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MULCOS-2

製品カタログ

Linuxシステムでのリアルタイム処理を「Linux+RTOS」で実現

MULCOS-2 を使って、マルチコア・プロセッサに実装された複数の OS 間で協調した通信や同期が行えます。これからの組み込みシステムでは、ネットワーク機能やファイルシステム、デバイスドライバなど豊富なソフトウェアが用意されている Linux と リアルタイム性をカバーできる RTOS でマルチ OS を使いませんか?

このカタログについて

ドキュメント名 MULCOS-2
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 1.4Mb
取り扱い企業 リネオソリューションズ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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MULCOS-2 MULtii Core OperatiingSub System by SPIIRAL TECH 組み込みOSを『 Linux + RTOS 』 のマルチOSへ! MULCOS-2を使って、マルチコア・プロセッサに実装された複数のOS間で協調した通信や同期が行えます。これからの組み込みシステムでは、 ネットワーク機能やファイルシステム、デバイスドライバなど豊富なソフトウェアが用意されている Linux と リアルタイム性をカバーでき る RTOS でマルチOSを使いませんか? MULCOS-2 の機能概要 同期通信機能とOS間の相互作用 MULCOS-2 は、ARM TrustZone テクノロジ、及び Virtual izat ion Extensions を使用したベアメタル型ハイパーバイザとしてマルチ OS Linux の動作環境と、実装した全ての OS 間の同期通信機能を併せ持ち、 Message Queue シングルコア、マルチコアのいずれにも対応しています。 セキュア空間やノンセキュア空間にも、最大でコア数個の OS を実 RTOS1 RTOS4 Shared 装できます。ただし、Linux はノンセキュア空間のみ実装でき、 Memory Virtualization Extensions が実装されていない場合はノンセキュア空 Event Flag Semaphore 間のOSは 1つのみになります。 シングルコアでも RTOS と Linux の両方を実装できます。 RTOS2 RTOS3 また、RTOS の代わりに、OSレスを実装することができます。 同期通信機能として、メッセージキュー、セマフォ、イベントフラグ、 共有メモリの 4つの機能があります。 OSの種類と数は、プロセッサに依存 実装例 ・Linux を超インテリジェントなデバイスドライバに! ・RTOSを超軽量のリアルタイム制御用ソフト部品に! 1 つのコアを独占した RTOS はより多くの仕事をこなすことができま Linux が使用するコアの1つのCPU パワーを少し RTOS に割り当て すが、Linux で用意された機能やデバイスの制御を利用することで、 るだけで、Linux では困難だった高精度なリアルタイム制御が容易 容易に高機能なシステムを実現できます。 に実現できます。 Non-Secure Area Linux Non-Secure Area Linux RTOS RTOS Secure Secure Area Area MULCOS-2 MULCOS-2 Hardware Core 0 Core 1 Core 2 Core 3 Hardware Core 0 Core 1 Core 2 Core 3 Virtualization Extensions が実装されたプロセッサでは、RTOS をノンセキュア空間にも割り当てることもできます。 
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ベアメタル型ハイパーバイザ機能+OS間同期通信機能のMULCOS-2 本格的にマルチOSを使ってみたい 自由な実装と柔軟な設計が可能 MULCOS-2 のサービスコールは、μITRON ライクの API で OS 間 MULCOS-2 では、それぞれのコアに Linux と RTOS とを を意識することなくプログラミングが可能です。 どのようにも割り当てることができます。つまり、Linux だけ、 RTOS だけ、あるいは Linux と RTOS の両方とも、この 3 つから 選ぶことができます。 高機能な周辺機能を使いこなしたい Linux RTOS RTOS Linux RTOS で用意するミドルウェアやドライバを必要最小限にして、 USBや SDカード、ネットワーク等の周辺デバイスを制御するエー MULCOS-2 は、導入後の変更も柔軟に対応できます。例えば、 ジェントプロセスを Linux に作り、RTOS との間でデータを送受 シングルコアに Linux と RTOS を実装している状態で、能力不 信することが可能です。 足を補うためデュアルコアへのアップグレードを考えます。 Linux に重い処理を追加する必要が出た場合 アップグレードは超簡単 新たに Linux だけのコアを追加します。この際、Linux と RTOS とても面倒なマルチコア対応は、MULCOS-2 にお任せください。 の両方を割り当てるコアを、プライマリコアとセカンダリコア シングルコアからデュアルコア、デュアルコアからクアッドコア のどちらにするのか選択することができます。 へは、わずかな修正でアップグレード可能です。 Quad Dual RTOSに重い処理を追加する必要が出た場合 RTOS Single プライマリコアに Linux だけを、セカンダリコアに RTOS だけ を割り当てます。 Linux MULCOS-2 は、このようなアップグレードもコンフィグレーショ ンとスタートアップルーチンの簡単な変更だけで、RTOS 本体や アプリケーションの変更は必要ありません。 対応CPU MULCOS-2 のサービスコール 【TrustZone】 【Virtualization Extensions】 ◆メッセージキュー  可変長データの送信と受信 NXP    i.MX6 シリーズ Renesas RZ/G1 シリーズ ◆セマフォ  資源の獲得と返却 ALTERA SoC 【Virtualization Extensions + TrustZone】 ◆イベントフラグ  フラグのセットと待ち Xilinx   Zynq®( 予定) NXP    i.MX7 シリーズ( 予定) ◆共有メモリ  共有メモリの領域割り当て NXP    i.MX8 シリーズ( 予定) ARM TrustZone テクノロジ、或いは Virtualization Extensions が実装された ARM Cortex-A シリーズのプロセッサ 必要要件 (Security Extensions は必須) リネオは お客様の これりな を後押し リネオソリューションズ株式会社 東京オフィス 160-0022 東京新宿区新宿 1-19-7 新花ビル 5F phone:03-5367-9098 fax:03-5367-9099 https://www.lineo.co.jp/ E-mail:sales@lineo.co.jp 記載内容は事前の予告無しに変更する場合があります。詳細は Web を参照ください。記載の会社名および製品名は登録商標または商標です(2019/04)。