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所属企業の環境への関心、取り組み内容、部品選定時における配慮、得られた成果などを一冊にまとめました!
2050年までのカーボンニュートラルの実現をはじめ、世界的に環境問題への関心は高まる一方です。日本においても2020年12月に新たにグリーン成長戦略が策定されるなど、ますます取り組みが加速しています。実際の現場では関心や意欲の高さはどう変化してきているのか。今回は装置設計者と生産技術の方を対象として、環境配慮に関する実態調査を行いました。職場の温度感、取り組み内容、設計時や部品選定時の考慮具合、得られた成果などについて伺っています。
【掲載内容】
実態調査:アンケート結果
●回答者のプロフィール
●所属企業における取り組み内容
●部品選定時における環境配慮
●取り組みの成果
●今後について
実態調査:技術者インタビュー
●厳しい環境配慮ルール、大手メーカーの苦悩(装置設計)
●電機機器生産現場での環境配慮対応への取り組み(生産技術)
●電子部品関係設計と環境配慮問題について(装置設計)
【概要】
調査時期:2021年9月9日~9月16日
対象者:装置設計者、生産技術者
有効回答数:54
【掲載企業】 -
【協賛企業】 meviy(株式会社ミスミ)
※ダウンロードされたお客様の情報は弊社プライバシーポリシーに則り上記の企業と共同利用いたします。
このカタログについて
ドキュメント名 | 装置設計者と生産技術者に聞きました!環境配慮の理想と現実 |
---|---|
ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
ファイルサイズ | 1.2Mb |
取り扱い企業 | 株式会社アペルザ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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アペルザ様_wp⑤_01[表1]
装置設計者と生産技術者 に聞きました!
環境配慮の
理想と現実
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アペルザ様_wp⑤_02[はじめに]
は じ め に
2050年までのカーボンニュートラルの実現をはじめ、世界的に
環境問題への関心は高まる一方です。日本においても2020年
12月に新たにグリーン成長戦略が策定されるなど、ますます取り
組みが加速しています。実際の現場では関心や意欲の高さは
どう変化してきているのか。今回は装置設計者と生産技術の方
を対象として、環境配慮に関する実態調査を行いました。職場の
温度感、取り組み内容、設計時や部品選定時の考慮具合、得ら
れた成果などについて伺っています。
目 次
実態調査:アンケート結果
・回答者のプロフィール……………………………………………03
・所属企業における取り組み内容…………………………………04
・部品選定時における環境配慮……………………………………05
・取り組みの成果……………………………………………………05
・今後について………………………………………………………06
実態調査:技術者インタビュー
・Aさん(装置設計 / 20年 / 電機メーカー)
………………………………………………07
・Bさん(生産技術 / 7年 / 家電・事務機器メーカー)
………………………………………………08
・Cさん(装置設計 / 2年 / 部品メーカー)
………………………………………………09
概 要
調査時期:2021年9月9日~9月16日
対象者:装置設計者、生産技術者
有効回答数:54
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アペルザ様_wp⑤_03[アンケート]
回答者のプロフィール 54名の装置設計者、生産技術の方に
回答いただきました
Q 所属している
企業の業態 メーカー 主な製造物
72.2%
その他 自動車・航空・
31.5% 船舶など輸送機器
その他 25.9%
3.7% 家電、
事務機器 電子部品・デバイス・
5.6% 電子回路
13.0%
装置メーカー 部品加工・
24. 生産 産業機械
1% 7.4% 16.7%
Q 所属している
企業の従業員数
1~9人
10~19人
20~49人
50~99人
100~299人
500~999人
1,000~2,999人
3,000~4,999人
5,000~9,999人
10,000~19,999人
20,000人以上
0 2 4 6 8 10
Q 職種 Q 何を製造していますか?
