「AnyWireASLINK」スタートアップガイド（選定編）

スタートアップガイド（選定編） ◆ASLINKSENSOR DP/DN DP/DN ２４V ID（アドレス） 　（アズリンクセンサ） 断線 短絡 低下 重複/未設 　近接タイプ（シールド型） I/O点数 入出力 タ イ 検出距離 消費電流 （mA） 接 寸 質量 ◆ASL入 法 IN力K出力TER仕M様 プ （mm） INAL 伝送側 I/O側 続 (mm)（g） 型式O Hi 1 電磁誘導 M8 0～N1LO 13.8 2線式（非絶縁） ADP/DN DBP/DN ２４V ID（アドレス）　（アズリンクターミナル） OF NG 断2線8 短絡S-K11低1下7-M0重8複/-未1設K 詳細仕様 F 寸法A: M8×51.8 1 電磁誘導 M12 0～2 　一体型小型4点ターミナル 8.4 2線式（非絶縁） B 41 BS-K1117-M12-1K M18タイプ 寸法B: M12x50.9 1 電磁誘導 M18 0～I/5O点8数 入出2力線式（方非絶縁消）費C電流 I/O（mA）54 BS接-K1117-M18-1側K 寸 質寸法C: M18x50.5 法 量 寸法D: M30x60.6 1 電磁誘導 M30 0～入10力 出8.2力 仕様2線式（式非絶縁伝）送D側 I/O11側7 BS続-K1117-M接続3コ0ネ-1クKタ (mm) （g） 型式 4 DC入力 NPN 5 22 4線式（絶縁） e-CON A 40 BL296SB-04F-4A-20 ◆ASLINKSENSOR 4 DC入力 PNP 5 22 4線式（絶縁） e-CON A 40 BL296SB-04FS-4A-20DP/DN2 DP2/DN ２４V ID（アドレス） 　（アズリンクセンサ） 断線 短絡 DC低入下/Tr 出重N複P/未N設 5 18 4線式（絶縁） e-CON A 40 BL296XB-04F-4A-20 2 2 DC入 /Tr 出 PNP 5 18 4線式（絶縁） e-CON A 40 BL296XB-04FS-4A-20 　近接タイプ（シールド・スパッタ対応型） I/O点数※アク入セサ出リ力の項からタ 検出距離 消4費電T流r出力 N接PN 5寸 8質 4線式（絶縁） e-CON A 40 BL296PB-04F-4A-20 EPコネクタ（e-CON）を選定くださいイ （mA） 量 入力 出力 法仕様 プ （mm） 伝送4側 I/OTr側出力 P続NP 5(mm)（8g）4線式（絶縁型）式e-CON A 40 BL296PB-04FS-4A-20 1 寸電法磁A:誘21導x80.8Mx1327.7 0～2ASL8IN.K4TERMINA2L線一式体（型非小絶型縁）4点Aターミ41ナル取B付S専-K用1D1IN1レ7Sー-ルMア1ダ2-プ1タK（4セット入） ADP-T96 寸法A: M12x50.9 1 電磁誘導 M18 0～5 8 2線式（非絶縁） B 54 BS-K1117S-M18-1K M18タイプ 寸法B: M18x50.5 寸法 C: M30x60.6 1 電磁誘導 M30 0～10 8.2 2線式（非絶縁） C 117 BS-K1117S-M30-1K ◆ASLINKTERMINAL I/O点数 入出力 方 消費電流 接 I/O側 質（mA） 寸法 量 ◆ASLINKSENSOR　（アズリンクターミナル）DP/入DN力D出P/D力N ２仕４様V ID（式アドレス）伝送側 I/O側 続 接続コネクタ (mm) （g） 型式 　一体型小型8点ターミナル断線8 短絡 D低C入下力 重N複/未設　（アズリンクセンサ） PN 6 40 4線式（絶縁） e-CON A 40 BL296SB-08F-4-20 　近接タイプ（非シールド型） 8 DC入力 PNP 6 40 4線式（絶縁） e-CON A 40 BL296SB-08FS-4-20I/O点数 入出力 タ 検出距離 消費電流イ 4 （4mADC）入 /Tr 出 N接PN 6寸法 20 質 量 4線式（絶縁） e-CON A 40 BL296XB-08F-4-20 入力 出力 仕様 プ （mm）4 伝送4側 ID/OC入側/Tr 出 P続NP 6(mm)（26g）4線式（絶縁型）式e-CON A 40 BL296XB-08FS-4-20 1 電磁誘導 M8 0～3.4 148.3 Tr 出2力線式N（非P絶N縁）6A 1207 4B線S式-（K1絶2縁1）7-Me0-8C-O1KN A 40 BL296PB-08F-4-20 