滅する場合は同期。
点滅
交互に
点滅
点滅
安全入力が有効であること 安全入力同期監視異常を 安全入力の短絡を 不適切なファンクションモー
を表します。 表します。 表します。 ド設定や電源投入後に設定
変更されたことを表します。
オフディレー機能 選べる端子台
0から0.9までの係数と1倍から1000倍までの倍率を 従来のねじ端子台と、省工数で高信頼性のPush-in
ダイヤルで組み合わせることで0秒から900秒の範囲 端子台の2種類から選択可能。
で時限設定できます。 ともに着脱可能で保守も簡単です。
また外部からの入力によりオフディレーを取り消して
出力を即断することが可能です。拡張(*1)した出力
は、即断、オフディレーのどちらにでも設定できます。
Push-in端子タイプ ねじ端子タイプ
*1) 1~4は拡張出力は即断、
5~8はオフディレー出力
に設定されます。
6
Page7
Model HR6S
S A F E T Y R E L A Y M O D U L E
安全リレーモジュール 拡張モジュール カテゴリ2 安全リレーモジュール
HR6S-AB HR6S-BAC HR6S-AF HR6S-AK HR6S-AT HR6S-S HR6S-DN HR6S-EP HR5S-C2S HR5S-C2B HR5S-C2D
(P8) (P25) (P10) (P12) (P14) (P17) (P20) (P23)
最大 PL(*1) c e e e e e e e c d d
カテゴリ(*1) 1 3 3, 4 3, 4 3, 4 3, 4 3, 4 3, 4 2 2 2
オフディレー(sec) 0、0.1、0.2、 0、0.1、0.2、 0.25 - 4
0.3…900 0.3…900 (*5)
非常停止スイッチ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ○
安全スイッチ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ○
接 非接触安全スイッチ
続 (磁気タイプ) ◎ ◎ ○ ◎ ○ ○ ◎ ○
で
き
る 近接センサ ◎ ◎ ○ ◎ ○ ○
入
力
機 RFIDセンサ ◎ ◎ ○ ◎ ○ ○
器
(
*2 ESPE ◎ ◎ ○ ◎ ○ ○
)
感圧スイッチ ◎ ◎
両手操作スイッチ ◎ ◎
ⅢA ⅢA、ⅢC
入力機器のパラレル入力 1系統 1系統 1系統 1系統 1系統 2系統 6系統 1系統 1系統 1系統 1系統
安即断 1c 4a1b 3a 2a-1b 3a 2a 3a-1b 2a 2a (*4)
全 4a-2b
出
力 (*3)
オフディレー 3a-1b 1a
出力拡張 ○ ○ ○ ○ ○
ス全診断結果
( (詳細 ○ ○
P31) ○ ○ ○ ○
テ
半ー
導タ安全出力モニタ ○
体ス
)出
力故障検出出力 ○ ○ ○
LED数 6 5 6 6 8 8 16 3 2 2 3
● 最初に安全システムの PLr、カテゴリを決定してください。 *3:HR6S-AT 形に接続時、切替スイッチにて即断かオフディレーを選択。
*1:NC接点はカテゴリ 1,PLc 対応。 *4:非安全の即断出力有り。
*2:〇も◎も同様に接続可能ですが◎が推奨機種となります。 *5:0.25s、0.5s、1s、2s、4s に固定された 5機種。
複数の入力機器を並列に入力する場合はHR6S-S 形、HR6S-DN形を選択して下さい。
生産設備のパフォーマンスレベルと使用可能な機種
注) 機械に必要なパフォーマンスレ
a ベルの決定は個別機械ごとにリ
スクアセスメントが必要です。
b HR6S-AB 形
包 マ CAT1
装 食 半
機 産 ウ
品 導
械 業 工 ン
c 機 用 作 射 体 タ
械 機 出 製
ロ
ボ 械 成 造
ッ 型 装
ト 機 HR6S シリーズ
d プ 置
レ (HR6S-AB 形以外)
HR5S CAT2 ス CAT3, 4
e
生産設備
7
PLr
Page8
HR6S-AB 形 安全リレーモジュール
カテゴリ1の構成でPL cを実現
● 一般的な各種入力機器に加え、国際標準ISO 13851に準拠す
る必要のある両手操作制御装置(IIIA)を監視できます。
● リ スクの低い機械に対し、豊富なスタートモードを選択できる
自己保持回路としても有効です。
● 拡張モジュールによる出力拡張はできません。
種類[形番] 販売単位:1個
端子部 形番
(ご注文形番) 電源電圧
Push-in端子 HR6S-AB1C AC / DC 24V
ねじ端子 HR6S-AB1P AC / DC 24V
● 規格認証製品の詳細は当社
● 各製品にはアクセサリのシールテープ(P28参照)1個が付属しています。 TÜV NORD Systems
GmbH & Co.KG
f
R e
6 t
S y
* Approv
- 1435.IM.135005/2 ホームページをご覧ください。
ファンクションモードの概要
ISO 13850 およびIEC ISO 13851 準拠の 近接スイッチの監視 RFID センサの監視
60204-1 準拠の非常 タイプIIIA
停止回路の監視、 両手操作制御装置
停止カテゴリ0
安全スイッチを用いた 非接触安全スイッチを IEC 61496-1 準拠の
ISO 14119/14120 準 用いたISO ESPE(タイプ4 ライト
拠の安全柵の監視 14119/14120 準拠の カーテンなど)の監視
安全柵の監視
安全出力 機能安全パラメータ
即断C 接点数 1 安全出力がオフ状態
最大回路短絡電流IK 1 kA 規定の安全状態 NO:開
NC:閉
NO 接点の最大定常電流 3 A
NC 接点の最大定常電流 3 A パフォーマンスレベル PL、カテゴリ
最大合計熱電流Σ (
I ISO 13849-1:2015) PL c、カテゴリ1
THERM 3 A
