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発展しつづけるテクノロジーの安全を支える ロック強度5,000Nのスリムな安全スイッチ
【特長】
・ロック強度5,000N以上(□40mm幅スリムタイプ)
・弊社製品HS1L形よりも大幅にスリム化
・操作ヘッド部を回転するだけで、アクチュエータの挿入方向を簡単に変更(各方向)
・前からでもロック状態が見える、裏面ロック解除メカニカルインジケータ搭載
・引張強度5000Nに対応した水平/垂直可動アクチュエータをご用意
・ソレノイドの消費電流200mAで省エネを実現
・裏面ロック解除ボタンタイプも完備
・スプリングクランプ式端子台の採用により、耐振動性に優れ、配線後の緩みがなく、増し締め不要のメンテナンスフリー。
・配線のふたを長くし、ケーブル引出方向をストレート、左右どちらからでも配置可能
このカタログについて
ドキュメント名 | ソレノイド付安全スイッチ HS1T形(2接点タイプ / 4接点タイプ) |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.8Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | IDEC株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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
このカタログの内容
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ソレノイド付安全スイッチ
HS1T形 2接点タイプ/4接点タイプ
ロック強度5,000Nの
スリムな安全スイッチ
発展しつづけるテクノロジーの安全を支える
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発展しつづけるテクノロジー の安全を支える
ロック強度5,000N以上(□40mm幅スリムタイプ)
弊社製品HS1L形よりも大幅にスリム化しました。
大幅にスリム! 143
129
体積比
約70% DOWN
(単位 m )
88 63 40 : m
40
従来品(HS1L形):体積 715cm3 HS1T形:体積 229cm3
ロック強度3,000N ロック強度5,000N
操作ヘッド部を回転するだけで、アクチュエータの挿入方向を簡単に変更(各方向)
・ヘッドを外すことなく回転させる、HEAD回転機構を搭載。
・無効化防止に対応。(通常の安全スイッチはヘッドを外すことでNC接点をcloseできる)
HS1T形の場合
3工程で
1 2 3 カンタン方向変更!
合わせる
① マイナスドライバで回転 ② 取付方向までヘッドを ③ ヘッドとケースの△マーク
止めねじが止まる位置ま 回転します。 を合わせ、回転止めねじを
で引き上げます。 締め付けます。
4工程+ねじの
従来のIDEC安全スイッチ(HS5L形)の場合 扱いが大変…
1 2 3 4
2
1
4
3
① プラスドライバでねじを ② 操作ヘッド部分を ③ 取り付ける方向にセットします ④ ねじを4ヵ所締め付けます
4ヵ所緩めます 取り外します
2
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発展しつづけるテクノロジー の安全を支える
前からでもロック状態が見える 裏面ロック解除メカニカルインジケータ
裏面ロック解除ボタンが押されている時、正面からロック解除状態がわかるメカニカルインジケータを搭載。
ロック解除されている状態を正面から確認可能。
注)裏面ロック解除ボタンタイプの機種のみ対象です。
従来品(HS5L形) 解除前 解除後
押されている状態 裏面ロック解除ボタンが
押されている状態
HS1T形
なら
メカニカル
ロック解除されているのが正面か インジケータ
らわからないため、再起動時に
安全回路が働いて起動できない。
そのため、どこの安全回路が働い
ているか探す必要がある。 ロック解除されていても正面から容易にロック解除
状態を確認できる。
水平/垂直可動アクチュエータ ソレノイドの消費電流200mA
2種類のアクチュエータ(Lタイプ、ストレートタイプ)に加え、引張強度5000Nに
対応した水平/垂直可動アクチュエータを品揃えしました。 ロック用のソレノイド電流が200mAのた
金属カバーを採用することにより強度がアップ。 め、リレーを使用せずにコントローラから
底面、側面取付けも可能。 直接ソレノイドを駆動できます。
金属カバー
コントローラ
ソレノイドを HS1T形底面取付時
の接地面 直接駆動可能
水平/垂直可動タイプ 側面取付時
の接地面
底面、側面取付け可能
Lタイプ ストレートタイプ (水平/垂直可動タイプ)
裏面ロック解除ボタンタイプ スプリングクランプ端子 ケーブル横引出タイプ
万一危険区域内に作業者が残された場合 スプリングクランプ式端子台の採用によ 配線のふたを長くし、ケーブル引出方向
でも扉のロックを解除可能。 り、耐振動性に優れ、配線後の緩みがなく、 をストレート、左右どちらからでも配置で
増し締めのメンテナンスが不要です。 きるようにしました。
配線効率アップを実現。 また長いマークチューブなども使用可能。
ドライバ挿入口
裏面ロック 電線挿入口
解除ボタン
左方向引出し 右方向引出し
ドライバ挿入口
電線挿入口
ストレート引出し
3
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
大型の扉、大型の機械設備に適した
ロック強度の高いソレノイド付安全スイッチ
● ロ ック強度5,000N以上
● 前面・側面からでもロック状態が見える裏面ロック解除メカニ
カルインジケータ採用
● ヘッド回転機構を搭載し、アクチュエータの挿入方向の変更が簡単。
● ケーブル横引出タイプを品揃え。
● 2接点と4接点タイプを品揃え。
● 配線はスプリングクランプ式端子台で振動による緩み防止。
● ソレノイドの消費電流は200mAの省エネタイプ。
● ソ レノイド励磁でロック解除するスプリングロックタイプとソレ
ノイド励磁でロックするソレノイドロックタイプの2タイプ完備。
● 機械的耐久性:200万回
ロック監視のマーキングとは
● 認証製品の詳細は当社ホームページをご覧ください。
本ロック監視マークはEN ISO/ISO14119 9.2.1項に新たに記載
性能仕様 されたマークであり、EN ISO/ISO14119の下記要求事項を満た
してることを示しています。
ー ガード施錠装置に対する一般要求事項( 5.7.1項)※EN ISO / ISO14119 、 IEC60947-5-1、
EN60947-5-1(TÜV認証)、GS-ET-19(TÜV認証)、 ー ガード施錠装置に対するロック監視 (5.7.2.2項)
適用規格 UL508(UL Listing認証)、 本ロック監視マーキングが付いているロックモニタ回路(接点)にて、防護扉の
CSA C22.2 No.14(c-UL Listing認証)、 位置の監視とロック機能の監視を同一の回路(接点)で行うことができます。
GB/T 14048. 5(CCC認証) (防護扉閉 かつ ロック状態の場合のみ ロックモニタ回路(接点)がON)
用途規格 IEC60204-1/EN60204-1
タイプおよびコード化レベル Type2 インターロック装置 Low Level Coded(EN ISO 14119) ※ HS1T形はスプリングロックタイプ・ソレノイドロックタイプ共にロック監視
使用周囲温度:-25~+55˚C(ただし、氷結しないこと) マークを適用して認証を取得しています。ソレノイドロックタイプの場合はリ
標準使用状態 使用相対湿度:20~95%(ただし、結露しないこと) スクアセスメントの結果安全上ロックが必要のない用途、例えば生産都合の
保存周囲温度:-40~+80˚C(ただし、氷結しないこと) ロックが必要な場合などに使用可能です。
使用環境:汚染度3(内部2)
インパルス耐電圧 2.5kV(LED、ソレノイド-アース間:0.5kV) 定格
絶縁抵抗 充電金属部-非充電金属部:100MΩ以上(DC500Vメガにて)
異極端子間:100MΩ以上(DC500Vメガにて) 接点定格
感電保護クラス Class II(IEC61140) 定格絶縁電圧(Ui) 250V(LED、ソレノイド-アース間:30V)
保護構造 IP67 ( IEC60529)Type 4X Indoor Use Only 定格通電電流(Ith) 2.5A
耐衝撃 誤動作100m/s2、耐久1000m/s2 定格使用電圧(Ue) 30V 125V 250V
耐振動 誤動作:10~55Hz、片振幅:0.35mm以上 電定 抵抗負荷( ) - 2.5A 1.5A
流 交流 AC-12
格 AC
耐 久:30Hz、片振幅:1.5mm以上 誘導負荷(AC-15) - 1.5A 0.75A
(使
アクチュエータ操作速度 0.05~1.0m/s Ie用
) 直流 抵抗負荷(DC-12) 2.0A 0.4A 0.2A
DC
直接開路 誘導負荷(DC-13) 1.0A 0.22A 0.1A
動作ストローク 12mm以上
● 最小適用負荷(参考値)=AC/DC3V・5mA
直接開路動作力 120N (使用可能領域は使用条件や負荷の種類によって、変動する場合があります。)
ロック時のアクチュ ※ UL、c-UL認証定格 : Pilot Duty AC 0.75A・250V、Pilot Duty DC 1.0A・
エータ引張強度(*1) Fzh=5,000N以上( GS-ET-19)(*3) 30V
操作頻度 900回/時 TÜV認証定格 :AC-15 0.75A・250V、DC-13 1.0A・30V
裏面ロック解除ボタン CCC認証定格 :AC-15 0.75A・250V、DC-13 1.0A・30V
機械的耐久性 3,000回以上(HS1T-□L形の場合)
機械的耐久性 200万回以上 ソレノイドユニット
10万回以上(AC-15 250V・0.75A) ロック機構 スプリングロックタイプ ソレノイドロックタイプ
電気的耐久性 200万回以上( AC/DC 24V 100mA) 定格使用電圧 DC24V 100% duty cycle