寸法A: M8×51.8 1 電磁誘導 M12 0～6.8 68.8 Tr 出2力線式（P非N絶P縁）6B 1307 4B線S式-（K1絶2縁1）7-Me1-2C-O1KN A 40 BL296PB-08FS-4-20 M18タイプ 寸法B: M12x50.9 1 電磁誘導 M18 0～12ASL6IN.K7TERMINA2L線一式体（型非小絶型縁）8点Cターミ45ナル取B付S専-K用1D2IN1レ7-ーMル1ア8ダ-1K寸法C: M18x50.5 ※アクセサリの項から プタ（4セット入） ADP-T96 EPコネ1クタ（e-CON）を選定ください寸法D: M30x60.6 電磁誘導 M30 0～20 6.5 2線式（非絶縁） D 96 BS-K1217-M30-1K 寸法A: 21x100x37.1 ◆ASLINKSENSOR DP/DN DP/DN ２４V ID（アドレス） 　（アズリンクセンサ）◆ASLINKTERMINAL 断線I/O点短数絡 入低出下力 重複/未設方 消費電流 接 I/O側 寸 質（mA） 　近接タイプ（アンプ中継　型（）アズリンクタ 法 量 入ー出力ミナタル） 入力 消出費力電流仕様 式 伝送側 I/O質側 続 接続コネクタ (mm) （g） 型式 　一体型I/小O型点数16点ターミイナル検出距離16 （mA） 接 寸（mm） DC入力 NPN 8法 8量0 4線式（絶縁） e-CON A 60 BL296SB-16F-4A-20入力 出力 仕様 プ 伝送側 I/O側 続 (mm)（g） 型式 電磁誘導 16 DC入力 PNP 8 80 4線式（絶縁） e-CON A 60 BL296SB-16FS-4A-20 1 φ4 0～0.8 6.3 2線式（非絶縁） A 30 BM-K1117G-S04-1K ア 寸法A、B、C、D 8 8 DC入 /Tr 出 NPN 8 50 4線式（絶縁） e-CON A 60 BL296XB-16F-4A-20ン 1 電磁誘導 φ5.4 0～1φ4タイプ 6.5 2線式（非絶縁） B 31 BM-K1117G-S05-1Kプ共通：14×38×7.5 8 8 DC入 /Tr 出 PNP 8 50 4線式（絶縁） e-CON A 60 BL296XB-16FS-4A-20 1 電磁誘導 M4 0～0.6 5.9 2線式（非絶縁） C 30 BM-K1117G-M04-1Kヘ ッ寸法A: φ4×16 寸法B:φ5.4×16 16 Tr 出力 NPN 8 15 4線式（絶縁） e-CON A 60 BL296PB-16F-4A-20 ド寸法C: M4×16 寸法D: M5×16 1 電磁誘導 M5 0～1 6.4 2線式（非絶縁） D 31 BM-K1117G-M05-1K16 Tr 出力 PNP 8 15 4線式（絶縁） e-CON A 60 BL296PB-16FS-4A-20 ※アクセサリの項から ASLINKTERMINAL一体型小型16点ターミナル取付専用DINレールアダプタ（4セット入） ADP-W96 ◆ASLINKSENSOR EPコネクタ（e-CON）を選定ください DP/DN DP/DN ２４V ID（アドレス）寸法A: 43x91x37.1 低下 重複/未設 　（アズリンクセンサ） 断線 短絡 　近接タイプ（フルステンレスボディ型） I/O点数 入出力 タ 消費電流 質 ◆ASL入INKTERMINAイL 検出距離 （mA） 接 寸 力 出力 仕様 プ （mm） 法 量 伝送側 I/O側 続 (mm)（g） 型式 　（アズリ1 ンクタ電磁ー誘ミ導ナMル12）0～1.6 4.7 2線式（非絶縁） A 39 BS-K1117M-M12-1K 寸法A: M　12x電54.源6 分1配ユニ電磁ッ誘導ト M18 0～I3/.O8点4数.7 入出2力線式（方非絶縁消）費電流（mBA）55 BS接-K1117M-IM/O18側-1K寸 質M18タイプ 寸法B: M18x52.4 量 寸法C: M30x61.7 1 電磁誘導 M30 0～入8力 出4.7力 仕様2線式（式非絶縁伝） C 法 送側 I/O11側5 BS続-K1117M接-M続コ3ネ0ク-1タK(mm) （g） 型式 ※アクセサリの項から 1 4線式（絶縁） e-CON A 35 BL296-04PW4 EPコネクタ（e-CON）を 選定ください 1 4線式（絶縁） e-CON B 45 BL296-08PW4 寸法A: 21x80.8x37.7、寸法B: 21x100x37.1 Powered by

