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シャフト

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シャフトのカタログです。

このカタログについて

ドキュメント名 シャフト
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 日本ベアリング株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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SLIDE SHAFT SHAFT スライドシャフト 特長・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-2 形式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-3 たわみ・たわみ角計算・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ F-4 NBシャフトSN形・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-6 NBステンレスシャフトSNS形・・・・・・・・・・ F-7 NBパイプシャフトSNT形・ ・・・・・・・・・・・・ F-8 NB母線上タップシャフト・ ・・・・・・・・・・・・・ F-9 シャフトサポータ&支持台・ ・・・・・・・・・・・・ F-10 SA形支持台の精度・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-10 シャフトサポータSH-A形・・・・・・・・・・・・・・ F-11 シャフトサポータSH形・ ・・・・・・・・・・・・・・・ F-12 シャフトサポータSHF形・・・・・・・・・・・・・・・ F-13 支持台SA形・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-14 ス FITシリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-16 ラ フリーダムS イ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-17 ド シ 一般機械用シャフト ャ フ 特長・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-18 ト 仕様一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-18 加工例(写真①)・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-19 加工例(写真②)・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ F-20 F-1
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SLIDE SHAFT スライドシャフト 形 式 SN形/SNS形/SNT形(NBシャフト)  NBシャフトはスライドブッシュはもちろん他の分野に も十分使用できる高精度なシャフトです。図面等、ご要  NBスライドシャフトはスライドブッシュと組み合わせて使用する丸軸です。高 望に合わせあらゆる加工に対応いたします。 度な加工技術、焼入れ技術により高品質な製品をご提供致します。一般的な仕 表F-1 仕様 様を標準化した製品「フリーダムS」シリーズもご用意しております。 形式 SN形 SNS形 SNT形 材質 SUJ2 SUS440C相当 SUJ2(パイプ) 外径許容差 指定(指定なき場合はg6) 特 長 表面硬さ 指定 指定 指定 (指定なき場合は60HRC以上)(指定なき場合は56HRC以上)(指定なき場合は60HRC以上) 表面粗さ Ra0.4以下 高度の加工技術 表面粗さ 掲載ページ P.F-6 P.F-7 P.F-8  長年の加工技術の蓄積によって、段付、ねじ、タップ  精密研削加工により表面粗さRa0.4以下に仕上げて SNB形/SNSB形(母線上タップシャフト)  母線上タップ加工付シャフトを容易に選択できるよう 等の一般的な加工から、長尺の研削や、穴ぐり加工にも います。 に標準規格化したシャフトです。支持台SA形(P.F-14参 対応しています。 豊富なバリエーション 照)との併用が可能です。 耐摩耗性に優れている  SN形、SNS形、SNT形 表F-2 仕様  耐摩耗性に優れた高炭素クロム軸受鋼(SUJ2)とマ  母線上タップシャフト(SNB、SNSB形) 形式 SNB形 SNSB形 ルテンサイト系ステンレス鋼(SUS440C相当)を使用  フリーダムS 材質 SUJ2 SUS440C相当 し、焼なまし、焼入れ、焼戻しを行なっています。