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バッテリ電源ギアモータの制御部仕様について掲載しています。
このカタログについて
ドキュメント名 | バッテリ電源ギアモータ 制御部仕様 |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
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取り扱い企業 | 株式会社ニッセイ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
Page1
制御部仕様
制御部仕様 BATTERY POWERED GEAR MOTOR
P.856 ギアモータ仕様・電磁ブレーキ仕様
Control Unit Specification P.858 ギアモータ特性・仕様
P.863 専用ドライバ(別売)
P.867 制御部仕様
P.868 相互配線図
P.874 端子説明
P.875 入出力端子配線
P.879 定数一覧表
P.884 保護機能一覧表
P.885 接続方法と設置
P.887 取り付け時の注意
P.888 付属品
P.889 オプション
855
Page2
ギアモータ仕様・電磁ブレーキ仕様
ギアモータ仕様・電磁ブレーキ仕様
モータ仕様
シリーズ V SD
容量 50W 0.1kW 0.2kW 0.4kW 0.75kW
電圧(V) 12 24 12 24 48 24 48 24 48 48
定格電流(A) 5.9 2.7 12.4 5.8 2.7 9.8 5.1 20.1 9.9 19.5
時間定格 S1(連続) S3 25%
モータリード線(mm2) 0.9
(AWG18) 2(AWG14) 2(AWG14)
最大延長距離(m) 5 5
起動停止頻度 30回/分(ニッセイ製のドライバを使用した場合) ―
使用周囲温度(℃) 0~40℃ 0~40℃
IP40/ 5%RH以下(結露しないこと)
使用周囲湿度( %RH) IP30 85%RH以下(結露しないこと) IP44 8
IP65 100%RH以下(結露しないこと)
保存周囲温度(℃) -10~60℃(凍結しないこと) -10~60℃(凍結しないこと)
IP40/
保存周囲湿度(%RH) 85%RH以下(結露しないこと) IP44 85%RH以下(結露しないこと)
IP65 100%RH以下(結露しないこと)
耐振動 0.5G以下 0.5G以下
高度 1,000m以下 1,000m以下
腐食性ガス・爆発性ガス・蒸気などのない場
IP40/ 所であること。
IP44 じんあいを含まない換気の良い場所であるこ
と。
雰囲気 腐食性・爆発性のガスがなく、じんあいを含まない換気の良い場所
腐食性ガス・爆発性ガス・蒸気などのない場
IP65 所であること。
水中や高水圧のかかる場所では使用できま
せん。
IP40/
設置場所 屋内 IP44 屋内
IP65 屋内外
※上記表に記載している定格電流値はギアヘッドなし(モータ単体)の参考値です。
ギアモータとしてはP.858~P.862の負荷率-電流特性をご参照ください。
電磁ブレーキ仕様
シリーズ V SD
容量 50W 0.1kW 0.2kW 0.4kW 0.75kW
ブレーキ方式 無励磁作動( スプリングクローズ)
保持トルク(N・m()モータ軸) 0.20 0.57 0.95 1.76 3.0
励磁電圧(V()±10%) 12 24 12 24 48 24 48 24 48 48
消費電流(A()20℃) 0.44 0.25 0.65 0.36 0.17 0.58 0.28 0.58 0.31 0.21
消費電力(W()20℃) 5.3 6.0 7.8 8.6 8.3 13.9 13.2 13.9 15.1 10.0
リード線(mm2) 0.5(AWG20) 0.3(AWG22)
※電磁ブレーキは保持用です。制動用途には使用できません。
※電磁ブレーキON・OFF時に発生するサージからドライバを保護するため、サージキラーを必ず挿入してください。
※付属のバリスタ(82V品、1J以上)またはダイオード(100V、1A以上)をご使用ください。
※ブレーキ構造上、モータ運転時にディスクの擦り音が発生することがありますが、ブレーキ性能には特に問題ありません。
856
バッテリー電源 VG/APGタイプ VHタイプ VF3S/VF3Fタイプ 制御部仕様 技術資料
タ 平行軸 直交軸
同心中空軸・同心中実軸
ギアモー AFCタイプ/直交中空軸
Page3
ギアモータ仕様・電磁ブレーキ仕様
銘板
Vシリーズ SDシリーズ
10 QRコード 10 QRコード
BRUSHLESS DIRECT CURRENT MOTOR
型式 VGLC18-10N200L2A 无刷直流电动机
BRUSHLESS MOTOR 型式 F 3 S 3 0 N 1 0 - S DM0 8 0 L 4 A N
200W RATIO 10:1 減速比 Y 0 Y 1Y 2 Y 3 Y 4 Y 5 Y 6
定格値 24V 9.8A 2500rpm 0 . 7 5 kW R AT I O 10 : 1 1级 8 8 . 6% 減速比
定格値 AC 3 P H 4 8 V⎓ 19 . 5 A 3 0 0 0 r / m i n
保護構造 IP30 Ins. E 耐熱クラス I P 4 4 I n s . B S 3 2 5%E D T E 10 P
保護構造 MF G . NO . 12 3 4 5 6 7 8 9 0 1 耐熱クラス
S1 CONT.
