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『食品防御対策ガイドライン』を参考にした監視カメラ選定ガイド

ハンドブック

厚生労働省『食品防御対策ガイドライン(食品製造工場向け)』(平成25年度改訂版)を基に、監視カメラ設置についてのポイントを分類し、それぞれに適した監視カメラの紹介をしています。

食品工場における製造ラインや生産ラインのネットワークカメラであれば、是非弊社にお任せ下さい。フードディフェンス用途には多くの実績を有しおります。

この資料は、厚生労働省『食品防御対策ガイドライン(食品製造工場向け)』(平成25年度改訂版)に基づき、考慮すべきポイントと、それに対応した監視カメラの選定についてまとめた資料です。

各カメラの詳しい性能については、お気軽にお問い合わせ下さい。

このカタログについて

ドキュメント名 『食品防御対策ガイドライン』を参考にした監視カメラ選定ガイド
ドキュメント種別 ハンドブック
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登録カテゴリ
取り扱い企業 ACTUNI株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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取り扱い注意 Confidential 食品製造工場における 監視カメラの選定について 参考資料; 厚生労働省 『食品防御対策ガイドライン(食品製造工場向け)』 (平成25年度改訂版) 2018年8月7日 ACTUNI株式会社
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取り扱い注意 Confidential はじめに  本資料は、厚生労働省『食品防御対策ガイドライン(食品製造工場向け)』 (平成25年度改訂版)を基に、弊社の見解を述べたものです。ここに記載され ている見解はあくまで弊社のものであり、行政機関等の全ての公的機関、ある いはその他の第三者とは関係がありません。  本資料作成に際して参照した『食品防御対策ガイドライン(食品製造工場向 け)』(平成25年度改訂版)は、公益社団法人日本食品衛生協会のHPから入手 したものです。 http://www.n-shokuei.jp/news/2014/info_guideline.html ACTUNI CO., LTD 2
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取り扱い注意 Confidential ガイドラインと監視カメラシステム(概要) 厚生労働省 食品防御対策ガイドライン(食品製造工場向け) 平成25年度改訂版 より監視カメラシステムが関連すると思われる部分を抜粋 1.優先的に実施すべき対策 ⚫ 「食品工場内の試験材料(検査用試薬・陽性試料等)や有害 人的要素(従業員等) 物質については保安場所を定めた上で、(中略)解説:(中 略)カメラ等の設置を行う」→⑪ ⚫ 「製造現場内へは原則として私物は持ち込まないこと」→① ⚫ 「井戸、貯水、配水施設への侵入防止措置を講じる」→⑫ ⚫ 「就業中の全従業員等の移動範囲を明確化する」→② ⚫ 「コンピューター処理制御システムや重要なデータシステム 人的要素(部外者) について、(中略)解説:(中略)物理的なセキュリティ措 ⚫ 「解説:訪問者の身元を、社員証等で確認する」→③ 置を講じる」→⑬ ⚫ 「工場内を単独で行動する可能性のある訪問者(業者)には、 入出荷等の管理 持ち物を十分確認し、不要なものを持ち込ませないようにす ⚫ 「資材や原材料等の納入時の積み下ろし作業や製品の出荷時 る」→④ の積み込み作業を監視する」→⑭ 施設管理 ⚫ 「不要な物、利用者・所有者が不明な物の放置の有無を定常 2.可能な範囲で実施が望まれる対策 的に確認する」→⑤ 組織マネジメント ⚫ 「食品に直接手を触れることができる仕組みや袋詰めの工程 や、従事者が少ない場所等、意図的に有害物を混入しやすい ⚫ 「解説:(中略)故意による器物の破損や悪意の落書きなど 箇所を把握し、(中略)解説:(中略)監視カメラの設置等 の予兆を見逃さないことが重要である」→⑮ を行うと共に(後略)」→⑥ 人的要素(従業員) ⚫ 「工場が無人となる時間帯についての防犯対策」→⑦ ⚫ 「敷地内の従業員の所在を把握する」→⑯ ⚫ 「鍵の管理方法を策定し」→⑧ 施設管理 ⚫ 「製造棟、保管庫は、外部からの侵入防止のため」→⑨ ⚫ 「カメラ等により工場建屋屋外の監視を行う」→⑰ ⚫ 「製造棟や出入り口や窓など外部から侵入可能な場所を特定 ⚫ 「警備員の巡回やカメラ等により式内に保管中/使用中の資 し、確実に施錠する等の対策を取る」→⑩ 材や原材料の継続的な監視、施錠管理等を行う」→⑱ ACTUNI CO., LTD 3