装置設計 差し支えない範囲で
50.0% 教えてください
●駆動装置 ●海洋器具
主 な 製 造 物 ● 化合物半導体 ●映像関連機器
●飲料CAP ●印刷、塗工機械
●防振、制振、衝撃吸収材 および同応用
●
製品 ミリングマシン
●
配電盤 塗装ブース・乾燥装置など ポンプ、およびモーター
● ●
● ブレーカ、ホーム分電盤
●
生産技術 通信機器
●プラスチック製品
50. ●
0% 超音波システム(音圧測定解析、
●
発振制御) プラスチック成形機用洗浄剤
●
● 測定治具 測定機 生産設備 ファインセラミックス製品
● ●
● パワー半導体モジュール組立製品
●新規材料、製造装置やデバイス評価
● ●
装置など パワー半導体 パソコンの部品
●
省力化装置 省力化機械 ハーネス
● ●
● セラミックコンデンサなどの電子部品
●趣味類の輸送機器全般
●サーミスタセンサ
●自動車部品
● カーナビ、カーエレクトロニクス
●自動車関連の検査装置 ●自動車 部品製造
●自動機 ●自動運行制御システム ●カーエアコン用コンプレッサー
●自働車用部品 ●紫外線関連装置 ●エラストマ製品 ● IT農業関連の機器
●産業機械 ●工具 ●建材 ● 3Dプリンタ開発
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アペルザ様_wp⑤_04[アンケート]
所属企業について
Q あなたの所属する部署では、環境配慮について、
どのような取り組みをしていますか?(複数選択可)
紙の削減
節電
廃材等のリサイクル
鉛フリー
CO2やフロンなど温室効果ガス削減
揮発性有機化合物(VOC)規制
プラスチック削減
再生可能エネルギーの利用
その他
まったく取り組んでいない
0 10 20 30 40
半分以上の部署で紙の削減、および節電を実施と回答
Q あなたの所属する部署では、 設計、もしくは生産の業務において
環境問題への関心は高いですか? Q 環境問題はどの程度考慮しますか?
まあまあ
関心がある
まったく 常に
57.4% 考慮している
関心がない
1. まったく 37.0%
9% 考慮していない
1.9%
あまり
関心がない 他社より
14.8% 関心が高い
25.9%
企業規模別にみると3000名以下の企業では79%、 たまに
考慮している
3000名以上の企業では94%が 61.1%
「関心がある」「関心が高い」と回答
Q 考慮している理由について ご自身の関心が高まったきっかけについて、
教えてください(複数選択可) Q あてはまるものがあれば教えてください(複数選択可)
部署・部門でそのように 顧客からの要望が
ルール化されているため 増加していることを
実感したこと
上司の承認が下りない
競合他社が取組みを
設計審査が通らないため 始めたことを耳にした
売上や顧客の SDGS関連の
引き合いを増やすため 報道の増加
自社や製品ブランド 2020年7月の
イメージの向上 レジ袋有料化のスタート
世の中にとって役立つ
製品にしたいから 2020年10月の
政府による
顧客から指示されるため カーボンニュートラル宣言
競合他社が あてはまるものはない
取り組んでいるため
0 10 20 30
業務の課題であるため
0 10 20 30
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アペルザ様_wp⑤_05[アンケート]
部品選定時の配慮について
Q 部品選定時の要件として、 Q 部品選定時、環境配慮について
環境配慮は重要ですか? 重視する項目があれば教えてください(複数選択可)
重要 C02やフロンなど
38.9% 温室効果ガス削減
重要ではない
5. プラスチック削減
6%
リサイクル対応
鉛フリー
揮発性有機化合物
(VOC)規制
ないよりは 再生可能エネルギー
あった方が の利用
いい程度 省エネ
55.6%
0 5 10 15 20 25
成果について
Q 環境配慮について、ビジネスや 成果が出ていると回答いただいた方に聞きました
業務において成果が出ていると
考えていますか? 得られた成果
取り組んでいない はい Q (複数選択可)
11.1% 55.6% ブランドイメージが
向上した
顧客から評価された
政府や自治体など
から表彰された
生産効率が高まった
設計物が
機能向上した
問い合わせが増えた
いいえ
33.3% 0 5 10 15
成果が出ていないと回答いただいた方に聞きました
Q 目標が達成できなかった理由
(複数選択可)
掲げた目標は達成したが、
その成果が具体的に実感できなかった
取り組みへの知見が不足していた
設定した目標や取り組みのプランが
適切でなかった
顧客側で興味がない
0 2 2 6 8
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アペルザ様_wp⑤_06[アンケート]
今後について
Q 自分の業務の環境配慮について、
より積極的になるべきだと思いますか?
