1/22ページ
ダウンロード(2.1Mb)
品質管理DXの推進でヒューマンエラーや改ざんを防止!デジタル化に成功した企業様の事例をご紹介いたします。
品質管理は「見える化」し、万が一不正が発生しても最短で発見できる環境整備が必要!
品質管理DXを推進し、【ガバナンス強化】【誤出荷削減】を実現した企業様の事例をご紹介いたします。
【主な内容】
•品質管理DX の実情
•DX推進はなぜ取り組むべき?
•成功事例紹介
•製造業のDX をサポート、品質管理システム QC One
このカタログについて
ドキュメント名 | DX 推進に課題のある企業様必見!品質管理 DX 成功事例 |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 2.1Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社宇部情報システム (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
スライド 1
DX推進に課題のある企業様必見!
品質管理DX成功事例
品質管理システム
QC-Oneをご紹介
Page2
スライド 2
アジェンダ
• 品質管理DXの実情
• DX推進はなぜ取り組むべき?
• 成功事例紹介
• 製造業のDXをサポート、品質管理システムQC-One
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved.
Page3
スライド 3
品質管理DXの実情
Page4
スライド 4
品質管理システムの利用状況
54%以上の企業が品質管理システムを導入していない
Excelで十分(63.7%)、項目追加などが自由にできる(35.4%)などを理由に、使い慣れているExcelを継続利用している企業が
多いと考えられる。
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出展元:2020年8月当社調べ 「品質管理システム動向レポート」
Page5
スライド 5
品質管理部門の年間投資予算
品質管理システム未導入企業で最も回答割合が高かったのは「50万円未満(36.3%)」である
200~400万円未満(25.7%)と回答した割合が最も高かった品質管理システム導入企業に比較して低い傾向にあり、「わか
らない(25%)」と回答した割合が4分の1を占めていることも注目すべきである。
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出展元:2020年8月当社調べ 「品質管理システム動向レポート」
Page6
スライド 6
DX推進はなぜ取り組むべき?
Page7
スライド 7
品質管理業務の課題
「データ活用・統計管理不十分」、「登録ミス、作業効率が悪い」
従業員の課題感で見れば、「データ活用・統計管理不十分(従業員83.2%、経営者50.8%)」が最も課題と感じ、経営層は「登
録ミス、作業効率が悪い(従業員約80%、経営者約60%)」を最も課題として感じていた。
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出展元:2020年8月当社調べ 「品質管理システム動向レポート」
Page8
スライド 8
品質問題の発生要因
品質問題が発生する主な要因
組織的課題
不充分な組織体制
無理な規格の受注 利益追求
・品質管理手続き
従業員個々の課題
短納期・人手不足による
品質順守意識の低下 恣意的な改ざん
ヒューマンエラー
品質不正には “企業単位”“従業員単位”で様々な要因がある。その多くは“管理体制”や“意識の問
題”によるところが大きい。不正の可能性がある部分は「ブラックボックス化」せず、すべて
「見える化」し、万が一不正が発生しても最短で発見できる環境整備が必要
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 参考元:日経XTECH「これでいいのか日本の品質、「適質適価」の喪失で傷む製造業」ほか
Page9
スライド 9
製造業が直面する品質問題
製造業における主な品質不祥事
企業名 主な内容
鉄道車両向け空調機器などで検査不正が相次ぎ表面化。当時の
A社
社長と会長が辞任も更に変圧器での検査不正も発覚
B社 子会社が製造した発電所など向け部材の一部で検査不正
C社 エンジンの排出ガス性能や燃費性能に関する試験データで不正
D社 ブレーキやサスペンションの部品で検査不正
E社 ガソリンや軽油などで検査不正
F社 船舶向けの重油やアスファルトで検査不正
近年の相次ぐ品質不祥事で、経団連の十倉会長も「ものづくりにとって品質保証や品質管理、検査は基
本中の基本で、ここに不正があったら信頼や安心は築けない。」と述べている通り、業界全体が“自分ゴ
ト”として捉えていくためにも、品質管理体制を各社で整えていく必要がある
