電子製品の製造ワークフローを向上させる高強度ESD対策材料【ESD Resin】

スペシャルティ・レジン ESD Resin 電子製品の製造ワークフローを向上させる高強度ESD対策材料 電子製品製造用のカスタム工具や冶具、固定具を3Dプリントで製作する際、重要 な電子部品を静電気放電から保護することができるESD Resinはリスクを低減し、 生産歩留まりを向上させる材料です。ESD Resinは生産現場環境での使用に耐え られるよう設計された静電気散逸性パーツの製作に適した、費用対効果の高い レジンです。 ESDセーフな試作品やエンドユース用パーツ 高感度電子製品用の筐体 電子製品製造用の工具、冶具や固定具 V1 FLESDS01 * 地域によってはご利用いただけない場合があります 作成日： 12 . 01 . 2021 弊社が知り得る限り、ここに含まれる情報はすべて正確です。ただし、Formlabs Inc.では、 情報を使用した結果の得られる精度について、いかなる明示的または黙示的な保証もするも Rev. 01 12 . 01 . 2021 のではありません。

材料特性データ ESD Resin メートル法 1, 2 英単位系 1,2  測定方法 二次硬化後 二次硬化後 機械的特性 極限引張強度 44.2MPa 6410psi ASTM D 638-14 引張係数 1.937GPa 280.9ksi ASTM D 638-14 破断伸び 12% 12% ASTM D 638-14 曲げ特性 曲げ強度 61MPa 8860psi ASTM D 790-17 曲げ係数 1.841GPa 267ksi ASTM D 790-17 衝撃特性 切り欠きアイゾット 26J/m 0.489ft-lbs/in ASTM D 256-10 切り欠き無しアイゾット 277J/m 5.19ft-lbs/in ASTM D 4812-11 熱的特性 1.8MPaでの熱たわみ温度（HDT） 62.2°C 143.9°F ASTM D 648-18 0.45MPaでの熱たわみ温度（HDT） 54.2°C 129.6°F ASTM D 648-18 熱膨張 123.7μm/m/°C 68.7μin/in/°F ASTM E 813-13 電気的特性 表面抵抗率 105 - 108 Ω/sq ANSI/ESD 11.11 3 体積抵抗率 105 - 107 Ω-cm ANSI/ESD 11.11 3 物理的特性 密度 1.116g/cm3 69.67lbs/ft3 ASTM D792 硬度 90ショアD ASTM D2240 1 材料特性は、パーツの形状、プリントの向き 2 このデータは、積層ピッチを100µmに設定し、その他 3 ESD Resinの試験は、米国の や設定、温度、ならびに使用した消毒また はESD Resin用の設定にしたForm 3プリンタで造形し、 オハイオ州にあるNAMSA世 は減菌方法によって変わります。 純度99%以上のイソプロピルアルコールを入れた 界本部で実施されました。 Form Wash内で20分間洗浄した後、温度を70°Cに設 定したForm Cure内で60分間、二次硬化させた試験片 をタイプIVの引張棒で測定して取得したものです。 溶剤の親和性 造形後に二次硬化させた1×1×1cmの立方体をそれぞれの溶剤に24時間以上浸している間の重量増加率： 溶剤 24時間の重量増加率（％） 溶剤 24時間の重量増加率（％） 酢酸、5% 0.5 鉱油、重 0.1 アセトン +13.1% 鉱油、軽 0.1 漂白剤 塩水 （次亜塩素酸ナトリウム最大5%） 0.5 （塩化ナトリウム3.5%） 0.6 酢酸ブチル 3.8 Skydrol 5 0.5 ディーゼル燃料 0.2 水酸化ナトリウム （0.025%、pH=10） 0.7 ジエチルグリコールモノメチル エーテル 3.6 強酸（濃塩酸） 1.4 油圧オイル 0.2 TPM 0.6 過酸化水素（3%） 0.6 水 0.7 イソオクタン <0.1 キシレン 1.60 イソプロピルアルコール 2.6