(操作頻度900回/時) 定格電流 200mA(初期値)
条件付短絡電流 50A(250V)(*2) コイル抵抗 120Ω(at 20˚C)
ケーブル 0.3mm2以上1.5mm2以下 動作電圧 定格電圧×85%以下(at 20˚C)
またはAWG22以上AWG16以下のより線または単線が1本 復帰電圧 定格電圧×10%以上(at 20˚C)
質量(約) 450g 最大連続印加電圧 定格電圧×110%
*1) アクチュエータ引張強度については P17 をご覧ください。 最大連続印加時間 連続
*2) 短絡保護装置として250V/10A速断形ヒューズをご使用ください。 絶縁クラス Class F
*3) HS1T形安全スイッチのロック強度仕様は静荷重で5,000Nです。
上記ロック強度仕様値を超える荷重が加わらないようにしてください。 表示灯
万一、HS1T形安全スイッチにロック強度仕様値を超える負荷が予想され 定格使用電圧 DC24V 100% duty cycle
る場合は、別のロック無安全スイッチ(HS5D形安全スイッチなど)や 定格電流 10mA
センサなどによって扉の解放を検出して機械が停止するシステムを追加し 光源の種類 LED
てください。 発光色 G(緑)
4
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
種類[形番]
4接点タイプ(スプリングロック・ソレノイドロック) 販売単位:1個
スプリングロック ソレノイドロック
回路
番号 接点構成 コンジット
口サイズ 形番 形番
(ご注文形番) (ご注文形番)
ドアモニタ ロックモニタ
(アクチュエータ挿入時) スプリングロック→ソレノイド オフ時
ソレノイドロック→ソレノイド オン時 HS1T-VA44ZM-G HS1T-VA7Y4ZM-G
(+) (-)
A2 A1
VA ドアモニタ回路:1NC,1NO ロックモニタ回路:1NC,1NO M20
モニタ回路: 11 12 41 42 (注) HS1T-VA44ZSM-G HS1T-VA7Y4ZSM-G
モニタ回路: 23 24
モニタ回路: 53 54 (ケーブル横引出タイプ) (ケーブル横引出タイプ)
ドアモニタ回路:1NC,1NO ロックモニタ回路:2NC
VB モニタ回路: 11 12 41 42 (注)
モニタ回路: M20 HS1T-VB44ZM-G HS1T-VB7Y4ZM-G
23 24
モニタ回路: 51 52 (注)
ドアモニタ回路:2NC ロックモニタ回路:1NC,1NO
HS1T-VC44ZM-G HS1T-VC7Y4ZM-G
VC モニタ回路: 11 12 41 42 (注)
モニタ回路: 21 22 M20
モニタ回路: 53 54 HS1T-VC44ZSM-G HS1T-VC7Y4ZSM-G
(ケーブル横引出タイプ) (ケーブル横引出タイプ)
ドアモニタ回路:2NC ロックモニタ回路:2NC
HS1T-VD44ZM-G HS1T-VD7Y4ZM-G
VD モニタ回路: 11 12 41 42 (注) M20
モニタ回路: 21 22
モニタ回路: 51 52 (注) HS1T-VD44ZSM-G HS1T-VD7Y4ZSM-G
(ケーブル横引出タイプ) (ケーブル横引出タイプ)
ドアモニタ回路:3NC ロックモニタ回路:1NC
HS1T-VF44ZM-G HS1T-VF7Y4ZM-G
VF モニタ回路: 11 12 41 42 (注)
モニタ回路: 21 22 M20
モニタ回路: 31 32 HS1T-VF44ZSM-G HS1T-VF7Y4ZSM-G
(ケーブル横引出タイプ) (ケーブル横引出タイプ)
ドアモニタ回路:2NC,1NO ロックモニタ回路:1NC
HS1T-VG44ZM-G HS1T-VG7Y4ZM-G
VG モニタ回路: 11 12 41 42 (注) M20
モニタ回路: 21 22
モニタ回路: HS1T-VG44ZSM-G HS1T-VG7Y4ZSM-G
33 34 (ケーブル横引出タイプ) (ケーブル横引出タイプ)
ドアモニタ回路:1NC ロックモニタ回路:3NC
VH モニタ回路: 11 12 41 42 (注) M20 HS1T-VH44ZM-G HS1T-VH7Y4ZM-G
モニタ回路: 51 52 (注)
モニタ回路: 61 62 (注)
ドアモニタ回路:1NC ロックモニタ回路:2NC, 1NO
VJ モニタ回路: 11 12 41 42 (注) M20 HS1T-VJ44ZM-G HS1T-VJ7Y4ZM-G
モニタ回路: 51 52 (注)
モニタ回路: 63 64
ドアモニタ回路:1NO ロックモニタ回路:3NC
モニタ回路: 13 14 41 42 (注)
VW モニタ回路: 51 52 (注) M20 HS1T-VW44ZM-G HS1T-VW7Y4ZM-G
モニタ回路: 61 62 (注)
ドアモニタ回路:1NO ロックモニタ回路:2NC, 1NO
モニタ回路: 13 14 41 42 (注)
VX モニタ回路: M20 HS1T-VX44ZM-G HS1T-VX7Y4ZM-G
51 52 (注)
モニタ回路: 63 64
● 接点構成はアクチュエータが挿入され、ロックがかかった状態を示します。
● アクチュエータは本体に付属していませんので所定の形番でご注文ください。
● 安全回路への入力は マークのついたモニタ回路を接続して、ご使用ください。
● HS1T-□□□□SM-G形…ケーブル横引出タイプは上記の形番になります。詳細に関してはお問い合わせください。
● 動作回路および動作サイクル例は、P9 ~ P12 をご覧ください。
注) スプリングロック、ソレノイドロックタイプ共にロック監視マークを適用して認証を取得しています。
ソレノイドロックタイプの場合はリスクアセスメントの結果、安全上ロックが必要のない用途、例えば生産都合のロックが必要な場合などに使用可能です。
標準価格についてはホームページをご覧ください。 5
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
種類[形番]
2接点タイプ(スプリングロック・ソレノイドロック) 販売単位:1個
スプリングロック ソレノイドロック
回路
番号 接点構成 コンジット
口サイズ 形番 形番
(ご注文形番) (ご注文形番)
ドアモニタ ロックモニタ
(アクチュエータ挿入時) スプリングロック→ソレノイド オフ時
ソレノイドロック→ソレノイド オン時
(+) (-)
A2 A1
XD ドアモニタ回路:1NC ロックモニタ回路:1NC M20 HS1T-XD44ZM-G HS1T-XD7Y4ZM-G
モニタ回路: 11 12
モニタ回路: 41 42 (注)
ドアモニタ回路:2NC
XF M20 HS1T-XF7Y4ZM-G
モニタ回路: 11 12
モニタ回路: 21 22
ドアモニタ回路:1NC, 1NO
XG モニタ回路: 11 12 M20 HS1T-XG7Y4ZM-G
モニタ回路: 23 24
ロックモニタ回路:2NC
HS1T-XH44ZM-G
HS1T-XH7Y4ZM-G
HS1T-XH44ZSM-G
(ケーブル横引出タイプ)
XH モニタ回路: 41 42 (注) M20 HS1T-XH44ZLM-G
モニタ回路: 51 52 (注) (裏面ロック解除押ボタン付タイプ)
HS1T-XH7Y4ZSM-G
HS1T-XH44ZLSM-G (ケーブル横引出タイプ)
(裏面ロック解除押ボタン付タイプ、
ケーブル横引出タイプ)
ロックモニタ回路:1NC、1NO
XJ M20 HS1T-XJ44ZM-G HS1T-XJ7Y4ZM-G
モニタ回路: 41 42 (注)
モニタ回路: 53 54
● 接点構成はアクチュエータが挿入され、ロックがかかった状態を示します。
● アクチュエータは本体に付属していませんので所定の形番でご注文ください。
● 安全回路への入力は マークのついたモニタ回路を接続して、ご使用ください。
● HS1T-□□□□SM-G形…ケーブル横引出タイプは上記の形番になります。詳細に関してはお問い合わせください。
● 動作回路および動作サイクル例は、P13 ~ P14 をご覧ください。
注) スプリングロック、ソレノイドロックタイプ共にロック監視マークを適用して認証を取得しています。
ソレノイドロックタイプの場合はリスクアセスメントの結果、安全上ロックが必要のない用途、例えば生産都合のロックが必要な場合などに使用可能です。
6 標準価格についてはホームページをご覧ください。
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
種類[形番]
4接点・裏面ロック解除押ボタン付タイプ( スプリングロック) 販売単位:1個
回路 ス
番号 接点構成 コンジット プリングロック
口サイズ 形番(ご注文形番)
ドアモニタ ロックモニタ
(アクチュエータ挿入時) (ソレノイドオフ時)
(+) (-)
A2 A1
VA M20 HS1T-VA44ZLM-G
ドアモニタ回路:1NC,1NO ロックモニタ回路:1NC,1NO
モニタ回路: 11 12 41 42
モニタ回路: 23 24
モニタ回路: 53 54
ドアモニタ回路:1NC,1NO ロックモニタ回路:2NC
VB モニタ回路: 11 12 41 42
モニタ回路: M20 HS1T-VB44ZLM-G
23 24
モニタ回路: 51 52
ドアモニタ回路:2NC ロックモニタ回路:1NC,1NO
VC モニタ回路: 11 12 41 42 M20 HS1T-VC44ZLM-G
モニタ回路: 21 22
モニタ回路: 53 54
ドアモニタ回路:2NC ロックモニタ回路:2NC
HS1T-VD44ZLM-G
VD モニタ回路: 11 12 41 42
モニタ回路: 21 22 M20
モニタ回路: 51 52 HS1T-VD44ZLSM-G
(ケーブル横引出タイプ)
ドアモニタ回路:3NC ロックモニタ回路:1NC
HS1T-VF44ZLM-G
VF モニタ回路: 11 12 41 42
モニタ回路: 21 22 M20
モニタ回路: 31 32 HS1T-VF44ZLSM-G
(ケーブル横引出タイプ)
ドアモニタ回路:1NC ロックモニタ回路:2NC,1NO