NBの 優れた熱処理技術により、円周方向、軸方向いずれに置 特殊仕様 外径許容差 g6 いても均一でむらのない硬化層を実現しています。  顧客図面による各種加工シャフト。 表面硬さ 60HRC以上 56HRC以上 (写真参照)  SCM材、SKS材などの材質から熱処理、特殊表面処 表面粗さ Ra0.4以下 理まで顧客要望に沿って対応します。 掲載ページ P.F-9 シャフトサポータ&支持台  シャフトサポータと支持台はシャフトの取付を簡単に 硬化層断面 研削用捨てタップ し、設計や組立時間の短縮を可能にしました。 (P.F-10参照)  製品質量が大きいストレートシャフトの場合、円筒研 削加工用に捨てタップを片側端面に加工を行います。 FITシリーズ 研削用捨てタップ 詳細は表F-3を参照下さい。  NBスライドブッシュとスライドシャフトを精密研削加 表F-3 研削用捨てタップ 工でラジアルすきま調整することにより、ガタツキが少な く且つスムースな直線運動を実現します。 外径φD(mm) シャフト全長(L mm)捨てタップ片側のみ (P.F-16参照) φ30以下 − 不要 φ30を超えφ40以下 2,000mm以上 M8×16 L φ40を超えφ50以下 1,300mm以上 M10×20 φ50を超えφ70以下 650mm以上 M10×20 ス ラ φ70を超えφ100以下 全て M12×24 イ ド φ100を超え 全て M16×32 シ ャ フ ト F-2 F-3 ØD
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SLIDE SHAFT たわみ・たわみ角計算  シャフトのたわみ・たわみ角はそれぞれの条件にあった計算式を選定する必要があります。代表的な例を下表に示し 断面二次モーメント( I )は次式により求めます。 表F-5 中実シャフト ます。 ●中実シャフト ●中空シャフト 外径 断面二次モーメント C=1/48E(I 1/N・mm2) 表F-4 たわみ・たわみ角計算式 D(mm) (I mm4) SUJ2 SUS440C相当 支持 I=πD4 I= π 4 2.62×10−8 方法 仕様条件 たわみ計算式 たわみ角計算式 64 64(D4−d ) 3 3.98 2.54×10−8 4 1.26×10 8.05×10−9 8.29×10−9 I:断面二次モーメント(mm4) D:外径(mm) d:内径(mm) 支持 ℓ/2 5 3.07×10 3.30×10−9 3.40×10−9 P i2 i1=0 1 ┃ δ  NBシャフトの断面二次モーメント及びC(=1/48EI) 6 6.36×10 1.59×10−9 1.64×10−9 max= Pℓ3 3 48EI=Pℓ C ℓ2 支持 ℓ i の値を表F-5、表F-6に示します。 2= P 16EI=3Pℓ2C 8 2.01×102 5.03×10−10 5.18×10−10 計算例 10 4.91×102 2.06×10−10 2.12×10−10 固定 ℓ/2 P i 1.02×10−10 1=0 1.外径30mmでスパン500mmのNBシャフトの中央に 12 1.02×103 9.94×10−11 2 ┃ δ 1 max= Pℓ3 980Nの集中荷重が加わったときの最大たわみは… 192EI= 4 Pℓ3C 13 1.40×103 7.21×10−11 7.43×10−11 固定 ℓ i2=0 (ただし、シャフトの自重は無視する) 15 2.49×103 4.07×10−11 4.19×10−11 ①支持方法が支持−支持の場合 16 3.22×103 3.14×10−11 3.24×10−11 支持 等分布荷重p  条件より P=980(N),ℓ=500(mm) i2  表F-5より外径30mmのCの値は 20 7.85×103 1.29×10−11 1.33×10−11 3 ┃ δ pℓ4 = 5 max= 5 384EI 8 pℓ4C i2= pℓ3 24EI =2pℓ3C C=2.54×10−12(N・mm2) 25 1.92×104 5.27×10−12 5.43×10−12 支持 ℓ  これらの値を表F-4の1式に代入して 30 3.98×104 2.54×10−12 2.62×10−12  δmax=Pℓ3C=0.31(mm) 等分布荷重p 35 7.37×104 1.37×10−12 1.41×10−12 固定 ②支持方法が固定−固定の場合 40 1.26×105 8.05×10−13 8.29×10−13 4 ┃ δ ℓ4 1 max= p 384EI= pℓ4 8 C i2=0  同様に表F-4の2式に代入して 固定 ℓ 50 3.07×105 3.30×10−13 3.40×10−13   δ 1 max=─4 Pℓ3C=0.08(mm) 60 6.36×105 1.59×10−13 1.64×10−13 支持 a b a 5.03×10−14 5.18×10−14 δ Pa3⎛ ⎞ + i 2.