最小電流 10 mA 安全度水準 SIL
UL 60947-5-1に基づく使用カテゴリ D300 およびR300 (IEC 61508-1:2010) 1
AC-1 : 250V 安全度水準要求限度 SILCL
IEC 60947-4-1 およびIEC 60947-5-1 AC-15 : 250V (IEC 62061:2005+AMD1:2012 1
準拠の用途カテゴリ DC-1 : 24V +AMD2:2015)
DC-13 : 24V タイプ(IEC 61508-2) B
AC-1 : 5A ハードウェアフォールトトレランス
HFT(IEC 61508およびIEC 62061) 0
NO 接点の最大電流 AC-15 : 3A
DC-1 : 5A 非常停止の停止カテゴリ
DC-13 : 2A (ISO 13850およびIEC 60204-1)
0
AC-1 : 3A 周囲温度55℃での有効ライフタイム 20年
NC 接点の最大電流 AC-15 : 1A 安全側故障確率 SFF
DC-1 : 3A (IEC 61508およびIEC 62061)
60 %未満
DC-13 : 1A 1時間あたりの危険側故障確率 PFHD
外部ヒューズ 6 A、カテゴリgG (IEC 61508およびISO 13849-1)
1175.6 x 10-9
平均危険側故障時間 MTTFD
(ISO 13849-1)
91年(*1)
非安全補助出力 平均診断範囲 DCavg ー
出力電圧 DC 24V (None、ISO 13849-1)
最大電流 20mA 有効ライフタイムを通じた DC-13 DC 24V 2A:50,000回
最大開閉回数 AC-15 AC 250V 3A:50,000回
*1) ISO13849-1 Annex Kによる。
同期時間
安全入力の同期の同期時間はファンクションモードによって異な
ります。(P9「ファンクションモードセレクタと入力機器接続例」
をご覧ください。) その他の仕様(各機種共通仕様)は P27 をご覧ください。
8
ed
0
Sa
H
Page9
HR6S形 安全リレーモジュール
HR6S-AB形
配線例
L1(+)
S1 S2 F1
記号 説明
A1 A2 S11 S12 S13 Y1 Y2 11 B2 共通基準電位端子
Z1 非安全の診断パルス出力
AC/DC DC+ CH+ CH+ DC+ CH+
S1 非常停止用押ボタンスイッチ
入力 スタート
DC S2 起動スイッチ
K1 K2 コンタクタ
電源 M モータ
F1 ヒューズ
B2(*1) Z1(*1) 12 14 K2
K2
N( -)
PLCなど
M
*1)B2、Z1に関してはHR6S-AF形を参照ください。
ファンクションモードセレクタと入力機器接続例
ダイヤル1 ダイヤル2
同期監視:なし 同期監視:0.5s
短絡検出:あり 短絡検出:あり
不一致監視:なし 不一致監視:なし
非常停止スイッチ 安全スイッチ 両手操作スイッチ(ⅢA)
安全柵
S1
S2
S11 S12 S13 S11 S12 S13 S11 S12 S13
DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+
ダイヤル3 ダイヤル4 ダイヤル5 ダイヤル6
同期監視:0.5s 同期監視:2.2s 同期監視:なし 同期監視:0.5s
短絡検出:あり 短絡検出:あり 短絡検出:なし 短絡検出:なし
不一致監視:なし 不一致監視:なし 不一致監視:なし 不一致監視:あり
非接触安全スイッチ(*2) 1PNP出力機器 2OSSD
(1NO、1NC) 出力機器
24 V
+ -
S1
PNP
ESPE
0 V OSSD OSSD
S11 S12 S13 S11 S12 S13 S11 S12 S13
DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+
*2)HS7A形(IDEC製)など非接触安全スイッチの接続例は取扱説明書にも明記していますが、組み合わせ認証書はありません。
注) 図の接点は非常停止用押ボタンスイッチは操作していないとき、安全スイッチはドアが閉まっているとき、HS7A形非接触安全スイッチはドアが開いているとき
の状態を表しています。
9
Page10
HR6S-AF 形 安全リレーモジュール
安全システム構築に使用されるスタンダードタイプ
● オ ペレータからの停止指示を受け取ったとき、または安全回路
自体の故障を検出したときに危険な動きを即座に停止すること
により、オペレータと機械の両方を保護します。
● 安全システム構築に使用される最も基本的な機種です。 出力拡張可
● 規格認証製品の詳細は当社
TÜV NORD Systems
GmbH & Co.KG
f
R e
6 t
S y
* Approv
- 1435.IM.135005/2 ホームページをご覧ください。
種類[形番] 販売単位:1個
端子部 形番
(ご注文形番) 電源電圧
Push-in端子 HR6S-AF1C AC / DC 24V
ねじ端子 HR6S-AF1P AC / DC 24V
● 各製品にはアクセサリのシールテープ(P28参照)1個が付属しています。
ファンクションモードの概要
ISO 13850 およびIEC 非接触安全スイッチを IEC 61496-1 準拠の
60204-1 準拠の非常 用いたISO ESPE(タイプ4 ライト
停止回路の監視、 14119/14120 準拠の カーテンなど)の監視
停止カテゴリ0 安全柵の監視
安全スイッチを用いた 近接スイッチの監視 RFID センサの監視
ISO 14119/14120 準
拠の安全柵の監視
安全出力 機能安全パラメータ
即断NO 接点数 3
規定の安全状態 安全出力がオフ状態
最大回路短絡電流IK 1 kA 開
NO 接点の最大定常電流 6 A パフォーマンスレベル PL、カテゴリ