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取り扱い注意 Confidential 設置目的の明確化  監視カメラシステムは、食品防御対策において、物理的な防御策とはなりませんが、抑止力として の効果は大いに期待出来、また万が一の際には検証作業の切り札となります。  弊社では、食品工場における食品防御対策用監視カメラの設置に際して、ガイドラインを参考にし て設置目的を次のように分類しています。 脆弱性のある場所の監視 食品防御で最も重要な監視です。脆弱性のある場所の把握が重要で、脆弱性の根本的解消難しい場合に は、監視カメラによる抑止力の重要性が増します。 不測の事態の記録や予兆の検知(空間の監視) 工場全体に出来る限り死角が生じないように監視カメラを配置することで、不測の事態の発生状況を確 認出来るようにします。また、落書きや器物損壊など、異変の予兆と言われていることの発生状況を確 認も可能になります。 出入口の監視 食品防御の基本となります。監視カメラの映像記録で従業員及び納入業者など工場関係者の入退の記録 を明確に行います。 一般的な防犯対策としての監視 工場外周の監視等、主に対外的な防犯対策で、撮影対象が明確なことが多くなります。また監視カメラ の存在を積極的に目立たせることが多く、PZTカメラの設置にも効果が期待出来ることがあります。 ACTUNI CO., LTD 4
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取り扱い注意 Confidential 脆弱性のある場所の監視 5K高解像度カメラの解像力 1600万画素大型CMOSセンサー 食品防御で最も重要な監視。脆弱性のある場所の把握が重要。脆弱性の根本的解消難しいことも多く、その (4944x3280)搭載 場合監視カメラによる抑止力の重要性が増す。 撮影距離:約3m ガイドライン条項との関連 カメラ選定のポイント 1.優先的に実施すべき対策 ⚫ 基本的に撮影する場所や対象が明確であるので、一般的な 施設管理 監視カメラの設置が多い ⚫ 「食品に直接手を触れることができる仕組みや袋詰めの ⚫ 環境変化に備え、防水・光学ズーム・IR照明の標準装備を 工程や、従事者が少ない場所等、意図的に有害物を混入 推奨 しやすい箇所を把握し、(中略)解説:(中略)監視カ メラの設置等を行うと共に(後略)」→⑥ VIVOTEK VIVOTEK IB8367A(2MP) FD8367A-V(2MP) ⚫ 「食品工場内の試験材料(検査用試薬・陽性試料等)や 有害物質については保安場所を定めた上で、(中略)解 説:(中略)カメラ等の設置を行う」→⑪ ⚫ 高解像カメラを使用することで、作業場全景を撮影しつつ、 投入口など特定部分の厳格な監視も可能 ⚫ 「コンピューター処理制御システムや重要なデータシス テムについて、(中略)解説:(中略)物理的なセキュ Avigilon 高画素通常型IPカメラ(4MP) リティ措置を講じる」→⑬ HD Pro 4K(8MP) – 7K(30MP) 入出荷等の管理 ⚫ 「資材や原材料等の納入時の積み下ろし作業や製品の出 ⚫ 温度管理が必要な対象の監視用に IPサーマルカメラ も有 荷時の積み込み作業を監視する」→⑭ Mobotix M26 サーマルIPカメラ Avigilon 5Kカメラ(16MP) 5 ACTUNI CO., LTD
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取り扱い注意 Confidential 不測の事態の記録や予兆の検知(空間の監視) 通常と異なる小さなことが、予兆となっていることが多いと言われている。発生場所の予測が困難なことが 多く、広範囲を死角なく撮影する必要がある。 ガイドライン条項との関連 カメラ選定のポイント 1.優先的に実施すべき対策 ⚫ 広角レンズを備えた一般的な監視カメラの設置が基本 人的要素(従業員等) ⚫ 環境変化に備え、防水・光学ズーム・IR照明の標準装備を ⚫ 「就業中の全従業員等の移動範囲を明確化する」→② 推奨 施設管理 ⚫ 「不要な物、利用者・所有者が不明な物の放置の有無を VIVOTEK VIVOTEK IB8367A(2MP) FD8367A-V(2MP) 定常的に確認する」→⑤ ⚫ 撮影範囲が広く、撮影対象が事前に特定出来ないことが多 2.