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出展元:産経新聞web版 THE SANKEI NEWS「三菱電機不正拡大 製造業、相次ぐ品質面の不祥事」
Page10
スライド 10
各社の課題意識_1
【品質管理強化に向けた取組として重視しているもの(複数回答)】
品質管理部門において、管理強化の対策として重視している項目では“教育・育成”が上位にきている
ことから、「個」への意識が高い反面、“テクノロジー活用”や“コンプライアンス・ガバナンス強化”と
いった「組織」としてどう対応していくかという意識を高めていくことが重要
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出展元:ものづくり白書2019「日本の製造業が高品質を保つために取り組むべきこと」
Page11
スライド 11
各社の課題意識_2
【品質トラブルが生じる原因(複数回答)】 【品質トラブルを把握する体制が構築されているか(複数回答)】
“教育・育成”が重視された反面、トラブル要因として“意識の問題”が上位に位置する。また課題認識
は経営陣にも浸透しているといった回答が多いが、“見える化”しているとの回答が33.9%と、リスク
マネジメントの管理体制構築において、多くの企業で課題が残る
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出展元:ものづくり白書2019「日本の製造業が高品質を保つために取り組むべきこと」
Page12
スライド 12
まずは着手できるところから
品質問題が発生する主な要因
組織的課題
不充分な組織体制
無理な規格の受注 利益追求
・品質管理手続き
従業員個々の課題
短納期・人手不足による
品質順守意識の低下 恣意的な改ざん
ヒューマンエラー
まずは企業の信頼性を毀損しかねない誤出荷を削減するために、現場同士の声掛けによる意識の醸成
やヒューマンエラー防止、また、恣意的なデータ改ざん防止といった、現場レベルで可能なところか
らミニマムスタートを
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 参考元:日経XTECH「これでいいのか日本の品質、「適質適価」の喪失で傷む製造業」ほか
Page13
スライド 13
成功事例紹介
Page14
スライド 14
成功事例①
■ガバナンス強化に向けた社内のIT統制プロセス ~化学業界 A社様
課 題 検査管理業務はAccessによる自社システムを利用しており
入力履歴(ログ)管理や、検査結果入力後のロック、承認機能が備わっていない状態で運用していたため
内部監査で数多くの指摘を受けたことから、早急にガバナンス強化を実施する必要があった
【ガバナンス強化】
QC-One導入前 QC-One導入後
承認後のデータロック 承認データのみの 全データのログ管理
改ざんされていない 成績表発行許可
といえる根拠は? 必ガ内
要バ部 ・結果の担保は承認者 ・出力制御により検査中 ・データ入力者の追跡
状態での出力も阻止
あナ統
データ修正は誰が ・装置連携、承認機能で ・承認済みデータのみ ・データ修正時の
りン制
どのように? 改ざんは不可能 出力が可能 変更ログ管理
スが
強甘
検査中の状態で成績表 化く 全社的な課題であった
を出していないか? の
ガバナンス強化に大きく貢献
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved.
Page15
スライド 15
成功事例②
■ 誤出荷削減に向けた顧客管理一元化プロセス ~ 化学業界 B社様
課 題 約1,000件ある品目数のうち顧客特有の規格が全体の半数にも及ぶため、
総規格数が10,000件以上に及ぶだけでなく、規格改定が月間5~6回ほど発生していた
成績表の様式も約800件(凡例様式70%/顧客専用30%)ほどあり、こちらも月1回ほど追加や改定が発生していた
紙やExcelによる管理で、検査結果入力用/汎用成績表/顧客専用成績表/管理図作成用など
用途別にExcelファイルを用意していたため、管理が煩雑になっていた
また、不測の事態に備えて、改定前の各種データは必ず専用フォルダにてバックアップを取る必要があった
QC-One導入前 QC-One導入後
毎回膨大な 旧
規 規 QC-Oneが
規 規 規 誤
Excelファイル
格 格 自動反映
の の ⇩ 格 約 格 出
改 変 管理の煩雑化 の の マ ・改訂履歴 荷
定 更 誤 改 ス ・汎用成績表 件
改訂履歴 検査入力画面
依 作 出 定 タ ・顧客専用成績表 数
頼 業 汎用成績表 管理図作成 荷 依 入 ・検査入力画面 ゼ
頼 力
顧客専用成績表 発 ・管理図作成 ロ
生
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved.