そうは思わない
18.5%
はい
81.5%
はいの 理 由
● これからの時代、環境配慮のない製品は受け入れられないと思う ●環境の変化は速い
● SDGsや企業ブランドのため ●世の中の流れに沿う ●ガソリン自動車にとって環境問題は取り組まざるを得ない状況にあり、
●超音波業界での鉛フリーは可能性がある状況になってきたと思います CO2排出の大きな原因にもなっており非常に責任を感じております。
高度成長期には胸を張って自動車を製造していたかもしれませんが、
●今後のビジネスには必須で、従来より会社的に推してきた項目であるから 今は違います。こんなにもCO2を排出するものを世の中に送り出して
●まだ足りないと思う よいものなのか疑問を感じています。弊社ではCO2を排出しない
環境対応について、世の流れが急速に変化していることを実感するため クリーンな技術を研究開発しております。皆様の暮らしに役立てる
●
ように自動車を変えていきます
●最低限の対応は必要 ●これからの国の課題だから
●小さなことからの積み重ねが必要だと考えるから
●さまざまな地球問題へ繋がっているから
● CNは重要なので
●限られた資源を活用していく中で環境問題対応は必要だと感じるため
●環境問題取り組みの全体は個々の積み重ねであるから
●競争力維持のため ●未来のために
●世のなかの流れに置いていかれるのは怖いため
●これからの時代に必要な対応と考えるため
●部品の確保が以前に比べ難しくなっている。必要な物を必要なだけ使う
● 2030年までの社内の中期計画目標値までは現行レベルでは達成で
● ●
きないため 社会からの要望がある 環境が人類の生命維持に重要であるため
●
● 規制が厳しくなりつつあるため、対応していく必要がある 規制や関心が深まっていく一方
●
会社方針にあるため 最近災害が多いため 顧客からの指示 環境問題は関わる人数が多いので、一人一人の一つ一つが、たとえ
● ● ●
小さくても、積み重なることで成果につながると考えます
●設備選定、設計の際に環境対応要求する習慣がまだない
●社会的要請であるため
●将来を考えておいた方がよいため
●これからの世の中、次世代へ引き継げる環境を作っていきたい
●一企業というよりは一人の人間として考えるべき
● REACH規制、RoHS規制等、世界的に環境対応が必須になってきて
●積極的になければ進捗度が落ちてしまう いるから
●世間の常識ととらえ、製造業として発展を目指すにあたり避けて通れない ●社会貢献
●限りのある資源の有効利用 ●回避できない課題であること
そうは思わないの理由
● 製造部門を持たないため、温室効果ガス等排出が少ない ●必要性を感じないから
●環境問題には進めるべきではあるが、費用対効果など課題は残っている ●性能に相反する場合が多い
●現状は求められていない ●現状の企業規模では限界がある ●クリーンが重要なのでユーザーはバージン材を希望するので
●設計製作の金額に余裕がない ●効果が明確に出ないため ●コストダウンとの兼ね合いが先
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アペルザ様_wp⑤_07[インタビュー]
interview 01 回答者プロフィール
Aさん/装置設計:約20年 仕事の内容
大手電機メーカー(社員数20,000人以上) 小型産業機械設計を担当
今回のお話の対象 厳しい環境配慮ルール、大手メーカーの苦悩
Q 「他社より関心が高い」 理由について、上長や経営層に対して説明する責任が
理由は? 生じる。そのための準備も正直大変で、精神的な負荷
も大きい。また、その時間が枷になって、開発期間に
自社が中長期経営計画において、環境配慮への取り組
多少の影響を及ぼす場合もあり得ると思う。この件に
みや目標について、IRや報道の場で具体的に宣言をして
ついては、設計開発の知識よりも、社内での処世術や
いる。そのことから、環境配慮対応の社内規定が定めら
プレゼンスキルが要求される気がする。
れているから。
Q 自身が、 Q この問題を
解消するには?