製造番号 MFG.No.12345678001 2022 製品QRコード made in Japan NISSEI CORP.
made in Japan NISSEI CORP. 制造地: 日本 制造商名称:株式会社日精
製造番号
電磁ブレーキ Vシリーズ
■構造
<50W> <0.1kW,0.2kW,0.4kW>
❶フィールド 3 2 1 ❶フィールド
1
❷六角穴付ボルト 4 ❷アーマチュア
❸マサツディスククミ ❸アウターディスク
❹六角穴付止メネジ ❹スプリング1 8
❺ブレーキカバー ❺スプリング2 5
❻アーマチュア 5 ❻キクザガネナット 7
❼スプリング ❼キー
❽ブレーキカバー固定ネジ ❽六角穴付ボルト 4
g: ギャップ ❾ブレーキカバー 6
ブレーキカバー固定ネジ 2
※本ブレーキは保持ブレーキで 6 g: ギャップ 3
9
す。通常の使用においては 8
ギャップの調整は必要ありませ ※本ブレーキは保持ブレーキで 10
んが、非常停止など制動のた g す。通常の使用においては g
めに繰り返し使用された場合 7 ギャップの調整は必要ありませ
は摩擦板がすり減り、ギャップ んが、非常停止など制動のた
が広がる可能性があります。 めに繰り返し使用された場合
ギャップが広がった場合はブ は摩擦板がすり減り、ギャップ
レーキの開放ができなくなるた が広がる可能性があります。
め、ギャップ調整を実施してくだ ギャップが広がった場合はブ
さい。 レーキの開放ができなくなるた
適正ギャップg=0.2±0.1 め、ギャップ調整を実施してくだ
さい。
適正ギャップg=0.4±0.1
857
技術資料 制御部仕様 VF3S/VF3Fタイプ VHタイプ VG/APGタイプ
同心中空軸・同心中実軸 バッテリー電源 直交軸 平行軸
AFCタイプ/直交中空軸 ギアモータ
Page4
ギアモータ特性・仕様
ギアモータ特性・仕様
ギアモータ特性
Vシリーズ
※この特性はギアモータ代表特性です。ドライバをお客様で製作される場合の参考にしてください。
【注意事項】
ギアモータの負荷率-回転速度特性、および負荷率-電流特性の代表例を示します。
回転速度100r/min~2500r/min、負荷率100%で囲まれる範囲が定格範囲です。
時間定格(5分・30分)でご使用になる場合の目安(コールドスタート時)をあわせて表示していますが、最終的には実機でご確認ください。
1. 下のグラフでは回転速度はモータ軸換算しています。出力軸回転速度はギア比を考慮してください。
2. 下のグラフの100%は、性能表の出力軸許容トルクに相当します。
3. 定格外での範囲をご使用になる場合、減速機部の寿命が短くなることや電磁ブレーキのブレーキ力が問題になる可能性があります。詳しくは当社ま
で、お問い合わせください。
4. モータの表面温度は90℃を越えないよう注意してください。
モータ
回転速度 電流
(r/min) 50W 12V 代表特性 VGLD12-30N50L1A (A)
4000 40
3500 35
3000 30
連続領域
2500 25
30分領域
モ
2000 5分領域 ータ回転速 20
度
1500 15
定格範囲
1000 電流 10
500 5
0 0
0 50 100 150 200 250 300
負荷率(%)
モータ
回転速度 電流
(r/min) 50W 24V 代表特性 VGLD12-30N50L2A (A)
4000 40
3500 35
3000 30
連続領域
2500 30分領域 モー
5分領域 タ 25
回転速度
2000 20
1500 15
定格範囲
1000 10
500 5
電流
0 0
0 50 100 150 200 250 300
負荷率(%)
858
バッテリー電源 VG/APGタイプ VHタイプ VF3S/VF3Fタイプ 制御部仕様 技術資料
ギアモータ 平行軸 直交軸
同心中空軸・同心中実軸
AFCタイプ/直交中空軸
Page5
ギアモータ特性・仕様
モータ
回転速度 電流
(r/min) 0.1kW 12V 代表特性 VF3SD15-30N100L1A (A)
4000 40
3500 35
3000 電流 30
連続領域
2500 25
2000 30分領域 20
定格範囲 モ
1500 5分領域 ータ回転 15
速度
1000 10
500 5
0 0
0 50 100 150 200 250 300
負荷率(%)
モータ
回転速度 電流
(r/min) 0.1kW 24V 代表特性 VF3SD15-30N100L2A (A)
4000 40
3500 35
3000 30
連続領域
2500 モ
30分領域 ータ回転速度 25
5分領域
2000 20
1500 15
定格範囲
電流1000 10
500 5
0 0
0 50 100 150 200 250 300
負荷率(%)
モータ
回転速度 電流
(r/min) 0.1kW 48V 代表特性 VGLD15-5N100L4A (A)
4000 40
3500 35
3000 30
連続領域
2500 モータ
30分領域 回転速度 25
5分領域
2000 20
1500 15
定格範囲
1000
電流
10
500 5
0 0
0 50 100 150 200 250 300
負荷率(%)
859
技術資料 制御部仕様 VF3S/VF3Fタイプ VHタイプ VG/APGタイプ
同心中空軸・同心中実軸 バッテリー電源 直交軸 平行軸
AFCタイプ/直交中空軸 ギアモータ
Page6
モータ
回転速度 電流
(r/min) 0.2kW 24V 代表特性 VF3SD25-30N200L2A (A)
4000 40
3500 35
3000 30