最大合計熱電流ΣITHERM 12 A (ISO 13849-1:2015) PL e、カテゴリ4
最小電流 10 mA
UL 60947-5-1に基づく使用カテゴリ B300 およびR300 安全度水準 SIL
(IEC 61508-1:2010) NO:3
AC-1 : 250V
IEC 60947-4-1 およびIEC 60947-5-1 AC-15: 250V 安全度水準要求限度 SILCL
(
準拠の用途カテゴリ IEC 62061:2005+AMD1:2012 NO:3
DC-1 : 24V +AMD2:2015)
DC-13: 24V
タイプ(IEC 61508-2) B
AC-1 : 5A
NO 接点の最大電流 AC-15: 3A ハードウェアフォールトトレランス
HFT(IEC 61508およびIEC 62061) 1
DC-1 : 5A
DC-13: 3A 非常停止の停止カテゴリ
外部ヒューズ 10A、カテゴリgG (ISO 13850およびIEC 60204-1)
0
周囲温度55℃での有効ライフタイム 20年
安全側故障確率 SFF
非安全補助出力 (IEC 61508およびIEC 62061)
99 %以下
1時間あたりの危険側故障確率 PFHD
(IEC 61508およびISO 13849-1)
1.13 x 10-9
出力電圧 DC 24V
最大電流 20mA 平均危険側故障時間 MTTFD
(ISO 13849-1)
2,000年(*1)
同期時間 平均診断範囲 DCavg
(ISO 13849-1)
99 %以上
安全入力の同期の同期時間はファンクションモードによって異な DC 24V 1A:1,200,000回
ります。(P11「ファンクションモードセレクタと入力機器接続例」 DC-13
DC 24V 3A:180,000回
をご覧ください。) 有効ライフタイムを通じた
最大開閉回数 AC-1 AC 250V 4A:180,000回
AC 250V 1A:70,000回
AC-15
AC 250V 3A:39,000回
*1) ISO13849-1 Annex Kによる。
その他の仕様(各機種共通仕様)は P27 をご覧ください。
10
ed
0
Sa
H
Page11
HR6S形 安全リレーモジュール
HR6S-AF形
配線例
L1(+)
K3 S2
S1 K4 F1 F2
ESC
A1 A2 S11 S12 Y1 Y2 13 23 33
AC/DC DC+ CH+ DC+ CH+
入力 スタート 記号 説明
DC K1 K3
EXT オプションの拡張モジュール用コネクタ
K4 S1 非常停止用押ボタンスイッチ
電源 入力 K2
S2 起動スイッチ
DC+ CH+
K3、K4 コンタクタ
S21 S22 B2 Z1 14 24 34 M モータ
K3 K4 M
S1 PLC プログラマブルコントローラ
N( -) F1、F2 ヒューズ
PLC
入力1
COM(0V)
ファンクションモードセレクタと入力機器接続例
ダイヤル1 ダイヤル2 ダイヤル3
同期監視:なし 同期監視:2s(S12が先)/ 4s(S22が先) 同期監視:0.5s
短絡検出:あり 短絡検出:あり 短絡検出:あり
不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:なし
非常停止スイッチ 安全スイッチ 非接触安全スイッチ
(2NO)(*1)
安全スイッチ 非接触安全スイッチ 近接スイッチ
(1NO、1NC) (1NO、1NC()*1) ( 1NO、1NC)
安全柵
S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22
DC+ CH+ DC+ CH+ S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22
DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+
ダイヤル4 ダイヤル5 ダイヤル6
同期監視:なし 同期監視:0.5s 同期監視:0.5s
短絡検出:なし 短絡検出:なし 短絡検出:なし
不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:あり
1PNP×2 2OSSD
24 V
+ - + -
PNP A PNP
A ESPE
0 V OSSD OSSD
S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22
DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+
*1) HS7A形(IDEC製)など非接触安全スイッチの接続例は取扱説明書にも明記していますが、組み合わせ認証書はありません。また、2NOタイプの場合は
ダイヤル1か2でご使用ください。
注) 図の接点は非常停止用押ボタンスイッチは操作していないとき、安全スイッチはドアが閉まっているとき、HS7A形非接触安全スイッチはドアが開いているとき
の状態を表しています。
11
共通基準電位
(0V)
半導体パルス出力
(DC24V)
EXT
Page12
HR6S-AK 形 安全リレーモジュール
マットスイッチなどの感圧スイッチを接続可能
● オ ペレータからの停止指示を受け取ったとき、または安全回路
自体の故障を検出したときに危険な動きを即座に停止すること
により、オペレータと機械の両方を保護します。
● マ ットスイッチやエッジスイッチなどの感圧スイッチを接続可能。 出力拡張可
● 出力にNC接点あり。
● 規格認証製品の詳細は当社
TÜV NORD Systems
GmbH & Co.KG
f
R e
6 t
S y
* Approv
- 1435.IM.135005/2 ホームページをご覧ください。
種類[形番] 販売単位:1個
