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このカタログについて
ドキュメント名 | カップリング総合カタログ |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 5.2Mb |
取り扱い企業 | アサ電子工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
Page1
カ
ッ
プ
リ カップリング
ン
グ
総
合 総合カタログ
カ
タ
ロ
グ
アサ電子工業株式会社
187-0031
東京都小平市小川東町 5-16-8 テクノエイト小平ビル ア
TEL : 042-341-8551 / FAX : 042-341-8826 サ
URL : https://www.asadenshi.co.jp 電
子
工
■ 上 海 事 務 所 : 上海昭穆工业科技有限公司 業
上海市光复西路 2899 号赢华国际 2 号楼 312 室 株
电话 : 021-5282 8645 / 传真 : 021-5282 8643 式
邮箱 : service@shzhaomu.com 会
网址 : http://www.shzhaomu.com 社
2024.04
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実績の技術が脈打つ多彩な個性派カップリング INTRODUCTION
当社は1974年の創立以来、先進メカトロニクス技術をベースに着実に実績を伸ばしている、
応用技術と新商品開発のエキスパート集団です。
現代小形カップリング(回転伝達用)の発展のスタートは、今から60年程前に遡ります。石油
化学と半導体を中心とする現代産業の隆盛に沿って、各方面で新しい需要が誕生しました。
例えば、測定器・試験機産業の成長で回転ツマミ連結用カップリングの需要が高まり、1960
年代にデルリン(エンジニアリングプラスチック)の出現でプラスチックの機械部品への進出
がスタートしました。開発商品はその都度、アイディアを企業防衛目的で外国を含め特許出
願を行っています。
プラスチックカップリング
当社のカップリングは、このプラスチックカップリングの製品開発からスタートしました。
軽負荷でミスアライメント(偏心・偏角・伸縮)を多少なりとも吸収し、正確な回転精度を保つので、エンコーダーや
精密測定器、事務機や生活用品などを中心に広い分野で使用されています。
現在に至るまで、改良と型サイズの充実を経て経年劣化も少なく、中には30年を過ぎて現役のものもあります。
ディスク型カップリング
小形で高トルクのカップリングとしてディスク型カップリングが主流ですが、金属製ディスクの弱点は高速回転で
偏心・偏角があると、許容トルク以下でもディスクが金属疲労で破損する傾向が強いことです。当社のディスク型は
、金属製(ばね用SUS304)の他にポリイミド製、カーボン繊維製ディスクを揃えました。
1986年頃、日本で世界最強、最も耐熱性の高いポリイミドフィルムが開発されました。引張り強さで金属に近く、
偏角に対する耐久性は金属に比べ百倍以上あるこの樹脂を使用したディスクは、ミスアライメントの大きい場合や
製品全体が振動する場合などに特に有効です(但し常用トルクは約1/2になるので注意が必要です)。同じく日本
で開発された炭素繊維の工業化をうけ、1987年にカーボンFRPをディスクに採用しました。常用トルクの値は金
属ディスクに近く、ミスアライメントの許容値はポリイミドタイプに近いのが特長です。
オルダムカップリング
オルダムの基本的構造は昔からありますが、当社では1990年から小形オルダムカップリングの開発がスタートし
ました。開発仕様は、「小形で高トルク、耐摩耗性と経済性で差別化を達成する」でした。
ハブはステンレス粉末を使用し、外形とオルダム摺動部を一体焼結成型し、且つ樹脂含浸処理を施します。中間部
のスライダーは、カーボン繊維強化樹脂の一体モールドに挑戦しました。寸法安定性で苦労しましたが、摺動部の
低摩擦と耐摩耗性能も達成しています。
リジッドカップリング
当社は小さなサイズでも同心精度を出す為に、異径サイズの穴加工でも仕上げバイトによる同時旋削加工で製作
しています。クランプトルクの安定性では、アルミ合金製でもステンレス製に劣らないものになっています。
クッション型カップリング
当社では外径φ45以上の大型を「QJシリーズ」の名称で、φ40以下のサイズを「QRUシリーズ」として商品開発を
しました。クッション性が高く、精密ダイカストを使用したハブで経済性にも優れた扱いやすいカップリングです。
ボールカップリング
2000年に入り、新しい製品としてユニバーサルカップリングのように偏角自在でしかもスプライン機能もあるもの
の開発を開始しました。市販のベアリング用ボールが最高の寸法精度がありながら非常に低コストであったので、
これらを利用できないかと試行錯誤を重ねた結果、生まれた製品です。
最後に、地球環境の保全について全社を挙げて努めることを決め、2006年にはISO14001
の認証を取得し、実効を高めるべく全社員で取り組んでおります。なお、弊社の製品は全て
RoHS対応しております。
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カップリング総合カタログ 目次-INDEX
イントロダクション P.1 C1S P.19
目 次 P.2~4
カップリングの選択方法について P.5~6
技術資料 P.7~9 C1N P.20
ディスク型カップリング P.10
C2 P.21
ML P.11
C2L P.22
MLC P.12
C2S P.23
MS P.13
CUH P.24
MSC P.14
CU P.25
TSS P.15
CLB P.26
TSC P.16
プラスチックカップリング P.27
KLC P.17 UJ P.28
KSC P.18 GJ P.29
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目次-INDEX
EGJ・EGPの選択にあたってのご参考資料 P.30 FSPJU P.40
EGJ,EGP P.31 FFPJ P.41
オルダムカップリング P.32 クッション式カップリング P.42
QJ P.43
ASJ P.33
QJU P.44
ASJU P.34
QRU P.45
APJ P.35
QRU参考資料 P.46
リジッドカップリング P.47
APJU P.36
RAS P.48
FJ P.37
RSS P.49
FJU P.38 RAC P.50
FSPJ P.39 RSC P.51
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目次-INDEX
