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化学反応の計算をもっと簡単・手軽に!反応経路最適化ソフトウェア
これまで反応経路を求めるには経験と勘が必要とされ、特に肝となる遷移状態(TS)構造の最適化には大変な苦労を強いられることが常でした。また、せっかくTSが求まっても、振動解析してみると反応とは全然関係ないTSだったり、TSからIRC計算が上手く走らず、結局反応経路が求まらないというケースもよくありました。Reaction plus Pro/Expressは「研究者のセンス」と「シミュレーション技術」をうまく活用したソフトウェアです。反応物と生成物と指定するだけで自動的に反応経路が求まります。
そんなReaction plus Pro/Expressに、バージョン2が登場。ONIOM法を用いた酵素反応、不均一触媒反応、開殻系の反応など、従来のReaction plusではできなかった、さまざまな反応系の計算ができるようになりました。
このカタログについて
ドキュメント名 | 計算化学ソフトウェア Reaction plus Pro 2 / Express 2 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 459Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | HPCシステムズ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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反応経路・遷移状態 計算ソフトウェア
簡単・手軽に反応メカニズムがわかる!!
Reaction plus Pro は「研究者のセンス」と「シミュレーション 計算アルゴリズム:NEB 法
技術」をうまく活用したソフトウェアです。
反応経路最適化方法には、改良 NEB 法を採用!
反応物と生成物の構造を指定するだけで、それらを結ぶ反応経路 ユーザの想定した反応経路を初期値にして、
が自動的に求まります。 反応始状態と終状態を結ぶ最適な反応経路を探索。
様々な量子化学計算条件(DFT汎関数・基底関数・溶媒効果など)
にも対応。経由する中間構造を複数指定することで、複雑な反
応も手軽に扱えます(Reaction plus Pro 2)
有機化学 固体表面上の 生体分子の 光化学
反応に! 反応に! 反応に! 反応に!
Reaction plus Pro2 の特徴 Reaction plus Pro2 の計算例
反応経路や遷移状態が 反応の様子が動画で Diels-Alder反応
簡単・手軽に見つかる わかる
従来の反応経路(遷移状態)計算では、求めたい遷移状態 計算結果は、GaussViewやVMD等のソフトでアニメーション
構造に近い初期構造をユーザが指定してやる必要があり、 として閲覧できます。さらに、これを動画ファイルとして保存
反応経路計算は職人技とも言われてきました。 し、プレゼンソフトにコピー&ペーストすれば、効果的なプレ
Reaction plus Proでは、Nudged Elastic Band(NEB)法 ゼンテーション資料が作成できます。
に基づき反応経路全体を最適化するため経路上の遷移状態
構造が自動的に求まります。
ZnO表面上のギ酸分解過程
計算エンジンにGaussianを
採用することにより高速化を実現
計算エンジンにGaussianを採用することで、高速かつ高精度の反応経路
計算を可能にしました。また、Gaussianに搭載されているさまざまな機能
――溶媒効果、励起状態計算、ONIMO計算等も利用可能です。
※ ZnOの反応はReaction plus Pro2 のみ可能
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仕様・価格 Reaction plus Reaction plus
製品名 Pro 2 Express 2
(2018年6月1日 発売) (2018年6月1日 発売)
Reaction plus Pro 2 / Express 2
GaussView
インプット作成方法 GaussView
計算エンジンにGaussian(Pro)または テキスト編集
※1 ※2 テキスト編集
高速PM6法(Express)を採用することにより高速化 ONIOM計算支援ツール
を実現。 中間構造の指定 何個でも指定可能 何個でも指定可能
Pro では、計算エンジンにGaussianを採用することで、 xyz xyz
高速かつ高精度の反応経路計算を可能にしました。 初期構造読み込み対応ファイル形式 pdb pdb
またGaussian に搭載されているさまざまな機能― mol2 mol2
溶媒効果、励起状態計算、ONIMO計算等も利用可能 初期ビーズ構造の自動調整 ○ ○
です。
Express では、PM6 法を高速化することにより、 座標軸の自動修正 ○ ○
わずか数十秒~数分程度で反応経路を求められます。
一般的な有機化学反応なら、ここから精査計算を行う 量子化学計算 ○ ×
ことにより正確な遷移状態を求めることも可能です。 PM6計算 ○ ○ (高速)
開殻系の計算 ○ ○
Reaction plusPro 2 Reaction plusExpress 2 ONIOM計算 ○ ×
新規ライセンス価格(税抜) 一部の原子座標を固定 ○ ○
chkファイルから
200万円 60万円 ○ ×
初期軌道の読み込み
(アカデミック:80万円) (アカデミック:30万円 ※1)
Gaussian log Gaussian log
Ver.1からのアップグレード ※2 アニメーション用出力ファイル形式
xyz xyz
50万円 ※3
無償 pdb pdb
(アカデミック:30万円) 別途必要ソフトウェア Gaussian 16/09 なし
サポートオプション
Reaction plus 使い方サポート メールサポート 出張サポート
サポート内容 質問メール対応(ひと月あたり4回) 対面での質問対応 ※1
使い方セミナー受講(初回のみ) ※1
価格 80万円/年 25万円/日 (10時~18時)
※1 ノード間並列には対応していません。※2 GaussView 5.0.9 for Windows, VMD 1.9.1 にて動作確認を行っています。
※3 すべての環境について動作 を保証するものではありません。動作報告環境についてはWebをご覧ください。
※4 遠隔地での実施の場合は別途費用が発生することがあります。
機能比較
※1計算時間は反応系のサイズや種類、計算機性能によって異なります。Intel Xeon E5-2690 2.90GHz x2(16コア ) 搭載の
計算機を用いて、数十原子からなる反応系を計算したときのおおよその時間です。
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