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手許溶解兼保持炉 SMK,SMHシリーズ

製品カタログ

溶解炉専用に開発された「専用バーナーと酸化物抑制炉」の最強組合わせにより、 従来炉より作業効率のアップと高効率・省エネルギー を発揮します。

◼︎高い溶解効率
 溶解室にはEIMバーナを搭載。ロングフレームかつ輝炎に
 よる輻射熱により溶解能力アップ。
◼︎設計自由度が高い
 ダイカストマシンや材料投入機のレイアウトに合わせて
 設計可能。「既設のラインで炉だけを更新したい」という
 要望にも対応可能です。
◼︎酸化物の発生を抑える保持バーナ
 保持室にはEIRSバーナを搭載。横向きに広がるフラット
 な火炎で溶湯に直接炎が当たらないようになっており、
 酸化物の発生を抑えることが可能。
◼︎操作性と安全性
 燃焼安全装置及び温度制御装置が標準装備されており
 安全かつ簡単に運転が可能。
◼︎設計自由度が高い
 ダイカストマシンや材料投入機のレイアウトに合わせて
 設計可能。「既設のラインで炉だけを更新したい」という
 要望にも対応可能です。

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このカタログについて

ドキュメント名 手許溶解兼保持炉 SMK,SMHシリーズ
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 440.5Kb
登録カテゴリ
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鋳造設備 SMK,SMHシリーズ 手許溶解兼保持炉 手許溶解兼保持炉 酸化抑制型 SMHシリーズ の 特長 SMK,SMHシリーズ 1. 酸化被膜(ドロス)の利用  ・溶湯表面に生成される酸化被膜(ドロス)を雰囲気との H O 2 酸化アルミ  保護膜として利用する。 保護膜として 溶解炉専用に開発された「専用バーナーと酸化物抑制炉」の最強組合わせにより、  ・雰囲気と溶湯間に被膜が介在することで水素ガスの混入や × × 利用 Al 2 O 3 従来炉より 作業効率のアップと高効率・省エネルギー を発揮します。  更なる溶湯酸化を妨げる。  ・保持室内を密室構造にすることにより外気の酸素流入を  防ぎ、酸素濃度を低く維持し、必要以上の被膜の成長も抑える。 Al 特     長 2. 昇温室の設置 1 高い溶解効率  ・保持室とは別に昇温室を設置。 昇温室  溶解室にはEIMバーナを搭載。ロングフレームかつ輝炎に  ・溶解バーナの輻射により溶湯昇温の補助。  よる輻射熱により溶解能力アップ。  ・溶解時に生成される酸化物やリターン材に付着したスラグ 2 酸化物の発生を抑える保持バーナ  などが保持室に流入する前に除去を行う。  保持室にはEIRSバーナを搭載。横向きに広がるフラット  な火炎で溶湯に直接炎が当たらないようになっており、  酸化物の発生を抑えることが可能。 3. 熱交換器の設置 3 操作性と安全性  ・保持室内でフラックス処理をしないため、腐食のリスクを無くし  燃焼安全装置及び温度制御装置が標準装備されており  熱交換器の設置が可能となり、保持バーナーの排熱回収が  安全かつ簡単に運転が可能。  できるためガス使用量を削減できます。 4 設計自由度が高い  ・バーナーの過剰空気を無くし、燃焼空気量を適正値に調整します。 表面の酸化被膜が溶湯を保護  ダイカストマシンや材料投入機のレイアウトに合わせて  上記の効果によって標準炉と比べて燃費が約10%削減。  設計可能。「既設のラインで炉だけを更新したい」という  要望にも対応可能です。 酸化物抑制炉 (SMH-200) 従来の炉(SMK-200) 熱収支内容 備 考 kW ㎉/h % kW ㎉/h % Q1 溶解必要熱量 45.4 39,000 38.8 45.4 39,000 35.3 専用バーナー Q2 炉壁放散損失 23.3 20,000 19.9 23.3 20,000 18.1 Q3 湯面放散損失 3.0 2,500 2.5 3.0 2,500 2.3 溶解バーナ(EIMバーナ) 保持(EIRSバーナ) Q4 ラドル放散損失 2.6 2,200 2.2 2.6 2,200 2.2 ADC12 Q5 排気損失 32.0 27,500 27.3 42.5 36,500 33.0 火炎長が長く、また 火炎が横に広がって Q6 その他損失 清掃除去した酸化物 10.9 9,300 9.3 11.9 10,200 9.3 清掃後 火炎色も非常に明るい。 溶湯に直接火炎が 合 計 116.9 100,500 100.0 128.4 110,400 100.0 写真は納入から6ヵ月連続運転の実機 当たらないように  溶湯表面には大量の酸化被膜が生成されている。 なっている。  しかし硬化しておらず通常の清掃用具にて除去 。 仕様・外形寸法 シリーズ 溶解能力 保持容量 型式 ・● 標準型 kg/Hr kg  SMK SMK-100 100kg/Hr 500kg   …溶解炉向け開発バーナ(EIM、EIRS)を採用。輝炎による高い熱効率を実現 SMK-150 150kg/Hr 700kg ・● 酸化抑制型 SMK-200 200kg/Hr 800kg  SMH SMK-300 300kg/Hr 1200kg   …保持室を密室構造にし、炉内の酸素濃度を下げることにより酸化物の発生を抑制する SMK-400 400kg/Hr 1600kg    保持室のフラックス処理も不要となり作業の負担も軽減 SMK-500 500kg/Hr 2000kg 汲出口の角度は ・ハイブリッド酸化抑制型(ガス・電気) SMK-750 750kg/Hr 3000kg ● ダイカストマシンに合わせて製作可能  SMH-GE SMK-1000 1000kg/Hr 4000kg   …保持室をガスから電気へ置き換えることにより二酸化炭素の排出量を軽減 ※保持容量は仕様により異なることがあります。    酸化抑制型によりフラックス処理が不要なので、清掃時にヒータを破損するリスクも無くす。 ※表中以外の型式もございます。 ※炉のみの製作、投入機とセットでの製作、の両方が対応可能です。 001 SHOEI MFG. CO., LT.D SHOEI MFG. CO., LTD 002 240423 240423 鋳造設備 手許溶解兼保持炉 鋳造設備 手許溶解兼保持炉