ボールカップリング P.52
DBSC P.53
MBS P.54
MBD P.55
MBDS P.56
MBDC,NBDC P.57
NBS P.58
MBDB P.59
MBSA P.60
MBSB P.61
FCBS P.62
ご案内 P.63
ご利用にあたって P.64
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カップリングの選択方法について
・回転軸を結合するカップリングの使用先は、まさに千差万別です。私達メーカーもその使われ方に思いを巡らせ
ながら、あれこれ対応するカップリングを製作しています。
昔は歯車やベルトが回転伝達の主役でしたが、現在ではカップリングの利用が益々高まり、方式も種類も増加して
います。
一方でカップリングの破損は装置の故障となり、大きな損害を発生させる場合が少なくありません。装置の回転系
には想定外の過大負荷がかかることがあるので、慎重に、しかも安全率を高めて選択する必要があります。
・伝えるべきエネルギー(トルク・回転速さ・回転体慣性等)の大きさ、逆転頻度とその瞬間の回転角加速度、軸間
のミスアライメント(図1ご参照)の種類と大きさ、スペース、環境(水・油・光線・電磁波・塵埃・周囲温度・真空中な
ど)の状況、必要とする回転寿命・・・それらの中から必要な項目を満たしたうえで適正なコストの商品を選択して
いただかなければなりません。
δ
●偏心
α
●偏角(中心一致)
A A
α
●偏心・偏角の複合 δ
A
A
●エンドプレイ
X
●振れ
ミスアライメント (図1)
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カップリングの選択方法について
・実際に使用して、短時間で破損した場合は、トルクかあるいはミスアライメントの過大が原因です。最近は特にサ
ーボモータ関係で時 ト々ラブルが発生しています。その第一の問題点は、サーボモータの瞬間最大(3倍)トルク以
上のトルクがカップリングに加わるはずがないと錯覚されている場合です。
(図2)はA点⇔B点間のプログラム制御の例でサーボモータの駆動電流の波形とサーボゲイン小と大の比較で示
した図です。
起動・停止のA点・B点ではモーターの瞬間最大電流が流れますが、A→Bと低速で動いている間でもローターが
回転振動をしています。
サーボモータのローターと軸はかなりの慣性質量を持っているので、A点・B点で大きな回転ハンマーとなってカ
ップリングに衝撃トルクを与えます。更に低速移動中でもインパクトドライバーとしてカップリングを痛め続けます。
(図3ご参照)
・サーボモータが大きくサーボゲインが高くて常にローターが激しく回転振動している状況では、この振動による
衝撃トルクがサーボモータの瞬間最大トルクを大きく超え、しかも数サイクルから数十サイクルの振動衝撃となり
ます。この衝撃トルクを知る為には超高速カメラで瞬間最大角加速度を測定し慣性モーメントを乗ずればよい訳
です。
・経験的に考察した場合ですが、高速で激しい動きのサーボ系で24時間働き続ける例では、サーボモータの瞬間
最大トルクの5~8倍がカップリング仕様の許容トルク以下であれば数年の寿命が期待できます。但し、このよう
な機械では当然ミスアライメントは0に近い位に高精度で組み立てられていなければなりません。
B
プログラム A A ローター
駆動電流
サーボゲイン:小
カップリ
ング 回転振動
駆動電流
サーボゲイン:大
時間(SEC) ⇨
(図2) (図3)
<補足説明>
カップリングが破損に達する原因について
・理解を助ける例として、エアシリンダーの場合について説明します。エアシリンダーの作動力はシリンダーの面積×空気圧で示さ
れ、それ以上の力は出しません。しかし、破損しない為にストッパー部にゴムクッションを付けたり、エアー絞り端末構造にして衝
撃力にある程度耐えるように作られています。更に使用に際しては減圧弁、スピコン、ショックアブソーバーなどを付けて結合部の
破損やゆるみを防がなければなりません。この破損する力は空圧的力ではなく、質量を持った運動体が急激に停止させられる時
の力(F=Mα)であり対策の有無で非常に大きくなり得ます。
カップリングの場合も同じように、起動・停止・回転振動などの加速度をどれだけ小さく押さえられるかによってカップリングの強
度を考えます。ショックアブソーバー的要素がなければそれだけ許容トルクに対し安全率を高める必要があります。
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■ねじりばね定数について
主としてサーボ系に使用するカップリングで大切な特性です。カップリングの片方の軸を固定し、反対側の軸にト
ルクを加えながら左右ハブ間のねじれ角(度)を測定すると(図a)のようなグラフを描くことができます。許容トルク
Toの決め方はメーカーによっても形式によっても多少異なります。
ねじりばね定数は T o × 5 7 .3 (N・m/rad)で表します。
C °
カタログ記載のねじりばね定数が例えば2000N・m/radで、常用トルクが7N・mとあれば
「 7×57.3/2000≒0.2(度)」即ち7N・mの常用トルクに対するねじれ角が0.2(度)だと実感できます。
但しこの数値が即サーボの位置誤差となる訳ではありません。
■偏心について
ディスク型カップリングと偏心の関係
❶設計と製作の上から偏心を0に近く保てると考えている装置の場合は、一般的にシングルディスク(ショートタ
イプ)カップリングが採用されていますが、現実にはこの点がかなりトラブルの原因となっているようです。組立精
度に自信があってもサーボ機械においてはダブルディスク(ロングタイプ)を推奨します。
シングルディスクの偏心ばね定数は、ダブルディスクタイプに比べて10~20倍大きいので、僅か0.05(mm)位の偏
心でも大きな偏心ばね荷重が加わり、たとえカップリングが短期間で破損しない場合でも、ベアリングの寿命をか
なり短くします。ひどい場合には、軸の破損例もあります。また、トラブルが発生しても、スペースの関係でダブルデ
ィスクタイプに交換が不可となります。対応策としては、偏心ばね定数の小さいポリイミドディスクかサーボ対応の
オルダムカップリングを選択する必要があります。
❷偏心が小さく抑えられない場合は、ダブルディスク(ロングタイプ)カップリングの選定が必要です。この場合でも
カタログ許容値より小さく抑える努力が必要です。許容値一杯の場合には常用トルクを1/2~1/5と下げる必要
がでてきます。偏心は寿命に関係すると考えるべきです。この場合の破損状況は金属ディスクの曲げ応力による疲
労破断がほとんどです。
❸寿命の心配を失くす為には、疲労現象の無いポリイミドあるいはカーボンFRPのディスクを選択する方法もあ
りますが、許容トルクは小さくなります。