AnyWireASLINKシステム AnyWireASLINKは、お客様のシステムに合わせて、2つの構成方法が選択可能です。 ① シーケンサに直結して構築する方法 マスタ：シーケンサ直結インターフェースユニット ② OpenFieldBusの下に構築する方法 マスタ：OpenFieldBus接続用ブリッジ／ ゲートウェイ ① シーケンサ ■構成イメージ 特長 ・機側に直接省配線を構築　立ち上げ時の省力化や制御盤 ASLINKマスタユニット （インターフェースユニット） 　装置内の省スペースを実現 ・AnyWireASLINKシステムは 専用ノイズフィルタ （敷設条件により使用） 　三菱電機株式会社シーケンサと 伝送用電源 　高い親和性があり、最大の 　パフォーマンスを発揮 アドレスライタ LPコネクタ スレーブユニット 専用フラット ケーブル スレーブユニット ■AnyWireASLINKスレーブユニット 　基本種別表示色 スレーブユニット スレーブユニットの種別を色で定義しています。 小型表示ユニット 入力 スレーブユニット 入出力混合 ローカル電源 出力 ターミネータ 01

② OpenFieldBus CC-Link IE Field , CC-Link , DeviceNet , PROFIBUS ■構成イメージ OpenFieldBus OpenFieldBusマスタからは、 ASLINKブリッジ／ゲートウェイと分散する スレーブユニット全体（網掛け部）が1つの ノードとして扱えます。 ASLINKブリッジ ASLINKゲートウェイ 専用ノイズフィルタ （敷設条件により使用） 伝送用電源 特長 ・1ビット単位なので、　占有エリアを無駄なく使用 アドレスライタ ・AnyWireASLINKにある 　インターフェースライン 　ナップ以外のコントローラ LPコネクタ 　でも使用可能 スレーブユニット 専用フラット ケーブル スレーブユニット スレーブユニット 小型表示ユニット ■AnyWireASLINKスレーブユニット 　基本種別表示色 スレーブユニットの機能を色で定義しています。 スレーブユニット 入力 ローカル電源 入出力混合 ターミネータ 出力 02

AnyWireASLINK機器について AnyWireASLINKの機器は、大きく4つに分類されます。 基本構成を成す機器とアドレスライタは必須となり、使用条件により追加機器が選択できます。 システム 構成の基本（1）マスタユニット 伝送信号送出、入出力データ、パラメータ、ＲＡＳ機能の基幹 P4参照 （2）スレーブユニット 伝送信号受信、入出力シリアル変換・パラレル変換 P5参照 （3）ターミネータ 伝送波形整形用モジュール P13参照 システム （4）アドレスライタ 使用上必須 スレーブユニットアドレス・パラメータ設定 P13参照 省工数なら（5）専用フラットケーブル ＬＰコネクタ 中継・延長・分岐・追加・削除が脱着だけで可能に P14参照 システム （6）ASLINKフィルタ 条件で必要 50m以上の伝送ラインと電源ライン並走、CE規格の考慮 P15参照 03