端子部 形番
(ご注文形番) 電源電圧
Push-in端子 HR6S-AK1C AC / DC 24V
ねじ端子 HR6S-AK1P AC / DC 24V
● 各製品にはアクセサリのシールテープ(P28参照)1個が付属しています。
ファンクションモードの概要
ISO 13850 およびIEC 非接触安全スイッチを用 IEC 61496-1 準拠の 4線式感圧保護装置
60204-1 準拠の非常 いたISO ESPE(タイプ4 ライト (マットスイッチ、エッ
停止回路の監視、 14119/14120 準拠の カーテンなど)の監視 ジスイッチなど)
停止カテゴリ0 安全柵の監視
安全スイッチを用いた 近接スイッチの監視 RFID センサの監視
ISO 14119/14120 準
拠の安全柵の監視
安全出力 機能安全パラメータ
即断NO 接点数 2 安全出力がオフ状態
即断NC 接点数 1 規定の安全状態 NO:開
NC:閉
最大回路短絡電流IK 1 kA
パフォーマンスレベル PL、カテゴリ NO:PL e、カテゴリ4
NO 接点の最大定常電流 6 A (ISO 13849-1:2015) NC:PL c、カテゴリ1
NC 接点の最大定常電流 3 A 安全度水準 SIL NO:3
最大合計熱電流ΣITHERM 12 A (IEC 61508-1:2010) NC:1
最小電流 10 mA 安全度水準要求限度 SILCL
(IEC 62061:2005+AMD1:2012+ NO:3
UL 60947-5-1に基づく使用カテゴリ
NO 接点:B300 およびR300 AMD2:2015) NC:1
NC 接点:D300 およびR300
タイプ(IEC 61508-2) B
AC-1 : 250V ハードウェアフォールトトレランス
IEC 60947-4-1 およびIEC 60947-5-1 AC-15: 250V HFT(IEC 61508およびIEC 62061) 1
準拠の用途カテゴリ DC-1 : 24V 非常停止の停止カテゴリ
DC-13: 24V (ISO 13850およびIEC 60204-1)
0
AC-1 : 5A 周囲温度55℃での有効ライフタイム 20年
NO 接点の最大電流 AC-15: 3A 安全側故障確率 SFF
DC-1 : 5A (IEC 61508およびIEC 62061)
99 %以上
DC-13: 3A 1時間あたりの危険側故障確率 PFHD
(IEC 61508およびISO 13849-1)
1.13 x 10-9
AC-1 : 3A
NC 接点の最大電流 AC-15: 1A 平均危険側故障時間 MTTFD
(ISO 13849-1)
2,000年(*1)
DC-1 : 3A
DC-13: 1A 平均診断範囲 DCavg
(ISO 13849-1)
99 %以上
外部ヒューズ NO 接点:10A、カテゴリgG
NC 接点:4A、カテゴリgG DC 24V 1A:1,200,000回
DC-13
DC 24V 3A:180,000回
有効ライフタイムを通じた
非安全補助出力 最大開閉回数 AC-1 AC 250V 4A:180,000回
AC 250V 1A:70,000回
出力電圧 DC 24V AC-15
AC 250V 3A:39,000回
最大電流 20mA
*1) ISO13849-1 Annex Kによる。
同期時間
安全入力の同期の同期時間はファンクションモードによって異な
ります。(P13「ファンクションモードセレクタと入力機器接続例」 その他の仕様(各機種共通仕様)は P27 をご覧ください。
をご覧ください。)
12
ed
0
Sa
H
Page13
HR6S形 安全リレーモジュール
HR6S-AK形
配線例 L1(+)
K3
S2
S1 F1 F2
K4
ESC
A1 A2 S11 S12 Y1 Y2 13 23 31
AC/DC DC+ CH+ DC+ CH+ 記号 説明
入力 スタート
DC K1 K3
EXT オプションの拡張モジュー
K4 ル用コネクタ
K2
電源 入力(*1) S1 非常停止用押ボタンスイッチ
DC+(-) CH+(-) S2 起動スイッチ
S21 S22 B2 Z1 14 24 32 M K3、K4 コンタクタ
S1 K3 K4 PLC プログラマブルコントローラ
N(-) F1、F2 ヒューズ
PLC *1)フ ァンクションモードによって入力機器
入力1 に合わせて負の安全入力に設定され
ます。
COM(0V)
ファンクションモードセレクタと入力機器接続例
ダイヤル1 ダイヤル2 ダイヤル3
同期監視:なし 同期監視:2s(S12が先)/ 4s(S22が先) 同期監視:0.5s
短絡検出:あり 短絡検出:あり 短絡検出:あり
不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:なし
非常停止スイッチ 安全スイッチ 非接触安全スイッチ
(2NO)(*2)
安全スイッチ 非接触安全スイッチ 近接スイッチ
(1NO、1NC) (1NO、1NC)(*2) ( 1NO、1NC)
安全柵
S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22
DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+
ダイヤル4 ダイヤル6 ダイヤル5 ダイヤル7
同期監視:なし 同期監視:0.5s 同期監視:なし 同期監視:0.5s
短絡検出:なし 短絡検出:なし 短絡検出:なし 短絡検出:なし
不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:あり
2PNP 1PNP+1NPN
+ - + - + - + -
PNP A PNP PNP
A A NPN A
S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22
DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC- CH-
ダイヤル8 ダイヤル9 ダイヤル10
同期監視:なし 同期監視:なし 同期監視:0.5s
短絡検出:なし 短絡検出:なし 短絡検出:なし
不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:あり
感圧スイッチ 2OSSD
24 V
ESPE
0 V OSSD OSSD
S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22
DC+ CH+ DC- CH- DC+ CH+ DC+ CH+
*2) HS7A形(IDEC製)など非接触安全スイッチの接続例は取扱説明書にも明記していますが、組み合わせ認証書はありません。また、2NOタイプの場合はダ
イヤル1か2でご使用ください。
注) 図の接点は非常停止用押ボタンスイッチは操作していないとき、安全スイッチはドアが閉まっているとき、HS7A形非接触安全スイッチはドアが開いているとき
の状態を表しています。また、感圧スイッチは人がいない状態を表しています。
13
共通基準電位
(0V)
半導体パルス出力
(DC24V)
EXT
Page14
HR6S-AT 形 安全リレーモジュール
停止カテゴリ0、停止カテゴリ1の時間遅延出力を搭載
● オ ペレータからの停止指示を受け取ったとき、または安全回路
自体の故障を検出したときに、危険な動きを即座(停止カテゴ
リ0)に停止してオペレータと機械の両方を保護します。加え
て、停止カテゴリ1の遅延出力を搭載しており、モータを減速 出力拡張可
後に停止させることができます。
● 遅延時間は0.1秒から15分の範囲で前面の切替スイッチで選
択できます。(0秒も可)。
● オ フディレー出力はS21-S22もしくはS31-S32端子(空いて
いる端子)によって取り消すことが可能で取り消された時点で
遅延出力は即断されます。
種類[形番] 販売単位:1個
● 規格認証製品の詳細は当社
TÜV NORD Systems
GmbH & Co.KG
端子部 形番 f
R e
6 t
S y
* Approv
- 1435.IM.135005/2 ホームページをご覧ください。
(ご注文形番) 電源電圧
Push-in端子 HR6S-AT1C AC / DC 24V
ねじ端子 HR6S-AT1P AC / DC 24V
● 各製品にはアクセサリのシールテープ(P28参照)1個が付属しています。
ファンクションモードの概要
ISO 13850 およびIEC 非接触安全スイッチを IEC 61496-1 準拠の 4線式感圧保護装置
60204-1 準拠の非常 用いたISO ESPE(タイプ4 ライト (マットスイッチ、エッ
停止回路の監視、 14119/14120 準拠の カーテンなど)の監視 ジスイッチなど)
停止カテゴリ0、1 安全柵の監視
安全スイッチを用いた 近接スイッチの監視 RFID センサの監視
ISO 14119/14120 準
拠の安全柵の監視
安全出力 安全出力のオフディレー機能の遅延時間
即断NO 接点数 3 0 s、0.1 s、0.2 s、0.3 s、0.4 s、0.5 s、0.6 s、0.7 s、
オフディレーNO 接点数 3 0.8 s、0.9 s、1 s、2 s、3 s、4 s、5 s、6 s、7 s、8 s、
オフディレーNC 接点数 1 設定可能 9 s、10 s、20 s、30 s、40 s、50 s、60 s、70 s、80 s、
最大回路短絡電流IK 1 kA 90 s、100 s、200 s、300 s、400 s、500 s、600 s、
NO 接点の最大定常電流 6 A 700 s、800 s、900 s
NC 接点の最大定常電流 3 A
最大合計熱電流ΣITHERM 12 A
最小電流 10 mA 非安全補助出力
UL 60947-5-1に基づく使用カテゴリ
NO 接点:B300 およびR300 出力電圧 DC 24V
NC 接点:D300 およびR300 最大電流 20mA
AC-1 : 250V
IEC 60947-4-1 およびIEC 60947-5-1 AC-15: 250V
準拠の用途カテゴリ DC-1 : 24V 同期時間
DC-13: 24V
安全入力の同期の同期時間はファンクションモードによって異な
AC-1 : 5A
NO 接点の最大電流 AC-15: 3A ります。(P16「ファンクションモードセレクタと入力機器接続例」
DC-1 : 5A をご覧ください。)
DC-13: 3A
AC-1 : 3A
NC 接点の最大電流 AC-15: 1A
DC-1 : 3A
DC-13: 1A
外部ヒューズ NO 接点:10A、カテゴリgG
NC 接点:4A、カテゴリgG その他の仕様(各機種共通仕様)は P27 をご覧ください。
14
ed
0
Sa
H
Page15
HR6S形 安全リレーモジュール
HR6S-AT形
機能安全パラメータ
安全出力がオフ状態
規定の安全状態 NO:開
NC:閉
パフォーマンスレベル PL、カテゴリ NO:PL e、カテゴリ4
(ISO 13849-1:2015) NC:PL c、カテゴリ1
安全度水準 SIL NO:3
(IEC 61508-1:2010) NC:1
安全度水準要求限度 SILCL
(IEC 62061:2005+AMD1:2012+ NO:3
AMD2:2015) NC:1
タイプ(IEC 61508-2) B
ハードウェアフォールトトレランス
HFT(IEC 61508およびIEC 62061) 1
非常停止の停止カテゴリ
(ISO 13850およびIEC 60204-1)
0 または1
周囲温度55℃での有効ライフタイム 20年
安全側故障確率 SFF