連続運転領域
2500 25
電流
2000 30分領域 20
モー
定格範囲 タ
1500 回転
5分領域 速度 15
1000 10
500 5
0 0
0 50 100 150 200 250 300
負荷率(%)
モータ
回転速度 電流
(r/min) 0.2kW 48V 代表特性 VGLD18-5N200L4A (A)
4000 40
3500 35
3000 30
連続運転領域
2500 25
30分領域
5分領域 モ
2000 ータ回転速度 20
1500 15
定格範囲 電流
1000 10
500 5
0 0
0 50 100 150 200 250 300
負荷率(%)
860
バッテリー電源 VG/APGタイプ VHタイプ VF3S/VF3Fタイプ 制御部仕様 技術資料
ギアモータ 平行軸 直交軸
同心中空軸・同心中実軸
AFCタイプ/直交中空軸
Page7
ギアモータ特性・仕様
モータ
回転速度 電流
(r/min) 0.4kW 24V 代表特性 VGLD22-5N400L2A (A)
4000 80
3500 70
3000 60
連続運転領域
2500 50
30分領域
電流
2000 5分領域 40
モー
1500 タ回
定格範囲 転速度 30
1000 20
500 10
0 0
0 50 100 150 200 250 300
負荷率(%)
モータ
回転速度 電流
(r/min) 0.4kW 48V 代表特性 VGLD22-5N400L4A (A)
4000 40
3500 35
3000 30
連続運転領域
2500 30分領域 モータ回転速度 25
5分領域
2000 20
電流1500 定格範囲 15
1000 10
500 5
0 0
0 50 100 150 200 250 300
負荷率(%)
861
技術資料 制御部仕様 VF3S/VF3Fタイプ VHタイプ VG/APGタイプ
同心中空軸・同心中実軸 バッテリー電源 直交軸 平行軸
AFCタイプ/直交中空軸 ギアモータ
Page8
SDシリーズ
※この特性はギアモータ代表特性です。ドライバをお客様で製作される場合の参考にしてください。
【注意事項】
ギアモータ単体の負荷率-回転速度特性、および負荷率-電流特性の代表例を示します。
回転速度80r/min~3000r/min、負荷率100%で囲まれる範囲が定格範囲です。
時間定格(5分・30分など)でご使用になる場合の目安(コールドスタート時)をあわせて表示していますが、最終的には実機でご確認ください。
1. 下のグラフでは、回転速度はモータ軸換算しています。出力軸回転速度はギア比を考慮してください。
2. 下のグラフの100%は、性能表の出力軸許容トルクに相当します。
3. 定 格外の範囲をご使用になる場合、減速機部の寿命が短くなることや電磁ブレーキのブレーキ力が問題となる可能性があります。
詳しくは当社まで、お問合せください。
4. モータの表面温度は90℃を超えないようご注意ください。
0.75kW 48V 代表特性
4500 45
4000 40
3500 モータ 35
30分領域 回転速度
3000 30
2500 定格範囲 25
電流
2000 20
20分領域 10分領域 5分領域 3分領域 1分領域
1500 連続運転領域 15
1000 10
500 5
0 0
0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200
負荷率(%)
本製品の定格のクラスは、反復定格(S3 25%)となります。
反復定格(S3)とは、一定負荷の運転期間および電圧を印加しない停止期間を一周期としてこれを反復する仕様をいいます。
本製品の負荷時間率は25%となります。
Δt
負荷時間率= P ×100
負荷P ΔtP + ΔtR
負
荷
& 温度上昇 Θ
温
度
上
昇
ΔtP ΔtR
時間 t
862
回転速度(r/min)
電流(A)
バッテリー電源 VG/APGタイプ VHタイプ VF3S/VF3Fタイプ 制御部仕様 技術資料
平行軸 直交軸 同心中空軸・同心中実軸ギアモータ AFCタイプ/直交中空軸
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専用ドライバ(別売)
専用ドライバ(別売)
型式記号
シリーズ モータ ブレーキ
区分 区分 容量 電源電圧 補助記号
A BL CD 010 L2 X
A SD NB 080 L4 X
① ② ③ ④ ⑤ ⑥
①シリーズ A :GTR-AR
BL :ブラシレスモータ Vシリーズ
②モータ区分
SD :ブラシレスモータ SDシリーズ
CD :ブレーキなし・ブレーキ付 共用 Vシリーズ
③ブレーキ区分
NB :ブレーキなし・ブレーキ付 共用 SDシリーズ
005 :50W
010 :0.1kW
④容量 020 :0.2kW
040 :0.4kW
080 :0.75kW
L1 :12V
⑤電源電圧 L2 :24V
L4 :48V
空欄 :標準仕様
⑥補助記号
X :特殊仕様追加認識記号
機種構成表
電源電圧と容量の組み合わせは下記の通りです。
電源電圧
シリーズ 容量 12V 24V 48V
50W A-BLCD005L1 A-BLCD005L2 ―
0.1kW A-BLCD010L1 A-BLCD010L2 A-BLCD010L4
V
0.2kW ― A-BLCD020L2 A-BLCD020L4
0.4kW ― A-BLCD040L2 A-BLCD040L4
SD 0.75kW ― ― A-SDNB080L4
銘板
Vシリーズ SDシリーズ
型式 MODE L : A- B L CD0 4 0 L 4 型式 MODE L : A- S DNB 0 8 0 L 4