VJ モニタ回路: 11 12 41 42 M20 HS1T-VJ44ZLM-G
モニタ回路: 51 52
モニタ回路: 63 64
● 動作回路および動作サイクル例は、P8 ~ P9 をご覧ください。
4接点・安全2重化タイプ(スプリングロック) 販売単位:1個
回路
番号 接点構成 コンジット スプリングロック
口サイズ 形番(ご注文形番)
メイン回路: 1NC+1NC,1NC+1NC
ドアモニタ ロックモニタ
(アクチュエータ挿入時) (ソレノイドオフ時) HS1T-DD44ZM-G
(+) (-)
DD A2 A1 M20
HS1T-DD44ZSM-G
メイン回路: 11 12 41 42 (ケーブル横引出タイプ)
メイン回路: 21 22 51 52
● 動作回路および動作サイクル例は、P12 をご覧ください。
4接点・安全2重化裏面ロック解除押ボタン付タイプ(スプリングロック) 販売単位:1個
回路 スプリングロック
番号 接点構成 コンジット
口サイズ 形番(ご注文形番)
メイン回路: 1NC+1NC,1NC+1NC
ドアモニタ ロックモニタ HS1T-DD44ZLM-G
(アクチュエータ挿入時) (ソレノイドオフ時)
DD (+) (-)
A2 A1 M20
HS1T-DD44ZLSM-G
メイン回路: 11 12 41 42 (ケーブル横引出タイプ)
メイン回路: 21 22 51 52
● 動作回路および動作サイクル例は、P12 をご覧ください。
● 接点構成はアクチュエータが挿入され、ロックがかかった状態を示します。
● ア クチュエータは本体に付属していませんので所定の形番でご注文ください。
標準価格についてはホームページをご覧ください。 7
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
動作回路および動作サイクル例
4接点タイプ、4接点・裏面ロック解除ボタン付タイプ(スプリングロック)
状態1 状態2 状態3 状態4 手動ロック解除時
安全スイッチ動作状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が閉じている状態
・機械は運転可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態
・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは無励磁
押す
扉の状態図
・手動ロック解除 ・裏面ロック解除
Keyを回す ボタンを押す
(*1) (*2)
(+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-)
A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1
回路図(例:HS1T-VA4) 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42
23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54
扉 閉(ロック状態) 閉(ロック解除) 開 開 閉(ロック解除)
HS1T-VA4 モニタ回路
(扉閉)
ドアモニタ ロックモニタ 11-12間
(アクチュエータ挿入時) (ソレノイド オフ時) モニタ回路
(+) (-) (扉開)
23-24間
A2 A1 モニタ回路
(ロック)
モニタ回路: 11 12 41 42 41-42間
モニタ回路: 23 24 モニタ回路
モニタ回路: 53 54 (ロック解除)
53-54間
HS1T-VB4 モニタ回路
(扉閉)
11-12間
モニタ回路
(扉開)
23-24間
モニタ回路: 11 12 41 42 モニタ回路
モニタ回路: 23 24 (ロック)
41-42間
モニタ回路: 51 52 モニタ回路
(ロック)
51-52間
HS1T-VC4 モニタ回路
(扉閉)
11-12間
モニタ回路
(扉閉)
21-22間
モニタ回路: 11 12 41 42 モニタ回路
(ロック)
モニタ回路: 21 22 41-42間
モニタ回路: 53 54 モニタ回路
(ロック解除)
53-54間
形HS1T-VD4 モニタ回路
(扉閉)
式 11-12間
お モニタ回路
よ (扉閉)
び 21-22間
接 モニタ回路: 11 12 41 42 モニタ回路
モニタ回路: 21 22 (ロック)
点 41-42間
構 モニタ回路: 51 52 モニタ回路
成 (ロック)
51-52間
HS1T-VF4 モニタ回路
(扉閉)
11-12間
モニタ回路
(扉閉)
21-22間
モニタ回路: 11 12 41 42 モニタ回路
モニタ回路: 21 22 (扉閉)
31-32間
モニタ回路: 31 32 モニタ回路
(ロック)
41-42間
HS1T-VG4 モニタ回路
(扉閉)
11-12間
モニタ回路
(扉閉)
21-22間
モニタ回路: 11 12 41 42 モニタ回路
モニタ回路: 21 22 (扉開)
33-34間
モニタ回路: 33 34 モニタ回路
(ロック)
41-42間
HS1T-VH4 モニタ回路
(扉閉)
11-12間
モニタ回路
モニタ回路: 11 12 41 42 (ロック)
41-42間
モニタ回路: 51 52 モニタ回路
モニタ回路: 61 62 (ロック)
51-52間
モニタ回路
(ロック)
61-62間
ソレノイド電源A1-A2間(全形式共通) OFF(無励磁) ON(励磁) ON(励磁) OFF(無励磁) OFF(無励磁)
● 接点構成はアクチュエータが挿入され、ロックがかかった状態を示します。
● モ ニタ回路:防護扉開閉状態(ドアモニタ)またはロック施解錠状態(ロックモニタ)をモニタする信号を出します。
*1) 配線前および通電前の扉の動作確認、または停電等の非常時のためアクチュエータのロック解除が手動で行えるようになっています。
*2) 危険区域内に閉じこめられた場合に裏面ロック解除ボタンを押すことでアクチュエータのロック解除が手動で行えるようになっています。
(裏面ロック解除ボタン付タイプのみ)
8
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
動作回路および動作サイクル例
4接点タイプ、4接点・裏面ロック解除ボタン付タイプ(スプリングロック)
状態1 状態2 状態3 状態4 手動ロック解除時
安全スイッチ動作状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が閉じている状態
・機械は運転可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態
・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは無励磁
押す
扉の状態図
・手動ロック解除 ・裏面ロック解除
Keyを回す ボタンを押す
(*1) (*2)
(+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-)
A2 A1 A2 A1 (+) (-)
A2 A1 A2 A1 A2 A1
回路図(例:HS1T-VA4) 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42
23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54
扉 閉(ロック状態) 閉(ロック解除) 開 開 閉(ロック解除)
HS1T-VJ4 モニタ回路
(扉閉)
ドアモニタ ロックモニタ 11-12間
(アクチュエータ挿入時) (ソレノイド オフ時) モニタ回路
(ロック)
(+) (-) 41-42間
A2 A1 モニタ回路
(ロック)
モニタ回路: 11 12 41 42 51-52間
モニタ回路: 51 52 モニタ回路
モニタ回路: 63 64 (ロック解除)
63-64間
HS1T-VW4 モニタ回路
形 (扉開)
式 13-14間
お モニタ回路
よモニタ回路: 13 14 41 42 (ロック)
モニタ回路: 51 52 41-42間
び
接モニタ回路: 61 62 モニタ回路
点 (ロック)
51-52間
構
成 モニタ回路
(ロック)
61-62間
HS1T-VX4 モニタ回路
(扉開)
13-14間
モニタ回路: 13 14 41 42 モニタ回路
モニタ回路: 51 52 (ロック)
41-42間
モニタ回路: 63 64
モニタ回路
(ロック)
51-52間
モニタ回路
(ロック解除)
63-64間
ソレノイド電源A1-A2間(全形式共通) OFF(無励磁) ON(励磁) ON(励磁) OFF(無励磁) OFF(無励磁)
● 接点構成はアクチュエータが挿入され、ロックがかかった状態を示します。
● モ ニタ回路:防護扉開閉状態(ドアモニタ)またはロック施解錠状態(ロックモニタ)をモニタする信号を出します。
*1) 配線前および通電前の扉の動作確認、または停電等の非常時のためアクチュエータのロック解除が手動で行えるようになっています。
*2) 危険区域内に閉じこめられた場合に裏面ロック解除ボタンを押すことでアクチュエータのロック解除が手動で行えるようになっています。
(裏面ロック解除ボタン付タイプのみ)
● 動作特性(参考) 0(アクチュエータ取付基準)
約4.2( ロックのかかる位置)
約9.8 約10.3 約 28.5(ストローク:mm)
モニタ回路(扉開、NO) :接点 ON(Close)
モニタ回路(扉閉、NC)
モニタ回路(ロック解除、NO) :接点 OFF(Open)
モニタ回路(ロック、NC)
・ 動作特性は、ストレートタイプ(HS9Z-A11T形)、Lタイプ(HS9Z-A12T形)
のアクチュエータ使用の場合を表します。
・ 動作特性は、アクチュエータが安全スイッチの挿入口センターに
入る場合を表します。
9
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
動作回路および動作サイクル例
4接点タイプ(ソレノイドロック)
状態1 状態2 状態3 状態4 手動ロック解除Keyで
UNLOCK時
安全スイッチ動作状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が閉じている状態
