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「不良発生減少対策」や「誤出荷防止」でSDGs の実現に向けて取り組んでいる企業様の事例をご紹介いたします。
SDGs の12項目目は「つくる責任つかう責任」です。
“つくる責任”という観点で、製造業における“ロスの削減”は【品質の担保】と言えると考えられます。
品質管理システムで【異常値検出】【規格自動判定】などの機能をし、
企業の信頼性にも繋がる「不良品発生」や「誤出荷」を削減した企業様の事例をご紹介いたします。
【主な内容】
•品質管理DX の実情
•DX推進はなぜ取り組むべき?
•成功事例紹介
•製造業のDX をサポート、品質管理システム QC One
このカタログについて
ドキュメント名 | 誤出荷防止で SDGs に貢献|品質管理デジタル化成功事例 |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 1.9Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社宇部情報システム (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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スライド 1
誤出荷防止でSDGsに貢献
品質管理デジタル化成功事例
品質管理業務を一元化する
DXツールをご紹介
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スライド 2
アジェンダ
• 品質管理DXの実情
• DX推進はなぜ取り組むべき?
• 成功事例紹介
• 製造業のDXをサポート、品質管理システムQC-One
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スライド 3
品質管理DXの実情
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スライド 4
品質管理システムの利用状況
54%以上の企業が品質管理システムを導入していない
Excelで十分(63.7%)、項目追加などが自由にできる(35.4%)などを理由に、使い慣れているExcelを継続利用している企業が
多いと考えられる。
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出典:
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スライド 5
品質管理部門の年間投資予算
品質管理システム未導入企業で最も回答割合が高かったのは「50万円未満(36.3%)」である
200~400万円未満(25.7%)と回答した割合が最も高かった品質管理システム導入企業に比較して低い傾向にあり、「わか
らない(25%)」と回答した割合が4分の1を占めていることも注目すべきである。
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出典:
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スライド 6
DX推進はなぜ取り組むべき?
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スライド 7
品質管理業務の課題
「データ活用・統計管理不十分」、「登録ミス、作業効率が悪い」
従業員の課題感で見れば、「データ活用・統計管理不十分(従業員83.2%、経営者50.8%)」が最も課題と感じ、経営層は「登
録ミス、作業効率が悪い(従業員約80%、経営者約60%)」を最も課題として感じていた。
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出典:
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スライド 8
品質問題の発生要因
品質問題が発生する主な要因
組織的課題
不充分な組織体制
無理な規格の受注 利益追求
・品質管理手続き
従業員個々の課題
短納期・人手不足による
品質順守意識の低下 恣意的な改ざん
ヒューマンエラー
品質不正には “企業単位”“従業員単位”で様々な要因がある。その多くは“管理体制”や“意識の問
題”によるところが大きい。不正の可能性がある部分は「ブラックボックス化」せず、すべて
「見える化」し、万が一不正が発生しても最短で発見できる環境整備が必要
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 参考元:日経XTECH「これでいいのか日本の品質、「適質適価」の喪失で傷む製造業」ほか
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スライド 9
製造業が直面する品質問題
製造業における主な品質不祥事
企業名 主な内容
鉄道車両向け空調機器などで検査不正が相次ぎ表面化。当時の
A社
社長と会長が辞任も更に変圧器での検査不正も発覚
B社 子会社が製造した発電所など向け部材の一部で検査不正
C社 エンジンの排出ガス性能や燃費性能に関する試験データで不正
D社 ブレーキやサスペンションの部品で検査不正
E社 ガソリンや軽油などで検査不正
F社 船舶向けの重油やアスファルトで検査不正
近年の相次ぐ品質不祥事で、経団連の十倉会長も「ものづくりにとって品質保証や品質管理、検査は基
本中の基本で、ここに不正があったら信頼や安心は築けない。」と述べている通り、業界全体が“自分ゴ
ト”として捉えていくためにも、品質管理体制を各社で整えていく必要がある
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出展元:産経新聞web版 THE SANKEI NEWS「三菱電機不正拡大 製造業、相次ぐ品質面の不祥事」
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スライド 10
各社の課題意識_1
【品質管理強化に向けた取組として重視しているもの(複数回答)】
品質管理部門において、管理強化の対策として重視している項目では“教育・育成”が上位にきている
ことから、「個」への意識が高い反面、“テクノロジー活用”や“コンプライアンス・ガバナンス強化”と
いった「組織」としてどう対応していくかという意識を高めていくことが重要
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出展元:ものづくり白書2019「日本の製造業が高品質を保つために取り組むべきこと」
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スライド 11
各社の課題意識_2
【品質トラブルが生じる原因(複数回答)】 【品質トラブルを把握する体制が構築されているか(複数回答)】
“教育・育成”が重視された反面、トラブル要因として“意識の問題”が上位に位置する。また課題認識
は経営陣にも浸透しているといった回答が多いが、“見える化”しているとの回答が33.9%と、リスク
マネジメントの管理体制構築において、多くの企業で課題が残る
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 出展元:ものづくり白書2019「日本の製造業が高品質を保つために取り組むべきこと」
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スライド 12
まずは着手できるところから
品質問題が発生する主な要因
組織的課題
不充分な組織体制
無理な規格の受注 利益追求
・品質管理手続き
従業員個々の課題
短納期・人手不足による
品質順守意識の低下 恣意的な改ざん
ヒューマンエラー
まずは企業の信頼性を毀損しかねない誤出荷を削減するために、現場同士の声掛けによる意識の醸成
やヒューマンエラー防止、また、恣意的なデータ改ざん防止といった、現場レベルで可能なところか
らミニマムスタートを
Copyright Ube Information Systems, Inc. All Rights Reserved. 参考元:日経XTECH「これでいいのか日本の品質、「適質適価」の喪失で傷む製造業」ほか
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スライド 13
成功事例紹介
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スライド 14
成功事例①
■不良発生数減少を目的とした傾向監視プロセス ~包装資材製造業 A社様
課 題 月次の品質保証会議にてトレンドグラフを用いた傾向監視レポートを行うが、
品目数が約600件あり、特定品目と検査項目を対象としたレポートに留まっていた、
トレンドグラフ数は100件ほどあり、どれもExcelで作成自体はできていたものの、
作成業務に工数を取られ検査対象の精査がまったく進んでいない状態だった
また、SPCルール管理にも意欲があるものの、上記理由により未着手の状態が長らく続いてしまっている
【トレンドグラフ作成】 【SPCルールによるアラート】
QC-One導入前 QC-One導入後 QC-One導入後
検査
検査対象の精査
作成依頼 作成依頼
が始められない
QC-One
質の高い業務に
つながらない悪循環!
