段取り自動化プレスブレーキ　B3

BENDING 段取り自動化プレスブレーキ

新たな視点で、結果を出す。 生産性 ロットサイズに関係なくプレスブレーキの生産性を維持 ATA/ATA-LTおよび ATA/MVM は、サルバニーニ独自の段取り自動化ソリューションです。 高い生産性を維持しながら、プレスブレーキでのキット生産(セット流し)と1個生産を可能 にします。 オペレーターの負担を大幅に軽減 AU-TOはサルバニーニの特許取得済み自動金型交換装置です。生産フローに応じて最適 な運用をすることで、完全な独立性と効率性を実現します。 生産性を最大化しつつ環境への負荷を軽減 B3プレスブレーキは画期的な構造と技術的ソリューション（ダイレクトドライブとKERS） を採用することによって、人々と環境の両方に配慮しつつ高い生産性を維持することができ ます。 適応性 材料の変化に影響されない生産 MAC2.0はプレスブレーキに組み込まれた一連の適応技術（S-クラウニング、AMS、TFC） です。システムをインテリジェントにし、試し曲げによるスクラップや補正をなくし、生産可 能な製品の範囲を拡大します。 機械を生産要件に適応させる B3プレスブレーキは、それぞれのお客様の生産要件に合わせて幅広い選択肢の中から設 定可能です。様々なオプションと本体付属品により、操作と製品の取り扱いを容易にした り、プレスブレーキの汎用性を高めたり、またその構成要素（バックゲージ、シートフォロワ ー等）をより人間工学的に改善できます。 統合性 プレスブレーキをユーザーシステムに統合可能 すべてのB3プレスブレーキは、機械とお客様のERP間の通信を可能にするOPSプロセスソ フトウェアを装備することができます。また、IoTソリューションであるLINKSに接続するこ とも可能です。 曲げ加工の自動化・半自動化 サルバニーニ独自のソリューションによって、プレスブレーキは生産す システムと自動化に関する豊富な専門知識と板金加工における幅広い適用経験により、 サルバニーニは、単体のプレスブレーキ、ロボット化されたベンディングセル(ROBOformER) 、 る対象に応じて金型をセットアップし管理することができます。プレス フレキシブルベンディングセル（FlexCell）または自動化工場(AJS) にかかわらず、 曲げ加工に段取りの自動化機能を採用することで、機械の有用性を大 お客様が最良のソリューションを選択できるようお手伝いすることができます。 幅に向上させ、その独立性と柔軟性を高めたシステムとなっています。 2 Salvagnini © 2020 all rights reserved

B E N D I N G B3はあらゆる生産に最適な ダイナミックプレスブレーキです。 フレキシブルな自動化 利用可能な自動化装置（ATA、MVM、AU-TO）は、 キット生産と1個生産の両方の生産性と柔軟性を 兼ね備えています。 持続可能な生産性 採用された技術的ソリューション（ダイレク トドライブとKERS）は、人々と環境の両方に 配慮しつつ生産性を維持することを可能に します。この構造は機械の汎用性を高め、 パーツ形状の制約を緩和します。 コネクティビティ4.0 LINKSとOPSソ フトウェアは、 システムと生産フローに関与する部署 間との通信を確立します。 適応技術 統合された適応技術（S-クラウニング、AMS、TFC） はシステムをインテリジェントにし、試し曲げに よるスクラップ補正をなくし、生産可能な製品 の範囲を拡大します。 B3は、電気式および油圧式プレスブレーキの機能と利点を、サルバニー ニの自動化、ソフトウェア、メカニックおよびエレクトロニクスに関する 深い知識と組み合わせることで設計されました。 4 Salvagnini © 2020 all rights reserved

B E N D I N G 最大の有用性、最大の生産性。 OEEはシステムの総合効率を表す尺度です。 従来のプレスブレーキでは平均約30％です。高度で精密な高速技術の 場合であっても、手動プレスブレーキは作業停止時間やセットアップ時 間、さらに材料の供給および加工中のハンドリングやチェックのための 待機時間などの要因によって効率性が制限されます。 プレスブレーキの有用性を大幅に高める サルバニーニはすでに、プレスブレーキの柔軟性と独立性を高めるこ とができる段取り自動化のアイデアを導入することで高い有用性を実 現しました。これによってプレスブレーキはあらゆる製品に応じて金型 をセットアップし管理することができます。 その目的は、曲げ加工へのオペレーターの介入を減らすことであり、 その結果、例えば加工時間、コスト、予算の面でいっそうの確実性がも たらされます。 サルバニーニは4つの自動化装置を開発しました。ATAとATA.Lは自動 的にパンチ長とダイ長を調整し、MVMは自動的にダイ巾を調整し、 AU-TOは自動的に金型をセットアップします。 これらの装置のモジュール性により、サルバニーニのすべてのプレスブ レーキをそれぞれのお客様の生産要件を満たすように構成することが でき、カスタマイズできる段取り自動化装置により高レベルの生産性と 効率性が確保されると同時に、完成品の利幅が改善されます。 利用可能な4つの中から選択された自動化のレベルに 関係なく、B3は現在の市場で入手可能な設置面積が 最小のソリューションです。 6 Salvagnini © 2020 all rights reserved