１．マスタユニットの選定 ASLINKマスタのラインナップ 凡例　◎：プログラミング、エンジニアリングツール対応※1　○：プログラミング対応　×：非対応 分類 種別 外観 型式 最大接続 センサケーブル センシング パラメータI/O点数 断線検知 レベルモニタ 読み書き RJ51AW12AL RUN ERR LINK SET ALM SET MELSEC　iQ-R AnyWire RJ51AW12AL 入力256点出力256点 ◎ ◎ ◎24V0V24V 0V DP DN (LG) MELSEC-Q 入力 256点RUNQJ51LAINSEWKT12ALALM QJ51AW12AL 出力 256点 ◎ ◎ ◎ イ ン タ ー フ各 MELSEC-L LJ51AW12AL 入力 256点ェシ 出力256点 ◎ ◎ ◎ ー スリー ズ 用 ※2 MELSEC　iQ-F FX5-ASL-M 入出力合計 ○ ○ ◎ 448点 MELSEC-F FX3U-128ASL-M 入出力合計128点 ◎ ◎ ◎ ※1　エンジニアリングツールにより、モニタや設定が簡単に行えます。 　　 シーケンサによって制限がありますので、詳しくは三菱電機 iQSSリファレンスマニュアルをご確認ください。 ※2　GX Works3(Ver.1.047Z以降 ) 及び FX5U CPUユニット (Ver.1.100以降 ) の組み合わせ以外で使用した場合、 　　 最大 384点 ( 入力 +出力≦384点 )( 入力最大256点、出力最大256点 )。 04 MELSEC

凡例　◎：プログラミング、エンジニアリングツール対応※1　○：プログラミング対応　×：非対応 分類 種別 外観 型式 最大接続 センサケーブル センシング パラメータI/O点数 断線検知 レベルモニタ 読み書き CC-Link NZ2AW1C2AL 入力 256点 ◎※2 ◎※2出力 256点 ◎※2 CC-Link IE Field NZ2AW1GFAL 入力 256点出力256点 ◎ ◎ ◎ ブ リ ッ ジ ゲ DeviceNet B2G78-D1 入力256点 ー 出力256点 ◯ ◯ × ト ウ用 ェ イ PROFIBUS B2G78-PB1 入力256点出力256点 ◯ ◯ × POWER LINK MS_G SET MS_R ALM NS_G NS_R SET MON PROFINET MODE B2G78-PN1 入力256点出力256点 ◯ ◯ ◯ PROFINET SLMP ◯ ◯ ◯ ゲ ー ト ウ MODBUS/TCP B2G78-E1 入力256点 出力256点 ◯ ◯ ◯ ェ イ用 EtherNet/IP ◯※3 ◯※3 ◯※3 タマ ース フタ ェイ PCI Express B2P8-E01 入力256点 出力256点 ◯ ◯ ◯ ーン用 ス ※1　エンジニアリングツールにより、モニタや設定が簡単に行えます。 シーケンサによって制限がありますので、詳しくは三菱電機 iQSSリファレンスマニュアルをご確認ください。 ※2　コントローラが三菱シーケンサでCC-Link 動作モードがVer.2.00の場合のみ有効です。 ※3　システムバージョンによって制限がありますので、詳しくはユーザーズマニュアルをご確認ください。 05 OpenFieldBus Ethernet PC Bus /

２．スレーブユニットの選定 AnyWireASLINKスレーブユニットを選定するポイントです。 4つの切り口があります。 （１）スレーブユニット台数の見積もり システム規模や点数配置などから適応ユニットを 割り当てる事により、全体で必要なユニット数を 見積もります。 （２）スレーブユニットに求める機能 接続したいセンサや出力負荷の制御方法に NPN 対応するユニットを検討します。 PNP （３）負荷の最適な接続方法 接続したいセンサや出力負荷の接続に 最適な手段が取れるユニットを検討します。 （４）伝送ラインの制限 伝送ラインには、「線径・距離・電流」の制限があります。 構築する伝送エリアに対し、使用するスレーブユニット が適正範囲内であるか検討します。 線径 距離 電流 06