環境配慮対応に注目したきっかけは?
今後、業界の中で、もっと環境配慮面の意識が向上し、
2020年7月のレジ袋有料化スタート、SDGs関連の
含有化学物質の記録が普及していけばいいと思う。
報道の増加など、ここのところの政府の動きやメディア
報道の影響が大きいと考える。また自社についても、
やはり世界や国内の動向における影響は大きいのだろう。 Q 厳しい規制を
強いられざるを得ない背景は?
環境配慮設計で、 大手メーカーや製品に対して、市場の顧客の目が厳し
Q 苦労していることは? くなっている。また、不備や不正などが少しでも発覚
するとすぐ報道されてしまう。経営層もかなりピリピリ
自社で採用する部品については、規制される化学
していると思う。環境配慮面の厳しいルールも、そう
物質の数がいろいろあり、その上、含有化学物質の
いった背景があるのでは。
「chemSHERPA」(※)への記録が義務化されている。
また、自社で定める環境の基準に則っている部品でなけ
れば採用ができないことになっている。 ここまでして
(※経済産業省が主導して開発された、製品に含有する化学物質の Q 環境配慮の取り組みは必要?
情報を管理するシステム)
地球上のヒトを含めた生命を守るために、われわれ
しかし環境配慮について、我々の属する業界自体に、
製品を作る側が環境へ配慮することは、やはり大事で
厳しい規制やルールが敷かれているわけではなく、
あると考える。
chemSHERPAが普及しているわけでもないため、
日々関わりのある部品メーカーから共感が得られない
ことがよくある。現状では、部品メーカー側から、
「調査する手間も工数も大変なことになる」と拒否を
されるケースも多い。部品選定時にはそれで非常に
困り、苦しく感じることがある。
Q 選定した部品メーカーが、環境配慮関連の
ルールを守れない場合は、どうしているのか。
経営層も、完全なる遵守は現状では無理であると把握
しているためか、事情によっては一部について使用許可
が出る場合もある。その際、担当がメーカーを選定した
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アペルザ様_wp⑤_08[インタビュー]
interview 02 回答者プロフィール
Bさん/生産技術:約7年 仕事の内容
家電、事務機器メーカー(社員数1,000人~2,999人以上) 電機機器の生産技術、設備導入などにかかわる
今回のお話の対象 電機機器生産現場での環境配慮対応への取り組み
Q 自分の職場が、環境配慮への関心が Q 環境配慮の取り組みについて、
高いとする理由は? どんな成果が出ていますか?
自社が「工場・事業者の省エネ法規制」における特定 自社で自動化や効率化を進める中で、省エネも重要な
事業者になっていることから、エネルギー関連の規制が 課題になる。よって省エネの取り組みが、生産効率
求められている。当然、従業員もその一員として、それ アップへもつながっているといえるため、それが成果の
を意識して業務を行っているため。また、顧客からの 1つだと考える。また、大量に製品を納める客先では、
環境配慮への要望も高まってきている。 廃棄物削減への要望が特に高かったことから、梱包材
削減の施策などが喜ばれて、評価へとつながっている
顧客から環境配慮対応への と思う。
Q プレッシャーが強まったのはいつ?
この3~4年ほどである。先に、欧州市場から高まった。 Q 職場の業務での環境配慮において、
国内市場はそれより後で、この1~2年くらいの間で 課題と感じることは?
