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このカタログについて
ドキュメント名 | エコハイブリッドチラー |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.4Mb |
取り扱い企業 | オリオン機械株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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フリークーリングモジュール型
2021.4 Debut!
'20.1月版 R77
フリークーリングモジュールチラー
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モジュールチラーにフリークーリング機能を搭載
フリークーリング モジュールチラー
大幅な 水温・水質
省エネ 安定
設置
スペース
削減
冷専の生産プロセス用(中温度帯専用)
フリークーリング モジュール型
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オリオンがチラーを開発してから60年
長年の歴史から培ったチラーの技術に、
フリークーリングの省エネ性を掛け合わせた、
オリオンの集大成ともいえる製品
それがFCMC55Aです。
大幅な省エネ
自然エネルギーを最大限活用したフリークーリング機能を搭載
設定温度はフリークリングが最も効果を発揮する中温度帯(15~35℃)に限定、
これまでにない省エネ性をお客様にお届けします
水温・水質安定
フリークリングにはファンクーラを使用、冷却水が外気に直接触れないクリーンな
冷却方式を採用
外気温の高い季節はチラー運転に自動で移行するため、安定した水温供給が可能です
設置スペース削減
連続設置・吸込効率を追求した、当社独自の形状「Vシェイプ」を採用することで、
設置スペースだけでなく、配管スペース削減にも貢献
冷媒R32 地球温暖化係数がR410Aと比較して 地球温暖化係数(GWP)比較環境負荷 約3分の1となるR32採用により、 2,090 R410A
低減 採用 地球温暖化の抑制に貢献 675 R32
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3つの運転モード
自然エネルギーを最大限活用するフリークーリング機能を
搭載し、外気温に応じて3つの運転モードを自動で切り替え、
省エネ運転を行います。 モード1
モード チラー運転
1 外気温の高い夏季はチラーがメインで冷却を行います。チラー運転時も、
チラー運転 モード インバータ制御で無駄を削減。
2
モード フリークーリング+
3 チラー運転
フリークーリング
運転 SPRING春 SUMMER夏
冬 WINTER AUTUMN秋
モード2
フリークーリング + チラー運転
春季・秋季といった中間期は、フリークーリングが
モード3 メインで冷却を行います。気温が上昇し、冷却能力が
フリークーリング運転 不足した際は、チラーが補助に入ります。
外気温の低い冬季はフリークーリング
のみで冷却を行うため、ファン・ポンプ
以外に使用する電力を大幅にカット。
※上記はイメージ図になります。
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外気温に応じた省エネ運転に自動で切り替え
年間の運転イメージ DCインバータファン ファンクーラ用熱交換器
30
モード3 モード2 モード1 モード2 モード3
25
設定温度:25℃
20
気
温
(°C) 15
10
5
0
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
条件 ・熱負荷:28kW一定(稼働中の負荷変動無し) ・設定水温:25℃一定 ・稼働時間:24時間/日 365日/年
・気温データ:気象庁HPより引用(新潟市 2019年平均気温データ)
COPグラフ(設定温度25°C)
負荷 50% 負荷 75%
140 80 モード3
モード3 モード2 モード1 モード モード
120 70
2 1
100 60
50
80
40
60
30
40 20
20 10
0 0
0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45
周囲温度(°C) 周囲温度(°C)
中温度帯専用
FCMC55Aはフリークリングを最大限活用するため、設定温度を15~35℃の中温度帯に限定。 循環ポンプ 間接熱交換器
設定温度15℃以下で使用する場合は、DCインバータチラー「RKEシリーズ」をおすすめします。
4
COP
COP
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モジュール型 冷却システム
150
mm 幅広い連結パターン
FCMC55Aは複数の連結パターンを選択可能。
限られたスペースを無駄にしない、最適な連結
パターンをお客様にご提案します。
新形状「Vシェイプ」
FCMC55Aは当社独自の形状「Vシェイプ」を
採用することで、近接設置が可能に。
設置スペースと配管スペースの大幅な削減を実現。
450
mm
オプション モジュールコントローラ オプション グループコントローラ
モジュールコントローラを各機(最大8台)に接続することで、台数制御機能・バックアップ機能・ グループコントローラを接続することで、各グループの集中管理が可能に。
ローテーション機能が使用可能。万が一、モジュールコントローラが故障した場合は、FCMC55Aに 運転/停止の操作だけでなく、設定温度の変更などが遠隔で行えます。
内蔵されているコントローラにより個々に運転を継続します。
冷却 バックアップ 遠隔監視
台数制御運転 運転停止 バックアップ運転 運転開始 遠隔操作 モジュール