（1）スレーブユニット台数の見積もり ■ラインナップ ① スレーブユニットが持つ機能には、次のバリエーションがあります。 　 現場や使用するセンサ等に合わせ、最適なものを選定します。 デジタル入出力ターミナル 汎用負荷、センサのON/OFFセンサケーブル断線、短絡 アナログ入力ターミナル 汎用負荷、センサのアナログ制御 伝送・センシング機能一体型センサ 「ON/OFF」「診える化」 ② スレーブユニットが持つ占有点数は、次のバリエーションがあります。 負荷の密度に応じ、最適なものを選定します。 1点 2点 4点 8点 16点 1word（16点） ③ デジタル入出力ユニットが持つ入出力方式は、次のバリエーションがあります。 負荷の密度に応じ、最適なものを選定します。 NPN PNP ■必要台数 8点 8点 8点 8点 8点 必要点数 8点ターミナル構成　計5台 入力40点 16点 16点 8点 16点／8点ターミナル構成　計3台 07

（2）スレーブユニットに求める機能 ① 汎用センサ、出力負荷をON/OFFをしたい LINK 24V ALM LINK IN0 OUT0 NC IN0 OUT1 IN1 OUT2 0V ALM IN1 OUT3 OUT4 OUT OUT5 OUT6 OUT7 ASLINKER 一体型小型4/8/16点 小型端子台ターミナル センサ 表示灯 スマート LINKER ターミナル 8/16点 ② 汎用センサのケーブル断線、短絡を検知したい 2線式 汎用センサ LINK IN0 IN0 2線式 LINK IN0IN0 IN1 IN1 ALM IN0 汎用センサ ALM IN1 3線式 2線式（非絶縁）ASLINKER スマート LINKER 汎用センサ ③ 汎用アナログ出力センサのアナログ量を取り込みたい ASLINKAMP（アナログ入力タイプ） 圧力センサ 変位センサ ④ センシングレベル監視による予防保全をしたい 伝送線 伝送線 ASLINKSENSOR（近接タイプ） ASLINKSENSOR（光電タイプ） 08

（３）負荷の最適な接続方法 ① ケーブルを中継し脱着可能な結線がしたい 汎用圧着コネクタ接続 〔4線（絶縁）タイプ〕 汎用圧着コネクタ I/O 側 伝送側 LINK IN0 IN0 IN1 ALM IN1 センサ側※1 内容 線色 芯線サイズ 芯線被覆外径 ※1：センサケーブルに使用するコネクタは、 24V 茶 　　　線径に応じた型式を選定してください。 IN 黒 AWG26 φ1.0 0V 青 I/O側の24V,0Vは伝送側24V,0Vとつながっており、負荷駆動用に使えます。 〔２線（非絶縁）タイプ〕 汎用圧着コネクタ I/O 側 伝送側 LINK IN0 IN0 IN1 ALM IN1 センサ側※1 内容 線色 芯線サイズ 芯線被覆外径 ※1：センサケーブルに使用するコネクタは、 24VL 茶 　　　線径に応じた型式を選定してください。 IN 黒 AWG26 φ1.0 0VL 青 I/O側の24VL,0VL は伝送信号DP,DNから抽出した電源で、負荷駆動用に使えます。 09

② ケーブルを中継し脱着可能で手早い結線がしたい e-CON接続 ASLINKER側にソケット 〔スマート LINKER〕 LINK IN0 センサ側にプラグ IN0 IN1 ALM IN1 〔2線式（非絶縁）ASLINKER〕 LINK IN0 IN0 IN1 ALM IN0 〔一体型小型4/8/16点ターミナル〕 センサ側にプラグ LINK 24V ALM OUT0 NC OUT1 OUT2 0V OUT3 OUT4 OUT OUT5 OUT6 OUT7 ③ 端子台接続を行う 棒端子、圧着端子接続 〔小型端子台ターミナル　8/16点〕 24V （茶） Y端子 標準端子台 （ねじ端子台） OUT（黒） 0V（青） EURO端子台 24V （茶） 棒端子 ばね式端子台 OUT（黒） 0V （青） 10