B E N D I N G 段取りの自動化。 適応技術。 1 LEVEL OF AUTOMATION AMS 角度自動計測装置 スプリングバックによる曲げ角度の変化を リアルタイムで計測し、最適な角度に補正 するレーザー測定装置です。プレスブレー ATA（自動パンチ長調整装置）はパンチ長を自動的に調整するために使用 キの長さに関係なく、短いサイクルで1点の され、時間を節約し生産効率を高めます。パンチ長の切り替えは非常に速く 角度測定を実行することもできます。生産性 ほんの数秒で完了します。プログラミングはシンプルで直感的に行えます。 をより向上するための測定記録とアクティブ モニタリングが可能です。 LEVEL OF AUTOMATION 2 TFC フレーム制御 プレスブレーキ構造に組み込まれた スマートセンサーでフレームの歪み 自動ダイ長調整装置のATA.L装置は、異なる長さのパーツを順番に曲げるこ 量を検出します。フレームの歪みが とができるため、キット生産に理想的なソリューションです。 検出された場合、NCは直ちに補正を 行い、曲げ角度の偏りを防ぎます。 3 LEVEL OF AUTOMATION S-クラウニング 適応性を備えたクラウニング 独自のクラウニングシステムにより、 ATA.Lに代わる自動ダイ巾調整装置MVMオプションは、プログラムに基づい たとえパラメーターが変化したとしても、 てダイ巾を自動的に調整し、板厚や曲げRが異なる材料を曲げられるようにし オペレーターの介入なしに高い通り精度を ます。手動で段取り替えをする必要がないため、プレスブレーキの生産性と柔 実現します。 軟性が向上します。 LEVEL OF AUTOMATION 4 サルバニーニの第4レベルの自動化は、AU-TO自動金型交換装置に代表され 段取り時間を短縮し、B3プレスブレーキの有用性を高めます。動きは曲げ領域の外側で起こるため、 ます。AU-TOはATA装置の操作を無効にするのではなく、むしろ自動金型セッ 曲げ加工に影響を与えることはありません。プレスブレーキの後部に配置されたカバー付きの金型収納 トアップのポテンシャルを最大にして、生産フローに基づく最良の戦略を適用 マガジンは、最大24 mの金型を保管できます。操作は迅速で、サイクル時間内および待機時間内に行わ して加工の準備を行います。 れるため、テクノロジーの効率をさらに向上します。 8 Salvagnini © 2020 all rights reserved

B E N D I N G 持続可能な高い生産性。 コネクティビティ4.0 ダイレクトドライブ オンデマンド消費 ラムの動きは、2つの独立したダイレクトドライブブラシレス モーターによって駆動されます。これにより、250 mm/sもの 最大上昇/下降速度の両方を実現できます。 KERS これは生産コストを正確に算出する OPSは、生産プロセス全体を最適化 LINKSは、プレスブレーキの効率性 エネルギーリカバリーシステム ソフトウェアです。個々の機械に基づ し、工場内外の管理ソフトウェアおよ を高めるサルバニーニのグローバル B3は、余分なエネルギーを回収し、それを後続のステップで いて計算するだけでなく、必要に応 びERP/MRPと連動することで制御 IoTソリューションです。このソフトウ 再利用する独自のシステムを装備することで、同じ消費量で じて加工の開始時から終了までのプ できるようにするためのモジュラーソ ェアによって、機械性能のリアルタイ 加速し、より高速に達することができます。 ロセス全体にわたって計算すること フトウェアです。 ムでのモニタリングや、独立した分析 も可能にします。 が可能になります。 LSBレーザーブロック安全装置 この装置は、危険エリア内の障害物を検出するためのレーザー 伝送装置とHDカメラで構成されています。加工ワークからわずか 2 mmに速度可変域を抑えることができます。 LEDライト プレスブレーキの上部と内部には2セットのLEDライトが取り付け られており、電力消費を抑えつつ、また作業領域での熱放射によ る不快な温度上昇を防ぎながら、作業領域とバックゲージを照ら して加工サイクル中の適切な視界を確保します。 10 Salvagnini © 2020 all rights reserved