外径60mm、内径32mm NBパイプシャフトで、スパン 80 2.01×106 i P P i2 1= 6EI 2+3b =8Pa3⎛2 3b⎞ 1= Pab 1 ⎝ a ⎠ ⎝ a ⎠C 2EI =24PabC 5 ┃ 2000mm、支持方法を支持−支持とした場合の自重に 100 4.91×106 2.06×10−14 2.12×10−14 Pa3 ⎛3ℓ2 ⎞ ⎛3ℓ2 ⎞ 支持 ℓ δ よる最大たわみは… max= 24EI⎝ a2 −4⎠=2Pa3 ⎝ a2 −4 Pa(a+b) ⎠C i2= 2EI =24Pa(a+b)C 120 1.02×107 9.94×10−15 −  表F-6より外径60mmのCの値は 150 2.49×107 4.07×10−15 −  C=1.73×10−13(N・mm2) 固定 a b a 3 P P δ Pa ⎛ −3a⎞ ⎛ 1= 3 6EI⎝2 ℓ =8Pa 2−3a⎞ ⎠ ⎝ ℓ⎠C i a2b=24Pa2bC 1= P 2EIℓ ℓ 外径60mm、内径32mm NBパイプシャフトの単位長 表F-6 NB中空シャフト 6 ┃ さ当たりの質量は15.9㎏/mであるから、等分布荷重p 固定 i1 ℓ δmax= Pa3 ⎛ 外径 内径 断面二次モーメント C=1/48EI 24EI 2+ 3b ⎞=2Pa3⎛ b ⎝ a ⎠ ⎝2+ 3 ⎞ a ⎠C i2=0 は0.156N/mmとなり、これらの値を表F-4の3式に代 入して SUJ2 D(mm)d(mm) (I mm4) (1/N・mm2) 固定 P i ℓ2 1= P 2EI=24Pℓ2C   δ 5 max=─8 pℓ4C=0.27(mm) 6 2 6.28×10 1.61×10−9 7 ┃ δ ℓ3 ス max= P i 3EI=16Pℓ3C 8 3 1.97×102 5.13×10−10 ラ 自由 ℓ 1 i2=0 イ 10 4 4.78×102 2.11×10−10 ド シ 等分布荷重p 12 5 9.87×102 1.02×10−10 ャ 固定 i pℓ3 1= フ 6EI=8pℓ3C 8 ┃ δ 13 6 1.34×103 7.56×10−11 ト max= pℓ4 8EI=6pℓ4C 自由 ℓ i i 16 1 2=0 8 3.02×103 3.35×10−11 20 10 7.36×103 1.37×10−11 支持 ℓ/2 Mo i 25 15 1.67×104 6.06×10−12 1= Moℓ 12EI =4MoℓC 9 ┃ δmax= √3Moℓ2 216EI =2√3 9 Moℓ2C 30 16 3.65×104 2.77×10−12 支持 i1 ℓ i2 i2= Moℓ 24EI =2MoℓC 35 19 6.73×104 1.50×10−12 40 20 1.18×105 8.58×10−13 固定 ℓ/2 Mo i oℓ 1= M 16EI =3MoℓC 50 26 2.84×105 3.56×10−13 10 ┃ δ oℓ2 max= M 216EI= 2 9 Moℓ2C 60 32 5.85×105 1.73×10−13 固定 i1 ℓ i2=0 80 48 1.75×106 5.78×10−14 δ1:荷重作用点におけるたわみ(㎜) δmax:最大たわみ(㎜) i1:荷重作用点におけるたわみ角(rad) i2:支持点におけるたわみ角(rad) Mo:モーメント(N・㎜) P:集中荷重(N) p:等分布荷重(N/㎜) a,b:荷重作用点距離(㎜) ℓ :スパン(㎜)  I:断面二次モーメント(㎜4) E:縦弾性係数(SUJ2)2.06×105(N/㎜2)(SUS)2.0×105(N/㎜2) C:1/48EI(1/N・㎜2) F-4 F-5 δ δmax δmaxmax δmax δmax δmax δmax δ δmax1 δ1 δmax δmax δmax δmax
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SLIDE SHAFT SN形 SNS形 −NBシャフト− −NBステンレスシャフト− 呼び番号の構成 呼び番号の構成 例)SN 25 h5 × 576 例)SNS 25 h5 × 576 全長(L) 全長(L) SN形 外径許容差※ SNS形 外径許容差※ 外径(D) 無記入の場合はg6 外径(D) 無記入の場合はg6 ※外径許容差は付表-6,7から選択できます。 ※外径許容差は付表-6,7から選択できます。 