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技術資料
オルダムカップリングと偏心の関係
❶ オルダムカップリングは、小形で高トルクが特長ですが、偏心のある場合には破損するのではなく
「負荷トルク×偏心量×回転速度」の積の大きさに比例して、ハブとスライダーとの摺動面で摩耗の進行が生じま
す。長寿命の為には、偏心を出来る限り小さくする必要があります。また、摺動面に二硫化モリブデン系グリース
の塗布も有効です。
❷ 現在では、サーボ系のカップリングとして使用される割合が非常に多くなっています。その理由として、小形・高
トルクなので装置の小型化が出来ることがあげられるでしょう。偏心0.1以下であればバックラッシュゼロでサー
ボ特性としても良好です。
■偏角について
❶ 大きな偏角(5°以上)に対しては、市販のユニバーサルジョイントあるいは当社新開発のボールカ
ップリングを使用していただくことをお奨め致します。
偏角5°以下のカップリングとしてはポリイミドディスクダブルタイプ(M・CU・C1)
偏角3°以下のカップリングとしてはカーボンディスクダブルタイプ(M・CU・C1)
偏角2°以下のカップリングとしては金属ディスクタイプも選択対象となります。
❷ ディスク型カップリングの場合
(1)ポリイミドディスクが偏角に強いカップリングで実負荷トルクが定格トルクの1/2であれば、最大許容偏角
でも10億回転テストでも破損しません。
(2)カーボンディスクも金属疲労のような破損にはならず、定格トルクの1/3で10億回転テストに合格します。
(3)ステンレスディスクの場合は、偏角の大きさに比例してディスクの曲げ応力の繰り返しで金属疲労による破損
に至ります。従って、偏心・偏角を小さくする努力が求められます。
❸ オルダムカップリングの場合
オルダムカップリングは形状的には偏角に不向きなものとなっています。
オルダムカップリングにおいて、許容偏角が大きいカップリングとは、中間スライダーが弱い(ねじりばね定数が小
さい)事を示します。これは、スライダーのガタか変形によって偏角を吸収しているからです。
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技術資料
■回転数について
通常のカップリング(低速回転用は除く)では、3000rpm位の回転数を想定して常用トルク(許容トルク)を決めて
います。従って、実動の最高回転数が2倍の6000rpmでご使用になられる場合は常用トルクは50%以下にして
いただくことが無難です(この値は厳密な数値ではありませんが、回転上昇に伴う振動や抵抗エネルギーの増加
は一様ではありませんので個別問題となります。なお、定速・連続回転の場合は100%の判断で大丈夫です)
■性能表の許容値について
カップリングの性能表に記載されている項目即ち、許容トルク・許容偏心・許容偏角・最高回転数などは各項目ご
とに検討し決めています。従って、ミスアライメントが複合される場合は各許容値の値を複合するアライメントの数
で割るなどの配慮が必要です。
(それは考え方としておかしいのではないかとのご意見もいただきますが、例えば全てのアライメントが許容値一
杯の状態で許容トルクを決めるとするならば、実用性の乏しい小さな値になってしまいます。カップリングはエネル
ギーを伝える要素部品なので、内部応力の性質と大きさが寿命に関係するものです)
■偏心と寿命の関係について
一例としてUJ・GJシリーズのプラスチックカップリングの場合について報告します。外部から偏心させる力を加え
、力と偏心量が直線的に変位する値(弾性偏心量)の1/2.5~1/3を許容偏心量と決めました。3年がかりで各ミ
スアライメント別に寿命試験を行ったものをP.27に記載してありますのでご参照ください。10億回転まで実施致
しましたが、それがお客様先で何年分かということはわかりません。なお,ディスク型カップリングにつきましても、
ディスクの材質別に(ポリイミド・カーボンFRP・ステンレス)アライメントと寿命の関係について試験を実施して
おります。詳細はP.10をご参照ください。
! 注 意
●ねじを締付ける際は、必ずトルクドライバー・トルクレンチを使用し、適正に締付けてください。
●クランプタイプのカップリングを締付ける際は、軸を挿入してから締付けてください。
●カップリングは、ミスアライメントの許容値以下で使用してください。
●製品の分解・改造はしないでください。(カタログの性能保証が出来なくなります。)
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ディスク型カップリング
●バックラッシュゼロ 状況 対策
シングルディスク×1
●スムーズな回転伝達 偏心なし
偏角なし
●あらゆる用途に合う豊富なバリエーション
シングルディスク×1
ディスク型カップリングはディスク(プレート)の変形で偏心や 小さな偏角
偏角を吸収するフレキシブルカップリングの一種です。
構成はシングルディスクとダブルディスクがあります。
システムの予期せぬ損傷を防ぐには状況に合わせて正しく選 ダブルディスク×1
ぶ必要があります(。右図参照) 小さな偏心
ディスク材質の特性 ダブルディスク×1
大きな偏角
●ポリイミド
耐熱性で化学的にも非常に安定したスーパーエンジニアリン シングルディスク×2
グプラスチックです。高い引張り強度と弾性率があり、突出した 大きな偏心
耐屈曲性はカップリングのディスクとして、金属では不可能な
フレキシビリティを実現します。
●カーボンFRP
炭素繊維からなる織物を樹脂含浸により固めたもので、市販 特性バランス比較図 ステンレス板ばね
される材料のうち最も高い比強度・比弾性率を持ち、クリープ ねじり剛性 カーボンFRP
が小さく疲労強度もアルミ合金の3~7倍と高いなど、機械的
性質が非常に優れています。カップリングのディスクとしては、
高いねじり剛性・伝達トルクを持ちつつ偏心・偏角によるたわ 耐薬品性
みにも疲労破壊しないバランスの良い性格です。 定格トルク
●ステンレス板ばね ポリイミド
熱処理により特にばね性を付与されたステンレス薄板を使用
しています。引張り強度は3種中もっとも高いため、カップリン
グのディスクとしては高剛性、高トルクタイプです。一方で軸心
の不一致、特に偏心に対する許容量は最も小さく、組付けにお
いては注意が必要です。 耐熱性 許容偏角
耐久試験結果 許容偏心
品番 負荷トルク 偏心 偏角 エンドプレイ 速度 延べ回転数 結果
(N・m) (mm) (deg) (mm) (rpm)
0.15 0.3 3 ±0.5 1.2×108
0 0.3 4 ±0.3 2.0×108
MLC32P(ポリイミド) 0 0.3 8 ±0.3 2.0×108
0.22 0 10 ±0.3 2.3×108
