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【X線・放射線の新しい代替え技術!】TeraMetrix社THz概要紹介説明資料

製品カタログ

光を用いた技法では従来困難であった不透明体材料の内部構造検査や多層膜厚の測定を、容易に実現できる最新のテラヘルツ技術に基づいた次世代のセンサをご紹介

TeraMetrix(テラメトリクス)社が提供するセンサは、既存の光学技法では困難であった不透明体材料の内部構造検査や多層膜厚測定、塗装(ペイント)の検査などを容易に実現することができます。安全設計(アイセーフ)により有資格者が不要で、従来のX線や放射線測定機のような管理面での煩わしさはありません。本資料では、THzの概要からその応用までを簡単に説明しています。

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このカタログについて

ドキュメント名 【X線・放射線の新しい代替え技術!】TeraMetrix社THz概要紹介説明資料
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 737.9Kb
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取り扱い企業 コーンズテクノロジー株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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テラヘルツ技術の先駆者:TeraMetrix テラヘルツ (THz)とは? テラヘルツ放射はマイクロ波と遠赤外線の間にある電磁スペ クトルの一部です。この領域の周波数は 0.1~10 THzで、波長は 3 mm~0.03 mmです。このスペクトル領域は、これらの周波数 が電気的(アンテナによる電界の測定)及び光学的(光学検出 器によるパワーの測定)の生成方法の間にあるため、しばしば“Terahertz gap:テラヘルツギャップ”と呼ばれています。 過去20年にわたり、TeraMetrix社はこのスペクトル領域をの研究・活用するための高度な技術と機器を開発してきました。 テラヘルツによるアプリケーション 産業用プロセス制御と非破壊検査 耐久性の高いシステムを構築する事により、パルス状テラヘルツは連続製造ライン又はコーティング厚測定での製品の高 精度測定に使用されています。 アプリケーションの一部は以下の通りです: • 密度 • 単層/複層の厚み • 坪量 • 製品の一様性 • 構造健全性 • コーティング厚 材質の透過イメージング X線イメージングと同様に、テラヘルツ波長はほとんどの非導電性材料を透過し、ボイド、クラック、密度変動などの欠 陥を容易に明らかにします。テラヘルツは、放射波が非電離放射線のため完全に安全です。そのため、X線に比べて大きな 利点があります。イメージングアプリケーションの例には、スペースシャトルプログラム用の発泡断熱材(SOFI)での欠陥 検出、複合材料の欠陥検出、古代の壁画の基礎構造の検出が含まれます。 分光測定 時間領域パルステラヘルツエネルギー源には、広帯域周波数成分が含まれています。従って、分光測定(指紋領域)が可 能であり、目的の対象物(爆発物、生物剤など)を識別できます。分光機能を使用してイメージを生成する事は、テラヘル ツにおける特に強力なアプリケーションです。テラヘルツ光子のエネルギーにより、低エネルギー遷移(分子回転、タンパ ク質折り畳み、固体材料のフォノン、電気回路特性)の調査と研究が可能になります。 テラヘルツ分光分析の進歩には、次の分野でのイノベーションが含まれます: • 脅威物質の検出 (例:爆発物、武器など) • バイオメディカルアプリケーション (例:皮膚癌の検出) • 環境センシング (特にガスの検出) • コンシューマ製品の含水量 TeraMetrix社に関して TeraMetrix社は、産業、非破壊検査及びリサーチ市場のニーズに応えています。1992年にPicometrix社として設立され、最初 の商用テラヘルツシステムを開発しました。Lunaは2015年にPicometrix社を買収し、TeraMetrix社としてリブランドしました。 現在、第5世代のテラヘルツシステムを製造しているTeraMetrix社は、オンライン測定用のパルステラヘルツ機器の開発・販売 における世界的リーダーです。医薬品からアスファルト板に至るまでの全てを製造する工場でグローバルに使用されているこれ ら製品は、市場で最も先進的なパルステラヘルツシステムとして認識されています。TeraMetrix社システムは、複数の特殊な航 空機の品質管理で使用するために、米国国防総省によって認定されています。 T-RAY® 5000 シリーズ www.lunainc.com/thz terahertzsales@lunainc.com THz 101
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産業機材営業本部 検査機器東京チーム 〒105-0014 東京都港区芝3-5-1 コーンズハウス Tel: 03-5427-7560 http://www.cornestech.co.jp/ ctl-inspection@cornes.jp 産業業界への展開 プロセスコントロール THzは、TPO屋根材の両方の層厚みを制御し、層間剥離を検出するために使用されます。自 動ダイ制御により、±6.35um (3σ)のトップ層平坦性が達成されます。 2つのTHzセンサを使用し、テキスタイルとスチールコードの両方のタイ ヤプライの合計厚さとバランスを測定できます。ゴム製剤のキャリブレーシ ョン係数は、複数の製品で4か月間にわたって安定している事が示されまし た。層の平坦性を高めると、年間100万ドル以上の節約になります。 高精度の測定により、25umの薄い接着剤層の塗布を制御できます。 THzセンサは、単一のセンサで粘着フォームの厚さと密度をオンラインで測定しています。 製品スポットライト: スタンダード オンラインセンサヘッド (HXC50yn) HXC50ynオンラインセンサヘッドは、T-Ray®5000テラヘルツシステム用の堅牢な工場向け強化 トランシーバです。厚さ、多層厚み及び坪量を反射測定で簡単に取得できます。様々なレンズを使 用して、測定スポットサイズと測定距離(25.4, 76.2及び、152.4mm)を調整できます。 THXC50ynは、50umまでの層厚を測定するために十分な帯域幅を提供します。 非破壊検査 ハンドヘルドTHzセンサは、高度な機体の特殊コーティングを測定できます。ゲージR& Rは、±3.81umの合計ゲージと9%の精度公差比を提供します。渦電流又は磁気センサより もはるかに優れています。 複合レードームの内部構造は、自動化された修理 作業用のロボット搭載THzセンサを使用して視覚化 できます。場所と深さの情報が利用可能です。 ハンドヘルドスキャナは、リアルタイムで内部構造を表示し、表面下のファスナや 欠陥を特定できます。パネルのフラッシュとギャップも自動的に測定され、画面上に 報告されます。 製品スポットライト: ラインスキャンゲージ (LSG500n) LSGは、50.8mm又は76.2mmのラインに沿ってビームをスキャンする事により、可搬での実用性 を拡大し、テスト対象のリアルタイムの断面画像(bスキャン)を提供します。個々の波形を分析 して各層の測定値を提供し、個々のb-スキャン画像又はb-スキャンビデオを取得できます。 LSGは 50umまでの層を測定できます。 T-RAY® 5000 シリーズ www.lunainc.com/thz terahertzsales@lunainc.com THz 101