・機械は運転可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態
・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは無励磁→励磁
扉の状態図
手動ロック解除状態
(+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-)
A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1
回路図(例:HS1T-VA7Y) 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42
23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54
扉 閉(ロック状態) 閉(ロック解除) 開 開 閉(ロック解除)
HS1T-VA7Y モニタ回路
(扉閉)
ドアモニタ ロックモニタ 11-12間
(アクチュエータ挿入時)(ソレノイド オン時) モニタ回路
(+) (-) (扉開)
A2 A1 23-24間
モニタ回路
モニタ回路: 11 12 41 42 (注) (ロック)
モニタ回路: 23 24 41-42間
モニタ回路: 53 54 モニタ回路
(ロック解除)
53-54間
HS1T-VB7Y モニタ回路
(扉閉)
11-12間
モニタ回路: 11 12 41 42 (注) モニタ回路
(扉開)
モニタ回路: 23 24 23-24間
形モニタ回路: 51 52 (注) モニタ回路
(ロック)
式 41-42間
お モニタ回路
よ (ロック)
び 51-52間
接HS1T-VC7Y モニタ回路
(扉閉)
点 11-12間
構 モニタ回路
成モニタ回路: 11 12 41 42 (注) (扉閉)
モニタ回路: 21 22 21-22間
モニタ回路: 53 54 モニタ回路
(ロック)
41-42間
モニタ回路
(ロック解除)
53-54間
HS1T-VD7Y モニタ回路
(扉閉)
11-12間
モニタ回路: 11 12 41 42 (注) モニタ回路
(扉閉)
モニタ回路: 21 22 21-22間
モニタ回路: 51 52 (注) モニタ回路
(ロック)
41-42間
モニタ回路
(ロック)
51-52間
ソレノイド電源A1-A2間(全形式共通) ON(励磁) OFF(無励磁) OFF(無励磁) ON(励磁)(*2) ( *1)(*2)
OFF(無励磁)→ON(励磁)
● 接点構成はアクチュエータが挿入され、ロックがかかった状態を示します。
● モ ニタ回路:防護扉開閉状態(ドアモニタ)またはロック施解錠状態(ロックモニタ)をモニタする信号を出します。
*1)ソ レノイドに電圧印加した状態で手動ロック解除の操作を行わないでください。
*2) 扉が開いている状態および手動ロック解除KeyでUNLOCK時に長時間ソレノイドへの電圧印加をしないでください。
注)ス プリングロック、ソレノイドロックタイプ共にロック監視マークを適用して認証を取得しています。ソレノイドロックタイプの場合はリスクアセスメントの結果、
安全上ロックが必要のない用途、例えば生産都合のロックが必要な場合などに使用可能です。
● 動作特性(参考) 0(アクチュエータ取付基準)
約4.2( ロックのかかる位置)
約9.8 約10.3 約 28.5(ストローク:mm)
モニタ回路(扉開、NO) :接点 ON(Close)
モニタ回路(扉閉、NC)
モニタ回路(ロック解除、NO) :接点 OFF(Open)
モニタ回路(ロック、NC)
・ 動 作特性は、ストレートタイプ(HS9Z-A11T形)、Lタイプ(HS9Z-A12T形)の
アクチュエータ使用の場合を表します。
・ 動作特性は、アクチュエータが安全スイッチの挿入口センターに
入る場合を表します。
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
動作回路および動作サイクル例
4接点タイプ(ソレノイドロック)
状態1 状態2 状態3 状態4 手動ロック解除Keyで
UNLOCK時
安全スイッチ動作状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が閉じている状態
・機械は運転可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態
・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは無励磁→励磁
扉の状態図
手動ロック解除状態
(+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-)
A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1 (+) (-)
A2 A1
回路図(例:HS1T-VA7Y) 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42
23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54 23 24 53 54
扉 閉(ロック状態) 閉(ロック解除) 開 開 閉(ロック解除)
HS1T-VF7Y モニタ回路
(扉閉)
ドアモニタ ロックモニタ 11-12間
(アクチュエータ挿入時)(ソレノイド オン時) モニタ回路
(+) (-) (扉閉)
A2 A1 21-22間
モニタ回路
(扉閉)
モニタ回路: 11 12 41 42 (注) 31-32間
モニタ回路: 21 22 モニタ回路
モニタ回路: 31 32 (ロック)
41-42間
HS1T-VH7Y モニタ回路
(扉閉)
11-12間
モニタ回路
モニタ回路: 11 12 41 42 (注) (ロック)
41-42間
モニタ回路: 51 52 (注)
形 モニタ回路
モニタ回路: 61 62 (注) (ロック)
式 51-52間
お モニタ回路
よ (ロック)
び 61-62間
接HS1T-VG7Y モニタ回路
(扉閉)
点 11-12間
構 モニタ回路
成 (扉閉)
モニタ回路: 11 12 41 42 (注) 21-22間
モニタ回路: 21 22 モニタ回路
モニタ回路: 33 34 (扉開)
33-34間
モニタ回路
(ロック)
41-42間
HS1T-VJ7Y モニタ回路
(扉閉)
11-12間
モニタ回路
モニタ回路: 11 12 41 42 (注) (ロック)
モニタ回路: 41-42間
51 52 (注)
モニタ回路: モニタ回路
63 64 (ロック)
51-52間
モニタ回路
(ロック解除)
63-64間
HS1T-VW7Y モニタ回路
(扉開)
13-14間
モニタ回路
(ロック)
モニタ回路: 13 14 41 42 (注) 41-42間
モニタ回路: 51 52 (注) モニタ回路
(ロック)
モニタ回路: 61 62 (注) 51-52間
モニタ回路
(ロック)
61-62間
HS1T-VX7Y モニタ回路
(扉開)
13-14間
モニタ回路
(ロック)
モニタ回路: 13 14 41 42 (注) 41-42間
モニタ回路: 51 52 (注) モニタ回路
(ロック)
モニタ回路: 63 64 51-52間
モニタ回路
(ロック解除)
63-64間
ソレノイド電源A1-A2間(全形式共通) ON(励磁) OFF(無励磁) OFF(無励磁) ON(励磁)(*2) ( *1()*2)
OFF(無励磁)→ON(励磁)
● 接点構成はアクチュエータが挿入され、ロックがかかった状態を示します。
● モ ニタ回路:防護扉開閉状態(ドアモニタ)またはロック施解錠状態(ロックモニタ)をモニタする信号を出します。
*1)ソレノイドに電圧印加した状態で手動ロック解除の操作を行わないでください。 ● 動作特性(参考) 0(アクチュエータ取付基準)
*2)扉が開いている状態および手動ロック解除KeyでUNLOCK時に長時間 約4.2( ロックのかかる位置)
ソレノイドへの電圧印加をしないでください。 約9.8 約10.3 約 28.5(ストローク:mm)
注) スプリングロック、ソレノイドロックタイプ共にロック監視マークを適用して認証を モニタ回路(扉開、NO) :接点 ON(Close)
取得しています。ソレノイドロックタイプの場合はリスクアセスメントの結果、 モニタ回路(扉閉、NC)
安全上ロックが必要のない用途、例えば生産都合のロックが必要な場合などに モニタ回路(ロック解除、NO) :接点 OFF(Open)
モニタ回路(ロック、NC)使用可能です。
・ 動作特性は、ストレートタイプ(HS9Z-A11T形)、Lタイプ(HS9Z-A12T形)
のアクチュエータ使用の場合を表します。
・ 動作特性は、アクチュエータが安全スイッチの挿入口センターに入る場合を表します。
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
動作回路および動作サイクル例
4接点・安全2重化タイプ、4接点・安全2重化裏面ロック解除押ボタン付タイプ(スプリングロック)
状態1 状態2 状態3 状態4 手動ロック解除Keyで
UNLOCK時
安全スイッチ動作状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が閉じている状態
・機械は運転可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態
・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは無励磁
押押すす
扉の状態図
・手動ロック解除 ・裏面ロック解除
Keyを回す ボタンを押す
(*1) (*2)
(+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-)
A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1
回路図(例:HS1T-DD4) 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42