(IEC 61508およびIEC 62061)
99 %以上
1時間あたりの危険側故障確率 PFHD 停止カテゴリ0 :0.94 ×10-9
(IEC 61508およびISO 13849-1) 停止カテゴリ1 :0.95 ×10-9
平均危険側故障時間 MTTFD 停止カテゴリ0 :2,400年
(ISO 13849-1) 停止カテゴリ1 :2,300年 (*1)
平均診断範囲 DCavg
(ISO 13849-1)
99 %以上
AC 24V / 1A:1,200,000回(停止カテゴリ0)
DC 24V / 1A:1,200,000回(停止カテゴリ1)
DC-13
DC 24V / 3A:180,000回(停止カテゴリ0)
DC 24V / 3A:275,000回(停止カテゴリ1)
有効ライフタイムを通じた AC 250V / 4A:180,000回(停止カテゴリ0)
最大開閉回数 AC-1
AC 250V / 4A:90,000回(停止カテゴリ1)
AC 250V / 1A:70,000回(停止カテゴリ0)
AC 250V / 1A:90,000回(停止カテゴリ1)
AC-15 その他の仕様(各機種共通仕様)は P27
AC 250V / 3A:39,000回(停止カテゴリ0)
をご覧ください。
AC 250V / 3A:60,000回(停止カテゴリ1)
*1) ISO13849-1 Annex Kによる。
配線例
L1( +) 記号 説明
K5 EXT オプションの拡張モジュール用コネクタ
S2 F1 F2 F3
S1 K6 S1 非常停止用押ボタンスイッチ
ESC S2 起動スイッチ
A1 A2 S11 S12 Y1 Y2 Z1(*3) 13 23 33 47 57 67 75 S3 オフディレーキャンセル用スイッチ
K5、K6 コンタクタ
AC/DC DC+ CH+ DC+ CH+ K1 PLC プログラマブルコントローラ
入力 スタート
DC K2 F1、F2、F3 ヒューズ
*1) 安全機器の入力に使用していない入力は、安全出力
K3
電源 入力(*1) 入力(*1) のオフディレー機能をキャンセルするために使用する
DC+ CH+ DC- CH- K4 ことができます。
*2) 安全出力がオンの間、またはエラーが検出された場
B2 S21 S22 S31 S32 Z2 14 24 34 48 58 68 76 合にオフになります。
(*3) (*2)(*3)
S1 K5 K6
S3
N(-)
モータ
コントローラ
(*3)非安全補助出力の接続 動作指令
HR6S-AT1□形 PLC
K5
Z1 半導体パルス出力
( 入力
DC24V) 1
K6
Z2 半導体2値出力
( 入力
DC24V) 2
B2 共通基準電位
(0V) COM(0V)
M
15
EXT
Page16
HR6S形 安全リレーモジュール
HR6S-AT形
ファンクションモードセレクタと入力機器接続例
ダイヤル1 ダイヤル2 ダイヤル3
同期監視:なし 同期監視:2s(S12が先)/ 4s(S22が先) 同期監視:0.5s
短絡検出:あり 短絡検出:あり 短絡検出:あり
不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:なし
非常停止スイッチ 安全スイッチ 非接触安全スイッチ
(2NO)(*2)
安全スイッチ 非接触安全スイッチ 近接スイッチ
(1NO、1NC) (1NO、1NC()*2) ( 1NO、1NC)
安全柵
S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22 S11 S12 S21 S22
DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+
ダイヤル4 ダイヤル6 ダイヤル5 ダイヤル7
同期監視:なし 同期監視:0.5s 同期監視:なし 同期監視:0.5s
短絡検出:なし 短絡検出:なし 短絡検出:なし 短絡検出:なし
不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:あり
2PNP 1PNP+1NPN
+ - + - + - + -
PNP A PNP PNP
A A NPN
A
S11 S12 S21 S22 S11 S12 S31 S32
DC+ CH+ DC+ CH+ DC+ CH+ DC- CH-
ダイヤル8 ダイヤル9 ダイヤル10
同期監視:なし 同期監視:なし 同期監視:0.5s
短絡検出:なし 短絡検出:なし 短絡検出:なし
不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:あり
感圧スイッチ 2OSSD
24 V
ESPE
0 V OSSD OSSD
S11 S12 S31 S32 S11 S12 S21 S22
DC+ CH+ DC- CH- DC+ CH+ DC+ CH+
*2) HS7A形(IDEC製)など非接触安全スイッチの接続例は取扱説明書にも明記していますが、組み合わせ認証書はありません。また、2NOタイプの場合は
ダイヤル1か2でご使用ください。
注) 図の接点は非常停止用押ボタンスイッチは操作していないとき、安全スイッチはドアが閉まっているとき、HS7A形非接触安全スイッチはドアが開いているとき
の状態を表しています。また、感圧スイッチは人がいない状態を表しています。
16
Page17
HR6S-AS B形 安 形 全安リ全レリーレモージモュジーュルール
両手操作制御装置(IIIAまたはIIIC)の監視が可能
● 国際規格ISO 13851に準拠する必要のある両手操作制御装置
(IIIAまたはIIIC)を監視することが可能です。
● IIICの場合、両手操作の押ボタンスイッチの0.5秒以内同期を
監視します。 出力拡張可
● 操作中に2つのボタンの1つが離されると、制御シーケンスが
