建
築 KURASHIKI
設 建築設備防振シリーズ
備 Vol.11.4
防
振
倉敷化工 検 索
Building Vibration / Noise Solution
P r o d u c e d b y K U R A S H I K I K A K O
※本カタログは予告なく仕様を変更することがありますので予めご了承ください。
産業機器事業部/電子制御事業部
本 社
〒712-8555 倉敷市連島町矢柄四の町4630 詳しくはオフィシャルHPへ▶
TEL(. 086)465-1715(代) FAX(. 086)465-1714
営業拠点 東京、大阪、名古屋、仙台、中四国、福岡
24.9.2500
Building Vibration / Noise Solution
安全で快適な環境の創造を支える 倉敷化工。
倉敷化工は、1964年設立以来ゴム弾性を応用した振動防止技術を柱とし、防振ゴム専門メーカーとして
自主技術による高水準の自動車部品を供給することに努めてまいりました。
「防振台」・「フレキシブルジョイント」シリーズは、蓄積された技術を応用し、建物内部に設置された様々な
設備機器から発生する振動を最小限に抑え快適空間を創造します。
倉敷化工はこれからも信頼の防振技術で快適環境をサポートします。
快適空間を創造する建築設備防振技術。
建築防振
振
Building Vibration/Noise Solution
防振ユニット BU型
震度7から
防振台 BM型 ナノメー トルまで
クリーンフレックス
パイプサイレンサー
01
安全で快適な環境の創造を支える 倉敷化工。 Vibration Solution Technology
倉敷化工は、1964年設立以来ゴム弾性を応用した振動防止技術を柱とし、防振ゴム専門メーカーとして
自主技術による高水準の自動車部品を供給することに努めてまいりました。
「防振台」・「フレキシブルジョイント」シリーズは、蓄積された技術を応用し、建物内部に設置された様々な
設備機器から発生する振動を最小限に抑え快適空間を創造します。
倉敷化工はこれからも信頼の防振技術で快適環境をサポートします。 免震
生命と財産を守る最先端の免震技術。
積層ゴムアイソレータ 免震サプレックス
天吊りタイプ(H型)
Seismic Isolation System 精密除振
快適空間を創造する建築設備防振技術。 ナノテクに快適環境を提供する精密除振技術。
建築防振 Vol.9
振 Micro Vibration Control Technology
Building Vibration/Noise Solution
防振ユニット BU型 動
卓上アクティブ除振台
震度7から e-Stable MINI
Vibration Solution Technology
防振台 BM型 ナノメートルまで 精密機器用レベリング
HI-WEDGE
Industrial Vibration Solution
機械・機器産業の品質と
クリーンフレックス 快適さを支える振動防止技術。
パイプサイレンサー 産業防振
ハイマウント 02
Line Up ラインナップ
Vibration Isolators For Building Equipment
ビルの騒音対策のため設備機器に防振台を使用することは、
固体音防止の最良の手段として一般化している一方、ビル構造体の軽量化・低剛性化に基づき、
より高性能の防振性能・耐震対策が求められております。
防振ユニット
倉敷化工の防振台シリーズは時代のニーズに合わせたソリューションをご提案いたします。
エアコン防振台
スマートハンガー
スプリングハンガー
ファン防振台
Jシリーズ
パイプサイレンサー
03
ラインナップ Line Up
I N D E X
防振対策・目安 P05~
防振検討設計・サポート P07~
Vibration Isolation Bases P09~
防振ユニット エアコン防振台
GHP防振台
チラー防振台
ファン防振台
電算室エアコン防振台
その他防振台
防振ユニット
施工手順・参考資料・納入事例
チラー防振台 Hanging Vibration Isolation P21~
ズレンデパッキン
ゴムブッシュ
吊形防振ゴム RFタイプ
吊形防振ラバースプリング
スマートハンガー
吊形防振ゴム RGHタイプ
スプリングハンガー
トレンデブッシュ
外れ防止金具
Vibration Isolation Parts P27~
その他の防振台 スプリングマット
丸形防振ゴム
角形防振ゴム
大型防振ゴム
高さ一定丸形防振ゴム
耐震ストッパー付き 防振ゴム
高性能防振パッド クラパッド
高性能防振パッド
防振パッド
防振ゴムのご使用にあたって
Flexible Joint P33~
クリーンフレックス
スプリングハンガー クリーンフレックスLite
クリーンフレックス ユニオンタイプ
ツインフレックス
ツインフレックスLite
タンクフレックスLite
ハイパー20
カイザーフレックス
マルチフレックス
クラフレックス
ドレンフレックス
PIPE SILENCER P50~
KV-CN
KV-K(N)
フレキベンダー KVH
Flexi Bender P54~
排水用 塩ビフレキベンダー
フレキベンダー
防振対策をニーズに合わせたソリューション 参考資料 P56~
パイプサパイイレプンサイーレンサー 建築防振シリーズ 04
Vibration Isolation 防振対策 防振対策 Vibration Isolation
設備機器の振動が原因による問題とその対策 防振対策実施の目安
防 防
振 一般的なビルは常に静粛性を求められると同時に、そのビル環境の快適性を保つための各種設備機器が同居します。 建物の屋内における振動や騒音に関しては、特に法的な規制はありませんが、各種目標値が提案されています。 振
対 対
策 策
しかしながらこの絵のように、空調室内機からの振動・騒音や、エアコン室外機から発生する振動に起因した騒音 防振台は、その優れた防振性能により、これらの問題解決に大きな効果を発揮します。
が居室内における環境を悪くします。
■一般的な振動・騒音レベルの許容値
それらの振動・騒音問題の対策としては、主な原因である設備機器から建物躯体への振動を伝え難くする防振対策
を施すことが効果的です。 VL(dB) 45 50 55 60
振
動 僅かの人が振動を であると
不快さ 無感 特に気に 不快
感じはじめる ならない 感じはじめる
■防振対策前 ■防振対策後
dB(A) 20 25 30 35 40 45 50 55 60
NC ~15 15~20 20~25 25~30 30~35 35~40 40~45 45~50 50~55