21 22 51 52 21 22 51 52 21 22 51 52 21 22 51 52 21 22 51 52
扉 閉(ロック状態) 閉(ロック解除) 開 開 閉(ロック解除)
HS1T-DD44
ドアモニタ ロックモニタ メイン回路
(アクチュエータ挿入時)(ソレノイド オフ時) 11-42間
(+) (-)
形 A2 A1
式
お メイン回路
よ メイン回路: 11 12 41 42 21-52間
び メイン回路: 21 22 51 52
接
点HS1T-DD44L メイン回路
構 11-42間
成 メイン回路: 11 12 41 42
メイン回路: 21 22 51 52
メイン回路
21-52間
ソレノイド電源A1-A2間(全形式共通) OFF(無励磁) ON(励磁) ON(励磁) OFF(無励磁) OFF(無励磁)
● 接点構成はアクチュエータが挿入され、ロックがかかった状態を示します。
● メ イン回路:機械駆動部の制御回路等に接続し、防護扉のインタロック信号を出します。
● 安全回路への入力はメイン回路を接続して、ご使用ください。
*1) 配線前および通電前の扉の動作確認、または停電等の非常時のためアクチュエータのロック解除が手動で行えるようになっています。
*2) 危険区域内に閉じこめられた場合に裏面ロック解除ボタンを押すことでアクチュエータのロック解除が手動で行えるようになっています。
(裏面ロック解除ボタン付タイプのみ)
● 動作特性(参考) 0(アクチュエータ取付基準)
約4.2( ロックのかかる位置)
約9.8 約10.3 約28.5(ストローク:mm)
メイン回路
:接点 ON(Close)
:接点 OFF(Open)
・ 動 作特性は、ストレートタイプ(HS9Z-A11T形)、Lタイプ(HS9Z-A12T形)
のアクチュエータ使用の場合を表します。
・ 動作特性は、アクチュエータが安全スイッチの挿入口センターに
入る場合を表します。
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
動作回路および動作サイクル例
2接点タイプ スプリングロックタイプ
状態1 状態2 状態3 状態4 手動ロック解除時
安全スイッチ動作状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が閉じている状態
・機械は運転可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態
・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは無励磁
押押すす
扉の状態図
・・手手動動ロロッックク解解除除・・裏裏面面ロロッックク解解除除
KKeeyyをを回回すす ボボタタンンをを押押すす
(**11) (**22)
(+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-)
回路図(例:HS1T-XD4) A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1
11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42
扉 閉(ロック状態) 閉(ロック解除) 開 開 閉(ロック解除)
HS1T-XD4 モニタ回路
ドアモニタ ロックモニタ
(アクチュエータ挿入時)(ソレノイドオフ時) (扉閉)
(+) (-) 11-12間
A2 A1
モニタ回路
モニタ回路: 11 12 (ロック)
モニタ回路: 41 42 41-42間
形
式HS1T-XH4 モニタ回路
お (ロック)
よ モニタ回路: 41 42 41-42間
び
接 モニタ回路: 51 52
モニタ回路
点 (ロック)
構
成 51-52間
HS1T-XJ4 モニタ回路
(ロック)
モニタ回路: 41 42 41-42間
モニタ回路: 53 54
モニタ回路
(ロック)
53-54間
ソレノイド電源A1-A2間(全形式共通) OFF(無励磁) ON(励磁) ON(励磁) OFF(無励磁) OFF(無励磁)
● 接点構成はアクチュエータが挿入され、ロックがかかった状態を示します。
● モニタ回路:防護扉開閉状態(ドアモニタ)またはロック施解錠状態(ロックモニタ)をモニタする信号を出します。
*1) 配線前および通電前の扉の動作確認、または停電等の非常時のためアクチュエータのロック解除が手動で行えるようになっています。
*2) 危険区域内に閉じ込められた場合に裏面ロック解除ボタンを押すことでアクチュエータのロック解除が手動で行えるようになっています。
(裏面ロック解除ボタン付タイプのみ)
● 動作特性(参考) 0(アクチュエータ取付基準)
約4.2( ロックのかかる位置)
約9.8 約10.3 約 28.5(ストローク:mm)
モニタ回路(扉開、NO) :接点 ON(Close)
モニタ回路(扉閉、NC)
モニタ回路(ロック解除、NO) :接点 OFF(Open)
モニタ回路(ロック、NC)
・ 動作特性は、ストレートタイプ(HS9Z-A11T形)、Lタイプ(HS9Z-A12T形)
のアクチュエータ使用の場合を表します。
・ 動作特性は、アクチュエータが安全スイッチの挿入口センターに
入る場合を表します。
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
動作回路および動作サイクル例
2接点タイプ ソレノイドロックタイプ
状態1 状態2 状態3 状態4 手動ロック解除Keyで
UNLOCK時
安全スイッチ動作状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が閉じている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が開いている状態 ・扉が閉じている状態
・機械は運転可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態 ・機械は運転不可能状態
・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは無励磁 ・ソレノイドは励磁 ・ソレノイドは無励磁→励磁
扉の状態図
手動ロック解除状態
(+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-) (+) (-)
回路図(例:HS1T-XD7Y) A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1 A2 A1
11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42 11 12 41 42
扉 閉(ロック状態) 閉(ロック解除) 開 開 閉(ロック解除)
HS1T-XD7Y
ドアモニタ ロックモニタ
(アクチュエータ挿入時)(ソレノイドオン時) モニタ回路
(+) (-) (扉閉)
A2 A1 11-12間
モニタ回路: 11 12
モニタ回路: 41 42
(*4)
モニタ回路
(ロック)
41-42間
HS1T-XF7Y( *3) モニタ回路
モニタ回路: 11 12 (扉閉)
11-12間
モニタ回路: 21 22
モニタ回路
形 (扉閉)
式
お 21-22間
よHS1T-XG7Y( *3)
び モニタ回路
接モニタ回路: 11 12 (扉閉)
点 11-12間
構モニタ回路: 23 24
成 モニタ回路
(扉開)
23-24間
HS1T-XH7Y (*4)モニタ回路
モニタ回路: 41 42 (ロック)
モニタ回路: 41-42間
51 52
(*4)モニタ回路
(ロック)
51-52間
HS1T-XJ7Y (*4)モニタ回路
モニタ回路: 41 42 (ロック)
モニタ回路: 41-42間
53 54
モニタ回路
(ロック)
53-54間
ソレノイド電源A1-A2間(全形式共通) ON(励磁) OFF(無励磁) OFF(無励磁) ON(励磁)(*2) (*1)(*2)
OFF(無励磁)→ON(励磁)
● 接点構成はアクチュエータが挿入され、ロックがかかった状態を示します。
● モニタ回路:防護扉開閉状態(ドアモニタ)またはロック施解錠状態(ロックモニタ)をモニタする信号を出します。
*1) ソレノイドに電圧印加した状態で手動ロック解除の操作を行わないでください。
*2) 扉が開いている状態および手動ロック解除KeyでUNLOCK時に長時間ソレノイドへの電圧印加をしないでください。
*3) 回路番号XF、XGについてはロック/ロック解除の信号が出る接点がないため、ロックしていることがわかりません。
そのため、ロックがかかっていることを別の方法で確認していただく必要があります。
*4) スプリングロック、ソレノイドロックタイプ共にロック監視マークを適用して認証を取得しています。ソレノイドロックタイプの場合はリスクアセスメントの結果、
安全上ロックが必要のない用途、例えば生産都合のロックが必要な場合などに使用可能です。
● 動作特性(参考) 0(アクチュエータ取付基準)
約4.2( ロックのかかる位置)
約9.8 約10.3 約 28.5(ストローク:mm) ・ 動作特性は、ストレートタイプ(HS9Z-A11T形)、Lタイプ(HS9Z-A12T形)
モニタ回路(扉開、NO) :接点 ON(Close) のアクチュエータ使用の場合を表します。
モニタ回路(扉閉、NC)
モニタ回路(ロック解除、NO) :接点 OFF(Open) ・ 動作特性は、アクチュエータが安全スイッチの挿入口センターに入る場合を表します。
モニタ回路(ロック、NC)
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
外形寸法図・取付寸法図 ( 単位:mm)
安全スイッチ本体
• HS1T-□□4ZM-G形
水平方向取付け/ストレートタイプアクチュエータ 水平/垂直可動アクチュエータ
(HS9Z-A11T形)使用時 (HS9Z-A15T形)使用時
61.6 取付穴寸法
61.6 56.8
取付穴寸法 (取付基準) 付属部品 30
56.8
(取付基準) 30 30 (8) (5.1±0.5 )※
22
ø5.1
634.
