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熱分析で見るProcess & Product

事例紹介

〜樹脂・複合材料・フィルムの分析事例〜

■ CFRTP(炭素繊維‐熱可塑性樹脂)の熱アニールの影響
■ MDSCによるエポキシのガラス転移と硬化解析
■ ポリ塩化ビニルにおける可塑剤添加量の影響

このカタログについて

ドキュメント名 熱分析で見るProcess & Product
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 850.6Kb
取り扱い企業 ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社

このカタログの内容

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TAINSTRUMENTS.COM 熱分析で⾒るProcess & Product 〜樹脂・複合材料・フィルムの分析事例〜 CFRTP(炭素繊維‐熱可塑性樹脂)の熱アニールの影響 MDSCによるエポキシのガラス転移と硬化解析 ポリ塩化ビニルにおける可塑剤添加量の影響
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TAINSTRUMENTS.COM CFRTP(炭素繊維-熱可塑性樹脂)の熱アニール DSC(⽰差⾛査熱量計 ) は、樹脂特有のガラス遷移、”冷”結晶化、融 解を正確に評価できます。 PTFE/PEEK/Carbon Fiber BlendのDSCカーブ CFRTPの⼀種であるPTFE/PEEK/Carbon Fiber Blendの分析例では、加熱 過程において、⾮晶部のガラスーゴム転移に由来する階段状のHeat Flowの 変化、そして、さらに⾼温で冷結晶化による発熱ピークが観測されています (図中の緑ライン)。ここで、冷結晶化ピークより⾼温で熱アニールすると、 残存する⾮晶部の結晶化が進⾏します。冷却後の測定では(図中の⻘ライ ン)、⾼分⼦鎖の運動性が制限されるためガラスーゴム転移はより⾼温とな り、熱アニール時に⽣成したPTFE/PEEK結晶の融解に由来する⽐較的⼩さ い吸熱ピークが融解主ピークの低温側に観測されます。 DSCの最新テクノロジーはこちら↓ http://www.tainstruments.com/%E5%8B%95%E7%94%BB/?lang=ja
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TAINSTRUMENTS.COM エポキシのガラス転移と硬化 MDSC(Modulated DSC) は、通常の定速昇温に周期的な温度変調 を加えて測定します。定速昇温での(Total Heat Flow)を、温度変調に敏 感なReversing Heat Flowと鈍感なNon-Reversing Heat Flowに分離・評価 することで、さらに⾼度な解析が可能になります。 エポキシ樹脂のMDSC Total Heat Flowではガラスーゴム転移にエンタルピー回復による吸熱ピー クが重なっていますが、Reversing Heat Flowではガラス転移由来の熱異常 のみをきれいに分離できます。また、熱硬化に伴う熱容量変化もReversing Heat Flowで観測することができます。 MDSCのe‐Trainingはこちら↓ http://www.tainstruments.com/mdsc‐quickstart/?lang=ja
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TAINSTRUMENTS.COM ポリ塩化ビニル(PVC)可塑剤添加量の影響 DMA(動的粘弾性測定)は、材料の機械的特性を時間、温度、周波 数の関数として測定し、ガラス転移、処理によって引き起こされる配向、冷 結晶化、複合材料におけるフィラー効果など、製品の性能に強く影響する重 要な特性を評価します。 可塑剤添加量の異なるPVCの分析事例です。⼀般的に、ガラス転移温度(Tg) では、貯蔵弾性率が急激に低下し、損失正接(Tan Delta)は極⼤を⽰しま す。可塑剤の添加により、Tgが低温化し、転移はよりブロードになることが 分かります。 DMAの最新機種はこちら↓ http://www.tainstruments.com/ta‐instruments‐introduces‐new‐discovery‐dma/
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TAINSTRUMENTS.COM Discovery シリーズ Discovery DSC25、DSC250、DSC2500 業界をリードする性能を備え低価格DSCから、最先端のDSCま で、お客様のニーズを満たし、期待を超えるDSCをご提供いたし ます。温度範囲は-180〜725℃ Discovery DMA850 DMAは動的粘弾性装置、世界で最 も売れているDMAで引張り、圧縮 曲げの縦振動主体の装置です。 DMAのあらゆる性能を向上させる ことにより、-150〜600℃の範囲で 正確かつ再現可能な弾性率、様々 な転移温度の測定を実現します。
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TAINSTRUMENTS.COM Thank You The World Leader in Thermal Analysis, Rheology, and Microcalorimetry 6 ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株) 〒141-0031 東京都品川区⻄五反⽥5-2-4レキシントン・プラザ⻄五反⽥6階 TEL (03) 5759-8500 FAX (03) 5759-8508 infojapan@tainstruments.com