特に気に 騒音を
騒 うるささ 無音感 非常に静か 騒音を
ならない 感じる 無視できない
音
5m離れて 10m離れて 普通会話 大声会話
会話・電話への ささやき声が 会話が可能 (3m以内) 電話は
影響 聞こえる 電話は
支障無し 電話は可能 やや困難
Good アナウンス ラジオ テレビ
スタジオ 無響室 スタジオ スタジオ スタジオ 主調整室
Good
映画館 ホール・ロビー
ホール コンサート
ホール 劇場 劇場 プラネタリウム 待合室
聴力 手術室 診察室
病院 特別病室 検査室 待合室
検査室 病室
用
Good ホテル 寝室 客室 客室 客室 宴会場 ロビー
宴会場
途 住宅 寝室 寝室 寝室 一般居室
書斎
重役室 応接室 一般事務室 タイプ室
一般事務室 大会議室 小会議室 小会議室 一般事務室 一般事務室 計算機室
美術館 公会堂兼
公共建物 公会堂 博物館 体育館 屋内スポーツ施設(拡)
振動・騒音の発生要因 講堂 研究室
学校 音楽教室 研究室 廊下
普通教室 普通教室 普通教室
1 設備機器が発する振動が建物躯体に 教会 礼拝堂 礼拝堂
…………………………………………………防振台P9参照
伝播することによる振動 音楽喫茶店 書籍店 一般商店 一般商店
商業施設 銀行
宝石店 美術品店 レストラン 食堂
2 配管・ダクト類から建物躯体に
……………………防振ゴムP20・フレキシブルジョイントP34参照 上記表はあくまで目安であり、建物の使用用途により適切な許容値を設定してください。
伝播することによる振動 あくまで推奨値であり保証値ではありません。
3 壁や天井が振動することで発生する …………………………………………………防振台P9参照
固体音による騒音 ■アイソレータ・防振材
設定許容値に応じて適切な防振材を選定します。
高性能スプリング 標準スプリング
設備機器や配管・ダクト類を設置するときに、防振台または防振材を介することで、建物躯体へ振動を伝え難くし、 固有振動数 : 約 2.3Hz 固有振動数 : 約 4~6Hz スプリングマット・防振ゴム 防振パッド
上記■1■2■3 のような振動や騒音(固体音)の問題解消に効果を発揮します。
その他、設備機器や配管・ダクト等からの直接音や、外部からの透過音が問題になるケースがあります。
その場合は別途対策が必要です。
05
Vibration Isolation 防振対策 防振対策 Vibration Isolation
設備機器の振動が原因による問題とその対策 防振対策実施の目安
防 防
振 一般的なビルは常に静粛性を求められると同時に、そのビル環境の快適性を保つための各種設備機器が同居します。 建物の屋内における振動や騒音に関しては、特に法的な規制はありませんが、各種目標値が提案されています。 振
対 対
策 策
しかしながらこの絵のように、空調室内機からの振動・騒音や、エアコン室外機から発生する振動に起因した騒音 防振台は、その優れた防振性能により、これらの問題解決に大きな効果を発揮します。
が居室内における環境を悪くします。
■一般的な振動・騒音レベルの許容値
それらの振動・騒音問題の対策としては、主な原因である設備機器から建物躯体への振動を伝え難くする防振対策
を施すことが効果的です。 VL(dB) 45 50 55 60
振
動 僅かの人が振動を であると
不快さ 無感 特に気に 不快
感じはじめる ならない 感じはじめる
■防振対策前 ■防振対策後
dB(A) 20 25 30 35 40 45 50 55 60
NC ~15 15~20 20~25 25~30 30~35 35~40 40~45 45~50 50~55
特に気に 騒音を
騒 うるささ 無音感 非常に静か 騒音を
ならない 感じる 無視できない
音
5m離れて 10m離れて 普通会話 大声会話
会話・電話への ささやき声が 会話が可能 (3m以内) 電話は
影響 聞こえる 電話は
支障無し 電話は可能 やや困難
Good アナウンス ラジオ テレビ
スタジオ 無響室 スタジオ スタジオ スタジオ 主調整室
Good
映画館 ホール・ロビー
ホール コンサート
ホール 劇場 劇場 プラネタリウム 待合室
聴力 手術室 診察室
病院 特別病室 検査室 待合室
検査室 病室
用
Good ホテル 寝室 客室 客室 客室 宴会場 ロビー
宴会場
途 住宅 寝室 寝室 寝室 一般居室
書斎
重役室 応接室 一般事務室 タイプ室
一般事務室 大会議室 小会議室 小会議室 一般事務室 一般事務室 計算機室
美術館 公会堂兼
公共建物 公会堂 博物館 体育館 屋内スポーツ施設(拡)
振動・騒音の発生要因 講堂 研究室
学校 音楽教室 研究室 廊下
普通教室 普通教室 普通教室
1 設備機器が発する振動が建物躯体に 教会 礼拝堂 礼拝堂
…………………………………………………防振台P9参照
伝播することによる振動 音楽喫茶店 書籍店 一般商店 一般商店
商業施設 銀行
宝石店 美術品店 レストラン 食堂
2 配管・ダクト類から建物躯体に
……………………防振ゴムP20・フレキシブルジョイントP34参照 上記表はあくまで目安であり、建物の使用用途により適切な許容値を設定してください。
伝播することによる振動 あくまで推奨値であり保証値ではありません。
3 壁や天井が振動することで発生する …………………………………………………防振台P9参照
固体音による騒音 ■アイソレータ・防振材
設定許容値に応じて適切な防振材を選定します。
高性能スプリング 標準スプリング
設備機器や配管・ダクト類を設置するときに、防振台または防振材を介することで、建物躯体へ振動を伝え難くし、 固有振動数 : 約 2.3Hz 固有振動数 : 約 4~6Hz スプリングマット・防振ゴム 防振パッド
上記■1■2■3 のような振動や騒音(固体音)の問題解消に効果を発揮します。
その他、設備機器や配管・ダクト等からの直接音や、外部からの透過音が問題になるケースがあります。
その場合は別途対策が必要です。
06
Vibration Isolation 防振検討設計 サポート Vibration Isolation
防振検討設計
1 加振力レベル Support
防 機器 2 防振効果 サ
振 ポ
検 ー
討 ト
設 3 伝達加振力レベル お客様の安心と満足をサポートするシステム体制。
計
アフターフォローも万全です。
4 床のインピーダンスレベル
発生する振動を 5 機器設置床の振動加速度レベル 振動・騒音解析システム
NC曲線(振動)より評価
8 評価点 6 振動伝搬減衰
発生する振動を
VL曲線により評価 7 評価点の振動加速度レベル
機器設備床の振動加速度レベルの算出