生産部門
膨大な数の グラフ作成に QC-Oneにてグ
Excel処理 工数が奪われる ラフを簡単作成 トレンドグラフだけでなくパレー フィードバック
ト図やヒストグラムも簡単出力
品管部門
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スライド 15
成功事例②
■食品製造業 B社様
課題と背景 導入効果
• Accessのシステムで管理を行っていたが、項目 • 規格合否の自動判定による「結果の入力ミス」
変更や成績表追加のたびに改修が必要で労力と 「規格外製品の誤出荷」の防止
コストに課題があった • PC上ですべて完結し、紙・電話・FAXによる
• バージョンアップ時のエラー対応 連絡がゼロになり作業効率大幅アップ
• プログラム改修の必要なく、項目・レイアウト
の変更が誰でも可能に
当社の現状をしっかり把握・理解していただいた上で、いくつかの方法を提案してくださいました。宇部情報システ
ムさんはその会社に合った一番良い方法を考えてくださいます。操作教育などを含めての丁寧なフォローは、とても
信頼できます。導入時に試行錯誤し、不安な点はある程度解消して本番稼働を迎えることができたので、導入はとて
もスムーズでした。
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スライド 16
製造業のDXをサポート、
品質管理システムQC-One
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スライド 17
品質管理業務のよくある課題
いくら意識改革してもどうしてもミスは防げない…
手作業での 大量のデータ管理で ヒューマンエラー
紙・Excel管理 業務の煩雑化
現場レベルからミニマムスタートを実現するにもいくつかの障壁をクリアする必要がある
システム化されていない環境では、手作業によるデータ入力業務を行うため、膨大な管理データの手入力から
業務が煩雑化し、結果的にヒューマンエラーが引き起こされ品質問題につながる
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スライド 18
QC-Oneの特徴
検査データ管理・成績表出力・改ざん防止・データ活用など、
検査業務に必要なすべての機能を搭載!
データの改ざん防止 ヒューマンエラーを抑制 DXで検査業務効率化
標準搭載の承認機能を使うこと 様々な検査装置から直接データ QC-Oneでデータの一元管理を
で、「明確なデータ管理」と 取り込みも可能。成績表・管理 することで、瞬時に必要なデー
「変更履歴の追跡」も可能。 図・ヒストグラム・パレート図 タを取得。紙・Excelの大量な
データ管理の健全化が実現し、 などの自動生成が可能で、あら データ管理もなくなり大幅な
コーポレートガバナンス強化に ゆる作業の工数削減と精度向上 業務効率化につながります。
貢献します。 に貢献することができます。
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スライド 19
QC-Oneの特徴
宇部興産の業務支援を経て培った経験が、
品質管理担当者の「かゆいところに手が届く」を実現
ニーズに応じた 導入から運用まで 高いコスト
カスタマイズが可能 充実した支援を提供 パフォーマンス
オンプレミス版の「QC-One」 化学・エネルギー等の事業を展開 貴社に必要な機能だけを選択し、
とクラウド版の「QC-One するUBE(旧宇部興産)株式会社の シンプルなシステム構成、且つ
Lite」を提供しており、オンプ グループ会社である当社は、グ リーズナブルな価格でご導入いた
レミス版は各社のニーズに応 ループ内で培った品質管理ノウハ だけます。また、サーバライセン
じた柔軟なカスタマイズが可能 ウを活かしお客様に最適な提案を ス形態でユーザ数を無制限でご利
です。 いたします。 用いただけます。
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些細なことでも聞いてください
無料オンライン相談
QC-Oneだけでなく、「データを今後どう管理していけばいいのか」「自社の環境
だと何から取り組むべきなのか」「自社の状況ではどんなツール/システムを検討
していくのがベストなのか」など、長年培ってきたノウハウをシェアさせていただ
きます。どんな些細なことでもご相談ください。
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デモ画面である程度はどんなことができるのかわかっていただけたかと思いますが、
よりイメージを持っていただきやすいよう、皆様の環境・データを落とし込んだ実
機によるデモ環境のご提供をハンズオンでご案内させていただきます。気軽にお声
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