【展示会レポート】第1回 スマート工場 EXPO

Page 1:第1回 スマート工場 EXPO展示会レポート2017年1月26日発行ものづくりニュース編集部2017/1/18（水）∼ 2017/1/20（金）Event Report by

Page 2:第1回 スマート工場 EXPO 概要スマート工場 EXPOとは名称 第1回 スマート工場 EXPO会期 平成29年1月18日（水）∼20日（金）3日間会場東京ビッグサイト〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1入場料 無料主催 リード エグジビション ジャパン 株式会社後援ロボット革命イニシアティブ協議会(一社)インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ来場者数1月18日（水）35,128名1月19日（木）36,590名1月20日（金）38,516名合計110,234名※同時開催展も含むhttp://www.sma-fac.jp/IoT、FA機器、省エネなど、スマート工場を実現するためのあらゆるソリューションや製品が一堂に集まる展示会です。

Page 3:注目の企業AI学習機能と5種類の劣化指標による予知保全システム、生産シュミレータ各種IoTのシステム導入支援や制御機器を扱うFAプロダクツは、アドバンテック、電通国際情報サービスの両ブースに出展。AI学習機能と5種類の劣化指標で故障を予知する予知保全システムや、生産シュミレーターなどについて紹介した。株式会社FAプロダクツE25-4今回出展した予知保全システムは、AI学習機能と統計学的手法による5種類の劣化指標で、これから起こりうる故障を予知するもの。機械やモーター等の不具合によるラインのストップを回避します。振動センサーは通常1軸が一般的ですが、6軸振動センサーによって、より詳細なデータを計測、収集、解析することが可能に。周波数分析により振動の特徴を判断し、さらに振動の特徴部分を機械学習させて正常パターンを覚えさせます。故障する前の発見で、不具合品の流出も防げる安心システムです。様々なデータをデジタル化し、素早い改善と経営判断を iSiDによる実物とデータ上に再現するデジタルツインの展示スマートファクトリー実現のためのソリューションについて解説 iSiDブースにてセミナーも実施。Cluezから配布資料のダウンロードが可能株式会社FAプロダクツ 公式サイト http://fa-products.jp/株式会社FAプロダクツ by Cluez https://jp.cluez.biz/catalog/page/287/7762/E25-20

Page 4:注目の企業つないで動く賢い工場へ！ オープンプラットフォーム『FIELD system』ファナックは、製造現場の工作機械やロボット、CNCや各社のセンサーをつないで、現場のあらゆるデータを活用し、インテリジェントな製造現場を実現するオープンプラットフォーム『FIELD system』を紹介した 。今秋リリース予定。ファナック株式会社E25-28『FIELD system』は、現場で使用するあらゆる機械、CNCや他社製品をつなげることができ、その多くのデータをリアルタイムに処理、制御します。取得したデータ解析には人工知能が用いられ、予期しないダウンタイムを未然に防ぐことも可能。多大な通信コストをかけることなく集められた大量データによる深層学習の成果は、8時間で熟練者のチューニングに匹敵するとも！ 各アプリケーションはネットワークを通じていつでもダウンロードできるので、最新機能が扱えます。FA環境に最適な産業用PC「FIELD BASE」と「FIELD BASE PRO」 「分散深層学習」「深層学習による故障予知」「加工時間予測機能」についてオープンプラットフォームの全体像についての説明 「加工時間予測機能」は、予測時間をスケジュール管理アプリに反映ファナック株式会社 公式サイト http://fanuc.co.jp/index.html