1 加振力レベル : 機器の加振力(推定値) [お客様にてご用意いただくデータ]
・梁伏図 [ 事前予測 ] [ 製品納品 ] [アフターフォロー]
・設置床の構造及び厚さ
・機器の配置図 理想的な計算や長年の実測値による独自の 事前予測により明らかにされた防振性能、 全国7拠点に測定器を常備し、お客様の
2 防振効果 : 防振材の絶縁効果 ・機器の仕様(質量、回転数 etc) プログラムを完成しました。このプログラム また物件固有の要求仕様を満足するよう ご要望による振動測定がいつでもできる
・評価場所 を駆使することにより、設備機器による振動 に防振台を設計します。この設計に基づき、 体制としています。
が室内へ伝達する過程をシミュレートする 1台1台の防振台を正確に製作し、お客様 またアフターフォローもお客様のご要望
ことができます。その結果、より詳しい体 に納品いたします。 に応える十分な体制を敷いております。
3 伝達加振力レベル : 機器設置床へ伝わる加振力レベル 感振動や居室での騒音予測を行うことが
可能になりました。
4 床のインピーダンスレベル : 床の振動しにくさの度合い
選定見積システム
5 機器設置床の振動加速度レベル
評価点の振動加速度レベルの算出
6 振動伝搬減衰 : 機器設置床から評価点までの構造による減衰
7 評価点の振動加速度レベル [ 情報公開 ]
各空調機器メーカーの最新機種に対応す
る防振台を提供するため、WEB サイト
8 VL-NC曲線により評価 を利用して、選定・見積等の情報公開を
行っています。
07
Vibration Isolation 防振検討設計 サポート Vibration Isolation
防振検討設計
1 加振力レベル Support
防 機器 2 防振効果 サ
振 ポ
検 ー
討 ト
設 3 伝達加振力レベル お客様の安心と満足をサポートするシステム体制。
計
アフターフォローも万全です。
4 床のインピーダンスレベル
発生する振動を 5 機器設置床の振動加速度レベル 振動・騒音解析システム
NC曲線(振動)より評価
8 評価点 6 振動伝搬減衰
発生する振動を
VL曲線により評価 7 評価点の振動加速度レベル
機器設備床の振動加速度レベルの算出
1 加振力レベル : 機器の加振力(推定値) [お客様にてご用意いただくデータ]
・梁伏図 [ 事前予測 ] [ 製品納品 ] [アフターフォロー]
・設置床の構造及び厚さ
・機器の配置図 理想的な計算や長年の実測値による独自の 事前予測により明らかにされた防振性能、 全国7拠点に測定器を常備し、お客様の
2 防振効果 : 防振材の絶縁効果 ・機器の仕様(質量、回転数 etc) プログラムを完成しました。このプログラム また物件固有の要求仕様を満足するよう ご要望による振動測定がいつでもできる
・評価場所 を駆使することにより、設備機器による振動 に防振台を設計します。この設計に基づき、 体制としています。
が室内へ伝達する過程をシミュレートする 1台1台の防振台を正確に製作し、お客様 またアフターフォローもお客様のご要望
ことができます。その結果、より詳しい体 に納品いたします。 に応える十分な体制を敷いております。
3 伝達加振力レベル : 機器設置床へ伝わる加振力レベル 感振動や居室での騒音予測を行うことが
可能になりました。
4 床のインピーダンスレベル : 床の振動しにくさの度合い
選定見積システム
5 機器設置床の振動加速度レベル
評価点の振動加速度レベルの算出
6 振動伝搬減衰 : 機器設置床から評価点までの構造による減衰
7 評価点の振動加速度レベル [ 情報公開 ]
各空調機器メーカーの最新機種に対応す
る防振台を提供するため、WEB サイト
8 VL-NC曲線により評価 を利用して、選定・見積等の情報公開を
行っています。
08
Vibration Isolation Bases 防振台機能 防振台機能 Vibration Isolation Bases
Vibration 耐震機構(揺止・耐震ストッパー構造)
●地震や強風時の揺れを最小限に抑えます。
●設計震度水平2.0、垂直1.0の安全設計です。
Isolation Bases ストッパーボルトの調整
※一部の機種を除きます。
防振台が水平になりまし
防 防
振 たら、耐震ストッパーの 振
台 台
機 ブラケットと揺れ止めゴ 機
能 能
ムの間隔が 1~3mm程
度になるように調整して
当社が独自に開発した ラバースプリングと ください。
コイルスプリングの 2種類のアイソレータを用意。 調整動画は
こちら→
表面処理(溶融亜鉛めっき仕様)
●屋外設置用防振台に採用
■溶融亜鉛めっきの耐用年数
110
100
めっき仕様
90 地 帯
郊 外
80
70
耐 60
用
年 50
数 40 海 岸 地 帯
30 都 市 軽 工 業 地 帯
20
アイソレータ(標準スプリング) 重 工 業 地 帯
10
0
400 500 600 付着量
※耐用年数はJISH8641解説による。 (g/m2)
ゴム
耐候性樹脂
●耐候性樹脂ケーシング内にコイルスプリングを
内蔵。
●ケース上部にゴムを使用し、高周波を遮断
します。
●固有振動数値約2.3Hzまで対応可能です。
●サージング対策機能を標準装備。
コイルスプリング
●コイルスプリングとゴムを一体成形した複合
スプリングです。独特の構造によりコイルスプリ
ングに近い固有振動数が得られ、振動絶縁効果
に優れています。
●共振振幅の低減効果に優れています。
●耐候性に優れたゴム(クロロプレン)を使用、
耐久性があります。
ゴム(クロロプレン)
09
隙間1mm~3mm 隙間
Vibration Isolation Bases 防振台機能 防振台機能 Vibration Isolation Bases
Vibration 耐震機構(揺止・耐震ストッパー構造)
●地震や強風時の揺れを最小限に抑えます。
●設計震度水平2.0、垂直1.0の安全設計です。
Isolation Bases ストッパーボルトの調整
※一部の機種を除きます。
防振台が水平になりまし
防 防
振 たら、耐震ストッパーの 振
台 台
機 ブラケットと揺れ止めゴ 機
能 能
ムの間隔が 1~3mm程
度になるように調整して
当社が独自に開発した ラバースプリングと ください。
コイルスプリングの 2種類のアイソレータを用意。 調整動画は
こちら→
表面処理(溶融亜鉛めっき仕様)
●屋外設置用防振台に採用
■溶融亜鉛めっきの耐用年数
めっき仕様
■使用環境別亜鉛腐食速11度0
100
めっき仕様 ( 参考 )
90 帯
暴露試験地域 暴露地 平均腐郊食 速外 度地
耐用年数
80 平均腐食速度
g/m2/ 年 年
70 µm/ 年
都市工業地帯 耐横浜市60用 鶴見区 8.0 62 1.1
年 50
田園地帯 数奈良県40
海 岸 地 帯
桜井市倉橋 4.4 113 0.6
30 都 市 軽 工 業 地 帯
海岸地帯 沖縄県20アイソレータ 中頭郡中城村 19.6 地 帯 25 2.7
(標準スプリング) 重 工 業
10
数値は、鍍金協会による10年間0(1992年~2002年)の大気暴露試験結果を用いて計算
400 500 600 付着量
ゴム ※耐用年数はJISH8641解説による。 JIS H 8641(2021)解説よ(りg/抜m粋2)
耐候性樹脂
●耐候性樹脂ケーシング内にコイルスプリングを
内蔵。
●ケース上部にゴムを使用し、高周波を遮断
します。
●固有振動数値約2.3Hzまで対応可能です。
●サージング対策機能を標準装備。
コイルスプリング
●コイルスプリングとゴムを一体成形した複合
スプリングです。独特の構造によりコイルスプリ
ングに近い固有振動数が得られ、振動絶縁効果
に優れています。
●共振振幅の低減効果に優れています。
●耐候性に優れたゴム(クロロプレン)を使用、
耐久性があります。
ゴム(クロロプレン)
10
隙間1mm~3mm 隙間
防振台 Vibration Isolation Bases
防振台
エアコン防振台 電算室エアコン防振台
振動特性 室外機用 (A)BM形 室内機用 ABMR形
振動特性 DBR形/DBER形
加振源はファン及びコンプレッサーですが、実際に問 めっき仕様
めっき仕様
題になるのはコンプレッサーの加振力です。この加振 コンピュータールームは通常、床下に配線や配管を
防 力は約10~150Hzの周波数成分を持ち、特に大き 通した2重構造となっており、ルーム内に設置する 防
振 振
台 くありませんが、設置する床の条件によっては騒音障害 エアコンも、そのほとんどが床下にエアーを吐き出す、 台
が発生する場合があります。 下吹き出し構造になっています。
DBR形(整流板付) DBER形(整流板無し)
GHP防振台
振動特性 GBM形
ガスエンジンコンプレッサーによる低周波の大きな加 めっき仕様
振力を有し、起動・停止時に大きな揺れを生じます。 その他防振台
上記設備機器以外にも、変圧器・発電機・ポンプ・
冷却塔などさまざま設備機器への対応可能です。
チラー防振台
振動特性 空・水冷チラー C(R)形
加振源はファン及びコンプレッサーですが、エアコ ●加振力が大きく、また最上階に設置するため、十分な防振対策を めっき仕様
ンに比べて高出力のコンプレッサーが搭載されてい 施す必要があります。
ます。そのため、加振力が非常に大きく、加振振動数
値も250Hz近辺まで強い成分を持っています。
変圧器 発電機
ファン防振台
振動特性 F形/FH形
めっき仕様
加振源はファン部と電動機部の軸回転振動で、設置
する床の剛性が低い場合、低速回転時に振動障害
が発生することがあります。
冷却塔 ポンプ
11
防振台 Vibration Isolation Bases
防振台
エアコン防振台 電算室エアコン防振台
振動特性 室外機用 (A)BM形 室内機用 ABMR形
振動特性 DBR形/DBER形
加振源はファン及びコンプレッサーですが、実際に問 めっき仕様
めっき仕様
題になるのはコンプレッサーの加振力です。この加振 コンピュータールームは通常、床下に配線や配管を
防 力は約10~150Hzの周波数成分を持ち、特に大き 通した2重構造となっており、ルーム内に設置する 防
振 振
台 くありませんが、設置する床の条件によっては騒音障害 エアコンも、そのほとんどが床下にエアーを吐き出す、 台
が発生する場合があります。 下吹き出し構造になっています。
DBR形(整流板付) DBER形(整流板無し)
GHP防振台
振動特性 GBM形
ガスエンジンコンプレッサーによる低周波の大きな加 めっき仕様
振力を有し、起動・停止時に大きな揺れを生じます。 その他防振台
上記設備機器以外にも、変圧器・発電機・ポンプ・
冷却塔などさまざま設備機器への対応可能です。
チラー防振台
振動特性 空・水冷チラー C(R)形
加振源はファン及びコンプレッサーですが、エアコ ●加振力が大きく、また最上階に設置するため、十分な防振対策を めっき仕様
ンに比べて高出力のコンプレッサーが搭載されてい 施す必要があります。
ます。そのため、加振力が非常に大きく、加振振動数
値も250Hz近辺まで強い成分を持っています。
変圧器 発電機
ファン防振台
振動特性 F形/FH形
めっき仕様
加振源はファン部と電動機部の軸回転振動で、設置
する床の剛性が低い場合、低速回転時に振動障害
が発生することがあります。
冷却塔 ポンプ
12
防振ユニット Vibration Isolation Bases
防振ユニット
BUE 受注生産品 高性能コイルスプリング採用。 BUR ラバースプリングを採用。
めっき仕様 めっき仕様
fn≒2.3Hz fn≒8Hz
コイルばね振動抑制 コイルばね振動抑制
サージレス機能 サージレス機能
防 ■建物用途例 ■建物用途例 防
振 振
ユ ユ
ニ ニ
ッ ●ホテル ●ホール ●学校 ●オフィスビル ッ
ト ●病院 ●スタジオ ●精密工場 ●学校 ト
●マンション ●オフィスビル ●一般工場 ●一般工場
■仕様表 ■仕様表
■外形図 ■外形図
品番 ばね定数 適正荷重範囲 製品質量 付属品
410 (N/mm) (N) (kg) (取付ボルト) 品番 ばね定数 適正荷重範囲 製品質量 付属品
350 (N/mm) (N) (kg) (取付ボルト)
296 266
100 4-φ16 BUE- 350 68.8 2750~ 3430 18.0 100 BUR- 200 392 1180~ 1960 6.7
4-φ16
2-φ22 BUE- 600 117.6 4900~ 5880 18.6 BUR- 350 686 1960~ 3430 6.7
M16×50L M16×35L
BUE- 750 146.8 5880~ 7350 18.7 ばね座金 BUR- 600 1180 3430~ 5880 6.9
ばね座金
BUE- 900 176 7350~ 8820 19.1 テーパー座金 BUR-1000 1960 5880~ 9810 6.9 平座金
各2個 各2個
BUE-1100 215.6 8820~10780 19.6 BUR-1500 2940 9810~14700 8.2
350
365 5-M16
5-M16 BUE-1400 269.5 10780~13720 20.2 平座金 320 BUR-2000 3920 14700~19600 8.2
4個
BUE-1800 352.5 13720~17640 20.2
BUE-2300 451 17640~22540 21.1
※ゴムパット付仕様もご用意できます。 品番は〈BUE-○○○○G〉
BU コイルスプリング採用。 BUL コイルスプリング採用。
めっき仕様 めっき仕様
fn≒4Hz fn≒4Hz
コイルばね振動抑制 コイルばね振動抑制
サージレス機能 サージレス機能
BUタイプはオプションです※
■建物用途例 ■建物用途例
●ホテル ●スタジオ ●ホテル ●スタジオ
●病院 ●精密工場 ●病院 ●精密工場
●マンション ●マンション
●音響ホール ●音響ホール
■外形図 ■仕様表 ■外形図 ■仕様表
350
品番 ばね定数 適正荷重範囲 製品質量 付属品 1-M12
266 290 品番 ばね定数 適正荷重範囲 製品質量 付属品
(N/mm) (N) (kg) (取付ボルト) (N/mm) (N) (kg) (取付ボルト)
100
4-φ16
BU- 200 99 1180~ 1960 2-φ15
7.4 BUL-100 58.8 (580)~1000 3.3 M12×30L
ばね座金
BU- 350 172 1960~ 3430 7.7 BUL-135 78.6 1000~1330 3.3 平座金
M16×35L
BU- 600 294 3430~ 5880 8.0 BUL-200 117.6 1330~2000 3.4 各1個
ばね座金 260
BU-1000 492 5880~ 9810 8.3 平座金
各2個
5-M16
320 BU-1500 733 9810~14700 8.7
BU-2000 982 14700~19600 8.4
※サージレス機能付仕様もご用意できます。〈BU-○○○○SL〉
13
最大負荷時
約83.5 100 最大負荷時約 141 240
103.5 19 (出荷時約 151) 19022 130
100
165
180 100
最大負荷時
最大負荷時 約63
約76.5 100
93.5 68
19
(出荷時高さ85)
100
165
100 180
防振ユニット Vibration Isolation Bases
防振ユニット
BUE 受注生産品 高性能コイルスプリング採用。 BUR ラバースプリングを採用。
めっき仕様 めっき仕様
fn≒2.3Hz fn≒8Hz
コイルばね振動抑制 コイルばね振動抑制
サージレス機能 サージレス機能
防 ■建物用途例 ■建物用途例 防
振 振
ユ ユ
ニ ニ
ッ ●ホテル ●ホール ●学校 ●オフィスビル ッ
ト ●病院 ●スタジオ ●精密工場 ●学校 ト
●マンション ●オフィスビル ●一般工場 ●一般工場
■仕様表 ■仕様表
■外形図 ■外形図
品番 ばね定数 適正荷重範囲 製品質量 付属品
410 (N/mm) (N) (kg) (取付ボルト) 品番 ばね定数 適正荷重範囲 製品質量 付属品
350 (N/mm) (N) (kg) (取付ボルト)
296 266
100 4-φ16 BUE- 350 68.8 2750~ 3430 18.0 100 BUR- 200 392 1180~ 1960 6.7
4-φ16
2-φ22 BUE- 600 117.6 4900~ 5880 18.6 BUR- 350 686 1960~ 3430 6.7
M16×50L M16×35L
BUE- 750 146.8 5880~ 7350 18.7 ばね座金 BUR- 600 1180 3430~ 5880 6.9
ばね座金
BUE- 900 176 7350~ 8820 19.1 テーパー座金 BUR-1000 1960 5880~ 9810 6.9 平座金
各2個 各2個
BUE-1100 215.6 8820~10780 19.6 BUR-1500 2940 9810~14700 8.2
350
365 5-M16
5-M16 BUE-1400 269.5 10780~13720 20.2 平座金 320 BUR-2000 3920 14700~19600 8.2
4個
BUE-1800 352.5 13720~17640 20.2
BUE-2300 451 17640~22540 21.1
※ゴムパット付仕様もご用意できます。 品番は〈BUE-○○○○G〉
BU コイルスプリング採用。 BUL コイルスプリング採用。
めっき仕様 めっき仕様
fn≒4Hz fn≒4Hz
コイルばね振動抑制 コイルばね振動抑制
サージレス機能 サージレス機能
BUタイプはオプションです※
■建物用途例 ■建物用途例
●ホテル ●スタジオ ●ホテル ●スタジオ
●病院 ●精密工場 ●病院 ●精密工場
●マンション ●マンション
●音響ホール ●音響ホール
■外形図 ■仕様表 ■外形図 ■仕様表
350
品番 ばね定数 適正荷重範囲 製品質量 付属品 1-M12
266 290 品番 ばね定数 適正荷重範囲 製品質量 付属品
(N/mm) (N) (kg) (取付ボルト) (N/mm) (N) (kg) (取付ボルト)
100
4-φ16
BU- 200 99 1180~ 1960 2-φ15
7.4 BUL-100 58.8 (580)~1000 3.3 M12×30L
ばね座金
BU- 350 172 1960~ 3430 7.7 BUL-135 78.6 1000~1330 3.3 平座金
M16×35L
BU- 600 294 3430~ 5880 8.0 BUL-200 117.6 1330~2000 3.4 各1個
ばね座金 260
BU-1000 492 5880~ 9810 8.3 平座金
各2個
5-M16
320 BU-1500 733 9810~14700 8.7
BU-2000 982 14700~19600 8.4
※サージレス機能付仕様もご用意できます。〈BU-○○○○SL〉
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最大負荷時
約83.5 100 最大負荷時約 141 240
103.5 19 (出荷時約 151) 19022 130
100
165
180 100
最大負荷時
最大負荷時 約63
約76.5 100
93.5 68
19
(出荷時高さ85)
100
165
100 180
Vibration Isolation Bases 防振台納入事例 防振台納入事例 Vibration Isolation Bases
防振台納入事例
EHP室外機 コジェネ ファン
防 防
振 振
台 台
納 納
入 入
事 事
例 例
GHP室外機 発電機
チラー 吸収式冷温水機 変圧器
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Vibration Isolation Bases 防振台納入事例 防振台納入事例 Vibration Isolation Bases
防振台納入事例
EHP室外機 コジェネ ファン
防 防
振 振
台 台
納 納
入 入
事 事
例 例
GHP室外機 発電機
チラー 吸収式冷温水機 変圧器
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Vibration Isolation Bases 施工手順 参考資料 Vibration Isolation Bases
施工資料(施工手順) 参考資料
1.基礎施工 設計用震度について
●基礎はレベルの出た全面基礎とし、ベースと密着するように平滑に施工してください。
建築設備機器の耐震クラス
●防振台枠内に水が溜まらないように、排水対策を施してください。
施 適用階の区分 参
工 ●やむを得ずはり形基礎となる場合は、ベース部を出来るだけ支持する形状とするかH鋼等の剛性が高く歪みの出ないものの上に設置してください。 震度クラスS 震度クラスA 震度クラスB 考
手 資
順 料
上層階、
はり形基礎の場合 (図1参照 ) 補強材使用の場合 (図2参照 ) 2.0 1.5 1.0
屋上及び塔屋
最上階
支持点(W)が長いと剛性が低くなり防振効果が得られない可能性があります。 補強材の強度には、十分配慮すると共に支持点間(W)についても注意が必要です。
また、振動が増幅する場合がありますのでご注意をお願いします。 剛性が低いとベースや補強材が共振し、騒音源になる場合があります。
中間階 1.5 1.0 0.6
2F
1F
1.0 0.6 0.4 B1
地階及び1階 ( )内の値は地階及び
(1.5) (1.0) (0.6) 地階
1階 (地表 )に設置する
水槽の場合に適用する。
上層階の定義 ・2~6階建ての建築物では、最上階を上層階とする。
・7~9階建ての建築物では、上層の2層を上層階とする。 注)各耐震クラスの適用について
W 補強材(H鋼) ・10~12階建ての建築物では、上層の3層を上層階とする。 1.設備機器の応答倍率を考慮して耐震クラスを適用する。
(例 防振装置を付した機器は耐震機器クラスA又はSによる。)
・13階建て以上の建築物では、上層の4層を上層階とする。 2.建築物あるいは設備機器等の地震時あるいは地震後の用途を考慮して耐震クラスを適用する。
W 図1 図2 (例 防災拠点建築物、あるいは重要度の高い水槽など。)
中間階の定義 ・地階、1階を除く各階で上層階に該当しない階を中間階とする。
※建築設備耐震設計・施工指針(2014年度版)より抜粋
2.防振台設置
●基礎及び防振台の水平をご確認ください。 図4 取付けイメージ 基礎ボルトについて
基礎面に凹凸がある場合や水平でない場合は、モルタルで補修するか
基礎ボルトには様々な種類がありますが、最も一般的な後施工接着系アンカーの許容引抜荷重を下表に示します。
ライナーにて補正してください。(図3参照)
●防振台ベースを基礎ボルトにて強固に固定してください。
機器と架台を機器取付けボルトにて強固に固定してください。(図4参照) 下記の計算式にて、ボルトの短期許容引抜荷重を求める。 ここに、C:アンカーボルト中心より基礎辺部までの距離(㎝)
ただし、ボルトのせん断応力が4.4kN/㎠(SS400の場合) ただし、C≧4d、かつ、C- d 2 ≧5㎝とする。
配管側 を超える場合にはボルトの強度検討を行い、更に許容引張 2
図3 基礎面の凹凸補修 応力を超えないことを確認する。 p:コンクリートの設計基準強度による補正係数
Ta= Fc π 2
8 ・d・L (3.16) P= 16 M(in Fc30, 0.05 + F c100)
堅 ここに、Ta: アンカーボルトの短期許容引抜荷重(kN) 注1.L≧6dとすることが望ましい(、d:アンカーボルトの呼称径)
固 L : アンカーポイントの埋込長さ(㎝)
コンクリート基礎 2.コンクリートの設計基準強度Fcが3.0kN/㎠(30N/㎟)を超す場合は、
ライナー な d2 : コンクリートの穿孔径(㎝) 3.0kN/㎠にて計算する。
基 Fc: コンクリートの設計基準強度(kN/㎠) 3.コンクリートの穿孔径 d2は接着系アンカーポイントメーカの推奨値を
なお、基礎の隅角部、辺部に打設されたアンカーボルトに 採用する。
基礎ボルト 機器取付けボルト 礎 ついては、上記(3.16)式の計算結果と下記(3.16-1) 4.第一種、第二種計量コンクリートが使用される場合は一割程度裕
度ある選定を行うこと。
式又は(3.16-2)式のいずれかにて計算した結果とを比
較し、小さい方の値を短期許容引抜荷重とする。
3.機器設置後、防振台に傾きがある場合の調整方法 1) L≦C+hの場合
Ta= 6π・C2・p (3.16-1)
●防振台四隅の高さの差が大きい様であれば、次の手順で高さを調整してください。(図5参照) 2) L C+hの場合
①緩み止めナットを十分に緩めて機器及び架台の水平を確認して Ta= 6π(L-h)2・p (3.16-2)
ください。
②傾いている場合は架台をジャッキアップし、架台が低くなって ③ 緩み止めナット ④ ■短期許容引抜荷重(kN)
いた側にアイソレータを移動させて水平となるように調整して ゴムブッシュ
ゴムブッシュ コンクリート厚さ(㎜)
ボルト径 d(呼称) 埋込長さ 穿孔径
ください。 平座金 揺れ止めゴム
※1 150 180 200 L(㎜) d(2 ㎜)
揺れ止めゴム 120
(ばねケース上を手で掴み下へ押し下げ、ケース本体を多少傾 ※1 一 M10 7.60 7.60 7.60 7.60 80 13.5
けながら移動させると、比較的楽に作業が行えます。) 般 M12 9.20 9.20 9.20 9.20 90 14.5
③緩み止めナットと平座金との隙間を 1~3mm に調整して 的 M16 - 12.0 12.0 12.0 110 20.0
ください。 な M20 - - 12.0 12.0 120 24.0
ス
④最後に揺れ止めゴム※1 を平座金と緩み止めナットが軽く当た ボルトの埋込長さ(L)の限度(㎜) 100 130 160 180
耐震ボルト ラ
るまで上げてください。この際に右図のように隙間※2 がある ブ 注1. 上図において、上表の埋込長さ及び穿孔径の接着系アンカーボルト 4. L≧6dとすることが望ましく、上表の-印部分は、使用しないことが
が埋込まれたとき短期許容引抜荷重である。 望ましい。
ことを確認してください。 上 2.コンクリートの設計基準強度 Fcは、1.8kN/㎠(18N/㎟)としている。
図5 5. 第一種、第二種計量コンクリートが使用される場合は一割程度裕
面
(揺れ止めゴムは形状が異なる場合があります) 3. 各寸法が上図と異なる時或いはコンクリートの設計基準強度が異な 度ある選定を行うこと。
る時などは、上記堅固な基礎の計算によるものとする。ただし、床
スラブ上面に設けられるアンカーボルトは一本当たり、12.0kNを超
す引抜荷重は負担できないものとする。
安全に関するご注意 ●ご使用前に「取り扱い説明書」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
17 18
※建築設備耐震設計・施工指針(2014年度版)より抜粋
隙隙間間 11~~33
隙隙隙間間間 111~~~333 ※※※222 隙隙隙間間間
∧∧
Vibration Isolation Bases 施工手順 参考資料 Vibration Isolation Bases
施工資料(施工手順) 参考資料
1.基礎施工 設計用震度について
●基礎はレベルの出た全面基礎とし、ベースと密着するように平滑に施工してください。
建築設備機器の耐震クラス
●防振台枠内に水が溜まらないように、排水対策を施してください。
施 適用階の区分 参
工 ●やむを得ずはり形基礎となる場合は、ベース部を出来るだけ支持する形状とするかH鋼等の剛性が高く歪みの出ないものの上に設置してください。 震度クラスS 震度クラスA 震度クラスB 考
手 資
順 料
上層階、
はり形基礎の場合 (図1参照 ) 補強材使用の場合 (図2参照 ) 2.0 1.5 1.0
屋上及び塔屋
最上階
支持点(W)が長いと剛性が低くなり防振効果が得られない可能性があります。 補強材の強度には、十分配慮すると共に支持点間(W)についても注意が必要です。
また、振動が増幅する場合がありますのでご注意をお願いします。 剛性が低いとベースや補強材が共振し、騒音源になる場合があります。
中間階 1.5 1.0 0.6
2F
1F
1.0 0.6 0.4 B1
地階及び1階 ( )内の値は地階及び
(1.5) (1.0) (0.6) 地階
1階 (地表 )に設置する
水槽の場合に適用する。
上層階の定義 ・2~6階建ての建築物では、最上階を上層階とする。
・7~9階建ての建築物では、上層の2層を上層階とする。 注)各耐震クラスの適用について
W 補強材(H鋼) ・10~12階建ての建築物では、上層の3層を上層階とする。 1.設備機器の応答倍率を考慮して耐震クラスを適用する。
(例 防振装置を付した機器は耐震機器クラスA又はSによる。)
・13階建て以上の建築物では、上層の4層を上層階とする。 2.建築物あるいは設備機器等の地震時あるいは地震後の用途を考慮して耐震クラスを適用する。
W 図1 図2 (例 防災拠点建築物、あるいは重要度の高い水槽など。)
中間階の定義 ・地階、1階を除く各階で上層階に該当しない階を中間階とする。
※建築設備耐震設計・施工指針(2014年度版)より抜粋
2.防振台設置
●基礎及び防振台の水平をご確認ください。 図4 取付けイメージ 基礎ボルトについて
基礎面に凹凸がある場合や水平でない場合は、モルタルで補修するか
基礎ボルトには様々な種類がありますが、最も一般的な後施工接着系アンカーの許容引抜荷重を下表に示します。
ライナーにて補正してください。(図3参照)
●防振台ベースを基礎ボルトにて強固に固定してください。
機器と架台を機器取付けボルトにて強固に固定してください。(図4参照) 下記の計算式にて、ボルトの短期許容引抜荷重を求める。 ここに、C:アンカーボルト中心より基礎辺部までの距離(㎝)
ただし、ボルトのせん断応力が4.4kN/㎠(SS400の場合) ただし、C≧4d、かつ、C- d 2 ≧5㎝とする。
配管側 を超える場合にはボルトの強度検討を行い、更に許容引張 2
図3 基礎面の凹凸補修 応力を超えないことを確認する。 p:コンクリートの設計基準強度による補正係数
Ta= Fc π 2
8 ・d・L (3.16) P= 1 M(in Fc F c6 30, 0.05+ 100)
堅 ここに、Ta: アンカーボルトの短期許容引抜荷重(kN) 注1.L≧6dとすることが望ましい(、d:アンカーボルトの呼称径)
固 L : アンカーポイントの埋込長さ(㎝)
コンクリート基礎 2.コンクリートの設計基準強度Fcが3.0kN/㎠(30N/㎟)を超す場合は、
ライナー な d2 : コンクリートの穿孔径(㎝) 3.0kN/㎠にて計算する。
基 Fc: コンクリートの設計基準強度(kN/㎠) 3.コンクリートの穿孔径 d2は接着系アンカーポイントメーカの推奨値を
なお、基礎の隅角部、辺部に打設されたアンカーボルトに 採用する。
基礎ボルト 機器取付けボルト 礎 ついては、上記(3.16)式の計算結果と下記(3.16-1) 4.第一種、第二種計量コンクリートが使用される場合は一割程度裕
度ある選定を行うこと。
式又は(3.16-2)式のいずれかにて計算した結果とを比
較し、小さい方の値を短期許容引抜荷重とする。
3.機器設置後、防振台に傾きがある場合の調整方法 1) L≦C+hの場合
Ta= 6π・C2・p (3.16-1)
●防振台四隅の高さの差が大きい様であれば、次の手順で高さを調整してください。(図5参照) 2) L C+hの場合
①緩み止めナットを十分に緩めて機器及び架台の水平を確認して Ta= 6π(L-h)2・p (3.16-2)
ください。
②傾いている場合は架台をジャッキアップし、架台が低くなって ③ 緩み止めナット ④ ■短期許容引抜荷重(kN)
いた側にアイソレータを移動させて水平となるように調整して ゴムブッシュ
コンクリート厚さ(㎜)
ください。 平座金 揺れ止めゴム ボルト径 d(呼称) 埋込長さ 穿孔径
※1 120 150 180 200 L(㎜) d(2 ㎜)
(ばねケース上を手で掴み下へ押し下げ、ケース本体を多少傾 一 M10 7.60 7.60 7.60 7.60 80 13.5
けながら移動させると、比較的楽に作業が行えます。) 般 M12 9.20 9.20 9.20 9.20 90 14.5
③緩み止めナットと平座金との隙間を 1~3mm に調整して 的 M16 - 12.0 12.0 12.0 110 20.0
ください。 な M20 - - 12.0 12.0 120 24.0
ス
④最後に揺れ止めゴム※1 を平座金と緩み止めナットが軽く当た ボルトの埋込長さ(L)の限度(㎜) 100 130 160 180
耐震ボルト ラ
るまで上げてください。この際に右図のように隙間※2 がある ブ 注1. 上図において、上表の埋込長さ及び穿孔径の接着系アンカーボルト 4. L≧6dとすることが望ましく、上表の-印部分は、使用しないことが
が埋込まれたとき短期許容引抜荷重である。 望ましい。
ことを確認してください。 上 2.コンクリートの設計基準強度 Fcは、1.8kN/㎠(18N/㎟)としている。
図5 5. 第一種、第二種計量コンクリートが使用される場合は一割程度裕
面
(揺れ止めゴムは形状が異なる場合があります) 3. 各寸法が上図と異なる時或いはコンクリートの設計基準強度が異な 度ある選定を行うこと。
る時などは、上記堅固な基礎の計算によるものとする。ただし、床
スラブ上面に設けられるアンカーボルトは一本当たり、12.0kNを超
す引抜荷重は負担できないものとする。
安全に関するご注意 ●ご使用前に「取り扱い説明書」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
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※建築設備耐震設計・施工指針(2014年度版)より抜粋
隙間 1~3
隙間 1~3 ※2 隙間
∧
Vibration Isolation Bases 参考資料 防振部材シリーズ Hanging Vibration Isolation
標準仕様と耐重塩害仕様について 防振部材シリーズ CONTENTS
標準仕様 耐重塩害仕様
参
考
資 鋼材STKR 鋼材 STKR(t=3.2以上 )
防振台本体 表面処理:溶融亜鉛めっき処理 表面処理:溶融亜鉛めっき処理 吊り用防振部材…………………………………………P21~P26
料
(JIS規格:HDZT56相当 ) (JIS規格:HDZT77相当 )
SS400 ズレンデパッキン…………………………………………………………………………P22
付属機器取付ボルト類 表面処理:溶融亜鉛めっき処理 SUS304
(JIS規格:HDZT49相当 ) ゴムブッシュ…………………………………………………………………………………P22
※参考:JIS H 8641 溶融亜鉛めっき
吊形防振ゴム RFタイプ…………………………………………………………P23
溶融亜鉛めっき 種類の記号及び膜厚 吊形ラバースプリング ………………………………………………………………P24
種類の記号 膜厚(μm) 適 用 例※ (参考 ) スマートハンガー…………………………………………………………………………P24
厚さ5mm以下の素材、直径12mm以上のボルト・ナット、厚さ2.3mm
HDZT 35 35以上 を超える座金などで、遠心分離によって亜鉛のたれ切りをするもの又は 吊形防振ゴム RGHタイプ ……………………………………………………P25
機能上薄い膜厚が要求されるもの
HDZT 42 42以上 厚さ5mmを超える素材で、遠心分離によって亜鉛のたれ切りをするもの スプリングハンガー ……………………………………………………………………P25
又は機能上薄い膜厚が要求されるもの
厚さ1mm以上の素材、直径12mm以上のボルト・ナット及び
HDZT 49 49以上 トレンデブッシュ …………………………………………………………………………P26
厚さ2.3mmを超える座金
HDZT 56 56以上 厚さ2mm以上の素材 外れ防止金具 ………………………………………………………………………………P26
HDZT 63 63以上 厚さ3mm以上の素材
HDZT 70 70以上 厚さ5mm以上の素材
HDZT 77 77以上 厚さ6mm以上の素材 その他防振部材…………………………………………P27~P31
※注)適用例の欄に示す厚さ及び直径は、公称寸法による。
スプリングマット …………………………………………………………………………P27
耐用年数について 丸形防振ゴム ………………………………………………………………………………P28
●同防一振条台件本で体使は用平さ均れしるて場H合DZのT溶5融6相亜当鉛以めっ上きのの付耐着食管性理は。 膜厚に ■使用環境別亜鉛腐食速度 角形防振ゴム ………………………………………………………………………………P29
●ほ大ぼ気比中例にすおるけ。る溶融亜鉛めっきの耐食性は、使用環境によって相当異なってくる。 ( 参考 )
暴露試験地域 暴露地 平均腐食速度 耐用年数
●構社造団や法使人用日環本境溶(融例え亜ば鉛、鍍結金露協し会やにすてい部まと位めとら結れ露したな、い溶部融位亜と
平均腐食速度
鉛めっきの耐食性に g/m2
帯
郊/外年地 年 µm/年 大型防振ゴム ………………………………………………………………………………P30
の関差す。る地大面気と暴接露し試て験い結る果部の位資と料接にしよてるいとな重い工部業位地と帯のを差除ないどて。、)少なくとも10年の
都市工業地帯 横浜市鶴見区 8.0 62 1.1
に耐よ久っ性ては耐十食分性にに有差しがて生いじるると。判断される。 高さ一定丸形防振ゴム………………………………………………………………P30
●大気中の環境が変化すると、溶融亜鉛めっきの耐食性も変化する。 田園地帯 奈良県桜井市倉橋 4.4 113 0.6
海岸地帯
(右表にその例を挙げる。) 海岸地帯 沖縄県中頭郡中城村 19都.6市 軽工業地帯25 2.7 耐震ストッパー付き 防振ゴム ………………………………………………P31
●防振台は少なくとも10年の耐久性は十分に有していると判断 数値は、鍍金協会による10年間(1992年~2002年)の大重気工暴業露地試帯験結果を用いて計算
される。 JIS H 8641(2021)解説より抜粋 高性能防振パッド クラパッド ……………………………………………………P32
高性能防振パッド ………………………………………………………………………P32
アイソレーターのサージングについて 防振パッド ……………………………………………………………………………………P32
●コイルばねはそれ自身が機械から伝わる励振力により共振することがある。 40
●この現象をサージング現象と呼び、その多くが100Hz付近から発生する。 20
●これは通常の防振計算では無視できていたコイルばね自身の質量が特定の振動 コイルスプリング 防振ゴムのご使用にあたって ……………………………………………………P33
振 0
条件では無視できないほど影響が大きくなることが原因で局部周波数における防 動
伝
振性能の劣化を引き起こす。 達 -20
率
上記のサージング現象を抑制する機能のことをサージレス機能と呼ぶ。 (dB)-40
-60
サージレスコイルスプリング
-80
0 200 400 600 800 1000
周波数(Hz)
19