（４）伝送ラインの制限 伝送ラインは、信号と電力を送っています。 このため、「線径・距離・電流」の制限があります。 スレーブユニットや負荷の消費電流は、この制限内となる様に構築する必要があります。 （表1） 伝送ラインの線径、距離と供給電流の関係 伝送線（DP、DN） 伝送ライン（DP、DN）供給電流値 の線径 総延長50m以下 総延長50mを超え～100m以下 総延長100mを超え～200m以下 1.25mm2 MAX　2A MAX　1A MAX　0.5A 0.75mm2 MAX　1.2A MAX　0.6A MAX　0.3A 0.5mm2 MAX　0.8A MAX　0.4A MAX　0.2A 例１ 〔条件〕 ① 伝送ライン線径 ：1.25mm2 ② 伝送距離 ：40m ③ スレーブユニット /台 ：BL296SB-08F-4-20　/　10台 〔確認〕 まず伝送ライン条件① ②を表１に当てはめます。 → 伝送ライン（DP-DN）で送れる電流は2A 次に、BL296SB-08F-4-20　10台が伝送ラインから消費する電流を求めます。 → 1台当たりの伝送ライン（DP-DN）への負担　6mA（製品説明書より） → 10台なので60mA → 伝送ライン（DP-DN）は、2Aまで供給可能なので、60mAは範囲内 OK BL296SB-08F-4-20 本体と接続したセンサ類を動かす電力は、このスレーブ ユニットの24V-0Vから供給します。 11

AnyWireASLINKのユニークな選定ポイント 1. 接続負荷が密集しているか、分散しているか？ 〔例1〕1～3個程度で負荷が分散する場合は、ASLINKERでまとめると小さくなります。 LINK IN0 IN0 IN1 ALM IN1 ASLINKER スマート LINKER LINK IN LINK IN IN IN OUT OUT ALM ALM OUT OUT 〔例2〕4個以上で負荷がまとまる場合は、ASLINKTERMINALで集中的にまとめると整理されます。 小型端子台ターミナル 8/16点 LINK 24V ALM OUT0 NC OUT1 OUT2 0V OUT3 OUT4 OUT OUT5 OUT6 OUT7 一体型小型4/8/16点 ターミナル 12

2 . スレーブユニットは2線式か4線式か？ AnyWireASLINKは伝送ライン（DP-DN）で電力も送っている 伝送ラインの電力のみ使用 2線式スレーブユニット 伝送ラインの電力と外部電源を併用 4線式スレーブユニット ■ 2線式（非絶縁）タイプ イメージ スレーブユニットの電源と接続した負荷の DP-DN 接続負荷 電源は、伝送ライン（DP-DN）で賄います。 伝送 消費電流 DP-DNへの負担 DP-DN 接続負荷 伝送 消費電流 ■ 4線式（絶縁）タイプ イメージ スレーブユニットの動作電源と接続した負荷を 動かす電源は、外部電源（24V-0V）で賄います。 DP-DN 伝送 DP-DNへの負担 外部電源への負担 DP-DN ユニット 接続負荷 伝送 動作電流 消費電流 「DP-DN許容供給電流では足りない、負荷に電源がある」と言った場合は 負荷用電源が供給可能な4線式（絶縁）タイプを使います。 24V（緑） 24V（茶） 〔負荷に電源がある例〕 24V DP（赤） 内 部 6.8k IN（黒） OUT 制 回 御 回 路 路 DN（黒） 0V（青） 0V（白） 0V 4線式 （絶縁） ASLINKER　（AnyWire 系電源） 外部系電源による負荷 13

３．ターミネータ 型式：BT0 伝送波形を整えるモジュールです。 マスタユニット伝送線の最遠端に1個接続します。 ４．アドレスライタ 必須 型式：ARW-04 AnyWireASLINKスレーブ機器へのアドレス設定は アドレスライタで行います。 14 AnyWireASLINK BT0