30 56 手動2ロ.5ック解除key
(8) (5.1+1.2 3-M5ねじ用
-0.5 )※
22 47.8 (材質:樹脂製)
35 2.5
ø5.1 3-M5ねじ用44.0 9.1 1.7
角プラグ HS9Z-A11T形
(*1) ø6.4 アクチュエータ
角プラグ HS9Z-A11T形
(*1) アクチュエータ
30 HS9Z-A15T形
アクチュエータ
30 18 6.5
(24.5)
HS9Z-A15T形 7~8
アクチュエータ
7~8
付属部品
手動ロック解除key
(材質:樹脂製)
7 1
7 1 40
40
6.5
6.5
18 6.5
(24.5)
• HS1T-□□4ZSM-G形(ケーブル横引出タイプ)
水平方向取付け/ストレートタイプアクチュエータ(HS9Z-A11T形)使用時
61.6
56.8
(取付基準)
30 (8) (5.1+1.2
-0.5 )※ 取付穴寸法
22 35
ø5.1 2.5 30
角プラグ HS9Z-A11T形
(*1) アクチュエータ 3-M5ねじ用
30
7~8
22.5 7 1 17.5
• 外形寸法図は出荷時の状態です。
40
7 *1) 安全スイッチのアクチュエータ挿入口にほこりなどが侵入しないよ
うに使わない方の挿入口は必ず角プラグで塞いでください。
(出荷時は正面のアクチュエータ挿入口に角プラグが挿入されてい
ます。)
※ アクチュエータセンター位置
15
104.6 59.4
20.8 (取付基準)
ø 9
5.2 4.7 4.6 4.7 7.1
59.4
20.8 (取付基準) 20
ø 9 56.2
5.2 4.7 4.6 4.7 7.1 40 97.8 40.1
143
(2.6+1.2-0.5 )※
17.8
20 56.2
40 125.5 40.1
170
(2.6+1.2-0.5 )※
45
59.4
20.8 (取付基準)
ø 9
5.2 4 4.6 4 7.1
104.6
20 56.2
40 97.8 40.1
143
(2.6±0.5 )※
17.8 97.8
(24)
15 9 3
125.5
ø10
(24)
15 9 3
ø10 97.8
4.2 6.6
50.4
67.2
*
Page16
HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
外形寸法図・取付寸法図 ( 単位:mm)
安全スイッチ本体
• HS1T-□□4ZLM-G形(裏面ロック解除押ボタン付タイプ)
水平方向取付け/ストレートタイプアクチュエータ(HS9Z-A11T形)使用時
取付穴寸法 付属部品
30 手動ロック解除key
(材質:樹脂製)
3-M5ねじ用
61.6
56.8
(取付基準)
30 (8) (5.1+1.2
-0.5 )※
22 1 6
ø5. 35 2.5 18 .5
(24.5)
角プラグ HS9Z-A11T形
(*1) アクチュエータ
7~8 裏面ロック解除ボタン
27
30 7.7
裏面ロック解除ボタン
7 1
40
• HS1T-□□4ZLSM-G形(裏面ロック解除押ボタン付タイプ、ケーブル横引出タイプ)
水平方向取付け/ストレートタイプアクチュエータ(HS9Z-A11T形)使用時
61.6
56.8
(取付基準)
30 (8) (5.1+1.2
-0.5 )※
22 取付穴寸法
35 2.5
ø5.1
30
角プラグ
(*1) 3-M5ねじ用
30 裏面ロック
解除ボタン
裏面ロック
解除メカニカル
インジケータ
7~8
22.5 7 1 17.5
40
7
• 外形寸法図は出荷時の状態です。
*1) 安全スイッチのアクチュエータ挿入口にほこりなどが侵入しないよ
うに使わない方の挿入口は必ず角プラグで塞いでください。
(出荷時は正面のアクチュエータ挿入口に角プラグが挿入されてい
ます。)
※ アクチュエータセンター位置
16
ø 20.8 59.4(取付基準) 95.2
4.7 4.6
104.6 4.7 7.1
56.2 40
97.8 40.1
143
(2.6+1.2-0.5 )※
20.8 59.4(取付基準) 9
ø 17.8
5.2 4.7 4.6 4.7 7.1
20 56.2
40 125.5 40.1
170
(2.6+1.2-0.5 )※
45
ø2
104.6 0
20.8
97.8
(24)
15 9 3
ø20
ø10
20.8
125.5
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
アクチュエータ / アクセサリ
アクチュエータ
品名 形番
(ご注文形番) 販売単位 備考
ストレートタイプ(クッションゴム付) HS9Z-A11T 1個
Lタイプ(クッションゴム付) HS9Z-A12T 1個 本製品使用時のアクチュエータ引張強度は、
Fzh=5,000Nです。
水平/垂直可動タイプ HS9Z-A15T 1個
• HS1T形ソレノイド付安全スイッチ専用アクチュエータです。他機種のアクチュエータは使用できません。
注)規定のアクチュエータ以外は使用しないでください。安全スイッチの破損の原因となります。
アクセサリ
品名 形番
(ご注文形番) 販売単位 備考
材質:樹脂製
手動ロック解除key(ロングタイプ) HS9Z-T3 1個 製品本体が装置の奥に設置されていて、手動ロック解除ま
で距離がある場合に使用します。
外形寸法図・取付寸法図 ( 単位:mm)
アクチュエータ アクセサリ
• ストレートタイプ(クッションゴム付) • Lタイプ(クッションゴム付) • 手動ロック解除Key
HS9Z-A11T形 HS9Z-A12T形 (別売ロングタイプ:樹脂製)
HS9Z-T3形
(42.5) 取付穴寸法
9 47 40
ø1 19.3 20.5 12.3
5ね
じ用
5 0.8 ø1 11.5 0.8
5 2-M
アクチュエータカバー 取付時(8) ø7.6
(添付部品) 3
90°
ø4
• 水平/垂直可動タイプ
HS9Z-A15T形 取付穴寸法
水平方向
(水平可動) 垂直方向 角度調整ねじ 2-M6ねじ用
角度調整ねじ
ストッパフィルム※ (M4ねじ)
(M4ねじ) (付属部品)
R3.2
16.8 2
26.8 28.4
(垂直可動) ストッパフィルム※
(付属部品)
0.3
3 3
21.6
3 ※ ス トッパフィルムはアクチュエータの位置決めのための部品です。
固定した後は外してください。
標準価格についてはホームページをご覧ください。 17
40
44 取付時(8)ø
3 5
22
.1
2 5.1
0° 18.6
18.6 20° 43
3
22
ø5.1
40
60 26
44
5.1
18.6
43
44
22
123
78 22.5
Page18
HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
安全に関するご注意
● 取り付け、取り外し、配線作業および保守・点検は「使用者によっ ● ソレノイドロックタイプは、ソレノイドに電圧を印加し続けることで
て認められた専門技術者」が必ず電源を切って行ってください。 ロックし、電圧を除去することによりロック解除する構造です。
感電および火災の危険があります。 そのため、断線などの不具合でソレノイドへの電圧供給が中断
● 安全スイッチと危険な動作をともなう負荷の間にリレーを すると、機械が完全に停止する前に防護扉のロックが解除さ
介在させる場合は、危険度合に応じて安全リレーなどを使用し れ、作業者を危険にさらす可能性があります。従って、リスク
てリレーの二重化を行ってください(リスク査定の結果、 アセスメントの結果、特に安全上ロックが必要のない用途(例
要求される安全カテゴリに応じた安全回路の構築)。通常の えば、生産上の都合など)にのみ使用可能です。
リレーの場合には接点の溶着により安全の確保が損なわれる場 ● HS1T形安全スイッチはTYPE2インターロック装置Low level
合があります。 coded(EN ISO / ISO14119)です。EN ISO / ISO14119
● 安全スイッチと危険な動作をともなう負荷の間にプログラマブルコ では、インターロック装置の無効化防止のため取付けおよびシ