Page 5:注目の企業1つのソースから無限のソリューションに『Rittal-The System.』産業用・IT用エンクロージャーのトップサプライヤー・リタールは、ニーズに合わせて製品を自在にカスタマイズする、トータルなシステムプラットフォーム『Rittal-TheSystem.』を出展。世界標準『TS 8』エンクロージャーなどを紹介した。リタール株式会社E25-46リタールの『Rittal-The System.』は、時間節約、信頼性向上、標準化など多くのメリットがあります。産業分野や施設固有のニーズなど条件に合わせて正確にカスタマイズすることができ、豊富な付属品とカスタムオプションによるサポートも強み。世界標準の『TS 8』をはじめ、同社の盤用クーラー『Blue e』も、世界大手の自動車メーカーで標準採用されています。従来比45%の省エネを実現するなど、設計や技術革新はもちろん、価値、効率、生産性のあるシステムです。マグトロニクス製作の制御装置が収納されたエンクロージャー「マニファクチュアリング4.0」コンセプトから実現への道の説明 連結型エンクロージャーシステム『TS8』の空冷式熱交換器リタール株式会社 公式サイト http://www.rittal.co.jp/リタール株式会社 by Cluez https://jp.cluez.biz/company/page/355/盤用クーラーや水冷式熱交換器など、さまざまな筐体やラックを展示

Page 6:注目の企業技術革新賞受賞！ モジュラー型産業用コンピュータ『HARTING MICA®』工業用耐環境コネクタのリーディングカンパニー・ハーティングは、モジュラー型産業用コンピュータ『HARTING MICA®』を出展した。「HERMES AWARD 2016」受賞の同製品は、ミニマム設計ながら、過酷な状況下でもデータの取得、保存、処理が可能。ハーティング株式会社E26-10『HARTING MICA®』は、温度や湿度の変動、振動に強く、工作機械が稼動する過酷な状況下に対応。堅牢で防塵・防水、さらにミニマム設計（W130 D80 H35mm）のため、機械横のちょっとしたスペースにも設置できます。MICAを工作機械につなぐことにより、メーカーや、新型旧型を問わず工場内の機械に接続し、マシン間の相互通信が可能に。高速起動で、IoTのアプリがスマホのように出し入れできるシステムも魅力です。MICAを工作機械につなぐことにより、様々なシーンで活躍 近代的なロボットのイラストが目にも楽しいブース内工作機械とつなげデモを展示する『HARTINGMICA®』 産業界における国際的な技術革新賞「HERMESAWARD2016」を受賞ハーティング株式会社 公式サイト http://www.harting.co.jp/home/ハーティグ株式会社 by Cluez https://jp.cluez.biz/company/page/37/

Page 7:注目の企業簡単操作で工場内を無線化。産業用ワイヤレスシステム『Radioline』産業用接続機器、インターフェース製品のトップメーカー、フェニックス・コンタクトは、プログラム不要の信号送信で簡単に現場の無線化ができる産業用ワイヤレスシステム『Radioline』を出展した。フェニックス・コンタクト株式会社E26-28『Radioline』は、ワイヤレス接続の設定、信号送信、信号複製などの作業が、全面にあるダイヤルの設定だけで行えるという簡単操作が特長。また低コストで設置やメンテナンスができるため、有線と比べてネットワークを簡単に拡張可能です。フェニックス・コンタクトが独自に開発した無線技術「Trusted Wireless」をベースに開発、大規模システムをネットワーク化し、I/Oシグナルとシリアルデータを簡単に長距離送信することができます。Ethernetの延長ソリューションは、SHDSL技術使用で最大20kmまで延長 ブース内には、ワイヤレスシステムの説明を聞く多くの来場者が現場の無線化を実現する、産業用ワイヤレスシステム『Radioline』 現場の無線化により管理も見える化できるフェニックス・コンタクト株式会社 公式サイト https://www.phoenixcontact.com/online/portal/jp