ストレート 加工付き(例) ストレート 加工付き(例) L L L L G G G G 0.4 0.4 0.4 0.4 外径 全長 外径 全長 呼び番号 D 許容差 L 質量 g6* 呼び番号 D 許容差 L 質量 g6* mm μm mm kg/m mm μm mm kg/m SN 3 3 −2/−8 50 400 0.06 SNS 3 3 −2/−8 50 300 0.06 SN 4 4 0.10 SNS 4 4 SN 5 5 − 4 100 500 100 400 0.10 0.16 SNS 5 5 − 4 SN 6 6 −12 100 700 100 500 0.16 100 1,000 0.23 SNS 6 6 −12 100 600 0.22 ス SN 8 8 − 5 200 1,500 0.40 SNS 8 8 − 5 200 1,000 0.39 ラ イ SN 10 10 −14 200 2,000 0.62 SNS 10 10 −14 200 1,500 0.61 ド SN 12 12 200 3,000 0.89 SNS 12 12 200 2,500 0.88 シ ャ SN 13 13 − 6 200 3,000 1.04 SNS 13 13 − 6 200 3,000 1.03 フ SN 15 15 −17 300 3,000 1.39 SNS 16 16 −17 300 3,000 1.56 ト SN 16 16 300 3,000 1.58 SNS 20 20 300 4,000 2.43 SN 20 20 300 4,000 2.47 SNS 25 25 − 7 300 4,000 3.80 SN 25 25 − 7 3.85 SNS 30 30 −20 SN 30 30 −20 300 4,000 300 4,000 5.48 300 4,000 5.55 SNS 35 35 400 4,000 7.46 SN 35 35 400 4,000 7.55 SNS 40 40 − 9 400 4,000 9.75 SN 40 40 − 9 9.87 SNS 50 50 −25 SN 50 50 −25 400 4,000 500 4,000 15.2 500 4,000 15.4 SNS 60 60 −10 600 4,000 21.9 SN 60 60 −10 600 4,000 22.2 SNS 80 80 −29 800 4,000 39.0 SN 80 80 −29 800 4,000 39.5 SNS100 100 −12/−34 1,000 4,000 60.9 SN100 100 −12 1,000 4,000 61.7 材質:マルテンサイト系ステンレス鋼(SUS440C相当) SN120 120 −34 1,500 4,000 88.8 表面硬さ:56HRC(613HV)以上 SN150 150 −14/−39 1,500 4,000 139 *g6以外も承ります。 材質:高炭素クロム軸受鋼(SUJ2) 表面硬さ:60HRC(697HV)以上 *g6以外も承ります。 F-6 F-7 D D D D
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SLIDE SHAFT SNT形 NB母線上タップシャフト −NBパイプシャフト− 高負荷あるいは偏荷重により、たわみ等精度的支障が生じ機能保持が困難な場合、大径寸法を選択するなどの方法 も考えられますが、母線上タップ加工付きシャフトと支持台SA形(P.F-14,15参照)との併用が最も理想的とされてい 呼び番号の構成 ます。NB母線上タップシャフトはさらに容易に選択できるように標準規格化したものです。 例)SNT 25 h5 × 576 呼び番号の構成 例)SNSB 25 × 576 全長(L) SNT形 外径許容差※ 外径(D) 無記入の場合はg6 ※外径許容差は付表-6,7から選択できます。 全長(L) 材質 SNB:SUJ2 SNSB:SUS440C相当 外径(D) ストレート 加工付き(例) L L G G 0.4 0.4 L M G 0.4 外径 内径 全長 P N:─L-─K2─ × ─P 呼び番号 D 許容差 d L 質量 N K×P (N) K:ピッチ数 g6* mm μm mm mm kg/m SNT 6 6 −4/−12 2 100 400 0.20 SNT 8 8 − 5 3 200 600 0.34 NB母線上タップシャフト NB母線上タップステンレスシャフト SNT 10 10 −14 4 200 1,000 0.52 外径 ピッチ ねじの ねじ 最大 外径 ピッチ ねじの ねじ 最大 SNT 12 12 5 200 1,500 0.73 D 許容差 呼び 深さ 長さ ス SNT 13 13 − 6 6 0.82 呼び番号 ラ g6* P M f L 呼び番号 D 許容差 呼び 深さ 長さ 200 1,500 max g6* P M f Lmax イ SNT 16 16 −17 8 300 2,500 1.18 mm μm mm mm mm mm μm mm mm mm ド SNT 20 20 10 300 4,000 1.85 SNB10 10 −5/−14 100 M4 4.5 1,500 SNSB16 16 −6/−17 150 M5 7 2,000 シ ャ SNT 25 25 − 7 15 300 4,000 2.46 SNB12 12 100 M4 5.5 1,800 SNSB20 20 フ SNT 30 30 −20 16 3.97 SNB13 13 − 6 ト SNT 35 35 19 5.32 SNB16 SNT 40 40 − 9 16 −17 100 M4 6 2,000 SNSB25 25 − 7 150 