KeTop Safe Wireless - 新たなオペレーションエリアモニタリング

HMI KeTop Safe Wireless 新たなオペレーションエリアモニタリング １台の装置で複数の「ケーブル長」設定を保持 SafeWireless無線ハンドヘルドターミナルは、有線デバイス と比較して多くの利益がある一方で、ユーザに新たなチャレ SafeWirelessではそれぞれのマシンにおいて個別の仮想 ンジを求めています。例えば、ユーザはケーブルの長さにより ケーブル長（5m, 10m, 15m, 20m）を設定することができま 自然と制限されていた操作範囲に慣れているため、意図せず す。ユーザは１台のハンドヘルドターミナルで複数のマシンに 操作対象機械の可視範囲から離れてしまうことが可能となり 対してそれぞれ異なるケーブル長設定を使用することができ ます。稼働しているマシンから離れすぎてしまうと非常停止を ます。KeTopデバイスは各機械に接続されたベースステーシ 誤って作動させてしてしまうかもしれません。ケーブルが無い ョンとペアリングする際に、仮想ケーブル長の情報を受信し と、ペアリングを更新せずに他のマシンに近づいた時に、 ます。 ユーザは非常停止の作動に気づかないかもしれません。 SafeWirelessデバイスを使用する際の安全性を確保するため OAM警告領域機能による直感的な にオペレーションエリアモニタリング（Operation Area オペレーション Monitoring: OAM）が使用されています。 機械をコントロールできる操作範囲は仮想ケーブル長に 基づいて設定されます。多くの触覚的、視覚的信号（例えば、 安全で快適な統合 ハンドヘルドデバイスの振動、非常停止の明滅）が、ユーザが 操作範囲の境界線に近づいたことを知らせます。機械のオペ OAMは機械の潜在的に危険な動作が、操作範囲の外から レーターが機械から離れ続けた場合、シグナルの頻度が増え ユーザによってトリガーされないことを保証します。OAM たり、逆に遅くなったりします。 は、SafeWireless無線ハンドヘルドターミナルの使用における 標準の警告領域設定は半径3mとなっています。危険な領域 リスクアセスメントで、ケーブルが操作範囲の制限の保護措 はこの領域内から見えるようにしなければなりません！ハンド 置として定義された場合に最適なソリューションです。OAM ヘルドデバイスの振動と視覚シグナルはユーザが警告領域に のワイヤレスソリューションの利点は明らかです。シンプルさ 入ったことを知らせてくれます。非常停止ボタンが点灯してい と機能性は変わりませんが、煩わしいケーブルは過去のもの る状態から点滅し始めます。振動とパルスの周波数は警告領 となり、フェンスやその他の操作範囲を制限するための構造 域または危険な領域に対するデバイスの位置によります。 的なバリアは必要ありません。 KeTopユーザが警告領域から操作範囲に戻ると警告シグナ ルは解除されます。もしユーザが警告領域から離れた場合、 www.keba.com/hmi

非常停止は4秒後に作動します。ユーザが再び警告領域に 戻ると約2mほど戻った際に明確な領域復帰が検出され、 警告領域を知らせる警告シグナルが再び作動します。新しい KeTop Safe Wireless安全性に妥協することなく、無線ハンド ヘルドターミナルの全ての利点を享受することができます。 Safety Area KeTop SWL Exceeding Range Operation Range Tolerance Range Schematic of the radio link 重要事項! OAM機能を搭載した無線ハンドヘルドターミナルはOAM機能を搭載していない機械にも接続できます。 OAM機能を持たない無線ハンドヘルドターミナルはOAM機能を搭載する機械に接続できません。リスクアセスメントは機械の安全 な操作を確保するために必要かつ不可欠なものとして、操作範囲の制限を特定することができます。機械にOAM機能が実装されて いる場合、この機能なしに操作してはいけません。 More informations about KeTop Safe Wireless www.keba.com/hmi Copyright © (2023) KEBA Industrial Automation GmbH 2023_01_JP. We reserve the right to make alterations in line with technical progress. Data provided without guarantee. All rights reserved.