Page 8:注目の企業『IoT/M2M対応 データプロットキット』で簡単すぐに見える化をスプリング式端子台メーカーのワゴジャパンは、予知保全に最適な見える化ソリューション『IoT/M2M対応 データプロットキット』を出展した。パッケージ製品のため、「予算がない」「開発に時間が割けない」といった現場でも簡単に見える化を実現可能。ワゴジャパン株式会社E27-3『IoT/M2M対応 データプロットキット』は、WAGO-I/O-SYSTEMへアクセスするだけで、パソコンやタブレットで簡単にモニタリングやコントロールが行えます。コントローラ内部にサーバ機能が搭載されているため、外部サーバがなくてもダイレクトにアクセス可能。アプリをダウンロードすればスマートフォンでも監視でき、通信方法は、Ethernetと携帯電話の3G回線、2種類から選択。モニタリングの機器を選定しパッケージングして、すぐに始められます。SDカードスロットがあるため、カードにデータログを取ることも 説明パネルにはたくさんの来場者が集まっていましたWAGO-I/O-SYSTEM機能を使用した『PFC100シリーズ』の紹介 現在使用しているパソコンから簡単にモニタリングやコントロールが可能ワゴ ジャパン株式会社 公式サイト http://www.wago.co.jp/ワゴ ジャパン株式会社 by Cluez https://jp.cluez.biz/company/page/54/

Page 9:注目の企業設備稼働状態をワイヤレスで転送、ローコストでIoTが始められる！回転警示灯のリーディングカンパニー・パトライトは、発光色やブザー音で細かく状況把握ができる積層情報表示灯『LA6』、信号灯に送信機を取り付けるだけで設備稼働状態がワイヤレス転送されるデータ通信システム『AirGRID®WDシリーズ』を紹介した。見えやすさ、聞こえやすさ、耐環境性にこだわった積層信号灯 『LRシリーズ』 生産現場の“見える化”、 IoTの導入に多くの来場客が足を止めた株式会社パトライト信号灯に送信機を取り付けるだけで、設備稼動状態をパソコンにワイヤレス転送できるデータ通信システム『WDシリーズ』。IoTの導入はコストも時間もかかると思われがちですが、ローコストな送信機でスモールスタートが可能です。リアルタイムの正確な稼働率の把握、生産計画と実際の稼働状態とのギャップの改善、遠隔管理やオペレーションの最適化などメリット満載。多くの来場者が注目していました。F28-27動作プログラムを搭載の『LA6』。自由に発光色や動作モードの設定が可能 信号灯からデータを収集、リアルタイムに稼働率が把握できる『AirGRID®WD』株式会社パトライト 公式サイト http://www.patlite.co.jp/株式会社パトライト by Cluez https://jp.cluez.biz/company/page/28/

Page 10:注目の企業現場のセンサー情報を、クラウドにつなげる架け橋『SmartBridge』産業用各種センサーを扱うピーアンドエフは、IO-Link通信を無線に変換し、センサーの情報をモバイル機器に送信するインターフェース『SmartBridge』を出展。インダストリー4.0をセンサー技術で実現する、さまざまな革新的センサーが並んだ。株式会社ピーアンドエフE28-34『SmartBridge』は、IO-Link通信をBluetoothの無線通信に変換し、センサーの情報をタブレットやスマートフォンに送ることができます。計測値やパラメータ設定、診断などのプロセスデータやメンテナンスデータを、現場にいなくてもリアルタイムで確認可能。モバイル機器からセンサーへのアクセスもできるため、調整や変更などの発生にも迅速に対応できます。工場のデジタル化に向けて、ぜひ検討したいアイテムの1つです。IO-Link仕様の超音波センサ『UCシリーズ』 距離測定、位置検出などを行うIO-Link仕様の距離センサ『VM28シリーズ』『SmartBridge』でセンサデータをワイヤレスでモバイル機器へ転送 インダストリー4.0の実現に向けたセンサソリューション『SmartBridge』株式会社ピーアンドエフ 公式サイト http://www.pepperl-fuchs.co.jp/japan/ja/index.htm株式会社ピーアンドエフ by Cluez https://jp.cluez.biz/company/page/63/

Page 11:株式会社アペルザ Aperza inc.ものづくりニュース編集部お問い合わせ先〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町 23 番地 日土地山下町ビル13FTEL：045-228-8801