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高可用性プロダクツ MIND HAシステム 導入事例 2

製品カタログ

短納期を支える止められないシステム基盤にMIND HAシステムを採用

24時間365日稼動する炊飯・加工米飯製造の「生産管理システム」に「MIND HA システム」を採用しました。

◆顧客満足度を追求する徹底した味へのこだわりと、厳しい品質管理
◆受注翌日出荷を支える生産管理システムに求められる高信頼性

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このカタログについて

ドキュメント名 高可用性プロダクツ MIND HAシステム 導入事例 2
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 635Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログ(高可用性プロダクツ MIND HAシステム 導入事例 2)の内容


Page 1:事例紹介 株式会社煌様24時間365日稼動する炊飯・加工米飯製造の生産管理システム短納期を支える止められないシステム基盤にMIND HAシステムを採用京都・長岡京で炊飯および米飯加工製品の製造販売業を営む株式会社煌。「挑戦と創造」を経営の基本としている同社は、お米を中心とする繊細で優雅な日本の食文化を、現代のニーズを踏まえた食のカタチとして伝える「創造米飯」メーカーとして、2002年の創業以来、高い炊飯能力と炊飯技術を強みに右肩上がりで業績を伸ばしています。そんな同社のこだわりは「味」。お客様に満足して頂けるよう原材料を厳選し、データに基づく理論と徹底的な試作によって炊飯の最適化を追求。さらに、トレーサビリティーのある米の採用や安全性に十分配慮した最新精米工場で精米した米の使用、米以外の具材についても出来るだけ食品添加物などを使用していない材料を使用するなど、味だけでなく「安心・安全」にもこだわった商品を提供しています。全農パールライス100%子会社である同社の安くておいしい、高品質なご飯や加工米飯は旅館、寿司・料理店、百貨店、スーパーや給食などを通じ、様々なシーンで幅広いお客様に親しまれています。また、2012年頃からはお弁当の商品開発にも積極的に取り組み、社員の意見を取り入れて商品化した「京風出し巻玉子のお弁当」は、おかずを出汁巻き玉子1品に特化した大胆なコンセプトで、お米の美味しさをシンプルに低価格で味わえる商品として、わずか2年で平均日販6000食を売り上げる人気商品となっています。「当社の強みは炊飯能力です。当社の生産設備には毎時60 *1の炊飯ラインを2本整備しています。関西地区でこれだけの高い炊飯力を構えている加工米飯業者は他にありません。」と、営業・企画部 部長 槇山理志氏は語ります。(*1: 当たりの炊きあがり炊飯量は15㎏)「現在、当社の売り上げの大半を占めているのが大手流通グループのPB商品向けの米飯です。おいしい米飯を毎日提供するため、工場は24時間365日休み無く稼動しています。リードタイムも非常に短いため、生産管理システムが止まることは許されません。」と、槇山氏は続けます。通常、流通事業者や取引先から煌に注文が入ってくるのは夕方16時以降。そのデータを生産管理システムに取り込み、自動計算で生産計画を立て、夜には生産工程に入り翌日には出荷します。中でも、大口取引先である大手流通業者のPB商品の注文データが入ってくるのは、夜21時頃。「ここで万一、システム障害が発生して受注データが取り込めなかったり、生産指示が出せなかったりすると翌日の出荷に間に合わなくなり、お客様にご迷惑をおかけするだけでなく、これまで煌が築いてきた信用を失ってしまいます。システムを安定稼動させることは当社の急務でした。」と、管理部 課長 寺村元宏氏は振り返ります。「当社には情報システム専任の部署がありません。私が生産管理担当としてシステムの運用管理も兼務していますが、何か障害が発生すれば業務時間外でも呼び出しがかかります。当社の生産ピークタイムは夜。さらに、土日や祝日は出荷量が増える傾向にあり、年末年始やお盆などは繁忙期となります。何かあった時にトラブル対応に駆けつける間の時間がもったいない。障害が発生しても業務が止まらない仕組みを作りたいと考えました。」と、営業部日本の食文化の都・京都を拠点に、ご飯やおにぎり、巻き寿司などの炊飯・加工米飯の製造販売を幅広く展開する煌。高い炊飯能力と技術で大手流通グループ向けPB商品も手掛ける同社の製造ラインは24時間365日稼動しています。リードタイムが短い同社商品の製造を支える生産管理システムに採用されたのは三菱電機インフォメーションネットワーク(MIND)の「MINDHA システム」でした。限られた予算内でシステム停止リスクを低減した煌の成功事例を紹介します。槇山 理志氏株式会社煌営業・企画部部長寺村 元宏氏株式会社煌管理部課長P R O F I L E稲内 健太氏株式会社煌営業部生産管理部門顧客満足度を追求する徹底した味へのこだわりと、厳しい品質管理受注翌日出荷を支える生産管理システムに求められる高信頼性