5．専用フラットケーブル、LPコネクタ “伝送ラインを手早く結線したい”　“分岐したい”　“LPコネクタ付機器の接続”　では 専用フラットケーブル LPコネクタ が便利です。 LPコネクタは、雌雄の無い圧接式のコネクタです。 ケーブルを挟んで圧力を加えるだけで、同じもの同士で結合ができます。 ケーブル端でも中間でも圧接できますので、増設、削減、分岐が容易に実現できます。 〔例〕 ■配線色とリンクコネクタピン番号対応例 FK4-125-100 LP4-WR-10P FK4-075-100 LP4-WH-10P 茶（24V） 4 緑（24V） 4 白（0V） 3 白（0V） 3 赤（DP） 2 赤（DP） 2 黒（DN） 1 黒（DN） 1 専用フラットケーブルを 専用フラットケーブルを LPコネクタで分岐（4芯－4芯） LPコネクタで分岐（4芯－2芯） 〔延長例〕 〔分岐例〕 LINK IN R/W A027XB-K02V-P 〔機器接続例〕 コネクタ付機器の場合 15

6．ASLINKフィルタ 条件付 型式：ANF-01 2 1 伝送ライン（DP-DN）とAnyWireASLINK駆動電源（24V-0V）が 24V 0VSLAVE 50m以上併走する場合、 POWER IN 24V 0V 併走が始まる位置の24V-0Vラインに挿入が必要な専用フィルタです。 4 3 またCE規格に準拠する場合は、併走距離に係わらず24V-0V供給位置 に挿入が必要となります。 2線式 4線式 2線式 4線式 4線式 4線式 AnyWireASLINKマスタ ASLINKフィルタ ASLINKフィルタ DP POWER IN SLAVE DP DN DN 24V 24V 24V BT0 0V 0V 0V POWER IN SLAVE LG PE L ANF-01 24V 24V 24VDP,DN,24V,0Vの併走が N 0V 0V 0V A FG 50m以を超える場合 PE 汎用電源フィルタ DC24V ANF-01 （必要によりご使用ください。） 安定化電源 4線式 4線式 ～ 汎用電源フィルタ （必要によりご使用ください。） DC24V 安定化電源 ～ B DP,DN,24V,0Vの併走（A+B）が 総延長50mを超える場合 16 DP DN DP DN 24V 0V DP DN DP DN 24V 0V DP DP DN DN 24V 24V 0V 0V DP DP DN DN 24V 24V 0V 0V 2 1 24V 0V SLAVE POWER IN 24V 0V 4 3 2 1 24V 0V SLAVE POWER IN 24V 0V 4 3 FG 24V N 0V L

チェックシート 選定内容が、AnyWireASLINKの仕様範囲内であるかどうか確認してください。 〔基本チェック項目〕 ① 接続台数 台 ≦128台 OK・NG ≦マスタ伝送点数設定 ② 接続するスレーブユニットが 入力 OK・NG 占有する点数の合計 入力256点（最大）出力 出力256点（最大） ≦2Aq/50m以内 ③ 接続するスレーブユニットの 1.25sq ≦1A/50ｍを超え100m以内 「DP-DN」消費電流および、 ≦0.5A//100ｍを超え200m以内 2線式（非絶縁）タイプがある OK・NG 　 場合は、そのターミナルに接続 ≦1.2Aq/50m以内 する負荷消費電流も含めた合計 A 0.75sq ≦0.6A/50ｍを超え100m以内≦0.3A//100ｍを超え200m以内 ④ ターミネータ（BT0） 台 マスタより最遠短に1個接続（基本） OK・NG ⑤ アドレスライタ（ARW-04） 1台 アドレス設定、パラメータ設定 OK・NG ⑥ ノイズフィルタ（ANF-01） 台 条件 DP-DN、24V-0V　50m以上並走 OK・NGCE規格を考慮 伝送ライン（DP,DN）供給電流値が足りない場合は 2線式スレーブユニットから4線式スレーブユニットへの変更や 線径アップ、伝送距離短縮、接続台数削減等を検討してください。 伝送点数が足りない場合は、マスタの追加、接続台数削減等を 検討してください。 17

本 社 :〒617-8550 京都府長岡京市馬場図所 1 TEL: 075-956-1611(代) / FAX: 075-956-1613 営業所 : 西日本営業所、 東日本営業所、 中部営業所、 九州営業所 http://www.anywire.jp/ お問い合わせ窓口： ■ テクニカル サポートダイヤル 受付時間 9:00～18:00（土日祝除く） 075-952-8077 ■ メールでのお問い合わせ　info＠anywire.jp PMA-17436AE