0.22 1.0 0 0 2,950 2.1×108 異常なし
0.22 1.2 0 0 2.1×108
MLC32C(カーボンFRP) 0.22 0.2 3 ±0.3 2.4×108
0.22 0.2 6 ±0.3 2.4×108
MLC32M(ステンレス板ばね) 0.22 0.2 3 ±0.3 2.3×108
0.22 0.2 6 ±0.3 1.3×108 ディスク破損
MLC40M(ステンレス板ばね) 1.0 0.2 2 ±0.2 1.430 1.6×108 異常なし
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ML Mシリーズ
ダブルディスク
セットスクリュータイプ
RoHS2対応
特長
●ミスアライメントに強い万能タイプ
●2種類のディスク材質であらゆる用途に対応
●ポリイミド-抜群のフレキシビリティで心ずれの状態でも反力が小さく、位相やトルクの変動もない
●カーボンFRP-伝達トルクとねじり剛性が非常に高いレベルでバランスの良い万能タイプ
品番指定 *キー溝加工
無記入:加工ナシ
K○:キー溝幅○
構造と材質
アルミダイカスト ML 25 P - 5 K○ - 8 K○
(φD) C (φd 1 ) (φd 2 )ディスク(P:ポリイミド or C:カーボンFRP)
ディスク材質 P:ポリイミド
4-M ■キー溝寸法 b C:カーボンFRP
φd 1 と φ d 2 の穴径が異なる場
合は、φd 1( 小 径 ) - φ d 2( 大径)
の順にご指定ください。
d1, d2
軸穴径 b t キー呼び
d 1 , d K
2 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 寸法b×h
6~8 2 2 ±0.01 1.0 2×2
φG 25
8~10 3 3 1.4 3×3
φH +0.1
±0.6 10~12 4 4 1.8 0 4×4
12~17 5 5 ±0.0150 2.3 5×5
17~22 6 6 2.8 6×6
寸法 22~25 8 8 ±0.0180 3.3 +0.2
0 8×7
・キー溝形状は新JIS準拠が標準です。
(mm)
品番 D 標準穴径 φd1 ,φd 2 H8 (左右組合せ自由) L B F G H M 締付トルク
中間穴径 ディスク穴径 (N・m)
ML 10 2 3 4 15 4.2 2 4.1 4.6 M2 0.3
13 3 4 5 6 19 5.5 2.5 5.5 6 M2 0.3
16 4 5 6 6.35 8 23.2 7 3 6.8 7.6 M3 0.7
20 4 5 6 6.35 8 10 26 7.5 3.7 8.1 9 M3 0.7
25 5 6 6.35 8 10 12 30.2 9 4 10.4 12 M4 1.7
32 6 6.35 8 10 12 14 16 41 12.4 6 15 15.2 M4 1.7
40 8 10 12 14 16 18 20 47 15.5 7.8 19.5 20.4 M5 4
50 14 16 18 20 22 24 25 53 18 9 25 26 M6 7
●摘要軸径の推奨公差はh6およびh7です。 ●標準穴径以外の加工、キー溝加工可能です。
性能
品番 常用トルク 最高回転数 ねじりばね定数 許容偏心 許容偏角 許容伸縮 慣性モーメント 質量
(N・m) (rpm) (N・m/rad) (mm) ( °) (mm) (kg・㎡) (g)
P 0.15 26,000 20 0.4 5 ±0.2
ML10 -8
C 0.25 32,000 40 0.2 4.6×10 3
2.5 ±0.2
P 0.25 20,000 30 0.4 5 ±0.2
ML13 -8
C 0.35 24,000 90 0.2 8.0×10 5
2.5 ±0.2
P 0.4 19,000 60 0.6 5 ±0.3
ML16 -7
C 0.6 2.4×10 9
23,000 140 0.2 2.5 ±0.3
P 0.6 18,000 110 0.6 5 ±0.4
ML20 -7
C 7.2×10 14
1.0 22,000 230 0.2 2.5 ±0.3
P 1.4 16,000 150
ML25 0.6 5 ±0.6 -6
C 2.2×10 27
2.2 19,000 450 0.2 2.5 ±0.4
P 5 ±0.6
ML32 2.6 12,000 380 0.6 -6
C 6.0×10 60
3.8 15,000 750 0.2 2.5 ±0.4
P 5 ±0.8
ML40 4.4 8,000 650 0.6 -5
C 1.7×10 104
6.8 10,000 900 0.3 2.5 ±0.5
P 5 ±1
ML50 7.0 6,000 850 0.6 -5
C 4.6×10 210
11.0 8,000 1,500 0.3 2.5 ±0.6
●耐熱性(周囲温度)ポリイミド:-40℃~200℃、カーボンFRP:-25℃~85℃ *但し最高温度では1/2トルク
●最大トルクは原則として常用トルクの2倍です。常用トルク以下でかつ瞬間最大負荷トルクが最大トルク以下になるようにサイズを選定してください。
11
t
Page13
MLC Mシリーズ
ダブルディスク
クランプタイプ
RoHS2対応
特長
●ミスアライメントに強い万能タイプ
●3種類のディスク材質であらゆる用途に対応
●ポリイミド-抜群のフレキシビリティで心ずれの状態でも反力が小さく、位相やトルクの変動もない
●カーボンFRP-伝達トルクとねじり剛性が非常に高いレベルでバランスの良い万能タイプ
●ステンレス板ばね(SUS)-フレキシビリティは劣りますが、伝達トルク、ねじり剛性が高く応答性の高いサーボ系等に最適
品番指定 *キー溝加工
無記入:加工ナシ
構造と材質 アルミダイカスト P K○:キー溝幅○
φd 1 と φ d 2 の穴径が異なる場
ディスク P:ポリイミド
C:カーボンFRP MLC 16 C - 5 K○ - 6 K○ 合は、φd 1( 小 径 ) - φ d 2( 大径)
M:ステンレス板ばね (φD) M (φd 1 ) (φd 2 )
の順にご指定ください。
ディスク材質 P:ポリイミド
C:カーボンFRP b
■キー溝寸法 M:SUS(φD16~)
軸穴径 b t
K キー呼び
d 1 , d 2 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 寸法b×h
6~8 2 2 1.0 2×2
±0.0125 d1, d2
8~10 3 3 1.4 3×3
10~12 4 4 1.8 +0.1
0 4×4
φG 12~17 5 5 ±0.0150 2.3 5×5
六角穴付きボルト2-M 17~22 6 6 2.8 6×6
φH ±0.6 22~24 8 8 ±0.0180 3.3 +0.2
0 8×7