入力仕様 I NPUT : DC4 8 V 10.6A 入力仕様 I NPUT : DC4 8 V 1 9 . 6 A
出力仕様 OUTPUT : AC3PH 0- 4 8 V 0- 1 5 0Hz 1 0 . 1 A ソフトウェアVer 出力仕様 OUTPUT : AC3PH 0 - 4 8 V 0- 33 3Hz 1 9 . 5A ソフトウェアVer
シリアル S / N : 01 70 5 2 4 0 1 2 3 0 0 01 01 ハードウェアVer シリアル S / N : 01 91 1 29 0 1 2 3 0 0 0 7 0 4 ハードウェアVer
海外規格 MSIP-REM- 10 海外規格 R-R-NCj- 10
NCj-ABLCD040L4
製品QRコード ASDNB080L4
NISSEI CORP. NISSEI CORP. made in japan 製品QRコード
made in japan
863
技術資料 制御部仕様 VF3S/VF3Fタイプ VHタイプ VG/APGタイプ
同心中空軸・同心中実軸 バッテリー電源 直交軸 平行軸
AFCタイプ/直交中空軸 ギアモータ
Page10
寸法図
<図1> <図2>
5 10 110 4-φ4.5
3 90
96
67.5 102 64 92 112
2-φ4.5
5.5
100
5
5 82 2-φ4.5 130
149.5
33 38
25
4
68
60
3
シリーズ 容量 電圧 型式 図番 概略質量(kg)
DC12V A-BLCD005L1 1 0.29
50W
DC24V A-BLCD005L2 1 0.29
DC12V A-BLCD010L1 1 0.29
0.1kW DC24V A-BLCD010L2 1 0.29
V DC48V A-BLCD010L4 1 0.29
DC24V A-BLCD020L2 1 0.29
0.2kW
DC48V A-BLCD020L4 1 0.29
DC24V A-BLCD040L2 2 0.73
0.4kW
DC48V A-BLCD040L4 1 0.29
SD 0.75kW DC48V A-SDNB080L4 2 0.73
864
バッテリー電源 VG/APGタイプ VHタイプ VF3S/VF3Fタイプ 制御部仕様 技術資料
ギアモータ 平行軸 直交軸
同心中空軸・同心中実軸
AFCタイプ/直交中空軸
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専用ドライバ(別売)
各部の名称
A-BLCD005L1 / A-BLCD005L2 / A-BLCD010L1 / A-BLCD010L2 /
A-BLCD010L4 /A-BLCD020L2 / A-BLCD020L4 / A-BLCD040L4
内蔵スイッチ(SW1) 銘板(側面貼り付け) 放熱板
主回路端子台(M4)
取り付け穴 内蔵トリマ3(VR3)
制御信号用コネクタ(CN1) 内蔵トリマ4(VR4)
内蔵トリマ2(VR2)
内蔵トリマ1(VR1)
RD( U) 状態表示LED1~3(赤/黄/緑)
WT( V)
BK( W) 取り付け穴
モータ信号用コネクタ(CN6) 通信用コネクタ(CN8)
A-BLCD040L2 / A-SDNB080L4
内蔵スイッチ(SW1) 取り付け穴
主回路端子台(M5)
内蔵トリマ3(VR3)
内蔵トリマ4(VR4)
制御信号用 内蔵トリマ2(VR2)
コネクタ(CN1) 冷却ファン
RD( U) 内蔵トリマ1(VR1)
WT( V)
BK( W)
状態表示LED1~3(赤/黄/緑)
モータ信号用コネクタ(CN6) 銘板(側面貼り付け) 取り付け穴 通信用コネクタ(CN8)
内蔵スイッチ
制御信号を入力する際、ドライバ内蔵の電源(+15V)を使用するか、外部電源を使用するかを選択します。
記号 設定 内容 ■内蔵スイッチの設定
外部電源使用
(初期設定) ドライバ内蔵の電源と切り離されます。
SW1
IN-COM(CN1-1)がドライバ内部でGND 外部電源使用
SW1 Vシリーズ と短絡されます。
内蔵電源使用 各入力端子I1~I8に+15Vが加わります。
SDシリーズ 各入力端子I1~I8に+15Vが加わります。 内蔵電源使用
※内部回路はP.875を参照してください。
スイッチのレバー
865
CN1
2
1
技術資料 制御部仕様 VF3S/VF3Fタイプ VHタイプ VG/APGタイプ
同心中空軸・同心中実軸 バッテリー電源 直交軸 平行軸
AFCタイプ/直交中空軸 ギアモータ
Page12
状態表示LED
ドライバの状態をLEDにより表示する機能です。LEDの点灯仕様は以下の通りです。
記号 色 仕様 ■LEDの配置
LED1 赤 アラーム発生時に点灯します。
過負荷運転時(モータ定格電流値を超えた運転時)に点灯
し、過負荷状態が解除されると消灯します。 CN1
LED2 黄 また、過負荷アラームを含めたアラーム発生時には消灯し
ます。 LED1( 赤) アラーム
LED2( 黄) 過負荷警告
制御電源が投入されている場合に点灯します。 LED3( 緑) 制御電源
LED3 緑 また、アラーム発生時には点灯、または、点滅状態となり、 CN8
点滅回数により、アラームの種類を表示します。
内蔵トリマ
ドライバには4つのトリマが内蔵されています。トリマを回すことで、以下の設定をすることが可能です。
記号 機能名 内容 初期設定
トリマを右に回すと指令速度が大きくなります。( 注1)
設定範囲は以下の通りです。
VR1 内蔵トリマ1
(速度設定器) Vシリーズ:0~3000r/min 右 MAX
SDシリーズ:0~4000r/min