可能な範囲で実施が望まれる対策 いので、全方位カメラの設置が適することも多い。 組織マネジメント ⚫ 魚眼映像を録画し、再生時平面展開可能なことが望まれる ⚫ 「解説:(中略)故意による器物の破損や悪意の落書き などの予兆を見逃さないことが重要である」→⑮ VIVOTEK VIVOTEK FE9391-EV(12MP) FE9191(12MP) 人的要素(従業員) ⚫ 「敷地内の従業員の所在を把握する」→⑯ ⚫ 撮影された人物やモノの特定が必要な場合は、高解像度カ メラがコストパフォーマンスで優れることがある Avigilon HD Pro 4K(8MP) – 7K(30MP) ACTUNI CO., LTD 6
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取り扱い注意 Confidential 出入口の監視 食品防御の基本となる。従業員及び納入業者など工場関係者の入退の記録を明確に行う。 ガイドライン条項との関連 カメラ選定のポイント 1.優先的に実施すべき対策 ⚫ 撮影範囲が明確であることが多いので、一般的な監視カメ 人的要素(従業員等) ラの設置が適することが多い ⚫ 「製造現場内へは原則として私物は持ち込まないこと」 ⚫ 環境変化に備え、防水・光学ズーム・IR照明の標準装備を →① 推奨 人的要素(部外者) VIVOTEK VIVOTEK ⚫ 「解説:訪問者の身元を、社員証等で確認する」→③ IB8367A(2MP) FD8367A-V(2MP) ⚫ 「工場内を単独で行動する可能性のある訪問者(業者) には、持ち物を十分確認し、不要なものを持ち込ませな ⚫ 間口が広い場合や廊下・通路の往来の撮影には、パノラマ いようにする」→④ カメラの設置が適することも多い VIVOTEK VIVOTEK CC8371-HV(3MP) CC8370-HV(3MP) ⚫ 人物や車両の特定が必要な場合は、高解像度カメラがコス トパフォーマンスで優れることがある Avigilon HD Pro 4K(8MP) – 7K(30MP) パノラマカメラによる玄関撮影イメージ ACTUNI CO., LTD 7
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取り扱い注意 Confidential 一般的な防犯対策としての監視 マルチカメラパノラマによる 駐車場撮影イメージ 工場外周の監視等、主に対外的な防犯対策となる。また監視カメラの存在を積極的に目立たせることが多く、 ライブ映像による遠隔監視が警備の効率化に有用な場合もある。 ガイドライン条項との関連 カメラ選定のポイント VIVOTEK PTZカメラの検証 1.優先的に実施すべき対策 ⚫ 撮影範囲が明確である場合は一般的な監視カメラの設置が 30倍ズームと250m IR照明 施設管理 適する ⚫ 「工場が無人となる時間帯についての防犯対策」→⑦ ⚫ 環境変化に備え、防水・光学ズーム・IR照明の標準装備を ⚫ 「鍵の管理方法を策定し」→⑧ 推奨 ⚫ 「製造棟、保管庫は、外部からの侵入防止のため」→⑨ VIVOTEK VIVOTEK ⚫ 「製造棟や出入り口や窓など外部から侵入可能な場所を IB8367A(2MP) FD8367A-V(2MP) 特定し、確実に施錠する等の対策を取る」→⑩ ⚫ 「井戸、貯水、配水施設への侵入防止措置を講じる」→ ⚫ 建屋外周部や通路の往来の撮影には、IR照明付きパノラマ ⑫ カメラの設置が適す(高解像度のマルチカメラタイプ有) 2.可能な範囲で実施が望まれる対策 VIVOTEK VIVOTEK CC8371-HV(3MP) MS9390-HV(8MP) 施設管理 撮影中央部距離約280m ⚫ 「カメラ等により工場建屋屋外の監視を行う」→⑰ ⚫ 高性能PTZカメラのライブ映像を活用することで、巡回業 ⚫ 「警備員の巡回やカメラ等により式内に保管中/使用中 務負荷の低減と迅速な状況確認が可能 の資材や原材料の継続的な監視、施錠管理等を行う」→ VIVOTEK ⑱ SD9366-EH(2MP) X30光学ズーム, 250m IR照明 撮影中央部距離約250m ACTUNI CO., LTD 8
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