ントローラ(PLC)を介在させないでください。PLCの誤動 ステム構築に際し、次の要件を要求しています。
作により安全の確保が損なわれる場合があります。 1 .アクチュエータの扉への固定を容易に取外しできない方法
● 分解、改造ならびに安全スイッチの機能を故意に停止させるよ (溶接・リベット・特殊ねじなど)で行う。ただし、機械の
うなことは絶対に行わないでください。故障や事故の原因とな 寿命までの間にインターロック装置が故障すると予想される
ります。 場合または迅速な交換が必要な場合は適切ではない。この
場合はリスク低減の必要なレベルに応じて下記 2. の項目を
● アクチュエータは扉開閉時に身体へ接触しない箇所へ取り付け 満たし、対策とする。
てください。傷害のおそれがあります。
2 .下記4項目のうち少なくとも1項目を実施する。
① 作業者の手が届きにくい場所へインターロック装置を設置する。
② 物理的な妨害物(シールド)を設ける。
③ 隠れた位置にインターロック装置を取り付ける。
④ 無 効化防止のための状態監視/サイクルテストを制御システムに設ける。
使用上のご注意
取付方法や配線、回路例に関する詳細は、下記URLより取扱説明書をご確認ください。
https://product.idec.com/?product=HS1T
取付けについて • ソレノイドには極性があります。配線時はご注意ください。また、
• 扉の開閉時は、安全スイッチに過剰な衝撃を与えないでください。 定格を超える電圧印加は、ソレノイドの焼損の恐れがあるため、
安全スイッチに1000m/s2以上の衝撃が加わると故障の原因となります。 絶対に避けてください。
•ド アのガイドを設け、安全スイッチにアクチュエータの挿入方向 • 配線時ケーブル末端部から水、油などが浸入しないようにしてください。
以外に力が加わらないようにしてください。 • 規定のアクチュエータ以外は使用しないでください。スイッチ
• ロック状態でアクチュエータを引っ張らないでください。また扉の 破損の原因となります。
種類に関わらず安全スイッチを扉のロック装置として使用しないでく • 端子台への配線の際、安全スイッチを手で持った状態でドライバ
ださい。ロック装置は取扱説明書の3項の取付け例のようにフッ を挿入する場合、ドライバの先端で指を傷つけないように注意し
ク金具を使った方法等により、別途設けてください。 てください。
• 安全スイッチの取付部は必ず平坦(フラット)な面で使用時に変形 • 端子台への配線の際、ドライバを必要以上の力で押し込まない
しない十分な強度を確保してください。また、取付時に安全スイッ でください。ドライバによって内部にワレ、削りカスが発生し、
チと取付部との間に異物をはさまないようにしてください。取付部 故障の原因となります。
に凹凸や歪みがあったり異物を挟むと安全スイッチが正しく動作し • 扉の種類に関わらず安全スイッチを扉のストッパとして使用しな
ないおそれがあります。 いでください。扉の終端部には機械的なドアストッパを設け安
• アクチュエータ挿入口に異物が入ると故障の原因となります。 全スイッチに過剰な力がかからないようにしてください。
ほこり・水・油等の多い場所でご使用の場合は、保護カバーを設け • 取り付けられていない予備のアクチュエータを安全スイッチに
る等アクチュエータ挿入口に異物が入らないようにしてください。 挿入すると、ドアインターロックの安全機能が失われますので、
• アクチュエータが挿入口に当たらない、または擦れないよう取り付 予備のアクチュエータの管理には十分ご注意願います。
けてください。破損や故障の原因となります。 • アクチュエータは切断、切削などの改造を行わないでください。
• 本製品に損傷を与えない箇所に設置してください。また、ご使用前 故障の原因となります。
にリスクアセスメントを実施し、必要であれば保護カバーを設ける • 複数のセーフティコンポーネントを直列接続する場合、故障検
等、対策をお願いします。 出機能の低下のためにISO13849-1のパフォーマンスレベルが
• 安全スイッチは、ソレノイドを長時間励磁し続けると使用周囲温 低下します。
度よりも約40°C上昇します(周囲温度55˚C時、約95˚Cとなり • ケーブルの絶縁被覆は周囲環境に耐えるものを選定ください。
ます)ので、やけどに注意してください。また、配線の際に電 • 本製品が組み込まれた制御システム全体はISO13849-2に従っ
線が安全スイッチに接触する場合は、耐熱性の高い電線を使用 て妥当性を確認する必要があります。
してください。
18
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
使用上のご注意
開き扉の最小半径 (HS1T-□7Y形の場合)
安全スイッチを開き扉に使用する場合、使用可能な扉の最小半径は下 ソレノイドへの電圧を除去してもアクチュエータのロックが解除しな
図のようになります。特に回転半径の小さい扉には水平/垂直可動タ い等、万一の場合には手動でロック解除が行えるようになっています。
イプアクチュエータ(HS9Z-A15T形)をご使用ください。 <ご注意>
注) 実 際の開き扉においては、がたつきや中心位置のずれが考えられますので、 • 手動ロック解除は、機械が完全に停止していることを確認して行って
ご使用前に必ず実機取り付けにて動作をご確認ください。 ください。万一、機械作動中に手動ロック解除の操作を行いますと、
機械が完全に停止する前にロック解除される危険性があり、ソレノイ
開き扉の中心をアクチュエータ取付面基準とした場合 ド付安全スイッチ本来の機能が失われます。
• ソレノイドロックタイプの場合、ソレノイドに電圧を印加したままで、
手動ロック解除の操作を行わないでください。
• 手動ロック解除部に過度(0.45N・m以上)のトルクを加えないでく
開き扉の中心 開き扉の中心 開き扉の中心 ださい開。き扉手の中動心ロック解除部が破損し、操作できなくなる
おそれがあります。
• また、この手動ロック解除keyを安全スイッチ本体に取り付けた状
開き扉の中心を安全スイッチ接触面基準とした場合 態でご使用になりますと、常時機械稼働中にロック解除できるため
危険です。本製品にて取り付けた状態で保持できない構造としてい
ますが、お客様におかれましても手動ロック解除keyのお取扱いに
はご注意ください。
開き扉の中心 開き扉の中心 開き扉の中心 開き扉の中心 裏面ロック解除ボタンとインジケータについて
(HS1T-□L形の場合)
開き扉の最小半径
アクチュエータ
R1 R2 R3 R4
HS9Z-A11T形 510mm 900mm 270mm 450mm ロック解除
HS9Z-A12T形 510mm 840mm 270mm 450mm
裏面ロック解除ボタン
HS9Z-A15T形 80mm 80mm 50mm 50mm
取付方向の変更について
• ヘッドには可動範囲がございます。可動範囲を超えて無理に
まわさないでください。破損するおそれがあります。
• ヘッドとケースの△マークをあわせずに回転止めねじを無理やり締
め付けると破損するおそれがあります。 通常状態 裏面ロック解除状態
• 回転止めねじにねじロック等の適切な緩み止め処理を施してください。
• 変更の際、異物等が入らないようにご注意ください。 • 裏面ロック解除ボタンは作業者が安全柵内(危険エリア)に閉
じ込められた場合の緊急脱出に用います。
• 操作ヘッド部の回転止めねじの締付不足にご注意ください。
ねじの締付不足は誤動作の原因となります。 (EN ISO / ISO14119およびGS-ET-19に記載のエスケープリリー
スに適合)
• 操作ヘッド部取付方向変更時以外は、操作ヘッド部の回転止めねじ
を緩めないでください。 • 裏面ロック解除ボタンを押すとロックが解除され、扉を開ける
ことができます。
手動ロック解除について • ロックのかかる状態に戻す場合は、ボタンを元の位置まで引き戻して
• 通常状態/手動ロック解除状態の切替操作は、付属の手動ロック解除 ください。ボタンが押されたままでは、扉を閉じてもロックがかから
keyにて下図のように90°完全に回して操作ください。途中で止めた ず、メイン・ロックモニタ回路も開状態が保持されます。