トリマによる速度設定の最大値はPn040により変更できます。( 注2)
トリマを右に回すと加減速時間が長くなります。
設定範囲:0.00~5.00s
VR2 内蔵トリマ2 トリマによる加・減速時間設定の基準速度はPn025により変更できます。
(加減速時間設定器) 基準速度の初期値は以下の通りです。 左 MAX
Vシリーズ:2500r/min
SDシリーズ:3000r/min
VR3 内蔵トリマ3 トリマを右に回すとトルク制限値が大きくなります。
(トルク制限設定器) 設定範囲:0~200% 右 MAX
VR4 内蔵トリマ4 未使用 ─
注1. 出荷時は内蔵トリマ1の機能は無効となっています。内蔵トリマ1を有効にする場合は、ユーザ定数(Pn000)を「4」に変更してください。初期設定は外部アナログ指令です。
注2. トリマによる速度設定の最大値は5000r/minまで設定可能ですが、モータが回転可能な速度は以下の通りです。
Vシリーズ:3000r/minまで
SDシリーズ:4000r/minまで
■トリマの回転方向
左 右
866
バッテリー電源 VG/APGタイプ VHタイプ VF3S/VF3Fタイプ 制御部仕様 技術資料
平行軸 直交軸 同心中空軸・同心中実軸ギアモータ AFCタイプ/直交中空軸
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制御部仕様
制御部仕様
シリーズ V SD
適用モータ容量 50W 0.1kW 0.2kW 0.4kW 0.75kW
12V 5.9A/11.8A 12.4A/24.8A ─ ─ ─
出力電流
(定格/最大) 24V 2.7A/5.4A 5.8A/11.6A 9.8A/19.6A 20.1A/40.2A ─
48V ─ 2.7A/5.4A 5.1A/10.2A 9.9A/19.8A 19.5A/39A
入力電源 12V 6.4A/15.4A 13.1A/31.4A ─ ─ ─
(定格時/ 24V 3.4A/8.2A 6.1A/14.6A 10.9A/26.2A 23.1A/55.4A ─
最大時) 48V ─ 3.0A/7.2A 5.4A/13.0A 10.6A/25.4A 19.6A/52.3A
主回路/制御回路 12V用: DC 10~15V
入力電圧範囲 24V用: DC 20~30V
48V用: DC 40~60V
定格回転速度 2500r/min 3000r/min
速度制御範囲 100~3000r/min 80~4000r/min
速度指令方法 外部アナログ指令、PWM速度指令、パルス周波数速度指令、内蔵トリマ1、速度指令1~8
制
御 加減速時間 内蔵トリマ2、加速時間1~2、減速時間1~2 内蔵トリマ2、加速時間1~2、減速時間1~2、外部
アナログ指令
トルク制限 外部アナログ指令、内蔵トリマ3、トルク制限値1~4
機 入力点数 シーケンス入力: 8点
入 アナログ入力: 1点
能 力
入力機能 正転、逆転、速度指令選択、加減速時間選択、トルク制限値選択、アラームリセット/非常停止、ブレーキ制御信号強制ON指令、
直流ロック、負荷慣性切り替え、PWM速度指令、パルス周波数速度指令
出力点数 シーケンス出力: 4点
出 アナログ出力: 1点
力
出力機能 異常検出、運転中、回転パルス、正転パルス、逆転パルス、回転方向、回転中、定格トルクオーバー、指定トルクオーバー、ブレーキ
制御信号、電圧低下警告(注2)
保護機能 過負荷、過電圧、電圧低下、ドライバ過熱、過速度、過電流、センサ異常、システム異常
使用周囲温度 -10℃~50℃
保存周囲温度 -25℃~70℃
環
境 使用周囲湿度 95%RH以下(結露なきこと)
標高 1000m以下
振動 2.0G以下
海外規格対応 CEマーキング(EMC指令)、KCマーク
保護構造 IP00
RoHS指令 対応
モータドライバ間配線長 最大延長 5m
注1. 回生電力は本ドライバを通じ、電源装置へ供給されます。
注2. モータ1回転あたり50W~0.4kWは18パルス、0.75kWは30パルスを出力します。ON時間は240[μs]で固定です。
CW回転 CCW回転
回転パルス
CWパルス
CCWパルス
回転方向 回転方向反転後、最初のパルスで切替え
※パルス波形について 240[μs]固定
出力パルスの仕様は右図のようになります。
仕様に合わせてカウンタをお選びください。
ON OFF
20[μs]以下 20[μs]以下
※Duty比は周波数により変わります。
867
技術資料 制御部仕様 VF3S/VF3Fタイプ VHタイプ VG/APGタイプ
同心中空軸・同心中実軸 バッテリー電源 直交軸 平行軸
AFCタイプ/直交中空軸 ギアモータ
Page14
相互配線図
相互配線図
Vシリーズ 50W~0.4kW
■シンク接続例(外部電源を使用する場合) 内蔵スイッチ(SW1)
外部電源を使用する場合は、ドライバの内蔵スイッチ(SW1)を右
図のようにしてください。 外部電源使用
内蔵電源使用
(注1)
+ 主電源(+)
RD(U) 赤
-
主電源(-) モータ駆動出力 U相
○+ WT(V) 白
制御電源( ○+ ) モータ駆動出力 V相 M
12V~24V BK(W) 黒
CN1 モータ駆動出力 W相
1
IN-COM 入力コモン モータ信号線
CN6
2 Ⅰ1 マルチファンクション入力1
(正転駆動指令)
3 B
Ⅰ2 マルチファンクション入力2
(逆転駆動指令)
4 Ⅰ3 マルチファンクション入力3
(速度指令選択1) Ry
5 Ⅰ4 マルチファンクション入力4
(速度指令選択2) バリスタ
6 Ⅰ5 マルチファンクション入力5
(加・減速時間選択)
7 Ⅰ6 マルチファンクション入力6
