海底土放射能分布測定ロボット

Page 1:海底土放射能分布測定ロボット三井造船株式会社では、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所殿、国立大学法人東京大学殿、国立大学法人 九州工業大学殿と共同で、海底土に局所的に沈着した放射性物質分布の詳細調査が可能な遠隔操作式水中ロボット（ＲＯＶ： Remotely Operated Vehicle）の開発を行っています。●海底土放射能分布測定ロボットの特徴・局所的に放射能濃度の高いホットスポットに行くことができる。・放射線検出器を海底土に接触させ曳航することで、連続的な放射能分布測定、特定範囲の面計測が可能。・採泥器等によるサンプル採取機能を搭載。・船上で計測データをリアルタイムに確認でき、計測ポイントをTVカメラにより撮影することが可能。・ROVの水中位置情報をUSBL方式による音響測位、母船のGPS情報により取得。R&D_USV15xxxx-xxx三井造船の無人機開発船舶・艦艇事業本部 特機・水中機器部 昭島分室〒196-0012 東京都昭島市つつじが丘1丁目1番50号TEL:042-543-6581 FAX:042-543-6801http://www.mes.co.jp/本製品の詳しい情報については、下記までお問い合わせください。●運用概念図・最大使用深度：200m・最大速力 ：約2.0ノット （静水時）・前進最大推進力：約490N（約50kgf）・電 源 ：三相200VAC、最大10kVA×2系統単相100VAC、15A×1系統・主要搭載機器：前方カメラ（HD）、下方カメラ（HD）曳航／定点観察用放射線検出器放射線水平/鉛直分布検出器採泥器／サンプル土壌採取装置海底画像3Dマッピング装置深度、方位、水温センサドップラーソーナー、前方探査ソーナーサンプルデータ：計測位置・データ・海底画像の一括管理