アジレント InfinityLab LCシリーズ
HPLC & UHPLC総合カタログ
2022-2023年版
Agilent InfinityLabが最高の Efficiencyを提供します。
アジレントは 1973年に HP1010 LCシステムを上市してから、常にお客様の声を取り入れ、システム性能の向上に力を注い
でまいりました。
この間、ドイツと日本(横河電機、横河アナリティカルシステムズ)に開発・製造拠点を持つ時期もありましたが、
現在はすべての LCが "Made in Germany"となっております。
最新の技術を融合し、医薬品開発、食の安全確保、化学・素材分析・分取などのさまざまなご要望やグローバルの
規制に対応して、ワールドワイドのベストセラーLCと評価をいただいています。
そして現在、Agilentは InfinityLabシリーズとして LC装置、カラム、消耗品、質量分析計、ソフトウェア、サービス・サポートの
チームワークをのチームワークを結成し、毎日の分析 /装置 /ラボ効率を最大限に高めるために日々進化を続けています。
Agilent InfinityLab LCシステム /ソリューションポートフォリオ
ハイエンド LC コア LC コア LC(一体型) Bio LC
1290 Infinity II LC Prime LC 1260 Infinity II LC 1220 Infinity II LC
ハイスピード バイナリ クォータナリ
フレキシブル
アイソクラティック
InfinityLab ワークフローオートメーション GPC/SEC キャピラリー電気泳動
メソッド開発、マルチメソッド、ISET、2D-LC、バルブソリューション(オンライン濃縮&クリーンアップ等)、 7100 CE & CE/MS
Online LC / PAT InfinityLab LC 分取精製 SFC 溶出試験
1260 Infinity II Prime Online LC 1260 / 1290 Infinity II 分取精製 LC/MSD 708-DS, 400, BIO-DIS, Nanoparticle Dissolution
2
目 次
HPLC & UHPLCシステム HPLC & UHPLCソリューション
Agilent InfinityLab Prime セレクション 4 Agilent InifnityLab メソッド開発ソリューション 28
Agilent 1290 Infinity II LC システム 5 Agilent InifnityLabバルブソリューション 30
Agilent 1260 Infinity IIシステム 7 アミノ酸分析ソリューション 32
Agilent InfinityLab LC マルチサンプラ 9 キラル分析用の LCソリューション 34
Agilent InifnityLab LC バイアルサンプラ 10 材料分析用の LC ソリューション 35
Agilent InifnityLab ダイオードアレイ検出器 12 Agilent InifnityLab Analytical SFC 36
Agilent InifnityLab 可変波長検出器 13 ISET 38
Agilent InifnityLab 蛍光検出器 14 Agilent シングル四重極 LC/MSD, LC/MSD iQ 39
Agilent InifnityLab ELSD 15 データ処理システム
HPLC & UHPLCソリューション OpenLab CDS 2 クロマトグラフィーデータシステム 40
Agilent 1220 Inifnity II LC システム 16 OpenLab CDS インテリジェントレポート 41
Agilent InifnityLab GPC/SEC システム 17 OpenLab CDS 2 クライアントサーバー 42
Agilent 1260 & 1290 Infinity II Bio LC ポートフォリオ 19 Agilent 機器コントロールフレームワーク 44
Agilent InifnityLab 2D-LC ソリューション 21 LCカラム・消耗品 47
Agilent 1260 Inifnity II Prime オンライン LC 24 サポートサービス 51
Agilent InifnityLab LC 分取精製ソリューション 25
ハイエンド LC コア LC コア LC(一体型) Bio LC
1290 Infinity II LC 1260 Infinity II LC 1220 Infinity II LC 1260 Infinity II 1260 Infinity II Prime Bio AdvanceBio Bio 2D-LC
バイオイナート 1290 Infinity II Bio LC LC/Q-TOF
InfinityLab ワークフローオートメーション GPC/SEC キャピラリー電気泳動
不純物分析ソリューション 1260/1290 Infinity II GPC, 7100 CE & CE/MS
MDS GPC/SEC, HT-GPC
Online LC / PAT InfinityLab LC 分取精製 SFC 溶出試験
1260 Infinity II Prime Online LC 1260 / 1290 Infinity II 分取精製 LC/MSD 1260 Infinity II SFC, SFC/MS 708-DS, 400, BIO-DIS, Nanoparticle Dissolution