(トルク制限値選択)
8 Ⅰ7(注2) マルチファンクション入力7 CN8
(アラームリセット/非常停止)
9 パソコン
Ⅰ8 マルチファンクション入力8 (RS-232C)
(パルス周波数速度指令)
10 C1 (注2) マルチファンクション出力1
Ry 11 E1 (異常検出)
12 C2 マルチファンクション出力2
13 E2 (運転中)
14 C3 マルチファンクション出力3
30V以下 15 E3 (回転パルス)
16 C4 マルチファンクション出力4
17 E4 (定格トルクオーバー)
19 +5V 外部アナログ 5V電源
20 AIN 外部アナログ入力
21 AOUT アナログ出力
22 TGND 外部設定器用グランド(注3)
注1. 昇降運転や減速時などの回生運転時に主電源(+)と制御電源(⊕)を接続した状態で、バッテリーから切り離さないでください。
注2. 安全のため、初期状態は極性を反転しております。
注3. アナログ電圧の基準は主電源(-)端子から取ってください。
868
バッテリー電源 VG/APGタイプ VHタイプ VF3S/VF3Fタイプ 制御部仕様 技術資料
平行軸 直交軸 同心中空軸・同心中実軸ギアモータ AFCタイプ/直交中空軸
Page15
相互配線図
Vシリーズ 50W~0.4kW
■ソース接続例(外部電源を使用する場合) 内蔵スイッチ(SW1)
外部電源を使用する場合は、ドライバの内蔵スイッチ(SW1)を右
図のようにしてください。 外部電源使用
内蔵電源使用
(注1)
+ 主電源(+)
RD(U) 赤
-
主電源(-) モータ駆動出力 U相
○+ WT(V) 白
制御電源(○ + ) モータ駆動出力 V相 M
12V~24V BK(W) 黒
CN1 モータ駆動出力 W相
1
IN-COM 入力コモン モータ信号線
CN6
2 Ⅰ1 マルチファンクション入力1
(正転駆動指令)
3 B
Ⅰ2 マルチファンクション入力2
(逆転駆動指令)
4 Ⅰ3 マルチファンクション入力3
(速度指令選択1) Ry
5 Ⅰ4 マルチファンクション入力4
(速度指令選択2) バリスタ
6 Ⅰ5 マルチファンクション入力5
(加・減速時間選択)
7 Ⅰ6 マルチファンクション入力6
(トルク制限値選択)
8 Ⅰ7(注2) マルチファンクション入力7 CN8
(アラームリセット/非常停止)
9 パソコン
Ⅰ8 マルチファンクション入力8 (RS-232C)
(パルス周波数速度指令)
10 C1 (注2) マルチファンクション出力1
11 E1 (異常検出)
12 C2 マルチファンクション出力2
13 E2 (運転中)
30V以下 14 C3 マルチファンクション出力3
15 E3 (回転パルス)
Ry 16 C4 マルチファンクション出力4
17 E4 (定格トルクオーバー)
19 +5V 外部アナログ 5V電源
20 AIN 外部アナログ入力
21 AOUT アナログ出力
22 TGND 外部設定器用グランド(注3)
注1. 昇降運転や減速時などの回生運転時に主電源(+)と制御電源(⊕)を接続した状態で、バッテリーから切り離さないでください。
注2. 安全のため、初期状態は極性を反転しております。
注3. アナログ電圧の基準は主電源(-)端子から取ってください。
869
技術資料 制御部仕様 VF3S/VF3Fタイプ VHタイプ VG/APGタイプ
同心中空軸・同心中実軸 バッテリー電源 直交軸 平行軸
AFCタイプ/直交中空軸 ギアモータ
Page16
Vシリーズ 50W~0.4kW
■シンク接続例(内蔵電源を使用する場合) 内蔵スイッチ(SW1)
内蔵電源を使用する場合は、ドライバの内蔵スイッチ(SW1)を右 外部電源使用
図のようにしてください。
内蔵電源使用
(注1)
+ 主電源(+)
RD(U) 赤
-
主電源(-) モータ駆動出力 U相
○+ WT(V) 白
制御電源( ○+ ) モータ駆動出力 V相 M
BK(W) 黒
CN1 モータ駆動出力 W相
1
IN-COM 入力コモン モータ信号線
CN6
2 Ⅰ1 マルチファンクション入力1
(正転駆動指令)
3 B
Ⅰ2 マルチファンクション入力2
(逆転駆動指令)
4 Ⅰ3 マルチファンクション入力3
(速度指令選択1) Ry
5 Ⅰ4 マルチファンクション入力4
(速度指令選択2) バリスタ
6 Ⅰ5 マルチファンクション入力5
(加・減速時間選択)
7 Ⅰ6 マルチファンクション入力6
(トルク制限値選択)
8 Ⅰ7(注2) マルチファンクション入力7 CN8
(アラームリセット/非常停止)
9 パソコン
Ⅰ8 マルチファンクション入力8 (RS-232C)
(パルス周波数速度指令)
10 C1 (注2) マルチファンクション出力1
Ry 11 E1 (異常検出)
12 C2 マルチファンクション出力2
13 E2 (運転中)
14 C3 マルチファンクション出力3
30V以下 15 E3 (回転パルス)
16 C4 マルチファンクション出力4
17 E4 (定格トルクオーバー)
19 +5V 外部アナログ 5V電源
20 AIN 外部アナログ入力
21 AOUT アナログ出力
22 TGND 外部設定器用グランド(注3)
注1. 昇降運転や減速時などの回生運転時に主電源(+)と制御電源(⊕)を接続した状態で、バッテリーから切り離さないでください。
注2. 安全のため、初期状態は極性を反転しております。
注3. アナログ電圧の基準は主電源(-)端子から取ってください。
870
バッテリー電源 VG/APGタイプ VHタイプ VF3S/VF3Fタイプ 制御部仕様 技術資料
平行軸 直交軸 同心中空軸・同心中実軸ギアモータ AFCタイプ/直交中空軸
