1/33ページ
ダウンロード(4.5Mb)
このカタログについて
ドキュメント名 | 金型温度計測ワイヤレスシステム『TWINDS-T』 |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 4.5Mb |
取り扱い企業 | 匠ソリューションズ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
金型温度/炉温/冷却水温度を
ワイヤレスで見える化!
生産中の温度を監視して
安定した品質を!
TWINDS- スタンダードパック
Page2
はじめに
生産中の温度を監視する当社製品のお問い合わせが 23年度
年々増えており、導入検討を開始されるお客様も増
えてきております。
これは、生産中の温度監視の必要性を認識されてい
24年度
るお客様が、部品の複雑さや近年の電気代、材料費
の値上りにより安定した品質への取り組みが急務に
なってきていると推測いたしております。
22年度
生産現場のお客様へ少しでも貢献できるよう
今後も努力してまいります
当社HPのお問い合わせ数推移
Page3
温度計測ワイヤレスシステムの概要
①作業を邪魔せず簡単に設置
熱電対ワイヤレスユニット
③遠隔のPCで 生産中の温度監視
CSVデータ確認 や不良解析に貢献
温度表示画面
ROOM名 金型名
✔ 上型
✔ CH1 145℃
CH2
✔ CH3
CH4
✔ CH5
②現場で異常温度をアラーム CH6
CH7 135℃
CH8
✔ 下型
CH1 145℃
アラームモニター ✔ CH2
CH3
CH4
CH5
✔ CH6
135℃
CH7
CH8
202x/MM/DD hh:mm:ss
*グラフ表示はオプションです
3
Page4
金型温度計測ワイヤレスシステムの特長3点!
①ワイヤレスで作業を邪魔せず簡単に設置
・ワイヤレス通信で生産作業を邪魔せず温度計測します。
古い設備にも後付けでかんたんにポン付けできます
②今の異常を知らせる
・条件温度が設定でき、異常時に今の異常温度を
作業者に 知らせます
③生産中の温度プロファイルを自動記録
・温度データを自動で記録します。
Page5
TWINDS-Tを使った温度可視化の流れ
部品製造の現場では、試作時に ①温度を見る
条件設定しても環境の変化等から ・シミュレーションと試作温度を比較
不良が発生します。 ・評価条件と製造温度を比較
②温度を記録
そのため、年間を通して温度を監視 ・工数を抑えて分析データを自動記録
することが重要であり、自動制御させ ③分析する
ることが最終目標です。 ・良品/不良品と温度データを紐づけ
・ベテランの勘コツを数値化
その一歩として、温度監視から開始
④調整する
することをお勧めしております。
温度条件範囲を維持する調整
・製造温度の調整
・冷却水量/離型剤量の調整
Page6
金型温度計測ワイヤレスシステムTWINDS-Tの導入事例(1)
お客様の課題
・評価時の温度計測工数削減
(射出成型、アルミダイカスト、ゴム成型)
・PCへデータ取り込みする場合、USBの抜き差しが面倒
・有線だと作業が邪魔で熱電対の断線が心配
効果
・ワイヤレスで自動記録でき、評価工数が削減できた
・設置場所を選ばず測定できた
Page7
金型温度計測ワイヤレスシステムTWINDS-Tの導入事例(2)
お客様の課題
部品の「品質のバラツキ」をなくしたい
(アルミ鋳造、射出成型他)
・品種や作業環境などから不良が発生、その場で調整するが原因不明
のため不良が再発生、伝承もできない。作業者ごとにバラツキが出る
効果
・金型温度の条件範囲内で生産するよう注意するようになった
・6.5%から2.2%程度まで不良率が減少し、作業者が不良削減へのモチ
ベーションが上がり、若い人が積極的に取り組む現場に変わった
Page8