B E N D I N G サルバニーニが提供する 標準装備。 FACEは、オペレーターと機械間の情報伝達をスムーズにするためのシン プルで直感的な新しいインターフェースで、プレスブレーキの操作上の複 雑さを最小限にします。 リアルタイム3D統合シミュレーション、グラフィカルツール、バーコードなど の機能が含まれています。 また、対話型診断アプリケーションのEasyData2.0が組み込まれています。 マルチタッチデバイスとなっています。 これは単一のウィンドウ内で機能し、バックグラウンド操作を排除します。 バックゲージ 最大限の生産の柔軟性のために、4つの異なるタイプから選択 可能です。各バックゲージは非常に堅牢な構成になっています。 オプション装置 すべての軸は正確さと頑丈さを実現するためリニアガイド上を スライドします。 STL照明 STL LEDシステムは必要に応じて使用できます。これは上部 ツールクランプに取り付けられており、オペレーターはプレス ブレーキのセットアップや曲げ加工を効率よく行うことができ ます。 BG4 BG8 FLWシートフォロワー FLWシートフォロワーは特に大きいまたは重いパーツを曲げ るのに推奨されます。各FLWの最大可搬重量は150 kgで、リ ニアガイドに沿って押し上げられます。FLWは、最大60°まで BG7 BG9 材料保持を補佐するための操作装置です。 スライドドア 前面スライドアシストバー プレスブレーキ本体に取り付けられているため、機械の 加工される材料を支える120 kgの可搬重量を持つ2台 設置面積を増やすことなく、金型や加工パーツを簡単に の前面スライドアシストバーです。加工パーツに対する 取り扱うことができます。 人間工学的使用そして扱い易さを実現します。 12 Salvagnini © 2020 all rights reserved

B E N D I N G すべての生産要件に 対応するソリューション。 B3 コンパクトテクノロジー B3ATA 生産性と柔軟性 最も高い適応性 1 主な特徴： ROBOformERは、サルバニーニのプレスブレーキによ ロボットによる曲げ加工 る無人生産のための自動化ソリューションです。プレス 2 ターゲット市場： 広い ブレーキの動力とロボットアームの機能を組み合わせ、 B3プレスブレーキは、あらゆる自動化ニー 3 生産形態： 各動作を完全に独立して管理します。 中ロット ズを満たすために、システム、フレキシブル 4 適用業界： セル、または自動化工場に簡単に統合でき ジョブショップ、電気産業、その他 5 最大の利点： ます。 連続生産における繰り返し精度 14 Salvagnini © 2020 all rights reserved

B E N D I N G 自動曲げのための マルチプロセスソリューション。 フレームベンダーは、仕掛品を扱うための専用ロボ ットを使用し、自動装置に接続されているパネルベ ンディングシステムとプレスブレーキを統合すること で達成される自動曲げソリューションです。 1 主な特徴： ライン構成 2 ターゲット市場： やや限定的 3 生産形態： 細幅部品生産 4 適用業界： ドア、サッシ、その他 5 最大の利点： 速度と繰り返し精度 AJSは、サルバニーニの4.0マルチプロセスソリューシ ョンです。さまざまな生産技術を組み合わせ、独自の OPSソフトウェアを使って作業を管理します。また、完 全に自動化された柔軟な方法で工場の生産フローを 1 主な特徴： フレキシブルベンディングセル FlexCell：独自の処理ソフトウェアにより、互いに通信 計画、調整、最適化します。 2 ターゲット市場： 可能な単体マシンの組み合わせです。この独自のソリュ とても広い ーションは、パネルベンダーの生産性とプレスブレーキ 3 生産形態： 1 主な特徴： 中/小ロット の柔軟性を組み合わせることにより、曲げ加工から最大 完全自動生産 4 適用業界： 限の価値を得ることを可能にします。スマートファクト 2 ターゲット市場： 空調機器、厨房機器、配電盤、その他 リーの自動処理装置と容易に統合できます。 限定的 5 最大の利点： 3 生産形態： 柔軟性、時間とコストを最適化 大ロット 4 適用業界： OEM 5 最大の利点： 完全自動化、スマートファクトリー 16 Salvagnini © 2020 all rights reserved

Laser cutting L3 L5 Punching S1 S4Xe Panel bending P1 PX P2lean P4lean Bending B3 Systems AJS ® FMS S4 + P4 Logistics FlexCell MTW MD MBT MV LTWS 本 社 ： 〒594-1144 大阪府和泉市テクノステージ1-3-13 TEL 0725-54-3911 / FAX 0725-54-3912 関東営業所 ： 〒226-0019 神奈川県横浜市緑区中山5丁目11-3 吉田ビル201 TEL 045-930-3515 / FAX 045-930-3516 九州サービスオフィス ： 〒812-0892 福岡県福岡市博多区東那珂1-18-27-305 ホームページ： http://www.salvagnini.co.jp SALVAGNINI JAPAN 3962021112 J 2020