キャンセルされます。
● 入力機器を2系統まで並列に接続することが可能です。(両手
操作制御装置(IIIC)を除く)(すべての入力が有効のときに
出力が有効になります。)
種類[形番] 販売単位:1個
端子部 形番
(ご注文形番) 電源電圧 ● 規格認証製品の詳細は当社
TÜV NORD Systems
GmbH & Co.KG
f
R e
6 t
S y
* Approv
- 1435.IM.135005/2 ホームページをご覧ください。
Push-in端子 HR6S-S1C AC / DC 24V
ねじ端子 HR6S-S1P AC / DC 24V
● 各製品にはアクセサリのシールテープ(P28参照)1個が付属しています。
ファンクションモードの概要
ISO 13850 およびIEC ISO 13851 準拠の 近接スイッチの監視 RFID センサの監視
60204-1 準拠の非常 タイプIIIA、IIIC
停止回路の監視、 両手操作制御装置
停止カテゴリ0
安全スイッチを用いた 非接触安全スイッチを IEC 61496-1 準拠の
ISO 14119/14120 準 用いたISO ESPE(タイプ4 ライト
拠の安全柵の監視 14119/14120 準拠の カーテンなど)の監視
安全柵の監視
安全出力 機能安全パラメータ
即断NO 接点数 2
規定の安全状態 安全出力がオフ状態
最大回路短絡電流IK 1 kA NO:開
NO 接点の最大定常電流 6 A パフォーマンスレベル PL、カテゴリ
最大合計熱電流ΣITHERM 12 A (ISO 13849-1:2015 準拠) NO:PL e、カテゴリ4
最小電流 10 mA 安全度水準 SIL
UL 60947-5-1に基づく使用カテゴリ B300 およびR300 (IEC 61508-1:2010 準拠) NO:3
AC-1 : 250 V 安全度水準要求限度 SILCL
IEC 60947-4-1 およびIEC 60947-5-1 AC-15: 250 V (IEC 62061:2005+AMD1: NO:3
準拠の用途カテゴリ DC-1 : 24 V 2012+AMD2:2015 準拠)
DC-13: 24 V タイプ(IEC 61508-2に準拠) B
AC-1 : 5 A ハードウェアフォールトトレランス(HFT)
(IEC 61508およびIEC 62061に準拠) 1
NO 接点の最大電流 AC-15: 3 A
DC-1 : 5 A 非常停止の停止カテゴリ
DC-13: 3 A (ISO 13850およびIEC 60204-1に準拠)
0
外部ヒューズ 10 A、カテゴリgG 周囲温度55℃での有効ライフタイム 20年
安全側故障確率(SFF)
非安全補助出力 (IEC 61508およびIEC 62061に準拠)
99 %以上
出力電圧 DC 24V 1時間あたりの危険側故障確率(PFHD)
最大電流 (
20mA IEC 61508およびISO 13849-1に準拠)
1.13 × 10-9
平均危険側故障時間(MTTFD)
(ISO 13849-1 準拠)
2,000年(*1)
同期時間 平均診断範囲(DCavg)
安全入力の同期の同期時間はファンクションモードによって異な (ISO 13849-1 準拠)
99 %以上
ります。(P18~19「ファンクションモードセレクタと入力機器接 DC 24V 1 A:1,200,000
DC-13
続例」をご覧ください。) DC 24V 3 A:180,000
有効ライフタイムを通じた最
大開閉回数 AC-1 AC 250V 4 A:180,000
AC 250V 1 A:70,000
AC-15
その他の仕様(各機種共通仕様)は P27 をご覧ください。 AC 250V 3 A:39,000
*1) ISO13849-1 Annex Kによる。
17
ed
0
Sa
H
Page18
HR6S形 安全リレーモジュール
HR6S-S形
配線例
L1(+)
S1 WH BN+ K3
HS7A- S3 F1 F2
DM K4
記号 説明
BK BU ESC
EXT オプションの拡張モジュール用コネクタ
A1 A2 S11 S12 S13 Y1 Y2 13 23 S1、S2 非接触安全スイッチ
AC/DC DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ S3 起動スイッチ
入力 スタート K3、K4 コンタクタ
DC K1 PLC プログラマブルコントローラ
K2 F1、F2 ヒューズ
電源 入力
DC+ CH+ CH+
S21 S22 S23 B2 Z1 14 24
BK BU
K3
HS7A-
DM K3 K4
S2 WH BN+ K4
N(-)
PLC
入力1
COM(0V) M
ファンクションモードセレクタと入力機器接続例
ダイヤル1 ダイヤル2 ダイヤル3
同期監視:なし 同期監視:2s(S12が先)/ 4s(S22が先) 同期監視:0.5s
短絡検出:あり 短絡検出:あり 短絡検出:あり
不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:なし
非常停止スイッチ 安全スイッチ 両手操作スイッチ(ⅢA)
安全柵 安全柵
S1
S1
S2
S2
S11 S12 S13 S21 S22 S23 S11 S12 S13 S21 S22 S23 S11 S12 S13
DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+
ダイヤル4 ダイヤル5
同期監視:0.5s 同期監視:0.5s
短絡検出:あり 短絡検出:あり
不一致監視:あり 不一致監視:なし
両手操作スイッチ(ⅢC)
安全スイッチ 非接触安全スイッチ 近接スイッチ
(1NO、1NC) (1NO、1NC()*1) ( 1NO、1NC)
S1 S2