Page17
相互配線図
SDシリーズ 0.75kW
■シンク接続例(外部電源を使用する場合) 内蔵スイッチ(SW1)
外部電源を使用する場合は、ドライバの内蔵スイッチ(SW1)を右
図のようにしてください。 外部電源使用
内蔵電源使用
(注1)
+ 主電源(+)
RD(U) 赤
-
主電源(-) モータ駆動出力 U相
○+ WT(V) 白
制御電源( ○+) モータ駆動出力 V相 M
12V~24V BK(W) 黒
CN1 モータ駆動出力 W相
1
IN-COM 入力コモン モータ信号線
CN6
2 Ⅰ1 マルチファンクション入力1
(正転駆動指令)
3 B
Ⅰ2 マルチファンクション入力2
(逆転駆動指令)
4 Ⅰ3 マルチファンクション入力3
(速度指令選択1) Ry
5 Ⅰ4 マルチファンクション入力4
(速度指令選択2) バリスタ
6 Ⅰ5 マルチファンクション入力5
(加・減速時間選択)
7 Ⅰ6 マルチファンクション入力6
(トルク制限値選択)
8 Ⅰ7 マルチファンクション入力7(注2) CN8
(アラームリセット/非常停止)
9 パソコン
Ⅰ8 マルチファンクション入力8 (RS-232C)
(パルス周波数速度指令)
22 TGND 制御用グランド(注3)
(注4) 10 C1 マルチファンクション出力1(注2)
Ry 11 E1 (異常検出)
12 C2 マルチファンクション出力2
13 E2 (運転中)
14 C3 マルチファンクション出力3
30V以下 15 E3 (回転パルス)
16 C4 マルチファンクション出力4
17 E4 (定格トルクオーバー)
19 +5V 外部アナログ 5V電源
20 AIN 外部アナログ入力
21 AOUT アナログ出力
注1. 昇降運転や減速時などの回生運転時に主電源(+)と制御電源(⊕)を接続した状態で、バッテリーから切り離さないでください。
注2. 安全のため、初期状態は極性を反転しております。
注3. 配線時の注意事項P.878をご参照して配線してください。
注4. ブレーキを使うときの配線例です。
871
技術資料 制御部仕様 VF3S/VF3Fタイプ VHタイプ VG/APGタイプ
同心中空軸・同心中実軸 バッテリー電源 直交軸 平行軸
AFCタイプ/直交中空軸 ギアモータ
Page18
SDシリーズ 0.75kW
■ソース接続例(外部電源を使用する場合) 内蔵スイッチ(SW1)
外部電源を使用する場合は、ドライバの内蔵スイッチ(SW1)を右
図のようにしてください。 外部電源使用
内蔵電源使用
(注1)
+ 主電源(+)
RD(U) 赤
-
主電源(-) モータ駆動出力 U相
○+ WT(V) 白
制御電源( ○+) モータ駆動出力 V相 M
12V~24V BK(W) 黒
CN1 モータ駆動出力 W相
1
IN-COM 入力コモン モータ信号線
CN6
2 Ⅰ1 マルチファンクション入力1
(正転駆動指令)
3 B
Ⅰ2 マルチファンクション入力2
(逆転駆動指令)
4 Ⅰ3 マルチファンクション入力3
(速度指令選択1) Ry
5 Ⅰ4 マルチファンクション入力4
(速度指令選択2) バリスタ
6 Ⅰ5 マルチファンクション入力5
(加・減速時間選択)
7 Ⅰ6 マルチファンクション入力6
(トルク制限値選択)
8 Ⅰ7 マルチファンクション入力7(注2) CN8
(アラームリセット/非常停止)
9 パソコン
Ⅰ8 マルチファンクション入力8 (RS-232C)
(パルス周波数速度指令)
22 TGND 制御用グランド(注3)
(注4) 10 C1 マルチファンクション出力1(注2)
11 E1 (異常検出)
12 C2 マルチファンクション出力2
13 E2 (運転中)
30V以下 14 C3 マルチファンクション出力3
15 E3 (回転パルス)
Ry 16 C4 マルチファンクション出力4
17 E4 (定格トルクオーバー)
19 +5V 外部アナログ 5V電源
20 AIN 外部アナログ入力
21 AOUT アナログ出力
注1. 昇降運転や減速時などの回生運転時に主電源(+)と制御電源(⊕)を接続した状態で、バッテリーから切り離さないでください。
注2. 安全のため、初期状態は極性を反転しております。
注3. 配線時の注意事項P.878をご参照して配線してください。
注4. ブレーキを使うときの配線例です。
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バッテリー電源 VG/APGタイプ VHタイプ VF3S/VF3Fタイプ 制御部仕様 技術資料
平行軸 直交軸 同心中空軸・同心中実軸ギアモータ AFCタイプ/直交中空軸
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相互配線図
SDシリーズ 0.75kW
■シンク接続例(内蔵電源を使用する場合) 内蔵スイッチ(SW1)
内蔵電源を使用する場合は、ドライバの内蔵スイッチ(SW1)を右 外部電源使用
図のようにしてください。
内蔵電源使用
(注1)
+ 主電源(+)
RD(U) 赤
-
主電源(-) モータ駆動出力 U相
○+ WT(V) 白
制御電源( ○+) モータ駆動出力 V相 M
BK(W) 黒
CN1 モータ駆動出力 W相
1
IN-COM 入力コモン モータ信号線
CN6
2 Ⅰ1 マルチファンクション入力1
(正転駆動指令)
3 B
Ⅰ2 マルチファンクション入力2
(逆転駆動指令)
4 Ⅰ3 マルチファンクション入力3
(速度指令選択1) Ry
5 Ⅰ4 マルチファンクション入力4
(速度指令選択2) バリスタ
6 Ⅰ5 マルチファンクション入力5
(加・減速時間選択)