M6 9 3,000 300 4,000 200 M6 4,000 400 4,000 150 M5 SNSB30 30 −20 12 7 3,000 200 M8 15 4,000 20 400 4,000 7.39 SNB20 20 150 M6 9 4,000 SNSB35 35 SNT 50 50 −25 26 11.3 SNB25 25 − 7 SNT 60 60 −10 32 15.9 SNB30 30 −20 200 M6 12 4,000 SNSB40 40 − 9 200 M8 15 4,000 500 4,000 300 M8 4,000 600 4,000 15 4,000 −25 18 200 M8 SNSB50 50 300 M10 22 4,000 SNT 80 80 −29 48 800 4,000 25.3 SNB35 35 200 M8 材質:高炭素クロム軸受鋼(SUJ2) 表面硬さ:60HRC(697HV)以上 SNB40 40 − 9 15 4,000 材質:マルテンサイト系ステンレス鋼(SUS440C相当) −25 300 M8 18 4,000 表面硬さ:56HRC(613HV)以上 *g6以外も承ります。 SNB50 50 300 M10 22 4,000 ※外径許容差はg6を標準とします。 材質:高炭素クロム軸受鋼(SUJ2)表面硬さ:60HRC(697HV) 以上 ※外径許容差はg6を標準とします。 F-8 F-9 d D d D f Dg6
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SLIDE SHAFT シャフトサポータ&支持台 SH-A形 −シャフトサポータ−  シャフトサポータと支持台はシャフトの取付を簡単にし、設計や組立時間の短縮を可能にしました。 SH-A形 呼び番号の構成 SH・SH-A形 P.F-11 例)SH 25 A  最も一般的に使用されるコンパクトなシャフトサポータです。SH形は剛性 SH形 のある鋳鉄製、SH-A形は軽量のアルミ鋳物製です。 P.F-12 SH-A形 SHF形 SHF-FC形 軸径 SHF形・SHF-FC形  フランジ形状のシャフトサポータでコンパクトな設計を可能にします。スタ ンダードのSHF形(アルミ鋳物製)と、加えて軸径φ35以上に剛性の高い SHF-FC形(鋳鉄製)も選択できます。 E±0.05 P P.F-13 SA形 SA形(支持台)  シャフトを下部から支え、ロングストロークや高負荷時のシャフトのたわみ 2-S を抑えます。材質には軽量のアルミを使用しています。  NB母線上タップシャフトSNB形(P.F-9参照)との併用が可能です。 P.F-14 B L W NBマーク SA形支持台の精度  SA形支持台の精度は図のように測定されます。 軸径 主要寸法 締付ボルト 質量 呼び番号 h E W L F G P B S 推奨トルク 図F-1 測定方法 図F-2 SA形支持台の精度 mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm 呼び N・m g ス Bμm 20 SH 8A C 面 8 20 21 42 14 32.8 6 18 32 5.5( M5用) M4 2 24 ラ イ に SH10A 10 20 21 42 14 32.8 6 18 32 5.5( M5用) M4 2 24 ド 対 す SH12A 12 23 21 42 14 37.5 6 20 32 5.5( M5用) M4 2 30 シ る15 ャ SH13A 13 23 21 42 14 37.5 6 20 32 5.5( M5用) M4 2 30 フ C 面 SH16A 16 27 24 48 16 44 8 25 38 5.5( M5用) M4 2 40 ト の10 SH20A 20 31 30 60 20 51 10 30 45 6.6( M6用) M5 3 70 走 り SH25A 25 35 35 70 24 60 12 38 56 6.6( M6用) M6 5.5 130 平 5 SH30A 30 42 42 84 28 70 12 44 64 9 (M8用) M6 5.5 180 B 行 100 200 300 400 500 600㎜ 度 支持台長さ SH35A 35 50 49 98 32 82 15 50 74 11 (M10用) M8 13.5 270 SH40A 40 60 57 114 36 96 15 60 90 11 (M10用) M8 13.5 420 SH50A 50 70 63 126 40 120 18 74 100 14 (M12用) M12 29 750 SH60A 60 80 74 148 45 136 18 90 120 14 (M12用) M12 29 1,100 F-10 F-11 A G h±0.02 F