S11 S12 S13 S21 S22 S23 S11 S12 S13 S21 S22 S23
DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+
*1)HS7A形(IDEC製)など非接触安全スイッチの接続例は取扱説明書にも明記していますが、組み合わせ認証書はありません。
注) 図の接点は非常停止用押ボタンスイッチは操作していないとき、安全スイッチはドアが閉まっているとき、HS7A形非接触安全スイッチはドアが
開いているときの状態を表しています。
18
共通基準電位
(0V)
半導体パルス出力
(DC24V)
EXT
Page19
HR6S形 安全リレーモジュール
ダイヤル7 ダイヤル8 ダイヤル9 ダイヤル10
同期監視:なし 同期監視:0.5s 同期監視:なし 同期監視:0.5s
短絡検出:なし 短絡検出:なし 短絡検出:なし 短絡検出:なし
不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:あり 不一致監視:あり
2PNP×2 2OSSD×2
+ - + - 24 V 24 V
PNP PNP
+ - + - ESPE ESPE
PNP PNP 0 V OSSD OSSD 0 V OSSD OSSD
S11 S12 S13 S21 S22 S23 S11 S12 S13 S21 S22 S23
DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+ DC+ CH+ CH+
19
Page20
HR6S-ADBN 形 安全リレーモジュール
6系統の安全入力が可能
● オ ペレータからの停止指示を受け取ったとき、または安全回路
自体の問題を検出したときに危険な動きを即座に停止すること
により、機械のオペレータと機械の両方を保護します。
● 入力機器を並列に6系統まで接続可能。 出力拡張可
(すべての入力が有効のときに出力が有効になります。)
種類[形番] 販売単位:1個
端子部 形番
(ご注文形番) 電源電圧
Push-in端子 HR6S-DN1C AC / DC 24V
ねじ端子 HR6S-DN1P AC / DC 24V
● 各製品にはアクセサリのシールテープ(P28参照)1個が付属しています。
● 規格認証製品の詳細は当社
TÜV NORD Systems
GmbH & Co.KG
f
R e
6 t
S y
* Approv
- 1435.IM.135005/2 ホームページをご覧ください。
ファンクションモードの概要
ISO 13850 およびIEC 非接触安全スイッチを IEC 61496-1 準拠の
60204-1 準拠の非常 用いたISO ESPE(タイプ4 ライト
停止回路の監視、 14119/14120 準拠の カーテンなど)の監視
停止カテゴリ0 安全柵の監視
安全スイッチを用いた 近接スイッチの監視 RFID センサの監視
ISO 14119/14120 準
拠の安全柵の監視
安全出力 機能安全パラメータ
即断NO 接点数 3 安全出力がオフ状態
即断NC 接点数 1 規定の安全状態 NO:開
最大回路短絡電流IK 1 kA NC:閉
NO 接点の最大定常電流 6 A パフォーマンスレベル PL、カテゴリ NO:PL e、カテゴリ4
(
NC 接点の最大定常電流 3 A ISO 13849-1:2015) NC:PL c、カテゴリ1
最大合計熱電流ΣITHERM 12 A 安全度水準 SIL NO:3
最小電流 (
10 mA IEC 61508-1:2010) NC:1
UL 60947-5-1に基づく使用カテゴリ
NO 接点:B300 およびR300 安全度水準要求限度 SILCL
(IEC 62061:2005+AMD1:2012+ NO:3
NC 接点:D300 およびR300 AMD2:2015) NC:1
AC-1 : 250V タイプ(IEC 61508-2) B
IEC 60947-4-1 およびIEC 60947-5-1 AC-15: 250V
準拠の用途カテゴリ DC-1 : 24V ハードウェアフォールトトレランス HFT
(IEC 61508およびIEC 62061) 1
DC-13: 24V
AC-1 : 5A 非常停止の停止カテゴリ
(ISO 13850およびIEC 60204-1)
0
AC-15: 3A
NO 接点の最大電流
DC-1 : 5A 周囲温度55℃での有効ライフタイム 20年
DC-13: 3A 安全側故障確率 SFF
(IEC 61508およびIEC 62061)
99 %以上
AC-1 : 3A
NC 接点の最大電流 AC-15: 1A 1時間あたりの危険側故障確率 PFHD
(IEC 61508およびISO 13849-1)
0.88 × 10-9
DC-1 : 3A
DC-13: 1A 平均危険側故障時間 MTTFD
外部ヒューズ NO 接点:10A、カテゴリgG (ISO 13849-1)
2,500年(*1)
NC 接点:4A、カテゴリgG 平均診断範囲 DCavg
(ISO 13849-1)
99 %以上
非安全補助出力 AC 24V / 1A:1,200,000回
DC-13
出力電圧 DC 24V DC 24V / 3A:275,000回
有効ライフタイムを通じた
最大電流 20mA 最大開閉回数 AC-1 AC 250V / 4A:90,000回
AC 250V / 1A:90,000回
AC-15
同期時間 AC 250V / 3A:60,000回
*1) ISO13849-1 Annex Kによる。
安全入力の同期の同期時間はファンクションモードによって異な
ります。(P21~22「ファンクションモードセレクタと入力機器接 その他の仕様(各機種共通仕様)は P27 をご覧ください。
続例」をご覧ください。)
20
ed
0
Sa
H