7 Ⅰ6 マルチファンクション入力6
(トルク制限値選択)
8 Ⅰ7 マルチファンクション入力7(注2) CN8
(アラームリセット/非常停止)
9 パソコン
Ⅰ8 マルチファンクション入力8 (RS-232C)
(パルス周波数速度指令)
22 TGND 制御用グランド(注3)
(注4) 10 C1 マルチファンクション出力1(注2)
Ry 11 E1 (異常検出)
12 C2 マルチファンクション出力2
13 E2 (運転中)
14 C3
30V以下 マルチファンクション出力3
15 E3 (回転パルス)
16 C4 マルチファンクション出力4
17 E4 (定格トルクオーバー)
19 +5V 外部アナログ 5V電源
20 AIN 外部アナログ入力
21 AOUT アナログ出力
注1. 昇降運転や減速時などの回生運転時に主電源(+)と制御電源(⊕)を接続した状態で、バッテリーから切り離さないでください。
注2. 安全のため、初期状態は極性を反転しております。
注3. 配線時の注意事項P.878をご参照して配線してください。
注4. ブレーキを使うときの配線例です。
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技術資料 制御部仕様 VF3S/VF3Fタイプ VHタイプ VG/APGタイプ
同心中空軸・同心中実軸 バッテリー電源 直交軸 平行軸
AFCタイプ/直交中空軸 ギアモータ
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端子説明
端子説明
I/Fは主電源と絶縁はされておりませんので、配線時にはご注意ください。
■各種コネクタ仕様
記号 メーカ 型式 備考
端子台
(TM1~6) ─ ─ 締め付けトルク:0.8~1.2N・m(M4)
締め付けトルク:1.6~2.0N・m(M5)
CN1 日本圧着端子製造 S22B-PUDSS-1 適合ハウジング:PUDP-22V-S
適合圧着端子:SPUD-001T-P0.5
CN6 日本圧着端子製造 S05B-XASK-1 適合ハウジング:XAP-05V-1
適合圧着端子:SXA-001T-P0.6
CN8 日本圧着端子製造 S4B-XH-A 適合ハウジング:XHP-4
適合圧着端子:SXH-001T-P0.6N
■端子台配列
端子記号 機能名 内容
○+ 制御電源(+) 制御電源のプラス側です。
− 主電源(-) Vシリーズ 主電源のマイナス側です。
制御電源のマイナスと共通です。
SDシリーズ 制御電源/主電源のマイナス側です。
+ 主電源(+) 主電源のプラス側です。
RD(U) モータ駆動出力 U相
WT(V) モータ駆動出力 V相 モータと接続します。(注1)
BK(W) モータ駆動出力 W相
注1. モータ駆動出力は結線場所に注意してください。結線を間違えるとモータは駆動しません。
■入出力コネクタ配列(CN1)
1番端子切欠き
1 21
2 22
基板
端子番号 端子名 機能名 初期設定
1 IN_COM 入力コモン ( 注1) ―
2 Ⅰ1 マルチファンクション入力1 正転駆動指令
3 Ⅰ2 マルチファンクション入力2 逆転駆動指令
4 Ⅰ3 マルチファンクション入力3 速度指令選択1
5 Ⅰ4 マルチファンクション入力4 速度指令選択2
6 Ⅰ5 マルチファンクション入力5 加減速時間選択
7 Ⅰ6 マルチファンクション入力6 トルク制限値選択1
8 Ⅰ7 マルチファンクション入力7 アラームリセット/非常停止( 注2)
9 Ⅰ8 マルチファンクション入力8 パルス周波数速度指令
10 C1
11 E1 マルチファンクション出力1 異常検出( 注2)
12 C2
13 E2 マルチファンクション出力2 運転中
14 C3 マルチファンクション出力3
15 E3 (高速パルス出力対応) ( 注3) 回転パルス
16 C4 マルチファンクション出力4
17 E4 (高速パルス出力対応) ( 注3) 定格トルクオーバー
18 ─ 未使用 ―
19 +5V 外部アナログ 5V電源 ( 注4) ―
20 AIN 外部アナログ入力端子 速度指令
21 AOUT アナログ出力端子 速度(モータ実速度を出力)
22 TGND 外部設定器用グランド( 注5) ―
注1. 内蔵スイッチを内蔵電源を使用する設定にした場合、内部でグランドと短絡されます。
注2. 初期設定では入出力極性が反転しています。
注3. マルチファンクション出力3、4は高速パルス出力に対応しています。出力機能の回転パルス、正転パルス、逆転パルスを選択する場合はマルチファンクション出力3、4に機能
を割り付けてください。
注4. 電源出力端子となっております。外部から電源を接続しないでください。
注5. 外部設定器を使用する場合にのみ接続します。外部設定器を使用しない場合は、他の端子と接続しないでください。
■モータ信号コネクタ配列(CN6) (注1) ■通信コネクタ配列(CN8)
端子番号 端子名 機能名 端子番号 端子名 機能名
1 +15V 電源 15V 1 +5V 電源 5V
2 HALL_U ホールセンサ入力 U相 2 TxD データ送信
3 HALL_V ホールセンサ入力 V相 3 RxD データ受信
4 HALL_W ホールセンサ入力 W相 4 GND グランド( 注1)
5 GND グランド(注2) 注1. 主電源(-)と接続しないでください。
注1. 最大延長は5mとなります。
874 注2. 主電源(-)と接続しないでください。
バッテリー電源 VG/APGタイプ VHタイプ VF3S/VF3Fタイプ 制御部仕様 技術資料
平行軸 直交軸 同心中空軸・同心中実軸ギアモータ AFCタイプ/直交中空軸