寸法 ・キー溝形状は新JIS準拠が標準です。
(mm)
品番 D 標準穴径 φd 1 ,φd 2 H8 (左右組合せ自由) L B F G H M 締付トルク
中間穴径 ディスク穴径 (N・m)
MLC 13 3 4 5 19 5.5 2.5 5.5 6 M2 0.42
16 4 5 6 23.2 7 3 6.8 7.6 M2.5 0.9
20 4 5 6 6.35 8 26 7.5 3.7 8.1 9 M2.5 1
25 5 6 6.35 8 10 30.2 9 4 10.4 12 M3 1.7
32 6 8 10 12 14 41 12.4 6 15 15.2 M4 2.5
40 8 10 12 14 16 18 47 15.5 7.8 19.5 20.4 M5 7
50 14 16 18 20 22 24 53 18 9 25 26 M6 12
●摘要軸径の推奨公差はh6およびh7です。●標準穴径以外の加工、キー溝加工可能です。
性能
品番 常用トルク 最高回転数 ねじりばね定数 許容偏心 許容偏角 許容伸縮 慣性モーメント 質量
(N・m) (rpm) (N・m/rad) (mm) ( °) (mm) (kg・㎡) (g)
P 12,000 30 0.4 5 ±0.2
MLC13 0.25 -8
0.35 12,000 90 0.2 8.0×10 5
C 2.5 ±0.2
P 0.4 9,000 60 0.6 5 ±0.3
0.6 9,000 140 0.2 2.4×10-7 9
MLC16 C 2.5 ±0.3
M 0.9 7,000 400 0.15 2 ±0.2 2.7×10-7 10
P 0.6 7,600 110 0.6 5 ±0.4 -7
MLC20 1.0 7.2×10 14
C 7,600 230 0.2 2.5 ±0.3
M 1.3 6,500 700 0.15 2 ±0.2 8.0×10-7 16
P 1.4 6,000 150 0.6 5 ±0.6
2.2 2.2×10-6 27
MLC25 C 6,000 450 0.2 2.5 ±0.4
M 2.8 5,000 1,100 0.15 2 ±0.3 2.5×10-6 30
P 2.6 4,800 380 0.6 5 ±0.6
3.8 6.0×10-6 60
MLC32 C 4,800 750 0.2 2.5 ±0.4
M 5.0 4,000 1,500 0.15 2 ±0.4 6.6×10-6 62
P 4.4 4,000 650 0.6 5 ±0.8
6.8 1.7×10-5 104
MLC40 C 4,000 900 0.3 2.5 ±0.5
M 9.0 3,800 4,000 0.2 2 ±0.5 1.9×10-5 110
P 7.0 3,500 850 0.6 5 ±1
11.0 4.6×10-5 210
MLC50 C 3,500 1,500 0.3 2.5 ±0.6
M 16.0 3,500 8,000 0.2 2 ±0.6 5.0×10-5 220
●耐熱性(周囲温度)ポリイミド、ステンレス:-40℃~200℃、カーボンFRP:-25℃~85℃ *但し最高温度では1/2トルク
●最大トルクは原則として常用トルクの2倍です。常用トルク以下でかつ瞬間最大負荷トルクが最大トルク以下になるようにサイズを選定してください。
12
t
45°
Page14
MS Mシリーズ
シングルディスク
セットスクリュータイプ
RoHS2対応
特長
●小さなミスアライメントに強い万能タイプ
●2種類のディスク材質であらゆる用途に対応
●ポリイミド-抜群のフレキシビリティで心ずれの状態でも反力が小さく、位相やトルクの変動もない
●カーボンFRP-伝達トルクとねじり剛性が非常に高いレベルでバランスの良い万能タイプ
品番指定 *キー溝加工
無記入:加工ナシ
K○:キー溝幅○
構造と材質 MS 20 P - 5 K○ - 6 K○
アルミダイカスト (φD) C (φd 1 ) (φd 2 )
■キー溝寸法 b ディスク材質 P:ポリイミド
ディスク(P:ポリイミド or C:カーボンFRP) C:カーボンFRP
4-M φd 1 と φ d 2 の穴径が異なる場
合は、φd 1( 小 径 ) - φ d 2( 大径)
の順にご指定ください。
d1, d2
軸穴径 b t キー呼び
d ,d K
1 2 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 寸法b×h
6~8 2 2 ±0.0125 1.0 2×2
8~10 3 3 1.4 3×3
+0.1
10~12 4 4 1.8 0 4×4
12~17 5 5 ±0.0150 2.3 5×5
±0.5 17~22 6 6 2.8 6×6
22~25 8 8 ±0.0180 3.3 +0.2
寸法 0 8×7
・キー溝形状は新JIS準拠が標準です。
(mm)
品番 D 標準穴径 φd1 , φ d 2 H8 (左右組合せ自由) L B F H M 締付トルク
ディスク穴径 (N・m)
MS 10 2 3 4 10.5 4.2 2 4.6 M2 0.3
13 3 4 5 6 13.5 5.5 2.5 6 M2 0.3
16 4 5 6 6.35 8 16.5 7 3 7.6 M3 0.7
20 4 5 6 6.35 8 10 18.4 7.5 3.7 9 M3 0.7
25 5 6 6.35 8 10 12 21.6 9 4 12 M4 1.7
32 6 6.35 8 10 12 14 16 29 12.4 6 15.2 M4 1.7
40 8 10 12 14 16 18 20 35 15.5 7.8 20.4 M5 4
50 14 16 18 20 22 24 25 41 18 9 26 M6 7
●摘要軸径の推奨公差はh6およびh7です。●標準穴径以外の加工、キー溝加工可能です。
性能
品番 常用トルク 最高回転数 ねじりばね定数 許容偏心 許容偏角 許容伸縮 慣性モーメント 質量
( N・m) (rpm) (N・m/rad) (mm) ( °) (mm) (kg・㎡) (g)
P 0.15 26,000 40 0.1 2.5 ±0.1
MS10 0.25 32,000 90 0.05 4.0×10 -8 2
C 1 ±0.1
P 0.25 20,000 60 0.1 2.5 ±0.1
MS13 0.35 24,000 7.0×10 -8 4
C 200 0.05 1 ±0.1
P 0.4 19,000 120 0.1 2.5 ±0.1
MS16 0.6 23,000 2.0×10 -7 7
C 280 0.05 1 ±0.1
P 0.6 18,000 200 0.1 3 ±0.2
MS20 1.0 22,000 6.0×10 -7 11
C 450 0.05 1 ±0.1
P 1.4 16,000 300 0.1 3 ±0.3