まま使用しますと、誤動作や故障の原因となります。 • 裏面ロック解除ボタンを押すとインジケータが安全スイッチ本体側
• 手動ロック解除状態でのスプリングロックタイプは、扉を閉じても 面に表示されます。安全柵の外側からロック解除状態の有無を確認
ロックがかからず、メイン・ロックモニタ回路も開状態が保持されます。 できます。
• 裏面ロック解除インジケータは安全スイッチ本体どちらか一方の側
表面手動ロック解除部 面の表示部に取り付けてご使用ください。
<ご注意>
手動ロック • 裏面ロック解除ボタンは安全柵内(危険エリア)から操作できるよ
解除key
(付属部品) うに取り付けてください。安全柵(危険エリア)の外から裏面ロッ
ク解除ボタンを操作できる状態でご使用になりますと、常時機械稼
働中にロック解除できるため危険です。
• 裏面ロック解除ボタンとインジケータは工具などでたたいたり、過
通常状態 手動ロック解除状態 度の力や操作方向以外から力を加えたりしないでください。破損し
て操作できなくなるおそれがあります。
(HS1T-□4形の場合)
配線前および通電前の扉の動作確認、または停電等の非常時にアク
チュエータのロック解除が手動で行えるようになっています。
19
R4
半径
最小
R3
最小
半径
R2 径 R4
最小
半
最小
半径
R1
最小
半径 R
3
最小
半径
R2
最小
半径
R1 径
最小
半
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HS1T 形 ソレノイド付安全スイッチ
ご注文・ご使用に際してのご承諾事項
平素は弊社販売の製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
弊社発行のカタログ・仕様書等(以下「カタログ類」と総称します)に記載された製品をご注文いただく際、下記ご承諾事項に記載の条件
等を適用いたします。これらの内容をご確認・ご承諾のうえご注文ください。
1.カタログ類の記載内容についての注意事項 3.検査
(1) 本カタログに記載の弊社製品の定格値、性能値、仕様値は、単独検 ご購入いただきました弊社製品につきましては、遅滞なく検査を行っていただく
査における各条件のもとで得られた値であり、複合条件のもとで得 とともに、検査前または検査中の取り扱いにつきましては、管理保全に十分に
られる値を保証するものではありません。 ご留意ください。
また、使用環境、使用条件によって耐久性が異なります。
(2) カタログ類に記載の参考データ、参考値はご参考用ですので、その 4.保証内容
範囲で常に正常に動作することを保証するものではありません。 (1) 保証期間
(3) カタログ類に記載の弊社製品の仕様・外観および付属品は、改善ま 弊社製品の保証期間は、ご購入後またはご指定の場所に納入後1年間
たはその他の事由により、予告なしに変更や販売の中止をすること といたします。ただし、カタログ類に別途の記載がある場合やお客様
があります。 と弊社との間で別途の合意がある場合は、この限りではありません。
(4) カタログ類の記載内容は予告なしに変更することがあります。 (2) 保証範囲
2.用途についての注意事項 上記保証期間中に弊社側の責により弊社製品に故障が生じた場合
は、その製品の交換または修理を、その製品のご購入場所・納入
(1) 弊社製品を他の製品と組み合わせて使用される場合、適合すべき 場所、または弊社サービス拠点において無償で実施いたします。
法規・規制または規格をご確認ください。 ただし、故障の原因が次に該当する場合は、この保証の対象範囲
また、お客様が使用されるシステム、機械、装置等への弊社製品の から除外いたします。
適合性は、実使用条件にてお客様ご自身でご確認ください。弊社は、 ①カタログ類に記載されている条件・環境の範囲を逸脱した取り
弊社製品との適合性について責任を一切負いません。 扱いまたは使用による場合
(2) カタログ類に記載の利用事例、アプリケーション事例はご参考用で ②弊社製品以外の原因の場合
すので、ご採用に際しては機器・装置等の性能や安全性をご確認の
うえ、ご使用ください。また、これらの事例について、弊社製品を ③弊社以外による改造または修理による場合
使用する権利をお客様に許諾するものではなく、知的財産権を保有 ④弊社以外の者によるソフトウェアプログラムによる場合
することや第三者の知的財産権を侵害しないことを弊社が保証する ⑤弊社製品本来の使い方以外の使用による場合
ものではありません。 ⑥取扱説明書、カタログ類の記載に従って、保守部品の交換、
(3) 弊社製品をご使用の際には、次に掲げる事項に十分注意して実施し アクセサリー類の取り付けなどが正しくされていなかったこと
てください。 による場合
①定格および性能に対し余裕のある弊社製品の利用 ⑦弊社からの出荷当時の科学・技術の水準では予見できなかった
②弊社製品が故障しても他に危険や損害を生じさせない冗長設計、 場合
誤動作防止設計などの安全設計 ⑧その他弊社側の責ではない原因による場合(天災、災害など不
③お客様のシステム、機械、装置等に使用される弊社製品が、 可抗力による場合を含む)
仕様どおりの性能、機能を発揮できるように、配電、設置され なお、ここでの保証は、弊社製品単体の保証を意味するもので、
ていること 弊社製品の故障により誘発される損害は保証の対象から除かれ
(4) 性能が劣化した状態で弊社製品を引き続き使用されますと、絶縁 るものとします。
劣化等により異常発熱、発煙、発火等のおそれがあります。弊社
製品、およびそれを使用したシステム、機械、装置等の定期的な 5.責任の制限
保守を行ってください。 本ご承諾事項に記載の保証が弊社製品に関する保証のすべてであり、また、
(5) 弊社製品は、一般工業製品向けの汎用品として開発、製造された 弊社は、弊社製品に起因して生じた特別損害、間接損害、付随的損害、また
製品です。次に掲げる用途での使用は意図しておらず、お客様が は消極損害に関して、一切の責任を負いません。
これらの用途で弊社製品を使用した場合、お客様と弊社との間で
別途の合意がない限り、弊社は弊社製品について一切保証いたし 6.サービス範囲
ません。 弊社製品の価格には、技術者派遣等のサービス費用は含んでおりませんので、
①原子力制御設備、輸送設備(鉄道・航空・船舶・車両・乗用機 次の場合は別途費用が必要となります。
器など)、宇宙設備、昇降設備、医療機器、安全装置、その他 (1) 取付調整指導および試運転立ち合い(アプリケーション用ソフトの
生命・身体に危険を及ぼす可能性のある設備・機器など高度 作成、動作試験等を含む)
な安全性が要求される用途での使用 (2) 保守点検、調整および修理
②ガス・水道・電気等の供給システム、24時間連続運転システム、 (3) 技術指導および技術教育
決済システムなど高度な信頼性が要求される用途での使用 (4) お客様のご指定による製品試験または検査
③屋外での設備、化学的汚染または電磁的な影響を受ける可能性 7.輸出管理
のある環境での用途など、カタログ類に記載された仕様や条件・
環境の範囲を逸脱して取り扱われる、または使用される可能性 弊社製品または技術資料を輸出または非居住者に提供する場合は、安全保障
のある用途での使用 貿易管理に関する日本および関係各国の法令・規制に従ってください。
なお、お客様が上記の用途での使用を望まれる場合には、必ず
弊社の問合せ窓口までご相談をお願いいたします。 以上の内容は、日本国内での取引および使用を前提とするものです。日本以外
での取引及びご使用に関しては弊社の問合せ窓口までご相談をお願いいたしま
す。また、海外のみで販売している弊社製品に関する保証は日本国内では一切
行いません。
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• 本カタログ中に記載されている社名及び商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
• 仕様、その他記載内容は予告なしに変更する場合があります。
P1702-10 本カタログ記載の情報は、2024年5月現在のものです。