ある。 自分の職場では省エネなどについて業務チェックシー
トを用いた管理などを自発的に行っているが、社内ルール
自社では、 が明確に定められているわけではない。社内全体として
Q どういう取り組みをしていますか? は、環境配慮対応への関心は高いものの、個人個人では
意識の差がまだ存在する。また社外の取引先も同様で
CO2やフロンなどの温室効果ガス削減、VOC削減、 ある。なるべく設計段階から、環境配慮への意識がより
紙の削減、節電など、いろいろ取り組んでいる。また 高まっていくことで、その後の工程や取引先にもそれが
欧州への出荷する製品から、梱包材の削減や環境配慮の 波及し、よい影響があると思う。もっと教育を行ったり、
取り組みが進んでいる。ラベルを紙製にする、あるいは 個人に環境配慮に関する役割を課したりなども行うべき
ラベルに書いていたものを箱に直接印刷するなどを行っ だと思う。
ている。ただし装置筐体や部品では、材質などへの規制
がここのところで急に強まったなどは、まだない。
Q 環境配慮対応において、
苦労していることは?
あまりない。新規設備を導入する際、消費電力がどれ
くらいかを事前調査し、エネルギー削減検討も実施
するので、それで多少の手間はかかっているとはいえ
るが、それが苦労とまでは感じない。
Q 生産技術で関わる業務資料や図面は
ペーパレス化されていますか?
3Dデータを積極活用しており、ペーパレス化は進ん
でいる。ただしまだ、一部の資料は紙であり、「他社
の方が進んでいるのでは?」と思うこともある。
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アペルザ様_wp⑤_09[インタビュー]
interview 03 回答者プロフィール
Cさん/装置設計:約2年 〈前職は品質管理(30年以上)〉 仕事の内容
部品メーカー(社員数100~299人以上) 電子部品関係設計を担当
今回のお話の対象 電子部品関係設計と環境配慮問題について
Q 取り組んでいる 環境配慮で、
環境配慮について Q 効果が出ていることは?
紙の削減、節電、鉛フリーなど。主だったところは、 3D CADを使用した設計をしており、業務のペーパー
RoHS指令(ローズ指令)への取り組み。自社はISO レス化もされている。特に生産側については、デジタル
14000を取得している。 データの活用で作業効率が高まっていると思う。
Q 自社での環境配慮への意識の高まりは、
ここのところの政府発表や報道は関係 Q 今後、環境配慮への要求は
強くなりそうか?
しているのか。
そうなると思う。地球上の生命を維持するためには
あまり関係していない。自社自体は15年以上取り 必要な取り組みであるため。
組んでいる。欧州が環境問題に対して厳しい取り組みを
化学物質の一部はやはり生命にとって害があるもの
し出した頃からである。個人の日常生活レベルだと、
であるため、規制は必要である。一方、その規制が厳し
ゴミの分別など、確かに意識は高まっていると思う。
すぎては、われわれの生活や仕事が成り立たなくなって
しまうため、今後、何か法律ができるにしても、バラ
Q 環境配慮設計で、 ンス感覚をもって取り組んでほしいと思う。
苦労されていることは?
ない。今は、日ごろ選定する部品がほぼRoHS対応に
なっているため、配慮について意識することすらない。
他の設計担当も同様だと思う。2013年に有効化された
「改正RoHS指令」では、製造で完全鉛フリーに対応し
なければならなくなり、当時は少し管理や承認などで
手間がかかった。
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アペルザ様_wp⑤_10[奥付]
装置設計者と生産技術者に聞きました!
環境配慮の理想と現実
発行日:2021年9月27日
発行:株式会社アペルザ
問合せ先:aperzacatalog-mail@mail.aperza.jp
リクエスト募集中!
ぜひお声をお聞かせください
https://forms.gle/e2M17aghUfWaFeyD8