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SLIDE SHAFT SH形 SHF形 −シャフトサポータ− −シャフトサポータ− 呼び番号の構成 呼び番号の構成 例)SH 25 例)SHF 35 FC SHF形 無記号:アルミ鋳物 SH形 軸径 軸径 FC:鋳鉄 E±0.1 P W L B T 2-S 2-S B L NBマーク W 軸径 主要寸法 締付ボルト 質量 呼び番号 h E W L F G P B S 推奨トルク 呼び番号 軸径 主要寸法 締付ボルト 質量 W L T F G B S 推奨トルク g mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm 呼び N・m g アルミ鋳物 鋳鉄 mm mm mm mm mm mm mm mm 呼び N・m アルミ鋳物 鋳鉄 ス SH10 10 20 22 44 15 35 7 19.5 32 4.5( M4用) M4 2 80 SHF10 − 10 43 10 5 24 20 32 5.5( M5用) M4 2 13 − ラ イ SH13 13 23 25 50 17 40 8 18 32 7 (M5用) M4 2 120 SHF12 − 12 47 13 7 28 25 36 5.5( M5用) M4 2 20 − ド SH16 16 27 27.5 55 17 45 10 25 38 7 (M5用) M4 2 120 SHF13 − 13 47 13 7 28 25 36 5.5( M5用) M4 2 20 − シ ャ SH20 20 31 32.5 65 20 53 12 30 45 8 (M6用) M5 3 190 SHF16 − 16 50 16 8 31 28 40 5.5( M5用) M4 2 27 − フ SH25 25 35 38 76 24 61 12 35 56 8 (M6用) M6 5.5 300 SHF20 − 20 60 20 8 37 34 48 7 (M6用) M5 3 40 − ト SH30 30 42 42.5 85 28 73 15 42 64 10 (M8用) M6 5.5 490 SHF25 − 25 70 25 10 42 40 56 7 (M6用) M5 3 60 − SH35 35 50 50 100 32 87 15 50 74 12 (M10用) M8 13.5 690 SHF30 − 30 80 30 12 50 46 64 9 (M8用) M6 5.5 110 − SH40 40 60 60 120 36 104 18 58 90 12 (M10用) M10 29 1,200 SHF35 SHF35FC 35 92 35 14 58 50 72 12 (M10用) M8 13.5 140 380 SH50 50 70 70 140 40 122 20 68 100 14 (M12用) M12 29 1,700 SHF40 SHF40FC 40 102 40 16 67 56 80 12 (M10用)M10 29 205 510 SH60 60 80 82.5 165 45 140 23 80 120 14 (M12用) M12 29 2,500 SHF50 SHF50FC 50 122 50 19 83 70 96 14 (M12用)M12 29 360 890 SHF60 SHF60FC 60 140 60 23 95 82 112 14 (M12用)M12 29 530 1,500 F-12 F-13 G h±0.02 F G F
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SLIDE SHAFT SA形 −支持台− 呼び番号の構成 E±0.02 例)SA 25 - 500 h1 S1 NB マーク θ S2 J P B N M×P (N) W L 全長 SA形 ※NB母線上タップシャフトSNB形用の取付ボルトが添付されます。 軸径 軸径 主要寸法 質量 軸径 主要寸法 質量 呼び番号 H E W L F T K J h1 θ B N M×P S1 S2 呼び番号 H E W L F T K J h1 θ B N M×P S1 S2 mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm g mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm g SA10-200 200 50 1×100 110 SA30-200 200 25 1×150 360 SA10-300 300 50 2×100 160 SA30-300 300 50 1×200 550 SA10-400 10 18 16 32 400 13.5 4 8.9 12.4 4.7 80° 22 50 3×100 4.5 M4用 220 SA30-400 30 37 30 60 400 22.8 7 13 26.5 10.3 50° 40 100 1×200 6.5 M8用 730 SA10-500 500 50 4×100 270 SA30-500 500 50 2×200 920 SA10-600 600 50 5×100 