リスク分散 コントローラ
グループコントローラ
モジュール モジュール 最大4グループ
コントローラ コントローラ 32台登録可能
(最大8台登録可能)
負荷Down 異常停止 グループ(最大8台) グループ(最大8台)
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型 式 FCMC55A(ポンプレス) FCMC55A-P(ポンプ内蔵)
冷却能力※1 kW 55.5 ラインナップ
法定冷凍トン トン 5.26
高圧ガス保安法的手続要否 1~3台:不要 4台以上:場合により要 ※6
外形寸法(高さ×奥行×幅) mm 2375×1026×1630
製品質量 kg 640 690 フリークーリングチラー
運転音 dB 65
℃ -20 45 FCC15B使用周囲温度範囲※5 ~ フリークーリング機能搭載。
使用液 清水
0.5 C ワンパッケージ型をお求めのお客様には制御精度※4 ± °
℃ FCC15Bをおすすめします。設定温度範囲
冷 15~35
使用圧力範囲 MPa 0.05~0.70
水
使用流量範囲 L/min 60~160
最小保有水量※7 L 150
出入口接続口径 Rc1.1/2 DCインバータチラー
電源※2 V(Hz) 3相 200~220±10%(50/60)
電 消費電力※1 kW 14.8 15.8気 RKE-B Series
特 電流※1 A 43.2 47.9 温度制御精度
性 0.1℃で安定供給。電源容量※3 kVA 17.5 22.5 設定温度15℃以下のお客様には
圧縮機 出力 kW 3.73×2(インバータ駆動) RKE-Bシリーズをおすすめします。
凝縮器(冷媒用) フィンアンドチューブ型強制空冷式
凝縮器(ファンクーラー用) フィンアンドチューブ型強制空冷式 ●製品の廃棄時フロン類回収向上のために
装 冷却器 構造 プレート式熱交換器
フロン排出抑制法について ・フロン類をみだりに大気中に放出することは禁じられています。
置 圧送ポンプ 出力 kW - 3.7(インバータ駆動) ●改正フロン排出抑制法が 2020年 4月 1日施行されました。 ・製品を廃棄・整備する場合には、フロン類の回収が必要です。細 ※8
冷媒にフロンガスを使用している当社製品は、 ・冷媒が未回収の機器を引き渡してはいけません。目 循環ポンプ 出力 kW 0.4(インバータ駆動) フロン排出抑制法の「第一種特定製品」に指定されています。 ・機器廃棄時の書類を廃棄後 3年間保存
ファン 出力 kW 1.0×2(インバータ駆動) (フロン回収依頼書、引取証明書)
冷媒 ●管理者(ユーザー様)は製品のご使用時に以下の取り組みR32 ●違反した場合、1年以下の懲役又は 50万円以下の罰金に が義務付けられています。 処せられます。ご不明な点は、当社までお問い合わせください。
冷媒充填量 3.6kg ×2 1. 点検 :機器の点検 ●製品使用冷媒とGWP値
※1.冷水温度20℃,周囲温度32℃,冷水流量114L/minでの運転時。冷却能力は、表示能力の-5%以上です。(FCMC55A-Pの圧送ポンプ運転周波数40Hz) 冷凍用圧縮機出力が 7.5kW未満は簡易点検が必要、 冷媒名 地球温暖化係数(GWP)( 100年値)
※2.電源電圧の相間アンバランスは、±3%以内としてください。 ※3.仕様範囲内における最大運転電流時。 ※4.現在の負荷±10%以内の状態が継続し、 7.5kW以上は十分な知識を有する者が定期点検を実施 R134a 1430
かつ周囲温度・電源等が安定し、冷水流量が60L/min以上の場合。但し、下記の場合を除きます。①圧縮機が起動してから約4分以内。(温度制御は、圧縮機が起動
してから約4分後に開始となります。)②冷却負荷が少なく圧縮機がON/OFFする場合。③現在の負荷±10%を超えたときやモード移行時。この時、±2.0℃ 2. 記録:点検などの記録を保存 R404A 3920
以内となります。④設定水温を変更したとき。 ※5.凍結なきこと。 ※6.製品を連結して使用する場合は、全台数の合計法定冷凍トンを1台として考える都道 機器点検の記録は、設置時から廃棄後も 3年間保存 R407C 1770
府県があります。その場合、高圧ガス保安法第五条二項二号について、法定冷凍トンが二十トン以上の場合、各都道府県への届出が必要となります。各機を別々に扱う 報告:フロン類算定と 年以上漏えいの R410A 2090
か、連結台数全体を1台として扱うか各都道府県へご確認の上、届出の要否判断をお願いします。 ※7.圧縮機ON-OFF時の制御ディファレンシャル4.0℃設定の場合。 3. 1,000t-CO2/ 場合は国への報告
※8本機で使用できる液体は清水(冷水)です。ブライン使用時は、専用のポンプへ変更する必要があります。 R32 675
ご用命は下記へー
https : // www.orionkikai.co.jp
当社製品に関するお問合せ・資料請求は
お客様相談センター 0120-958-076受付時間 平日 9時~ 17時
sijo@orionkikai.co.jp FAX 026-246-6753
本社・工場 〒382ー8502 長野県須坂市大字幸高246
更 埴 工 場 〒387ー0007 長野県千曲市大字屋代1291
千 歳 工 場 〒066ー0077 北海道千歳市上長都1051ー16
このカタログ内容は2021年1月現在のものです。
●製品写真は印刷物ですので、実際の色とは若干異なります。
●このカタログ内容の機構および仕様等は、予告なく変更することがあります。ご了承ください。 S No.4948 210125 5③ SR
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フリークーリングモジュール型
2021.4 Debut!
'20.1月版 R77
フリークーリングモジュールチラー