金型温度計測ワイヤレスシステムTWINDS-Tの導入事例(3)
お客様の課題
シミュレーションと実測値の温度差を検証
(射出成型、アルミダイカスト)
・金型温度のCAE解析値と実測値との差があると考えられるため、重
要なポイントをピックアップして実測値を測定して検証したい
効果
・ピックアップポイントの金型温度を測定して実測値と比較し、CAE
との差分を品質解析のインプットデータの一つとして活用できた
Page9
金型温度計測ワイヤレスシステムTWINDS-Tの導入事例(4)
お客様の課題
温調機と実測値の温度差を検証(射出成型)
・大型金型の部品製造では、温調器で温度設定しても金型の隅々の箇
所にバラツキが発生して品質に影響がある。その温度差を確認したい
効果
・金型温度を実測して温調器の温度設定とのギャップを確認し、
金型の温調制御方法の見直しに繋がった
Page10
金型温度計測ワイヤレスシステムTWINDS-Tの事例(5)
お客様の課題
取鍋で注湯時の温度を監視したい(砂型鋳鉄)
・溶解炉から溶湯を取鍋で組みだし砂型に
注湯するときの温度を監視したい。
導入検討中
Page11
金型温度計測ワイヤレスシステムTWINDS-Tの事例(6)
お客様の課題
試作で決定した温度条件を生産中に可視化したい
(アルミダイカスト、硬化樹脂プレス、他多数)
・生産中の金型温度が、条件範囲内でKEEPできているかを常時視認し
安定した品質を確保したい
温度表示画面
ROOM名 金型名
✔ 上型
✔ CH1 145℃
CH2
✔ CH3
CH4
✔ CH5
CH6
135℃
導入検討中 CH7
CH8
✔ 下型
CH1 145℃
✔ CH2
CH3
CH4
CH5
✔ CH6
135℃
CH7
CH8
202x/MM/DD hh:mm:ss
Page12
金型温度計測ワイヤレスシステムTWINDS-Tの事例(7)
お客様の課題
熱電対の設置/撤去にかかる工数(4時間)削減
(低圧アルミ鋳造)
・主型にブラケットを設置、TWINDS-Tと
金型を固定
導入検討中
Page13
冷却水と型温の測定事例
■基本情報
-製造方式:アルミダイカスト(コールドチャンバー)
-設置目的:製造時の冷却水温度監視
-設置設備:芝浦機械製 125t
■冷却水温度測定箇所
①冷却水in
②プランジャー
③ダイスリーブ
④分流子
⑤固定型
⑥可動型 13
Page14
冷却水と型温の測定
離型剤スプレー
制御部
離型剤スプレー管
補償導線接続箇所
熱電対挿入箇所
ドレイン水と
ドレイン水受け
14
14
Page15
冷却水と型温の測定
■冷却水温度測定データグラフ(型圧135t:芝浦機械製)
ダイスリーブと分流子の冷却水を流し始めたポイント
溶湯充填
(1).プランジャー温度上昇
(2).ダイスリーブ温度上昇
(3).分流子温度上昇
※冷却水の配管長の差によって、温度上昇のタイミングは異なる
Page16
設置事例
↑可傾式鋳造現場でのTWINDS-T設置例 ↑芝浦機械製ダイカストマシン展示会
TWINDS-T設置例
16
Page17
設置事例
↑125tダイカストマシンへ設置中 ↑125tダイカストマシン設置後
↑可傾式鋳造現場での設置例 ↑樹脂成形金型温水実験時の設置1例7
Page18
設置事例
↑金型/冷却管の設置例
↑亜鉛ダイカスト製造現場での事例
18
Page19
設置事例
↑金型/冷却管の設置例
↑亜鉛ダイカスト製造現場での事例
19
Page20
導入効果の事例
オカダ合金株式会社様は、重力鋳造機で
アルミ合金の鋳造部品を製造する石川県
かほく市の企業です。
2019年9月に21台のTWINDS-Tを購入され
金型温度を可視化されて生産中です。
●【金型温度可視化 動画事例集】
石川県にあるアルミ鋳造工場へ訪問したら皆さん本気でした!
https://youtu.be/o0vPNixDvKI
20