Page 2::京都府長岡京市神足芦原12番地1:2002年3月22日(登記):9,000万円(2016年4月現在)生産管理部門 稲内健太氏も当時を振り返ります。そこで同社では、生産管理システムの更改時期に併せてインフラ基盤の検討も開始しました。「限られた予算内で、生産業務の停止リスクを限りなく低減できる仕組みをどう構築するか、生産管理システムのソフト、ハード両面から検討を始めました。」と、稲内氏は語ります。同社では創業時から株式会社エクスが開発する生産管理システム「電脳工場」を導入していました。「電脳工場は中堅・中小規模向け生産管理システムとして広く導入されているパッケージ製品ですが、部品を1個単位で管理するなど、モノを作るためのシステムです。当社の生産は具材を cc や グラム 単位で扱うため、かなりカスタマイズをしていました。しかもその配合は各商品だけでなく、納入先によっても異なります。他の生産管理システムも検討しましたが、当社の業態に合致するパッケージは他になく、これまで築いてきたノウハウもそのまま引き継ぐことができるため、ソフトウエアは電脳工場をバージョンアップすることにしました。」と、寺村氏は経緯を語ります。ハードウエアの高信頼性対策については、後まわしになってしまっていたという同社。「これまでは本番系と待機系の2台のサーバー構成を採用し、本番系のサーバーに障害が発生した時には手動で待機系に切り替えていました。ハードウエア更改の第一条件は予算内で収まること。第二はハードウエア障害が発生した場合に、手動ではなく自動で待機系に切り替わるものが良いと考えていました。」と、稲内氏は語ります。そんな同社が生産管理システムのハードウエア基盤に選んだのは、株式会社たけびしが提案するMIND HA システムでした。京都に本社を構えるたけびしは、幅広く産業用エレクトロニクス機器を扱う技術商社です。情報システムの分野においても、機器の販売からシステム開発、メンテナンスまで一貫した三位一体の事業を行うシステムインテグレーターとしてユーザー企業から高く評価されています。そのたけびしが煌のインフラ基盤として提案したMIND HA システムは、三菱電機インフォメーションネットワーク社が提供する高可用性システムです。Distributed by MitsubishiElectric HPE ProLiantサーバー2台とストラタステクノロジーが提供する高可用システムソフトウエアeverRun Express(MIND HA システム専 用エディション)による冗長化構成のMIND HA システムでは、2台のサーバーにプリインストールされたeverRun Expressが、それぞれの仮想マシン上で稼動するアプリケーションとデータを常にミラーリングしているため、ディスクやネットワークに障害が発生しても、もう一方のサーバーが処理を引継ぎシステム自体が停止することはありません。万が一、CPUやメモリに障害が発生した場合には、もう一方のサーバーで仮想マシンが再起動します。障害発生時の対応はeverRun Expressが自動で行うため、運用負荷もありません。また、サーバー内蔵のハードウエアRAIDでデータの堅牢性を担保するため、高価な外部ストレージも不要です。「たけびしは当社とまだ取引のない頃から私達のことを親身に考えて提案してくれ、困った時にはいつもサポートしてくれています。当社のシステム課題を熟知しているたけびしが提案するMIND HAは、当社の条件をクリアするだけでなく、予算内で最もリスクを低減できるソリューションでした。電脳工場の販売実績も多く、ハードウエアやネットワークのサポート体制が整っているたけびしなら対応してくれる幅も広く、安心して任せられます。導入に迷いはありませんでしたね。」と、稲内氏は振り返ります。2016年5月、新生産管理システムの本稼動が開始しました。検証期間も兼ねて、約1カ月間は新旧2つのシステムを並行稼動しましたが、トラブルもなく移行作業はスムーズに進みました。「MIND HA システムの導入により、ハードウエア障害で業務が止まるという心配はなくなりました。ソフトウエアについても、トラブル発生時に外部から対応ができるような仕組みを構築しました。これにより自宅から会社に駆けつけることなく、トラブルがわかった段階で迅速に対処ができるようになりました。高信頼な生産管理システムを構築でき、本当に安心しています。」と、寺村氏も満足の表情を浮かべます。止まらない、トラブルに強い生産管理システムを構築した煌。私達の食生活に欠かすことのできない米飯のおいしさをどこまでも追求し、安全で安心な商品を提供する同社の止まらない挑戦と創造を、高信頼なシステム基盤が支えています。事例紹介 株式会社煌様2016年10月作成N-06311-Aお断りなしに仕様を変更する事がありますのでご了承ください。※Stratus、Stratus Technologies ロゴ、everRunは、Stratus Technologies Bermuda Ltd.の登録商標ないしは商標です。※その他会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。〒108-0023 東京都港区芝浦 4-6-8お問い合わせはTLE.(03)6771-4806製品・サービスについて、さらに詳しくお知りになりたい方は、次の方法でもご覧いただけます。お断りなしに、仕様を変更することがありますのでご了承ください。インターネットサービスwww.mind.co.jpシステム概要P R O F I L E所 在 地設 立資 本 金:全農パールライス株式会社:炊飯および米飯加工製品の製造販売:135名(パート含む、2016年4月現在)主 要 株 主事 業 内 容従 業 員 数株式会社煌http://www.k-kirameki.jp/電脳工場システム・ファイルサーバーMIND HA システム搭載サーバーバックアップ電脳工場クライアントPCMIND HA システム限られた予算内で最大限システム停止リスクを回避するMIND HA システム創造と挑戦を続ける煌のシステム基盤を支えるMIND HA システム