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《ロボット導入事例》多品種小ロット鍛造部品の磁気探傷検査作業をロボット化

事例紹介

磁気探傷検査工程への搬入・検査・整列箱詰め作業にロボットと自動検査装置を導入したことで、作業員の数を半減できた事例です。

<導入前>
磁気探傷検査装置を使った手作業での検査工程において、4〜7kgのワークを1日に2,500個もハンドリングする過酷さや検査効率の向上が課題でした。

<導入後>
鍛造部品の後工程の1つである磁気探傷検査工程への搬入・検査・整列箱詰め作業にロボットと自動検査装置を導入したことで、自動化を実現。3〜4人必要だった作業員が1〜2人の配置で運用できるようになりました。



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※『ロボット導入実証事業 事例紹介ハンドブック2017〜先進的なロボットの活用を紹介します〜』より抜粋した事例です。

このカタログについて

ドキュメント名 《ロボット導入事例》多品種小ロット鍛造部品の磁気探傷検査作業をロボット化
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 1.3Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 一般社団法人日本ロボット工業会 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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過酷作業、熟練技能の代替・支援 株式会社コタニ B 多品種小ロット鍛造部品の磁気探傷検査作業をロボット化 製造業 検査 中小企業 労働生産性の向上 (金属製品) ハンドリング  鍛造部品の磁気探傷検査工程への搬入・検査・整列箱詰め作業にロボットを導入。  3~4人を要していた重労働の検査工程において、1~2人で運用が可能に。 導入前 導入後  手作業で搬入/搬出・検査を行っていた  ロボットがワークを搬入 概要  検査ステーション上で自動検査 磁気探傷検査装置を使った手作業での検査工程 において、 4~7kgのワークを1日に約2,500個もハン ドリングする過酷さや検査効率の向上が課題であっ た。鍛造部品の後工程の一つである磁気探傷検査 工程への搬入・検査・整列箱詰め作業にロボット及 び自動検査装置を導入したことにより、検査装置へ のハンドリングや整列箱詰めは、ロボットが全て行え るようになり、導入前は3~4人の作業員を要してい た検査工程において、1~2人で運用が可能になった。 可動する高精度カメラを5方向に配置することによ り検査可能ワークを増やすことができた。 また、仕様決め/設計/製作を自社で内製したため、  ロボットがワークを搬出・パレタイジング 設計/製作時に判明した問題等を関係部署にスピー ディにフィードバックすることができ、製造工程の改 善で対応する等、柔軟な解決策を考案/実施するこ とができた。 (株)コタニ (兵庫県加西市) User 大型部品の溶接工程 労働生産性 2倍 垂直多関節ロボット 人数 4人 2人 (株)川崎重工 (株)不二越 RS050NFE02 MC50-FD11 労働時間 8時間 8時間 Robot 生産量 2500個/日 2500個/日 その他の効果  過酷作業の代替/支援 (株)コタニ (兵庫県加西市) SIer 事業規模 19.5百万円 24
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平成28年度ロボット導入実証事業(経済産業省)  2015年2月に日本経済再生本部において決定された「ロボット新戦略」では、「ロボッ ト革命」の実現に向けて、我が国として「世界一のロボット利活用社会」を目指すこととし ています。  「ロボット導入実証事業」は、そのような幅広い分野でロボットが活用される社会の実現に 向けて、ものづくり・サービスの分野のうち、これまでロボットが活用されてこなかった領域 におけるロボット導入の実証や検証(FS)を進めていくための事業です。 ロボット導入実証事業 ロボット導入FS事業 ものづくり分野やサービス分野におけるロ ものづくり分野やサービス分野におけるロ ボット未活用領域へのロボット導入の実 ボット未活用領域へのロボット導入を検 証を行う事業者に対し、当該実証事業 討する事業者に対し、当該ロボット導入 に要する費用(ロボットシステムの設備費 についての実現可能性調査(FS)を行 用、SIerによるシステムインテグレーション うための費用(SIerによる業務分析、ロ 費用 等)の一部を補助します。 ボットシステムの検討、費用対効果の算 出等のための費用 等)の一部を補助し ます。 補助率:大企業1/2、中小企業2/3 補助上限額:5,000万円 補助率:大企業1/2、中小企業2/3 補助上限額:500万円 ロボット ロボット 導入前の 実証費用 検証費用 の補助 の補助  本年度は、次のA~Hの類型に該当するロボットの導入実証やFSを対象としました。 A.労働生産性の向上 F.日常空間におけるロボット活用 B.過酷作業、熟練技能の代替・支援 G.ロボットによる新たなサービスの実現 C.複雑・困難な作業のロボット化 H.システムインテグレータの機能強化 D.三品産業(食品・化粧品・医薬品産業)におけるロボット活用 E.サービスのバックヤード等におけるロボット活用 1