330 SA30-600 600 100 2×200 1,100 SA13-200 200 50 1×100 140 SA35-200 200 25 1×150 460 ス SA13-300 300 50 2×100 210 SA35-300 300 50 1×200 700 ラ SA13-400 13 21 17 34 400 15 4.5 9.8 15 6 80° 25 50 3×100 4.5 M4用 280 SA35-400 35 43 32.5 65 400 26.5 8 15.5 28 13 50° 45 100 1×200 9 M8用 950 イ ド SA13-500 500 50 4×100 350 SA35-500 500 50 2×200 1,190 シ SA13-600 600 50 5×100 420 SA35-600 600 100 2×200 1,420 ャ フ SA16-200 200 25 1×150 200 SA40-200 200 25 1×150 630 ト SA16-300 300 75 1×150 300 SA40-300 300 75 1×150 960 SA16-400 16 25 20 40 400 17.8 5 11.7 18.5 8 80° 30 50 2×150 5.5 M5用 400 SA40-400 40 48 37.5 75 400 29.4 9 17 38 16 50° 55 50 1×300 9 M8用 1,290 SA16-500 500 25 3×150 500 SA40-500 500 100 1×300 1,610 SA16-600 600 75 3×150 600 SA40-600 600 150 1×300 1,950 SA20-200 200 25 1×150 200 SA50-200 200 25 1×150 1,000 SA20-300 300 75 1×150 300 SA50-300 300 75 1×150 1,500 SA20-400 20 27 22.5 45 400 17.7 5 10 19 8 50° 30 50 2×150 5.5 M6用 400 SA50-400 50 62 47.5 95 400 38.8 11 21 45 20 50° 70 50 1×300 11 M10用 2,000 SA20-500 500 25 3×150 510 SA50-500 500 100 1×300 2,500 SA20-600 600 75 3×150 610 SA50-600 600 150 1×300 3,000 SA25-200 200 25 1×150 290 SA25-300 300 50 1×200 430 SA25-400 25 33 27.5 55 400 21 6 12 21.5 8 50° 35 100 1×200 6.5 M6用 580 SA25-500 500 50 2×200 730 SA25-600 600 100 2×200 880 F-14 F-15 F K T H±0.02
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SLIDE SHAFT FITシリーズ フリーダムS  スライドブッシュの内接円径とシャフト外径のそれぞれの寸法許容差範囲内においてラジアルすきまが大きすぎると NBスライドシャフト『フリーダムS』は、NBスライドシャフトの豊富なバリエーションの ガタツキによる精度低下、予圧過剰の場合は動摩擦抵抗の増加などが発生してしまいます。 中で、最もポピュラーな仕様品を標準化したものです。  NB FITシリーズでは、スライドブッシュ・シャフト共に精密研削加工によってご指定のラジアルすきまに調整し、低 ●記号、数値化で図面不要! コストでガタツキが少なく、且つスムースな動きの直線運動を実現します。 ●設計時間大幅短縮 材質、表面処理及び加工形状が記号、数値を選択することで表すことができ、製作 呼び番号の構成 図面を作る必要がありません。 記入例(SUJ2使用、下図寸法のとき) 例) F− SMS25GUU ×1 / SNS25×550 FIT記号 スライドシャフトの呼び番号 スライドブッシュの呼び番号 1軸に付くスライドブッシュの個数 ・製品の寸法詳細は各種寸法表をご覧ください。 ・シャフト加工形状、ラジアルすきま量や合マーク表示方法などを図面でご指定ください。 推奨ラジアルすきま  装置の用途により、スライドブッシュへの要求内容は異なります。ラジアルすきまの設定は下表を目安にしてください。 すきま(+)  ←   0   →  すきま(−) 材質と表面処理 軽い動きを求める場合 形式 材質 表面硬さ 表面処理 精密な動きを要求する場合 NBJ SUJ2 60HRC以上 NBS 56HRC以上 ガタツキを抑えたい場合 シャフト SUS440C相当 NBH SUJ2 60HRC以上 工業用クロムめっき(フラッシュめっき) NBSH SUS440C相当 56HRC以上 工業用クロムめっき(フラッシュめっき) スライドブッシュ、サイズ別推奨ラジアルすきま(−)マイナス限界 パイプシャフト NPJ SUJ2 60HRC以上 NPH SUJ2 60HRC以上 工業用クロムめっき(フラッシュめっき)  ガタツキを抑える場合にラジアルすきまをマイナスにしますが、スライドブッシュはサイズによりNBが推奨するラジ アルすきまのマイナス限界が違います。