MS25 2.2 19,000 1.8×10 -6 22
C 750 0.05 1 ±0.2
P 2.6 12,000 700 0.1 3 ±0.3
MS32 3.8 15,000 5.2×10 -6 50
C 1,200 0.05 1 ±0.2
P 4.4 8,000 1,200 0.15 3 ±0.4
MS40 -5
C 6.8 10,000 1.3×10 85
1,600 0.1 1 ±0.2
P 7.0 6,000 1,750 0.2 3 ±0.5
MS50 11.0 8,000 3.6×10 -5 170
C 2,800 0.1 1 ±0.3
●耐熱性(周囲温度)ポリイミド:-40℃~200℃、カーボンFRP:-25℃~85℃ *但し最高温度では1/2トルク
●最大トルクは原則として常用トルクの2倍です。常用トルク以下でかつ瞬間最大負荷トルクが最大トルク以下になるようにサイズを選定してください。
13
t
Page15
MSC Mシリーズ
シングルディスク
クランプタイプ
RoHS2対応
特長
●小さなミスアライメントに強い万能タイプ
●3種類のディスク材質であらゆる用途に対応
●ポリイミド-抜群のフレキシビリティで心ずれの状態でも反力が小さく、位相やトルクの変動もない
●カーボンFRP-伝達トルクとねじり剛性が非常に高いレベルでバランスの良い万能タイプ
●ステンレス板ばね(SUS)-フレキシビリティは劣りますが、伝達トルク、ねじり剛性が高く応答性の高いサーボ系等に最適
構造と材質 *キー溝加工
アルミダイカスト 品番指定 無記入:加工ナシ
P K○:キー溝幅○
φd 1 と φ d 2 の穴径が異なる場
ディスク P:ポリイミド
C:カーボンFRP MSC 32 C - 8 K○ - 10 K○ 合は、φd 1( 小 径 ) - φ d 2( 大径)
M:ステンレス板ばね の順にご指定ください。
(φD) M (φd 1 ) (φd 2 )
ディスク材質 P:ポリイミド
C:カーボンFRP
■キー溝寸法 M:SUS(φD16~) b
軸穴径 b t
K キー呼び
d 1 , d 2 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 寸法b×h
6~8 2 2 1.0 2×2
±0.0125 d1, d2
8~10 3 3 1.4 3×3
+0.1
10~12 4 4 1.8 0 4×4
六角穴付きボルト2-M 12~17 5 5 ±0.0150 2.3 5×5
17~22 6 6 2.8 6×6
±0.5
寸法 22~24 8 8 ±0.0180 3.3 +0.2
0 8×7
・キー溝形状は新JIS準拠が標準です。
(mm)
品番 D 標準穴径 φd1 , φ d 2 H8 (左右組合せ自由) L B F H M 締付トルク
ディスク穴径 (N・m)
MSC 13 3 4 5 13.5 5.5 2.5 6 M2 0.42
16 4 5 6 16.5 7 3 7.6 M2.5 0.9
20 4 5 6 6.35 8 18.4 7.5 3.7 9 M2.5 1
25 5 6 6.35 8 10 21.6 9 4 12 M3 1.7
32 6 8 10 12 14 29 12.4 6 15.2 M4 2.5
40 8 10 12 14 16 18 35 15.5 7.8 20.4 M5 7
50 14 16 18 20 22 24 41 18 9 26 M6 12
●摘要軸径の推奨公差はh6およびh7です。●標準穴径以外の加工、キー溝加工可能です。
性能
品番 常用トルク 最高回転数 ねじりばね定数 許容偏心 許容偏角 許容伸縮 慣性モーメント 質量
( N・m) (rpm) (N・m/rad) (mm) ( °) (mm) (kg・㎡) (g)
12,000 60 0.1 2.5 ±0.1
MSC13 P 0.25
0.35 12,000 200 0.05 1 ±0.1 7.0×10-8 4
C
P 0.4 9,000 120 0.1 2.5 ±0.1
0.6 9,000 280 0.05 1 ±0.1 2.0×10-7 7
MSC16 C
M 0.9 7,000 800 - 1 ±0.1 2.2×10-7 8
P 0.6 7,600 200 0.1 2.5 ±0.2
1.0 7,600 450 0.05 1 ±0.1 6.0×10-7 11
MSC20 C
M 1.3 6,500 1,050 - 1 ±0.1 7.0×10-7 13
P 1.4 6,000 300 0.1 3 ±0.3
2.2 6,000 750 0.05 1 ±0.2 1.8×10-6 22
MSC25 C
M 2.8 5,000 2,300 - 1 ±0.2 2.2×10-6 24
P 2.6 4,800 700 0.1 3 ±0.3
3.8 4,800 1,200 0.05 1 ±0.2 5.2×10-6 50
MSC32 C
M 5.0 4,000 3,000 - 1 ±0.2 5.6×10-6 53
P 4.4 4,000 1,200 0.15 3 ±0.4
6.8 4,000 1,600 0.1 1 ±0.2 1.3×10-5 85
MSC40 C
M 9.0 3,800 6,000 - 1 ±0.2 1.5×10-5 90
P 7.0 3,500 1,700 0.2 3 ±0.5
11.0 3,500 2,800 0.1 1 ±0.3 3.6×10-5 170
MSC50 C
M 16.0 3,500 10,000 - 1 ±0.3 3.9×10-5 180
●耐熱性(周囲温度)ポリイミド、ステンレス:-40℃~200℃、カーボンFRP:-25℃~85℃ *但し最高温度では1/2トルク
●最大トルクは原則として常用トルクの2倍です。常用トルク以下でかつ瞬間最大負荷トルクが最大トルク以下になるようにサイズを選定してください。
14
t
45°
Page16
TSS 薄形シリーズ
シングルディスク
セットスクリュータイプ
RoHS2対応
特長
●小さくまとめたい、スペースが足りないに対応
●軸方向の小形化に役立ち、従来品と比べ半分以下の省スペースに実装可能
●小さなミスアライメントに強い万能タイプ
●ポリイミドディスクで、抜群のフレキシビリティで心ずれの状態でも反力が小さく、位相やトルクの変動もない
構造と材質 品番指定 *キー溝加工
無記入:加工ナシ
K○:キー溝幅○
φH F 4-M 4-M TSS 3 2 - 5 K ○ - 8 K○
(φD) (φd1) (φd2)
φd 1 と φ d 2 の穴径が異なる場
■キー溝寸法 b 合は、φd 1( 小 径 ) - φ d 2( 大径)
t の順にご指定ください。
d 1 ,d 2
軸穴径 b t
K キー呼び
アルミダイカスト d 1 , d 2 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 寸法b×h