Page16
スライド 16
成功事例③
■工数削減を目的としたルーティン作業の効率化プロセス ~化学業界 C社様
課 題 基幹システムに備わっている品質管理機能を利用していたが、機能的に満足いくものではなく
日次30件ほど作成していた成績表もExcelへ手作業で転記していた、
検査結果も日次で50サンプルほど出しており、計1,000件の検査結果を入力していたが、こちらも基幹システムへの検査結果
入力を手作業で行っていたため、人的ミスの温床と化しクレーム処理やミス修正の対応に追われるだけでなく、
ダブルチェック体制を構築せざるを得ず、貴重なリソースを生産性の低い業務に充てることになった
【検査表入力】 【削減効果】
QC-One導入前 QC-One導入後
検査結果 結果の転記 検査結果 確認して
検査実施 検査 検査実施 4時間/日 削減
印刷 (2名によるダブルチェック) 自動取り込み 修了
計64%削減!!
検査結果を印刷し転記、チェック作業まで人的リソースをか
けて行っていたが、QC-Oneを導入しほぼ自動化に成功
【成績表発行】
検査入力 成績表発行
QC-One導入前 QC-One導入後
67%削減 60%削減
依頼内容から成績表作成 成績表発行
発行依頼 印刷 発行依頼 3時間/日 削減 印刷
(2名によるダブルチェック) (自動転記)
検査結果入力と同様に、成績表発行もQC-Oneにより多く
のタスクを自動化させることに成功
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved.
Page17
スライド 17
製造業のDXをサポート、
品質管理システムQC-One
Page18
スライド 18
品質管理業務のよくある課題
いくら意識改革してもどうしてもミスは防げない…
手作業での 大量のデータ管理で ヒューマンエラー
紙・Excel管理 業務の煩雑化
現場レベルからミニマムスタートを実現するにもいくつかの障壁をクリアする必要がある
システム化されていない環境では、手作業によるデータ入力業務を行うため、膨大な管理データの手入力から
業務が煩雑化し、結果的にヒューマンエラーが引き起こされ品質問題につながる
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved.
Page19
スライド 19
QC-Oneの特徴
検査データ管理・成績表出力・改ざん防止・データ活用など、
検査業務に必要なすべての機能を搭載!
データの改ざん防止 ヒューマンエラーを抑制 DXで検査業務効率化
標準搭載の承認機能を使うこと 様々な検査装置から直接データ QC-Oneでデータの一元管理を
で、「明確なデータ管理」と 取り込みも可能。成績表・管理 することで、瞬時に必要なデー
「変更履歴の追跡」も可能。 図・ヒストグラム・パレート図 タを取得。紙・Excelの大量な
データ管理の健全化が実現し、 などの自動生成が可能で、あら データ管理もなくなり大幅な
コーポレートガバナンス強化に ゆる作業の工数削減と精度向上 業務効率化につながります。
貢献します。 に貢献することができます。
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved.
Page20
スライド 20
QC-Oneの特徴
宇部興産の業務支援を経て培った経験が、
品質管理担当者の「かゆいところに手が届く」を実現
ニーズに応じた 導入から運用まで 高いコスト
カスタマイズが可能 充実した支援を提供 パフォーマンス
オンプレミス版の「QC-One」 化学・エネルギー等の事業を展開 貴社に必要な機能だけを選択し、
とクラウド版の「QC-One するUBE(旧宇部興産)株式会社の シンプルなシステム構成、且つ
Lite」を提供しており、オンプ グループ会社である当社は、グ リーズナブルな価格でご導入いた
レミス版は各社のニーズに応 ループ内で培った品質管理ノウハ だけます。また、サーバライセン
じた柔軟なカスタマイズが可能 ウを活かしお客様に最適な提案を ス形態でユーザ数を無制限でご利
です。 いたします。 用いただけます。
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved.