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RFIDに関する基礎知識と選定・設置に役立つ情報が満載
RFIDの選定方法や機器選定、設置に関する注意事項をご紹介しています。
このカタログについて
ドキュメント名 | 産業用RFID テクニカルハンドブック |
---|---|
ドキュメント種別 | ハンドブック |
ファイルサイズ | 6.1Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | バルーフ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
Page1
I産業用RFIDシステム – あらゆるデータを管理
バルーフ株式会社
〒103-0025
東京都中央区
日本橋茅場町2-9-8
茅場町第2平和ビル 3階
Tel: 03-5645-5880
info.jp@balluff.jp
製造ラインの識別と追跡を自動化 あらゆる
豊富なソリューション www.balluff.jp 産業用
RFIDシステム データを管理
バルーフは、LF/HF/UHFのRFIDアプリケ バルーフのソリューション
ーションに、豊富なRFIDタグやRFIDアン
テナを提供しています。あらゆる周波数 ■ BIS M: HF帯 RFIDシステム (13.56 MHz)
帯のRFIDに対応するRFIDプロセッサ BIS ■ BIS C: LF帯 RFIDシステム (70/455 kHz)
Vにより、これらすべてのアプリケーショ ■ BIS L: LF帯 RFIDシステム (125 kHz)
ンを統合することも可能です。これによ ■ BIS U: UHF帯 RFIDシステム (860/960 MHz)
り、末端の倉庫レベルまで、柔軟性の向
上とコスト節約が可能になります。 バルーフのRFIDコンフィグレータでお客様に最適なRFIDシステムを簡単に選定できます!
www.balluff.com/go/rfid-configurator
お問い合わせ
IO-LINK ALL-IN-ONE RFIDプロセッサ BIS V
1
5
2 4 6 2 6
3 3 3
1 IO-Linkゲートウェイ
2 IO-Link対応RFIDアンテナ
3 RFIDタグ
4 プロセッサ内蔵RFIDアンテナ
5 RFIDプロセッサ BIS V
6 RFIDアンテナ
www.balluff.jp
産業用RFIDシステム – あらゆるデータを管理
シンプルな識別タスクの費用対効果に優れたソリューション 高速・大容量のデータ伝送 安全で継続的なデータ伝送と透明化
LF帯産業用RFIDシステム HF帯産業用RFIDシステム UHF帯産業用RFIDシステム
LF帯産業用RFIDシステムは、使用するプ 利点 高周波数帯 (HF帯)のRFIDソリューショ 利点 超高周波帯 (UHF帯)のシステムでは、高 利点
ロセッサにより、異なる性能を発揮しま ンには、大きく分けて3種類のシステム構 機能なUHF専用のRFIDプロセッサをお
す。アンテナは従来通りにケーブルで接 ■ 短距離での確実なツール識別に最適 成があります。高速・大容量の通信や異 ■ 最大400mmの通信範囲と高速・大容 選びください。 あらゆる周波数帯のシス ■ 最大6mの通信範囲でダイナミックに ■ 複数のタグを一括で同時検出
続する他、プロセッサに直接統合させる ■ クーラントやオイルが舞う工作機械内 なる周波数帯のRFIDシステムとの統合 量通信 テムを統合できるRFIDプロセッサ BIS V 通信 ■ アプリケーションに最適なシステムを
こともできます。最も柔軟で先進的なソ でも優れた性能と柔軟性を発揮 が必要であれば、最大4つのアンテナが ■ ISO 15693とISO 14443の国際的な も選択できます。もし、マニュアル作業を ■ ISO 18000-6CとEPC Gen2 Class1の国 構築可能
リューションとしては、あらゆる周波数帯 ■ その他のアプリケーション: コンベアシ 接続できるRFIDプロセッサ BIS Vを用い RFID規格に対応 行うワークステーションで使用するので 際的なRFID規格と国際規格のインタフ ■ アプリケーション: トレーサビリティ、
のシステムを統合できるRFIDプロセッサ ステムのワーク搬送、FTS / パレット搬 た構成が最適です。数バイトの識別番号 ■ ユーザーの意見を取り入れた開発・ あれば、ハンディーターミナルもお選び ェースでアプリケーションへ簡単統合 自動化プロセスの追跡、イントラロジ
BIS Vを活用する方法があります。 送システム、組立工程、リソース管理 の読取りのみなど、通信に速度や容量を 設計 いただけます。 スティクス
■ 摩耗なし、汚れによる影響なし、メンテ 求めないのであれば、IO-Link対応の構 ■ アプリケーション: 短距離でのパーツ
ナンス不要 成が最適です。I/Oやインテリジェントな トラッキング、生産管理、データの記
センサを接続しているIO-Linkゲートウェ 録 (パレットやワーク自身に情報を紐
イのポートに専用のRFIDアンテナを接 付け)など.
続するだけです。ALL-IN-ONEは、単体の
RFIDアンテナを使用する小規模システム UHF帯 860 ~ 960 MHZ
に適しています。このアンテナは高速・大
容量通信に対応しています。 1 コントローラ
2 RFIDプロセッサ BIS V 1
3 UHF帯RFIDプロセッサ
LF帯 70/455 KHZ / 125 KHZ HF帯 13.56 MHZ 4 UHF帯RFIDハンディーターミナル
5 UHF帯RFIDアンテナ
6 UHF帯RFIDタグ
1 2 3 3 4
1
2 3 5
2 3 4 6
4
6 7 8 6
5 5
5
1 コントローラ
6 9 2 RFIDプロセッサ BISV
3 IO-Linkゲートウェイ
1 コントローラ 4 HF帯RIFDプロセッサ
2 LF帯RFIDアンテナを統合したプロセッサ 5 HF帯RFIDアンテナ
3 RFIDプロセッサ BIS V 6 IO-Link対応RFIDアンテナ
4 LF帯RFIDプロセッサ 7 HF帯RFIDアンテナ 6
5 LF帯RFIDアンテナ 8 プロセッサ内蔵RFIDアンテナ (ALL-IN-ONE)
6 LF帯RFIDタグ 9 HF帯RFIDタグ
www.balluff.jp
Doc. no. 953464 JA ∙ I20 ∙ 内容は予告なく変更される場合があります。
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豊富なソリューション www.balluff.jp 産業用
RFIDシステム データを管理
バルーフは、LF/HF/UHFのRFIDアプリケ バルーフのソリューション
ーションに、豊富なRFIDタグやRFIDアン
テナを提供しています。あらゆる周波数 ■ BIS M: HF帯 RFIDシステム (13.56 MHz)
帯のRFIDに対応するRFIDプロセッサ BIS ■ BIS C: LF帯 RFIDシステム (70/455 kHz)
Vにより、これらすべてのアプリケーショ ■ BIS L: LF帯 RFIDシステム (125 kHz)
ンを統合することも可能です。これによ ■ BIS U: UHF帯 RFIDシステム (860/960 MHz)
り、末端の倉庫レベルまで、柔軟性の向
上とコスト節約が可能になります。 バルーフのRFIDコンフィグレータでお客様に最適なRFIDシステムを簡単に選定できます!
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IO-LINK ALL-IN-ONE RFIDプロセッサ BIS V
1
5
2 4 6 2 6
3 3 3
1 IO-Linkゲートウェイ
2 IO-Link対応RFIDアンテナ
3 RFIDタグ
4 プロセッサ内蔵RFIDアンテナ
5 RFIDプロセッサ BIS V
6 RFIDアンテナ
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産業用RFIDシステム – あらゆるデータを管理
シンプルな識別タスクの費用対効果に優れたソリューション 高速・大容量のデータ伝送 安全で継続的なデータ伝送と透明化
LF帯産業用RFIDシステム HF帯産業用RFIDシステム UHF帯産業用RFIDシステム
LF帯産業用RFIDシステムは、使用するプ 利点 高周波数帯 (HF帯)のRFIDソリューショ 利点 超高周波帯 (UHF帯)のシステムでは、高 利点
ロセッサにより、異なる性能を発揮しま ンには、大きく分けて3種類のシステム構 機能なUHF専用のRFIDプロセッサをお
す。アンテナは従来通りにケーブルで接 ■ 短距離での確実なツール識別に最適 成があります。高速・大容量の通信や異 ■ 最大400mmの通信範囲と高速・大容 選びください。 あらゆる周波数帯のシス ■ 最大6mの通信範囲でダイナミックに ■ 複数のタグを一括で同時検出
続する他、プロセッサに直接統合させる ■ クーラントやオイルが舞う工作機械内 なる周波数帯のRFIDシステムとの統合 量通信 テムを統合できるRFIDプロセッサ BIS V 通信 ■ アプリケーションに最適なシステムを
こともできます。最も柔軟で先進的なソ でも優れた性能と柔軟性を発揮 が必要であれば、最大4つのアンテナが ■ ISO 15693とISO 14443の国際的な も選択できます。もし、マニュアル作業を ■ ISO 18000-6CとEPC Gen2 Class1の国 構築可能
リューションとしては、あらゆる周波数帯 ■ その他のアプリケーション: コンベアシ 接続できるRFIDプロセッサ BIS Vを用い RFID規格に対応 行うワークステーションで使用するので 際的なRFID規格と国際規格のインタフ ■ アプリケーション: トレーサビリティ、
のシステムを統合できるRFIDプロセッサ ステムのワーク搬送、FTS / パレット搬 た構成が最適です。数バイトの識別番号 ■ ユーザーの意見を取り入れた開発・ あれば、ハンディーターミナルもお選び ェースでアプリケーションへ簡単統合 自動化プロセスの追跡、イントラロジ
BIS Vを活用する方法があります。 送システム、組立工程、リソース管理 の読取りのみなど、通信に速度や容量を 設計 いただけます。 スティクス
■ 摩耗なし、汚れによる影響なし、メンテ 求めないのであれば、IO-Link対応の構 ■ アプリケーション: 短距離でのパーツ
ナンス不要 成が最適です。I/Oやインテリジェントな トラッキング、生産管理、データの記
センサを接続しているIO-Linkゲートウェ 録 (パレットやワーク自身に情報を紐
イのポートに専用のRFIDアンテナを接 付け)など.
続するだけです。ALL-IN-ONEは、単体の
RFIDアンテナを使用する小規模システム UHF帯 860 ~ 960 MHZ
に適しています。このアンテナは高速・大
容量通信に対応しています。 1 コントローラ
2 RFIDプロセッサ BIS V 1
3 UHF帯RFIDプロセッサ
LF帯 70/455 KHZ / 125 KHZ HF帯 13.56 MHZ 4 UHF帯RFIDハンディーターミナル
5 UHF帯RFIDアンテナ
6 UHF帯RFIDタグ
1 2 3 3 4
1
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2 3 4 6
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1 コントローラ
6 9 2 RFIDプロセッサ BISV
3 IO-Linkゲートウェイ
1 コントローラ 4 HF帯RIFDプロセッサ
2 LF帯RFIDアンテナを統合したプロセッサ 5 HF帯RFIDアンテナ
3 RFIDプロセッサ BIS V 6 IO-Link対応RFIDアンテナ
4 LF帯RFIDプロセッサ 7 HF帯RFIDアンテナ 6
5 LF帯RFIDアンテナ 8 プロセッサ内蔵RFIDアンテナ (ALL-IN-ONE)
6 LF帯RFIDタグ 9 HF帯RFIDタグ
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製造ラインの識別と追跡を自動化 あらゆる
豊富なソリューション www.balluff.jp 産業用
RFIDシステム データを管理
バルーフは、LF/HF/UHFのRFIDアプリケ バルーフのソリューション
ーションに、豊富なRFIDタグやRFIDアン
テナを提供しています。あらゆる周波数 ■ BIS M: HF帯 RFIDシステム (13.56 MHz)
帯のRFIDに対応するRFIDプロセッサ BIS ■ BIS C: LF帯 RFIDシステム (70/455 kHz)
Vにより、これらすべてのアプリケーショ ■ BIS L: LF帯 RFIDシステム (125 kHz)
ンを統合することも可能です。これによ ■ BIS U: UHF帯 RFIDシステム (860/960 MHz)
り、末端の倉庫レベルまで、柔軟性の向
上とコスト節約が可能になります。 バルーフのRFIDコンフィグレータでお客様に最適なRFIDシステムを簡単に選定できます!
www.balluff.com/go/rfid-configurator
お問い合わせ
IO-LINK ALL-IN-ONE RFIDプロセッサ BIS V
1
5
2 4 6 2 6
3 3 3
1 IO-Linkゲートウェイ
2 IO-Link対応RFIDアンテナ
3 RFIDタグ
4 プロセッサ内蔵RFIDアンテナ
5 RFIDプロセッサ BIS V
6 RFIDアンテナ
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シンプルな識別タスクの費用対効果に優れたソリューション 高速・大容量のデータ伝送 安全で継続的なデータ伝送と透明化
LF帯産業用RFIDシステム HF帯産業用RFIDシステム UHF帯産業用RFIDシステム
LF帯産業用RFIDシステムは、使用するプ 利点 高周波数帯 (HF帯)のRFIDソリューショ 利点 超高周波帯 (UHF帯)のシステムでは、高 利点
ロセッサにより、異なる性能を発揮しま ンには、大きく分けて3種類のシステム構 機能なUHF専用のRFIDプロセッサをお
す。アンテナは従来通りにケーブルで接 ■ 短距離での確実なツール識別に最適 成があります。高速・大容量の通信や異 ■ 最大400mmの通信範囲と高速・大容 選びください。 あらゆる周波数帯のシス ■ 最大6mの通信範囲でダイナミックに ■ 複数のタグを一括で同時検出
続する他、プロセッサに直接統合させる ■ クーラントやオイルが舞う工作機械内 なる周波数帯のRFIDシステムとの統合 量通信 テムを統合できるRFIDプロセッサ BIS V 通信 ■ アプリケーションに最適なシステムを
こともできます。最も柔軟で先進的なソ でも優れた性能と柔軟性を発揮 が必要であれば、最大4つのアンテナが ■ ISO 15693とISO 14443の国際的な も選択できます。もし、マニュアル作業を ■ ISO 18000-6CとEPC Gen2 Class1の国 構築可能
リューションとしては、あらゆる周波数帯 ■ その他のアプリケーション: コンベアシ 接続できるRFIDプロセッサ BIS Vを用い RFID規格に対応 行うワークステーションで使用するので 際的なRFID規格と国際規格のインタフ ■ アプリケーション: トレーサビリティ、
のシステムを統合できるRFIDプロセッサ ステムのワーク搬送、FTS / パレット搬 た構成が最適です。数バイトの識別番号 ■ ユーザーの意見を取り入れた開発・ あれば、ハンディーターミナルもお選び ェースでアプリケーションへ簡単統合 自動化プロセスの追跡、イントラロジ
BIS Vを活用する方法があります。 送システム、組立工程、リソース管理 の読取りのみなど、通信に速度や容量を 設計 いただけます。 スティクス
■ 摩耗なし、汚れによる影響なし、メンテ 求めないのであれば、IO-Link対応の構 ■ アプリケーション: 短距離でのパーツ
ナンス不要 成が最適です。I/Oやインテリジェントな トラッキング、生産管理、データの記
センサを接続しているIO-Linkゲートウェ 録 (パレットやワーク自身に情報を紐
イのポートに専用のRFIDアンテナを接 付け)など.
続するだけです。ALL-IN-ONEは、単体の
RFIDアンテナを使用する小規模システム UHF帯 860 ~ 960 MHZ
に適しています。このアンテナは高速・大
容量通信に対応しています。 1 コントローラ
2 RFIDプロセッサ BIS V 1
3 UHF帯RFIDプロセッサ
LF帯 70/455 KHZ / 125 KHZ HF帯 13.56 MHZ 4 UHF帯RFIDハンディーターミナル
5 UHF帯RFIDアンテナ
6 UHF帯RFIDタグ
1 2 3 3 4
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2 3 5
2 3 4 6
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6 7 8 6
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1 コントローラ
6 9 2 RFIDプロセッサ BISV
3 IO-Linkゲートウェイ
1 コントローラ 4 HF帯RIFDプロセッサ
2 LF帯RFIDアンテナを統合したプロセッサ 5 HF帯RFIDアンテナ
3 RFIDプロセッサ BIS V 6 IO-Link対応RFIDアンテナ
4 LF帯RFIDプロセッサ 7 HF帯RFIDアンテナ 6
5 LF帯RFIDアンテナ 8 プロセッサ内蔵RFIDアンテナ (ALL-IN-ONE)
6 LF帯RFIDタグ 9 HF帯RFIDタグ
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I産業用RFIDシステム – あらゆるデータを管理
RFIDとは? システムの特徴
RFID (Radio Frequency Identification)は、電磁誘導や無線を 各国ごとで指定されているUHFの周波数帯 システム周波数 各システムデバイスの通信方法 システム方式の重要性 ラウンド形
利用して、物体(製品、人、動物など) を非接触で自動識別する通 ■ メインローブが均等で対称的な磁界形状
信技術です。 125...135 kHz 13.56 MHz 840...960 MHz RFIDタグとRFIDアンテナは、定められた周波数で通信しま システム方式は、どこのどのデバイスでデータを処理するかで ■ 指向性がないため、RFIDタグとRFIDアンテナの
す。UHF帯の通信は電波を介して行われ、LF帯とHF帯は電磁誘 決定されます。大きく分けて、中央集約と分散の2つの方式があ 向きをそろえる必要なし
バーコードや2Dコード、生体認証(指紋)、光学式文字認識、接触 導を利用します。 ります。
式スマートカードと同様に、一般的に採用されている技術です。 6
7 1
3 2
LF帯/HF帯システムのデバイス 中央集約方式 アンテナの磁界
■ すべてのデータは中央のデータベースに記録・保存
バーコード
2Dコード バルーフのRFIDシステム BISシリーズの通信範囲 ■ RFIDタグが保持するデータは識別情報のみ ラウンド形アンテナ
8 ■ 基本的に読取りのみ
5 4
主に使用される
通信範囲
RFID Biometry
(指紋、網膜)
1 韓国 5 南アフリカ
LF: 125 kHz LF: 125 kHz RFIDタグ RFIDアンテナ RFIDプロセッサ ロッド形
HF: 13.56 MHz HF: 13.56 MHz LF帯、HF帯、UHF帯のいずれのシステムでも構成可能だが、 ■ メインローブは不均等で両側にサイドローブを持つ
磁気ストリップ 光学文字認識 UHF: 916.7~920.8 MHz UHF: 865.6~867.6 MHz 短距離通信であるため、RFIDタグはRFIDアンテナの通信範囲 主にUHF帯システムで採用 磁界形状
スマートカード (OCR) 内に必ずいなれけばなりません。 ■ 指向性を持つため、RFIDタグとRFIDアンテナの向きを
2 日本 6 ヨーロッパ そろえる必要あり
LF: 125 kHz LF: 125 kHz 分散化方式 ■ RFIDタグとRFIDアンテナの向きがそろっていないと、読取り
HF: 13.56 MHz HF: 13.56 MHz UHF帯システムのデバイス ■ すべてのデータをタグに保存・記録 距離が大幅に減衰
UHF: 916.7~920.8 MHz UHF: 865.6~867.6 MHz システム構成 ■ RFIDタグは識別情報とすべての必要データを保持
利点 (中央データベースは必須ではない)
■ 障害物のない視野の確保不要 (非金属に限る) 3 中国 7 USA/カナダ/メキシコ RFIDシステムは、主に3つのデバイスで構成されます。 ■ 読取り/書込みの両方の機能が必要
■ 長寿命のRFIDタグ LF: 125 kHz LF: 125 kHz RFIDシステムの主なデバイス:
■ 過酷な環境でも高いシステムの信頼性 HF: 13.56 MHz HF: 13.56 MHz ■ RFIDタグ (データ保存)
■ 大容量メモリのタグも用意 UHF: 840.5~844.5 MHz UHF: 902~928 MHz ■ RFIDアンテナ (データ伝送) アンテナの磁界
■ RFIDプロセッサ (データ処理と通信) ロッド形アンテナ
用途 4 オーストラリア 8 ブラジル
■ 様々な製品やモノのトレーサビリティ LF: 125 kHz LF: 125 kHz
■ ツールIDや段取り替え用治具の検出などの資産管理 HF: 13.56 MHz HF: 13.56 MHz 各デバイスの詳細 RFIDタグ エレクトロニクス内蔵 RFIDプロセッサ
■ 入室認証や装置のアクセス認証 (アクセス管理) UHF: 920~926 MHz UHF: 902~907.5 MHz RFIDアンテナ 主にLF/HF帯システムで採用
■ 保証期間やパーツ交換時期、メンテナンス時期の管理 (模造 ■ RFIDタグ (データキャリア)
品パーツ対策も可能) 制御機器や自動化機器が読取り/書込みの必要な、すべての
データを保存します。内蔵のアンテナで信号の送信/受信を
周波数の違いによる 行います。書込みの可否やメモリ容量、保存方式の違いなど LF/HF帯RFIDシステムに RFIDタグの設置
RFIDシステムの により、様々な種類があります。
影響は? 必要な基礎知識
– パッシブタグ: 電池不要 周辺金属との距離
種類 – アクティブタグ: 電池内蔵 周辺金属のある環境下で定められた読取り/書込み距離を確
主に、LF/HF帯システムの読取り/書込み距離は、アンテナ形状 保するためには、金属から一定の距離を置いた、メタルフリ
RFIDシステムには、主に超高周波数帯(UHF帯)、高周波数帯(HF 基本的に、周波数が違うと、RFIDタグの検出範囲が変わります。 ■ エレクトロニクス内蔵RFIDアンテナ や移動速度と相関関係を持ちます。 ーのクリアゾーンに設置しなければなりません。正確な仕様
帯)、低周波数帯(LF帯)の3つの周波数帯があります。これらはそ また周波数によってタグとアンテナの通信方法も異なります。 RFIDアンテナは、RFIDタグに電力を供給し、保存されたデー RFIDタグ パッシブアンテナ エレクトロニクス内蔵 は、RFIDタグのデータシートをご覧ください。設置には次のよう
れぞれ、技術的・物理的な特性を持っています。 「( 各システムデバイスの通信方法」参照) タを読取り/書込みします。読み取ったデータはプロセッサに RFIDプロセッサ RFIDタグを設置する際には、設置条件や周辺金属との距離を なタイプがあります:
■ LF帯(低周波数帯、30 ~ 300 kHz) 送られ、処理されます。 考慮しなければなりません。
バルーフのシステム: BIS C (70 kHz/455 kHz) LF帯は周辺金属など、難しい環境での短距離通信に最適です。 UHF帯システムの場合、通信範囲が広いため、RFIDタグが近距 ■ 金属埋め込み設置
■ HF帯(高周波数帯、3 ~ 30 MHz) そのため、LF帯はツールIDで多く採用されています。 ■ パッシブRFIDアンテナ 離前方にある必要はありません。しかし、いくつかのルールがあ RFIDタグの検出面が、金属の表面と同じ高さになるまで、埋
バルーフのシステム: BIS M (13.56 MHz) 電波を発生させます。. ります。 「( UHF帯システムに必要な基礎知識」参照) アンテナ形状 め込んで設置できます。この場合の通信距離は、他のタイプ
■ UHF帯(超高周波数帯、300 MHz ~ 3 GHz) HF帯は最大400 mmの範囲でのパーツトラッキングに最適で – HF/LF帯システム: RFIDアンテナに内蔵 に比べて短くなります。
バルーフのシステム: BIS U (860…960 MHz、周波数帯は各 す。HF帯では、大容量のデータを高速に処理・保存できます。 – UHF帯システム: RFIDアンテナ内にエレクトロニクスが LF/HF帯とUHF帯のシステムデバイス間で行われる通信には、 RFIDタグとRFIDアンテナは、ロッド形またはラウンド形のアン
国ごとで指定) 内蔵されていないパッシブアンテナ (プロセッサ側に内蔵) いくつかの産業規格が定められています。これらの規格は、どの テナを用いて設計されています。通信が確実に行われるために ■ 金属上設置
UHFは、最大で約6 mの範囲で通信することが可能です。UHFで ようにデータを伝送するかが規定されています。その他にもメ は、RFIDタグとRFIDアンテナのアンテナ形状が同じでなければ RFIDタグの検出面が周辺金属と接触しないように設置しな
は、複数のタグを同時に読み取ることができます。(一括読取り) ■ RFIDプロセッサ ーカー独自の方式も採用されています。 「( LF/HF帯システムに なりません。つまり、ロッド形同士のRFIDタグとRFIDアンテナ、 ければなりません。
信号の処理と制御側へのデータ伝送を行います。一般的に 必要な基礎知識」と「UHF帯システムに必要な基礎知識」参照) またはラウンド形同士のRFIDタグとRFIDアンテナを組み合わ
制御/PCシステムと接続するためのインタフェースが内蔵さ せて使用してください。 ■ メタルフリー設置 (クリアゾーン)
れています。 RFIDタグのすべての面が、金属と接触しないように設置しな
UHF帯システム: リード/ライトヘッドのエレクトロニクスがプ アンテナ形状は、種類よって異なる磁界形状と通信距離を持ち ければなりません。
ロセッサ側に内蔵されているため、RFIDタグとRFIDアンテナ ます。また、有効となる通信領域も異なります。
はパッシブタイプ
クリアゾーンの確保 移動速度と読取り/書込み距離、データ転送時間の相関関係 移動しながらの読取り/書込みを行うアプリケーションの バルーフのハイパフォーマンスソリューション ■ RFIDタグのアンテナ UHFでは事前の通信テストが必要
クリアゾーンとは、RFIDタグが定められた読取り/書込み距離を 移動速度の計算方法 UHFシステムでの通信は電波で行われます。RFIDタグのアン
確保するために、周辺金属から離す距離や領域を示します。 RFIDタグとRFIDアンテナ間で確実なデータ伝送を行うために 通過距離 (s) その他に、産業規格に属さない独自のシステムもあります。例え テナは、電波と高周波電流を交互に変換することでデータ伝 UHFではアンテナの電波が周囲環境の影響を受けやすいた
は、RFIDタグがRFIDアンテナの通信領域内に一定時間留まっ 移動速度 (v) = ば、バルーフのハイパフォーマンスソリューションは産業規格よ 送を行います。ここでは、RFIDアンテナの偏波とRFIDタグの め、可能な限り実際の使用環境に近い状態でシミュレーション
ていなければなりません。また、目安として、移動速度が速いほ 通信領域の滞在時間 (t) りも多くのデータを高速に処理できます。 向きが正しいことが条件です。(最適な電力伝送を確保するた を行うことが必要です。
ど、RFIDタグとRFIDアンテナの距離は近くする必要があります。 めには、図を参照してください。)
読取り距離 このシステムは次のようなデバイスで構成されます: UHF帯のアンテナは、放射状に電波を発信します。しかし、UHF
静止時の読取り/書込み ■ 大容量RFIDタグ: 8 kByte以上のメモリ容量 無線信号の
磁界 帯のRFIDシステムでは、望まない電波の反射や吸収が発生す
RFIDタグはRFIDアンテナの前で静止している状態です。これ 通信領域内
■ 高速RFIDタグ: 対応するRFIDアンテナと組み合わせて、ISO るため、実際に予測できる電波の範囲は限定的です。例えば、コ
は、移動しながらの読取り/書込みより、長い通信距離を確保で 通信領域外
検出範囲 15693に準拠したアプリケーションと比較して、最大8倍の読 RFIDアンテナ ンクリートの壁や金属表面、金属製の安全柵などが影響します。
きます。 取り速度を実現
RFIDタグ
金属埋め込み設置
天井
RFIDタグ UHF帯RFIDシステムに
許容 RFIDタグへの
読取り/書込み可能領域 通信領域の滞在時間
オフセット RFIDアンテナ
RFIDアンテナ 必要な基礎知識
RFIDタグのアンテナ RFIDタグ
例 UHF帯のRFIDシステムが最適な機能を発揮するには、RFIDア
移動速度: 7m/s、通信領域の通過時間: 45msの場合の、読取り ンテナとRFIDタグ間の十分な電力供給が不可欠です。タグの向 RFIDアンテナ
金属からの距離 が可能な最短通過距離を計算します。 きに対してRFIDアンテナの位置を合わせる必要があるか、どの UHF帯RFIDタグの構造
ように合わせるかは、RFIDアンテナの偏波の種類によって異な 床
金属上設置 s = v ∙ t = 7 m/s ∙ 0.045 s = 0.315 m = 315 mm ります。 UHF帯RFIDタグの多くは、ダイポールアンテナを採用していま
す。(下図参照)その他にも様々なアンテナ形状のタイプがあり 理想的な電波
通信領域の通過時間である45 ms以内でデータを読み取るに ます。このアンテナのタイプにより、RFIDタグの特性と形状が決
は、最低でも315 mmの通過距離が必要です。もし、340 mmの RFIDアンテナの偏波とRFIDタグの向きの相関関係 定されます。
通過距離が要求される場合、読取り距離をより短くしなければ 天井
なりません。逆に、通過距離が十分確保できるRFIDアンテナで UHFアンテナの偏波は、電波が発生する電界の向きによって決 2
あれば、RFIDアンテナとRFIDタグの読取り距離を、より長くする 定されます。 1 1
ことができます。 3
■ 直線偏波のアンテナ FIDタグ
R
金属からの距離 磁界は、地面に対して垂直または水平に発生します。この場 1 アンテナ
LF/HF帯RFIDの産業規格 合、電力を伝送するには、RFIDアンテナとRFIDタグを同じ向 2 内蔵回路
メタルフリー設置 移動しながらの読取り/書込み きに合わせなければなりません。 3 RFIDアンテナ
基盤
RFIDタグは停止することなく、RFIDアンテナ上を通過します。で ■ ISO 15693
きる限り、読取り/書込み領域に滞在する時間を長く確保するた 非接触チップ内蔵のカード、IDシステム、アクセス制御が対象 垂直 水平 アンテナに対し直角 床
RFIDタグが正常な機能を果たすには、クリアゾーンの確保のほ め、RFIDアンテナとの距離を近づけることが理想です。 となる国際標準規格です。 13.56 MHzの周波数で動作する、 読取り可 読取り 読取り
不可 不可
か、隣接するRFIDタグとの距離が重要になります。 (詳細はRFID オートメーション向けシステムの規格です。 実際の電波
タグのデータシート参照) RFIDタグ 許容 RFIDタグへの
オフセット 読取り/書込み可能領域
クリアゾーン ISO 15693は、RFIDタグとRFIDアンテナの通信プロトコルが 垂直偏波 吸収はエネルギーを熱に変換し電波強度を弱めるのに対し、反
RFIDアンテナ 定義されています。RFIDタグとRFIDアンテナが異なるメーカ 射は電波が重なり合います。これにより、全体的にみると局所的
RFIDタグのメモリタイプ ーであっても、同じ規格に準拠していれば、一般的に互換性 その他の形状のUHF帯RFIDタグ に電界強度の強い場所と弱い場所が発生し、場合によっては電
があります。 垂直 水平 アンテナに対し直角 解の崩壊(read holes)が発生します。
一般的にRFIDタグのメモリタイプには、EEPROMとFRAMがあり 読取り 読取り 読取り
不可 可 不可 一般的なUHF帯の産業規格
ます。 共に、電磁誘導により電源供給とデータ伝送が行われま ■ ISO 14443 RFIDタグがこのようなread holesに入ると、RFIDタグはRFIDア
す。これらの違いは最大書込み回数にあります。 非接触チップ内蔵のカードの国際規格です。IDシステムやア ■ ISO/IEC 18000-6:2013 ンテナと通信できなくなってしまいます。
■ EEPROM (Electrical erasable programmable クセス制御だけでなく、クレジットカードや公共交通機関の 水平偏波 この国際規格には、無線インタフェースと信号伝送について
read only memory): 100,000 ~ 1,000,000回 チケットなどの支払いシステムも対象となります。動作周波 記載されいます。最新の規格であるISO 18000-63は、2015年
■ FRAM (Ferro-electrical random access memory): 数は13.56 MHzです。 に発行されています。(2021年10月現在)
1010 回 ■ 円偏波のアンテナ
ISO 15693との大きな違いは、ISO 14443では、RFIDタグと 磁界は伝搬方向に対して、時計回りまたは反時計回りに回転 ■ EPC Class1 Gen2
RFIDアンテナにメーカー固有の識別子を持たせることが規 しています。この場合、RFIDタグの向きはそれほど重要では この規格は、国際規格団体であるEPCglobalが発行したもの
定されています。この識別子が互いに一致した場合のみ、通 ありません。そのため、円偏波のアンテナはRFIDタグの向き です。EPC Class 1 Gen2 Version 2.0.1は、ISO 18000-63に準
信することができます。 が一定方向でない場合に最適です。 拠しています。
バルーフが多く採用している非接触チップはNXP社のMifare 垂直 水平 アンテナに対し直角 この互換性により、ISO規格の環境でも、EPC規格の環境で
です。このチップは、国際標準規格ISO 7816とISO 14443Aに 読取り可 読取り 読取り不可
可 も、同じハードウェアのインフラとRFIDタグを使用することが
準拠しています。 可能です。
円偏波 どちらの規格も世界中で使用できます。ただし、各国の電波法
には注意が必要です。
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クリアゾーン クリアゾーン クリアゾーン
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I産業用RFIDシステム – あらゆるデータを管理
RFIDとは? システムの特徴
RFID (Radio Frequency Identification)は、電磁誘導や無線を 各国ごとで指定されているUHFの周波数帯 システム周波数 各システムデバイスの通信方法 システム方式の重要性 ラウンド形
利用して、物体(製品、人、動物など) を非接触で自動識別する通 ■ メインローブが均等で対称的な磁界形状
信技術です。 125...135 kHz 13.56 MHz 840...960 MHz RFIDタグとRFIDアンテナは、定められた周波数で通信しま システム方式は、どこのどのデバイスでデータを処理するかで ■ 指向性がないため、RFIDタグとRFIDアンテナの
す。UHF帯の通信は電波を介して行われ、LF帯とHF帯は電磁誘 決定されます。大きく分けて、中央集約と分散の2つの方式があ 向きをそろえる必要なし
バーコードや2Dコード、生体認証(指紋)、光学式文字認識、接触 導を利用します。 ります。
式スマートカードと同様に、一般的に採用されている技術です。 6
7 1
3 2
LF帯/HF帯システムのデバイス 中央集約方式 アンテナの磁界
■ すべてのデータは中央のデータベースに記録・保存
バーコード
2Dコード バルーフのRFIDシステム BISシリーズの通信範囲 ■ RFIDタグが保持するデータは識別情報のみ ラウンド形アンテナ
8 ■ 基本的に読取りのみ
5 4
主に使用される
通信範囲
RFID Biometry
(指紋、網膜)
1 韓国 5 南アフリカ
LF: 125 kHz LF: 125 kHz RFIDタグ RFIDアンテナ RFIDプロセッサ ロッド形
HF: 13.56 MHz HF: 13.56 MHz LF帯、HF帯、UHF帯のいずれのシステムでも構成可能だが、 ■ メインローブは不均等で両側にサイドローブを持つ
磁気ストリップ 光学文字認識 UHF: 916.7~920.8 MHz UHF: 865.6~867.6 MHz 短距離通信であるため、RFIDタグはRFIDアンテナの通信範囲 主にUHF帯システムで採用 磁界形状
スマートカード (OCR) 内に必ずいなれけばなりません。 ■ 指向性を持つため、RFIDタグとRFIDアンテナの向きを
2 日本 6 ヨーロッパ そろえる必要あり
LF: 125 kHz LF: 125 kHz 分散化方式 ■ RFIDタグとRFIDアンテナの向きがそろっていないと、読取り
HF: 13.56 MHz HF: 13.56 MHz UHF帯システムのデバイス ■ すべてのデータをタグに保存・記録 距離が大幅に減衰
UHF: 916.7~920.8 MHz UHF: 865.6~867.6 MHz システム構成 ■ RFIDタグは識別情報とすべての必要データを保持
利点 (中央データベースは必須ではない)
■ 障害物のない視野の確保不要 (非金属に限る) 3 中国 7 USA/カナダ/メキシコ RFIDシステムは、主に3つのデバイスで構成されます。 ■ 読取り/書込みの両方の機能が必要
■ 長寿命のRFIDタグ LF: 125 kHz LF: 125 kHz RFIDシステムの主なデバイス:
■ 過酷な環境でも高いシステムの信頼性 HF: 13.56 MHz HF: 13.56 MHz ■ RFIDタグ (データ保存)
■ 大容量メモリのタグも用意 UHF: 840.5~844.5 MHz UHF: 902~928 MHz ■ RFIDアンテナ (データ伝送) アンテナの磁界
■ RFIDプロセッサ (データ処理と通信) ロッド形アンテナ
用途 4 オーストラリア 8 ブラジル
■ 様々な製品やモノのトレーサビリティ LF: 125 kHz LF: 125 kHz
■ ツールIDや段取り替え用治具の検出などの資産管理 HF: 13.56 MHz HF: 13.56 MHz 各デバイスの詳細 RFIDタグ エレクトロニクス内蔵 RFIDプロセッサ
■ 入室認証や装置のアクセス認証 (アクセス管理) UHF: 920~926 MHz UHF: 902~907.5 MHz RFIDアンテナ 主にLF/HF帯システムで採用
■ 保証期間やパーツ交換時期、メンテナンス時期の管理 (模造 ■ RFIDタグ (データキャリア)
品パーツ対策も可能) 制御機器や自動化機器が読取り/書込みの必要な、すべての
データを保存します。内蔵のアンテナで信号の送信/受信を
周波数の違いによる 行います。書込みの可否やメモリ容量、保存方式の違いなど LF/HF帯RFIDシステムに RFIDタグの設置
RFIDシステムの により、様々な種類があります。
影響は? 必要な基礎知識
– パッシブタグ: 電池不要 周辺金属との距離
種類 – アクティブタグ: 電池内蔵 周辺金属のある環境下で定められた読取り/書込み距離を確
主に、LF/HF帯システムの読取り/書込み距離は、アンテナ形状 保するためには、金属から一定の距離を置いた、メタルフリ
RFIDシステムには、主に超高周波数帯(UHF帯)、高周波数帯(HF 基本的に、周波数が違うと、RFIDタグの検出範囲が変わります。 ■ エレクトロニクス内蔵RFIDアンテナ や移動速度と相関関係を持ちます。 ーのクリアゾーンに設置しなければなりません。正確な仕様
帯)、低周波数帯(LF帯)の3つの周波数帯があります。これらはそ また周波数によってタグとアンテナの通信方法も異なります。 RFIDアンテナは、RFIDタグに電力を供給し、保存されたデー RFIDタグ パッシブアンテナ エレクトロニクス内蔵 は、RFIDタグのデータシートをご覧ください。設置には次のよう
れぞれ、技術的・物理的な特性を持っています。 「( 各システムデバイスの通信方法」参照) タを読取り/書込みします。読み取ったデータはプロセッサに RFIDプロセッサ RFIDタグを設置する際には、設置条件や周辺金属との距離を なタイプがあります:
■ LF帯(低周波数帯、30 ~ 300 kHz) 送られ、処理されます。 考慮しなければなりません。
バルーフのシステム: BIS C (70 kHz/455 kHz) LF帯は周辺金属など、難しい環境での短距離通信に最適です。 UHF帯システムの場合、通信範囲が広いため、RFIDタグが近距 ■ 金属埋め込み設置
■ HF帯(高周波数帯、3 ~ 30 MHz) そのため、LF帯はツールIDで多く採用されています。 ■ パッシブRFIDアンテナ 離前方にある必要はありません。しかし、いくつかのルールがあ RFIDタグの検出面が、金属の表面と同じ高さになるまで、埋
バルーフのシステム: BIS M (13.56 MHz) 電波を発生させます。. ります。 「( UHF帯システムに必要な基礎知識」参照) アンテナ形状 め込んで設置できます。この場合の通信距離は、他のタイプ
■ UHF帯(超高周波数帯、300 MHz ~ 3 GHz) HF帯は最大400 mmの範囲でのパーツトラッキングに最適で – HF/LF帯システム: RFIDアンテナに内蔵 に比べて短くなります。
バルーフのシステム: BIS U (860…960 MHz、周波数帯は各 す。HF帯では、大容量のデータを高速に処理・保存できます。 – UHF帯システム: RFIDアンテナ内にエレクトロニクスが LF/HF帯とUHF帯のシステムデバイス間で行われる通信には、 RFIDタグとRFIDアンテナは、ロッド形またはラウンド形のアン
国ごとで指定) 内蔵されていないパッシブアンテナ (プロセッサ側に内蔵) いくつかの産業規格が定められています。これらの規格は、どの テナを用いて設計されています。通信が確実に行われるために ■ 金属上設置
UHFは、最大で約6 mの範囲で通信することが可能です。UHFで ようにデータを伝送するかが規定されています。その他にもメ は、RFIDタグとRFIDアンテナのアンテナ形状が同じでなければ RFIDタグの検出面が周辺金属と接触しないように設置しな
は、複数のタグを同時に読み取ることができます。(一括読取り) ■ RFIDプロセッサ ーカー独自の方式も採用されています。 「( LF/HF帯システムに なりません。つまり、ロッド形同士のRFIDタグとRFIDアンテナ、 ければなりません。
信号の処理と制御側へのデータ伝送を行います。一般的に 必要な基礎知識」と「UHF帯システムに必要な基礎知識」参照) またはラウンド形同士のRFIDタグとRFIDアンテナを組み合わ
制御/PCシステムと接続するためのインタフェースが内蔵さ せて使用してください。 ■ メタルフリー設置 (クリアゾーン)
れています。 RFIDタグのすべての面が、金属と接触しないように設置しな
UHF帯システム: リード/ライトヘッドのエレクトロニクスがプ アンテナ形状は、種類よって異なる磁界形状と通信距離を持ち ければなりません。
ロセッサ側に内蔵されているため、RFIDタグとRFIDアンテナ ます。また、有効となる通信領域も異なります。
はパッシブタイプ
クリアゾーンの確保 移動速度と読取り/書込み距離、データ転送時間の相関関係 移動しながらの読取り/書込みを行うアプリケーションの バルーフのハイパフォーマンスソリューション ■ RFIDタグのアンテナ UHFでは事前の通信テストが必要
クリアゾーンとは、RFIDタグが定められた読取り/書込み距離を 移動速度の計算方法 UHFシステムでの通信は電波で行われます。RFIDタグのアン
確保するために、周辺金属から離す距離や領域を示します。 RFIDタグとRFIDアンテナ間で確実なデータ伝送を行うために 通過距離 (s) その他に、産業規格に属さない独自のシステムもあります。例え テナは、電波と高周波電流を交互に変換することでデータ伝 UHFではアンテナの電波が周囲環境の影響を受けやすいた
は、RFIDタグがRFIDアンテナの通信領域内に一定時間留まっ 移動速度 (v) = ば、バルーフのハイパフォーマンスソリューションは産業規格よ 送を行います。ここでは、RFIDアンテナの偏波とRFIDタグの め、可能な限り実際の使用環境に近い状態でシミュレーション
ていなければなりません。また、目安として、移動速度が速いほ 通信領域の滞在時間 (t) りも多くのデータを高速に処理できます。 向きが正しいことが条件です。(最適な電力伝送を確保するた を行うことが必要です。
ど、RFIDタグとRFIDアンテナの距離は近くする必要があります。 めには、図を参照してください。)
読取り距離 このシステムは次のようなデバイスで構成されます: UHF帯のアンテナは、放射状に電波を発信します。しかし、UHF
静止時の読取り/書込み ■ 大容量RFIDタグ: 8 kByte以上のメモリ容量 無線信号の
磁界 帯のRFIDシステムでは、望まない電波の反射や吸収が発生す
RFIDタグはRFIDアンテナの前で静止している状態です。これ 通信領域内
■ 高速RFIDタグ: 対応するRFIDアンテナと組み合わせて、ISO るため、実際に予測できる電波の範囲は限定的です。例えば、コ
は、移動しながらの読取り/書込みより、長い通信距離を確保で 通信領域外
検出範囲 15693に準拠したアプリケーションと比較して、最大8倍の読 RFIDアンテナ ンクリートの壁や金属表面、金属製の安全柵などが影響します。
きます。 取り速度を実現
RFIDタグ
金属埋め込み設置
天井
RFIDタグ UHF帯RFIDシステムに
許容 RFIDタグへの
読取り/書込み可能領域 通信領域の滞在時間
オフセット RFIDアンテナ
RFIDアンテナ 必要な基礎知識
RFIDタグのアンテナ RFIDタグ
例 UHF帯のRFIDシステムが最適な機能を発揮するには、RFIDア
移動速度: 7m/s、通信領域の通過時間: 45msの場合の、読取り ンテナとRFIDタグ間の十分な電力供給が不可欠です。タグの向 RFIDアンテナ
金属からの距離 が可能な最短通過距離を計算します。 きに対してRFIDアンテナの位置を合わせる必要があるか、どの UHF帯RFIDタグの構造
ように合わせるかは、RFIDアンテナの偏波の種類によって異な 床
金属上設置 s = v ∙ t = 7 m/s ∙ 0.045 s = 0.315 m = 315 mm ります。 UHF帯RFIDタグの多くは、ダイポールアンテナを採用していま
す。(下図参照)その他にも様々なアンテナ形状のタイプがあり 理想的な電波
通信領域の通過時間である45 ms以内でデータを読み取るに ます。このアンテナのタイプにより、RFIDタグの特性と形状が決
は、最低でも315 mmの通過距離が必要です。もし、340 mmの RFIDアンテナの偏波とRFIDタグの向きの相関関係 定されます。
通過距離が要求される場合、読取り距離をより短くしなければ 天井
なりません。逆に、通過距離が十分確保できるRFIDアンテナで UHFアンテナの偏波は、電波が発生する電界の向きによって決 2
あれば、RFIDアンテナとRFIDタグの読取り距離を、より長くする 定されます。 1 1
ことができます。 3
■ 直線偏波のアンテナ FIDタグ
R
金属からの距離 磁界は、地面に対して垂直または水平に発生します。この場 1 アンテナ
LF/HF帯RFIDの産業規格 合、電力を伝送するには、RFIDアンテナとRFIDタグを同じ向 2 内蔵回路
メタルフリー設置 移動しながらの読取り/書込み きに合わせなければなりません。 3 RFIDアンテナ
基盤
RFIDタグは停止することなく、RFIDアンテナ上を通過します。で ■ ISO 15693
きる限り、読取り/書込み領域に滞在する時間を長く確保するた 非接触チップ内蔵のカード、IDシステム、アクセス制御が対象 垂直 水平 アンテナに対し直角 床
RFIDタグが正常な機能を果たすには、クリアゾーンの確保のほ め、RFIDアンテナとの距離を近づけることが理想です。 となる国際標準規格です。 13.56 MHzの周波数で動作する、 読取り可 読取り 読取り
不可 不可
か、隣接するRFIDタグとの距離が重要になります。 (詳細はRFID オートメーション向けシステムの規格です。 実際の電波
タグのデータシート参照) RFIDタグ 許容 RFIDタグへの
オフセット 読取り/書込み可能領域
クリアゾーン ISO 15693は、RFIDタグとRFIDアンテナの通信プロトコルが 垂直偏波 吸収はエネルギーを熱に変換し電波強度を弱めるのに対し、反
RFIDアンテナ 定義されています。RFIDタグとRFIDアンテナが異なるメーカ 射は電波が重なり合います。これにより、全体的にみると局所的
RFIDタグのメモリタイプ ーであっても、同じ規格に準拠していれば、一般的に互換性 その他の形状のUHF帯RFIDタグ に電界強度の強い場所と弱い場所が発生し、場合によっては電
があります。 垂直 水平 アンテナに対し直角 解の崩壊(read holes)が発生します。
一般的にRFIDタグのメモリタイプには、EEPROMとFRAMがあり 読取り 読取り 読取り
不可 可 不可 一般的なUHF帯の産業規格
ます。 共に、電磁誘導により電源供給とデータ伝送が行われま ■ ISO 14443 RFIDタグがこのようなread holesに入ると、RFIDタグはRFIDア
す。これらの違いは最大書込み回数にあります。 非接触チップ内蔵のカードの国際規格です。IDシステムやア ■ ISO/IEC 18000-6:2013 ンテナと通信できなくなってしまいます。
■ EEPROM (Electrical erasable programmable クセス制御だけでなく、クレジットカードや公共交通機関の 水平偏波 この国際規格には、無線インタフェースと信号伝送について
read only memory): 100,000 ~ 1,000,000回 チケットなどの支払いシステムも対象となります。動作周波 記載されいます。最新の規格であるISO 18000-63は、2015年
■ FRAM (Ferro-electrical random access memory): 数は13.56 MHzです。 に発行されています。(2021年10月現在)
1010 回 ■ 円偏波のアンテナ
ISO 15693との大きな違いは、ISO 14443では、RFIDタグと 磁界は伝搬方向に対して、時計回りまたは反時計回りに回転 ■ EPC Class1 Gen2
RFIDアンテナにメーカー固有の識別子を持たせることが規 しています。この場合、RFIDタグの向きはそれほど重要では この規格は、国際規格団体であるEPCglobalが発行したもの
定されています。この識別子が互いに一致した場合のみ、通 ありません。そのため、円偏波のアンテナはRFIDタグの向き です。EPC Class 1 Gen2 Version 2.0.1は、ISO 18000-63に準
信することができます。 が一定方向でない場合に最適です。 拠しています。
バルーフが多く採用している非接触チップはNXP社のMifare 垂直 水平 アンテナに対し直角 この互換性により、ISO規格の環境でも、EPC規格の環境で
です。このチップは、国際標準規格ISO 7816とISO 14443Aに 読取り可 読取り 読取り不可
可 も、同じハードウェアのインフラとRFIDタグを使用することが
準拠しています。 可能です。
円偏波 どちらの規格も世界中で使用できます。ただし、各国の電波法
には注意が必要です。
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クリアゾーン クリアゾーン クリアゾーン
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I産業用RFIDシステム – あらゆるデータを管理
バルーフ株式会社
〒103-0025
東京都中央区
日本橋茅場町2-9-8
茅場町第2平和ビル 3階
Tel: 03-5645-5880
info.jp@balluff.jp
製造ラインの識別と追跡を自動化 あらゆる
豊富なソリューション www.balluff.jp 産業用
RFIDシステム データを管理
バルーフは、LF/HF/UHFのRFIDアプリケ バルーフのソリューション
ーションに、豊富なRFIDタグやRFIDアン
テナを提供しています。あらゆる周波数 ■ BIS M: HF帯 RFIDシステム (13.56 MHz)
帯のRFIDに対応するRFIDプロセッサ BIS ■ BIS C: LF帯 RFIDシステム (70/455 kHz)
Vにより、これらすべてのアプリケーショ ■ BIS L: LF帯 RFIDシステム (125 kHz)
ンを統合することも可能です。これによ ■ BIS U: UHF帯 RFIDシステム (860/960 MHz)
り、末端の倉庫レベルまで、柔軟性の向
上とコスト節約が可能になります。 バルーフのRFIDコンフィグレータでお客様に最適なRFIDシステムを簡単に選定できます!
www.balluff.com/go/rfid-configurator
お問い合わせ
IO-LINK ALL-IN-ONE RFIDプロセッサ BIS V
1
5
2 4 6 2 6
3 3 3
1 IO-Linkゲートウェイ
2 IO-Link対応RFIDアンテナ
3 RFIDタグ
4 プロセッサ内蔵RFIDアンテナ
5 RFIDプロセッサ BIS V
6 RFIDアンテナ
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産業用RFIDシステム – あらゆるデータを管理
シンプルな識別タスクの費用対効果に優れたソリューション 高速・大容量のデータ伝送 安全で継続的なデータ伝送と透明化
LF帯産業用RFIDシステム HF帯産業用RFIDシステム UHF帯産業用RFIDシステム
LF帯産業用RFIDシステムは、使用するプ 利点 高周波数帯 (HF帯)のRFIDソリューショ 利点 超高周波帯 (UHF帯)のシステムでは、高 利点
ロセッサにより、異なる性能を発揮しま ンには、大きく分けて3種類のシステム構 機能なUHF専用のRFIDプロセッサをお
す。アンテナは従来通りにケーブルで接 ■ 短距離での確実なツール識別に最適 成があります。高速・大容量の通信や異 ■ 最大400mmの通信範囲と高速・大容 選びください。 あらゆる周波数帯のシス ■ 最大6mの通信範囲でダイナミックに ■ 複数のタグを一括で同時検出
続する他、プロセッサに直接統合させる ■ クーラントやオイルが舞う工作機械内 なる周波数帯のRFIDシステムとの統合 量通信 テムを統合できるRFIDプロセッサ BIS V 通信 ■ アプリケーションに最適なシステムを
こともできます。最も柔軟で先進的なソ でも優れた性能と柔軟性を発揮 が必要であれば、最大4つのアンテナが ■ ISO 15693とISO 14443の国際的な も選択できます。もし、マニュアル作業を ■ ISO 18000-6CとEPC Gen2 Class1の国 構築可能
リューションとしては、あらゆる周波数帯 ■ その他のアプリケーション: コンベアシ 接続できるRFIDプロセッサ BIS Vを用い RFID規格に対応 行うワークステーションで使用するので 際的なRFID規格と国際規格のインタフ ■ アプリケーション: トレーサビリティ、
のシステムを統合できるRFIDプロセッサ ステムのワーク搬送、FTS / パレット搬 た構成が最適です。数バイトの識別番号 ■ ユーザーの意見を取り入れた開発・ あれば、ハンディーターミナルもお選び ェースでアプリケーションへ簡単統合 自動化プロセスの追跡、イントラロジ
BIS Vを活用する方法があります。 送システム、組立工程、リソース管理 の読取りのみなど、通信に速度や容量を 設計 いただけます。 スティクス
■ 摩耗なし、汚れによる影響なし、メンテ 求めないのであれば、IO-Link対応の構 ■ アプリケーション: 短距離でのパーツ
ナンス不要 成が最適です。I/Oやインテリジェントな トラッキング、生産管理、データの記
センサを接続しているIO-Linkゲートウェ 録 (パレットやワーク自身に情報を紐
イのポートに専用のRFIDアンテナを接 付け)など.
続するだけです。ALL-IN-ONEは、単体の
RFIDアンテナを使用する小規模システム UHF帯 860 ~ 960 MHZ
に適しています。このアンテナは高速・大
容量通信に対応しています。 1 コントローラ
2 RFIDプロセッサ BIS V 1
3 UHF帯RFIDプロセッサ
LF帯 70/455 KHZ / 125 KHZ HF帯 13.56 MHZ 4 UHF帯RFIDハンディーターミナル
5 UHF帯RFIDアンテナ
6 UHF帯RFIDタグ
1 2 3 3 4
1
2 3 5
2 3 4 6
4
6 7 8 6
5 5
5
1 コントローラ
6 9 2 RFIDプロセッサ BISV
3 IO-Linkゲートウェイ
1 コントローラ 4 HF帯RIFDプロセッサ
2 LF帯RFIDアンテナを統合したプロセッサ 5 HF帯RFIDアンテナ
3 RFIDプロセッサ BIS V 6 IO-Link対応RFIDアンテナ
4 LF帯RFIDプロセッサ 7 HF帯RFIDアンテナ 6
5 LF帯RFIDアンテナ 8 プロセッサ内蔵RFIDアンテナ (ALL-IN-ONE)
6 LF帯RFIDタグ 9 HF帯RFIDタグ
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Doc. no. 953464 JA ∙ I20 ∙ 内容は予告なく変更される場合があります。