B TSS32・TSS40 TSS25 6~10 2 2 1.0 2×2
10~18 3 3 ±0.0125 +0.1
ディスク 1.4 0 3×3
ポリイミド L±0.5 ・キー溝形状は新JIS準拠が標準です。
※ハブの材質・スペース・常用トルクの大きさから、小さい寸法のキーを使用してください。
寸法
(mm)
品番 D 標準穴径 φd 1 , φ d 2 H8 (左右組合せ自由) L B F H M 締付トルク
ディスク穴径 (N・m)
TSS25 25 3 4 5 6 8 8.5 3.5 1.8 13 M2 0.2
TSS32 32 5 6 8 10 12 14 11 4.8 2.4 16.6 M2.5 0.4
TSS40 40 10 12 14 16 18 13.5 6 3 22 M3 0.8
●標準穴径以外の加工、キー溝加工可能です。
性能
常用トルク 許容偏心 許容偏角 許容伸縮
(N・m) (mm) ( °) (mm)
品番 最高回転数 慣性モーメント 質量
ねじりばね定数 偏心ばね定数 偏角ばね定数 伸縮ばね定数 (rpm) (kg・㎡) 約(g)
(N・m/rad) (N/mm) (N・m/°) (N/mm)
1.2 0.05 2.5 ±0.3
TSS25 16,000 -7
6.5×10 9
400 500 0.007 16
1.8 0.05 2.5 ±0.3
TSS32 12,000 -6
2.5×10 19
700 500 0.008 10
3.0 0.05 1.0 ±0.4
TSS40 8,000 -6
7.2×10 32
1100 800 0.04 8
●耐熱性(周囲温度)ポリイミド:-40℃~200℃、*但し最高温度では1/2トルク
●最大トルクは原則として常用トルクの2倍です。常用トルク以下でかつ瞬間最大負荷トルクが最大トルク以下になるようにサイズを選定してください。
15
φD
φd1
φd2
Page17
TSC 薄形シリーズ
シングルディスク
クランプタイプ
RoHS2対応
特長
●小さくまとめたい、スペースが足りないに対応
●軸方向の小形化に役立ち、従来品と比べ半分以下の省スペースに実装可能
●小さなミスアライメントに強い万能タイプ
●ポリイミドディスクで、抜群のフレキシビリティで心ずれの状態でも反力が小さく、位相やトルクの変動もない
構造と材質 品番指定 *キー溝加工
無記入:加工ナシ
K○:キー溝幅○
B
φH TSC 3 2 - 5 K ○ - 8 K○
(φD) (φd1 ) ( φ d 2 )
φd 1 と φ d 2 の穴径が異なる場
■キー溝寸法
b 合は、φd 1( 小 径 ) - φ d 2( 大径)
t の順にご指定ください。
d 1 ,d 2
軸穴径 b t
K キー呼び
d 1 , d 2 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 寸法b×h
アルミダイカスト F 六角穴付きボルト2-M 6~10 2 2 1.0 2×2
±0.0125 +0.1
10~18 3 3 1.4 0
ディスク 3×3
L±0.5
ポリイミド ・キー溝形状は新JIS準拠が標準です。
※ハブの材質・スペース・常用トルクの大きさから、小さい寸法のキーを使用してください。
寸法
(mm)
品番 D 標準穴径 φd1 , φ d 2 H8 (左右組合せ自由) L B F H
径 M 締付トルク
ディスク穴 (N・m)
TSC32 32 5 6 8 10 12 14 11 4.8 2.4 16.6 M2 0.7
TSC40 40 10 12 14 16 18 13.5 6 3 22 M2.5 1.0
●標準穴径以外の加工、キー溝加工可能です。
性能
常用トルク 許容偏心 許容偏角 許容伸縮
(N・m) (mm) (°) (mm) 最高回転数 慣性モーメント 質量
品番 ねじりばね定数 偏心ばね定数 偏角ばね定数 伸縮ばね定数 (rpm) (kg・㎡) 約(g)
(N・m/rad) (N/mm) (N・m/°) (N/mm)
1.8 0.05 2.5 ±0.3
TSC32 12,000 2.5×10-6 19
700 500 0.008 10
3.0 0.05 1.0 ±0.4
TSC40 8,000 7.2×10-6 32
1100
800 0.04 8
●耐熱性(周囲温度)ポリイミド:-40℃~200℃、*但し最高温度では1/2トルク
●最大トルクは原則として常用トルクの2倍です。常用トルク以下でかつ瞬間最大負荷トルクが最大トルク以下になるようにサイズを選定してください。
16
φD
φd1
φd2
Page18
KLC Kシリーズ
ダブルディスク
クランプタイプ
RoHS2対応
特長
●ディスクをVカラーで圧入組立し、更にハブに挿入することで強力合体
●クランプボルトを大きくし、軸結合トルクをより強力に
●ミスアライメント(偏心、偏角、伸縮、振動等)が小さく抑えられない場合は高耐久カーボンのディスクで対応
構造と材質 品番指定 *キー溝加工
無記入:加工ナシ
K○:キー溝幅○
ディスク KLC 80 C - 20 K○ - 25 K○
C:カーボンFRP
M:ステンレス板ばね (φD) M (φd 1 ) (φd 2 )L±0.8 アルミ ディスク材質 C:カーボンFRP
F C B M:SUS
■キー溝寸法 b φd 1 と φ d 2 の穴径が異なる場
合は、φd 1( 小 径 ) - φ d 2( 大径)
の順にご指定ください。
d1, d2
軸穴径 b t
K キー呼び
d 1 , d 2 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 寸法b×h
18~22 6 6 ±0.0150 2.8 +0.1
0 6×6
22~30 8 8 8×7
±0.0180 3.3 +0.2
0
φH 30~35 10 10 10×8
六角穴付きボルト2-M ・キー溝形状は新JIS準拠が標準です。
φG
寸法
(mm)
品番 D 標準穴径 φd 1 ,φ d 2 H8 (左右組合せ自由) L F B C G H A M 締付
トルク
中間穴径 ディスク穴径 (N・m)
KLC 60 59.5 18 20 22 25 28 64 8 19 14 28.5 30.4 20.5 M6 13
KLC 70 69.5 20 22 25 28 30 32 71.4 9 21 15 33 33.6 25 M6 13
KLC 80 79.5 20 22 25 28 30 32 35 94 10 29 20 38 36.4 28 M8 30
●標準穴径以外の加工、キー溝加工可能です。
性能
品番 常用トルク 最高回転数 ねじりばね定数 許容偏心 許容偏角 許容伸縮 偏心ばね定数 伸縮ばね定数 慣性
モーメント 質量
(N・m) (rpm) (N・m/rad) (mm) ( °) (mm) (N/mm) (N/mm) (kg・㎡) (g)