下表をご参照の上、ラジアルすきまを設定してください。 加工形状とオプション 呼び番号 3〜8 10〜13 16〜25 30〜35 40 50〜60 ラジアルすきまマイナス限界 ±0μm −4μm −6μm −8μm −10μm −13μm  多種多様な加工形状とオプションであらゆるニーズに対応します。 ・ラジアルすきまマイナスの場合は、組付けるハウジング等の芯ずれがスライドブッシュへの過剰な負荷を引き起こし シャフト パイプシャフト ますので、ご注意ください。 ・上記推奨に該当しないラジアルすきまをご希望の場合やSRE・SRなどの形式、表面処理品の場合はNBにお問合 形状 形状 ストレート 01 片側段溝付 12 ストレート 01 せください。 片側センタータップ 02 片側段付ねじ 13 片側センタータップ 02 ス 図F-3 スライドブッシュ+シャフトのラジアルすきまイメージ図 両側センタータップ 03 両側段付ねじ 14 両側センタータップ 03 ラ イ 片側段付 04 片側段付ねじセンタータップ 15 片側外径ねじ 04 ド 両側段付 05 片側外径ねじ 16 両側外径ねじ 05 シ 拡大図 ャ 片側段付センタータップA 06 両側外径ねじ 17 軸端焼なまし加工付 06 フ 片側段付センタータップB 07 プレート溝付 18 片側段付 07 ト 両側段付センタータップ 08 母線上タップ付 19 両側段付 08 V溝付 09 軸端焼なまし加工付 20 片側段付センタータップB 09 シ 片側リング溝付 10 片側段付外径ねじ 21 大ャ 予圧過剰 両側リング溝付 11 ↑フト 外 オプション 適正はめあい 径 g5・h5 外径公差をg5・h5に変更します。 PA/QA ねじニゲ加工を追加します。 寸 NA/NB TA センタータップを追加します。 すきま ↓法 MA/MB フライス加工を外径上に追加します。 小許 VA 片端V溝加工付を両端V溝加工付に変更します。 容 RA 軸端面に六角レンチ用の穴を追加します。 スライドブッシュ 差 LA/LB YA/YB 長さLまたはYの公差を変更します。 ※詳細に付きましてはNBまでお問い合わせください。 スライドシャフト F-16 F-17
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SHAFT 一般機械用シャフト 加工例(写真①) ロールシャフト  NB一般機械用シャフトは、お客様よりお預かりした図面を元に、完成基準を 明確にした仕様書を作成し生産を行います。材料購入から加工、熱処理、表面 処理、出荷検査まで一貫して対応致します。 特 長 あらゆる加工に対応  小径から大径シャフトまであらゆる軸加工物に対応します。 表面処理  工業用クロムめっき、無電解ニッケルめっき、低温黒色クロム処理等のさまざまな表面処理に対応します。 軸(クイル) 熱処理  浸炭焼入れ、高周波焼入れ等、さまざまな熱処理に対応します。 セラミック溶射  セラミック溶射は、耐摩耗性、耐食性が要求される部分にセラミック材料を溶射し皮膜を形成します。また、溶射を 施す母材に制限がないため様々な用途に使用できます。溶射皮膜には気孔があり保油性、潤滑性が良く、封孔処理を 施せば材料を長期に渡って保護する耐食性が得られます。 仕様一覧 高炭素クロム軸受鋼(SUJ2) 工業用クロムめっき クロムモリブデン鋼(SCM415,420,435) 低温黒色クロム処理 表面処理 セラミック溶射 機械構造用炭素鋼(S45C) 無電解ニッケルめっき 材 質 マルテンサイト系ステンレス鋼(SUS440C相当) セラミック溶射 オーステナイト系ステンレス鋼(SUS303,304) 顧客支給ナット及びベアリング現合 その他 炭素工具鋼(SK4) 三角、台形ねじ研削加工対応可能 シ ャ 合金工具鋼(SKS3) フ 高周波焼入れ ト 熱処理 中周波焼入れ 浸炭焼入れ 加工内容 加工最大径 加工最大長さ 備考 センターレス研削 外径φ60 4,000mm 外筒研削盤 外径φ400 4,000mm 内面研削盤 内径φ200 300mm 搭載ワーク長:1,100mmまで 内径φ350 300mm 加工能力 立形研削盤 外径φ630 300mm 旋盤 φ400 3,800mm 横形マシニングセンタ φ350 2,000mm 3,000kgまで 立形マシニングセンタ φ300 3,000mm 3,000kgまで BT/ガンドリル加工 φ80 2,000mm φ120以下両側加工で4,000mm φ120以上は、2,000mmまで F-18 F-19
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SHAFT 加工例(写真②) F-20