C
KLC 60 55 10,000 15,000 0.8 4 ±1.0 290 80 1.6×10-4 360
M 60 10,000 17,000 0.25 1.5 ±0.3 250 50 1.9×10-4 380
C
KLC 70 60 10,000 20,000 1.0 4 ±1.0 250 65 4.0×10-4 600
M 80 10,000 30,000 0.3 1.5 ±0.3 240 45 4.4×10-4 630
C
KLC 80 80 10,000 40,000 1.2 4 ±1.2 250 55 9.0×10-4 1,000
M 100 10,000 50,000 0.45 1.5 ±0.4 240 40 9.3×10-4 1,040
●耐熱性(周囲温度)ステンレス:-50℃~200℃、カーボンFRP:-25℃~85℃ *但し最高温度では1/2トルク
17
φD
φd1
A
φd2
t
45
°
22°
Page19
KSC Kシリーズ
シングルディスク
クランプタイプ
RoHS2対応
特長
●ディスクをVカラーで圧入組立し、更にハブに挿入することで強力合体
●クランプボルトを大きくし、軸結合トルクをより強力に
●ミスアライメント(偏心、偏角、伸縮、振動等)が小さく抑えられない場合は高耐久カーボンのディスクで対応
構造と材質 品番指定 *キー溝加工
無記入:加工ナシ
K○:キー溝幅○
KSC 60 C - 18 K○ - 20 K○
L ディスクC:カーボンFRP (φD) M (φd 1 ) (φd 2 )±0.8 M:ステンレス板ばね
F B アルミ ディスク材質 C:カーボンFRP
M:SUS
■キー溝寸法 b φd 1 と φ d 2 の穴径が異なる場
合は、φd (1 小 径 ) - φ d (2 大径)
の順にご指定ください。
d1, d2
軸穴径 b t キー呼び
d 1 , d K
2 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 寸法b×h
18~22 6 6 ±0.0150 2.8 +0.1
0 6×6
φH
六角穴付きボルト2-M 22~30 8 8 +0.2 8×7
±0.0180 3.3
30~35 10 10 0 10×8
・キー溝形状は新JIS準拠が標準です。
寸法
(mm)
締付
品番 D 標準穴径 φd1 , φ d 2 H8 (左右組合せ自由) L F B H A M トルク
ディスク穴径 (N・m)
KSC 60 59.5 18 20 22 25 28 44 8 19 30.4 20.5 M6 13
KSC 70 69.5 20 22 25 28 30 32 49.2 9 21 33.6 25 M6 13
KSC 80 79.5 20 22 25 28 30 32 35 66 10 29 36.4 28 M8 30
●標準穴径以外の加工、キー溝加工可能です。
性能
品番 常用トルク 最高回転数 ねじりばね定数 許容偏心 許容偏角 許容伸縮 偏心ばね定数 伸縮ばね定数 慣性 質量
(rpm) (N・m/rad) (mm) ( °) (mm) (N/mm) (N/mm) モーメント
(N・m) (kg・㎡) (g)
C
KSC 60 55 10,000 30,000 0.05 2 ±0.5 4,300 140 1.3×10-4 260
M 60 10,000 34,000 0.02 0.8 ±0.2 4,000 100 1.4×10-4 270
KSC 70 C 60 10,000 38,000 0.06 2 ±0.6 4,000 120 3.0×10-4 420
M 80 10,000 45,000 0.02 0.8 ±0.2 3,800 90 3.1×10-4 440
C
KSC 80 80 10,000 55,000 0.08 2 ±0.8 4,000 110 6.4×10-4 720
M 100 10,000 70,000 0.02 0.8 ±0.2 3,700 80 6.7×10-4 750
●耐熱性(周囲温度)ステンレス:-50℃~200℃、カーボンFRP:-25℃~85℃ *但し最高温度では1/2トルク
18
φD
φd1
A
φd2
t
°
45
22°
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C1S C1シリーズ
ダブルディスク
RoHS2対応
特長
●φ6~φ16の大幅、異径サイズ対応
●ハブ、中間に高力アルミダイカスト採用、ニッケルメッキ仕上げ
●ディスクはカーボンFRP製、厚さ(0.4、0.6、0.8)の3種から選択可能
●金属ディスク形に比べて偏心、偏角、振動等の許容性、耐久性大
構造と材質 品番指定 *キー溝加工
無記入:加工ナシ
CF K○:キー溝幅○
C1 CG S - 8 K○ - 10 K○
L±0.5 CH (φd1) (φd2)
10 15.6 12 Lハブ S:ダブルディスク
CF:カーボンFRP/0.4
Pハブ アルミダイカスト CG:カーボンFRP/0.6 φd 1 と φ d 2 の穴径が異なる場
合は、φd (1 小 径 ) - φ d (2 大径)
アルミダイカスト φ33.4 CH:カーボンFRP/0.8
の順にご指定ください。
5 ■キー溝寸法 b
4-M4
d1, d2
軸穴径 K b t キー呼び
d 1 , d 2 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 寸法b×h
6~8 2 2 1.0 2×2
8~10 3 3 ±0.0125 1.4
6 +0.1 3×3
10~12 4 4 1.8 0 4×4
±0.0150
12~17 5 5 2.3 5×5
・キー溝形状は新JIS準拠が標準です。特殊キー溝は別途図面打ち合わせ致します。
寸法
(mm)
品番 標準穴径 φd1,φd2 H8 L ハブ構成 M 締付トルク
(N・m)
(Pハブ)
C1( )S (Lハブ) 42 P+P
44 P+L M4 1.5
(ダブルディスク) 6 8 9.53 10 12 14 15 16
46 L+L
●標準穴径以外の加工、キー溝加工可能です。
性能
ディスク
品番 カーボンFRP 常用トルク 最高回転数 ねじりばね定数 許容偏心 許容偏角 許容伸縮 慣性
モーメント 質量
厚さ(mm) (N・m) (rpm) (N・m/rad) (mm) ( °) (mm) (Kg・㎡) (g)
C1CFS 0.4 4.5 600 0.6 4 ±0.5 5×10-6 50
C1CGS 0.6 6.5 8,000 950 0.4 3 ±0.4 7×10-6 70
C1CHS 0.8 8.5 1,500 0.3 2.5 ±0.3 9×10-6 85
19
φ22
φd1
φd2
φ32.5
t