ハイブリッド SFC/HPLC-MS
3
New! Agilent InfinityLab Primeセレクション
Agilent 1290 Infinity II, 1260 Infinity II Prime LC, 1260 Infinity II VL( Value Line)からなる
3つをお勧めセットとしてチョイスしました。
3つのセット
1. Agilent 1290 Infinity II : フラグシップ UHPLC(耐圧 130 MPa)
2. Agilent 1260 Infinity II Prime LC : スタンダードHPLCの価格で
UHPLCパフォーマンスを実現(耐圧 80 MPa)
3. Agilent 1260 Infinity II VL : 最高のコストパフォーマンス
(耐圧 40 MPa)
1260 Infinity II 1260 Infinity II 1290 Infinity II
VL Prime LC
Agilent InfinityLab LCシリーズ
Agilent InfinityLab LCシリーズは、分析の可能性を
広げる究極の(U)HPLCです。各シリーズの多彩な
圧力流量範囲(パワーレンジ)により、最適なシステ
ムを選択できます。
コストを抑えながら、優れたクロマトグラフィー性能
InfinityLab LCの を実現します。
圧力流量範囲
46%
Agilent HPLCが選ばれる アジレント
3つの理由
%
➀高い稼働率と低いメンテナンス頻度 31
A 社 2011 年以降の『LC/GC』
~ グローバルでの実績が示す信頼性 ~ の読者を対象とした定期
調査で、Agilent LC 機器
Agilent InfinityLab LC はいずれも高品質のコンポーネントと一体型の装置診断ツールを備え 16%
B 社 は最も信頼できる機器とし
ており、高い稼働率と少ないメンテナンス頻度を実現します。LC 分析のあらゆる側面におい て最も多く名前が挙がって
て堅牢で信頼性の高い機器性能が得られます。 います(グラフは 2020 年
の調査データ)。
➁システムのアップグレードが柔軟にできる
~ 最小の投資でニーズの変化に対応可能~
いずれの InfinityLab LC モジュールも旧バージョンに対応しており、シームレスなアップグレー
ドとテクノロジーリフレッシュを実現できます。バルブを使った自動化ワークフロー、分析分取
兼用などのシステム構築が可能です。
➂ OpenLab CDSとデジタルサービスによる Lab of the Future
~ DX, DI, 自動化・リモート化の実現 ~
「未来のラボ」とは、デジタルラボを土台とするコンセプトです。相互に接続し、統合された自
動化によって膨大な量のデータ収集・管理が可能になります。絶えず変化する世界で競争力を
獲得し維持していくには、ラボの運用と科学的データの管理を変革し続ける必要があります。
4
Agilent 1290 Infinity II LC システム
世界最高峰の UHPLC
Agilent 1290 Infinity II LCは、分析効率、装置効率、ラボ効率を最大限に高める次世代の UHPLCです。
あらゆるアプリケーションにフレキシブルに対応し、最良の分析結果を最高のスループットで得られるよう設計され、
最高の生産性と分析効率を実現します。
分析効率の最大化
1290 Infinity II LCは分離性能と感度を最大限にまで高め、最高品
質の分析結果を提供します。
・最大圧力 130 MPa、最大流量 5 mL/minのパワーレンジと低拡散
設計により、最高の分離能を実現
・わずか 9 ppm(0.0009 %)という超低キャリーオーバーにより、
分析データの品質を向上
・240 Hzの超高速データ取り込み速度と従来比約 10倍感度向上を
実現したダイオードアレイ検出器
装置効率の最大化
・さまざまな自動化にフレキシブルに対応可能な多彩なバルブソ
リューション
・InfinityLab クイックコネクトフィッティング(P.50参照) によりカラ
ム取り扱いと操作性が格段にアップ
・グラフィカルなサンプルエントリー機能によりサンプル管理がより
簡単 /スムーズ(OpenLab CDS搭載機能)
ISET : Intelligent System Emulation Technology
・機器間のメソッド移管の迅速化
メソッドを移管する際、分析者自身がメソッドの調整を行う必要は
ありません。マウスクリックだけで、オリジナルのメソッドを開発し
た LC装置にアジレントの UHPLCがエミュレートします。
・機器の総所有コストを最小化
既存のメソッドを適用するために、古い LC装置を無理に維持す
る必要はありません。ISETを搭載したアジレントの UHPLCなら、 ラボ効率の最大化
古い LC装置と同じ分析プロファイルを再現することができます。
古い LCを順次、UHPLCに更新することが可能になります。 ・ISETによるシームレスなメソッド移管が可能
・既存 Agilent装置を活かしたフレキシブルなアップグレードパス
幅広いパワーレンジ(圧力流量範囲)
1290 Infinity II LCシリーズは、あらゆる分析に対応できる幅広い
パワーレンジを有しています。粒子径 2 µm以下の充塡剤を用いた
Waters UHPLCカラムによる高速高分離分析はもちろん、従来の HPLCカラ
1100 Series LC
Alliance HPLC ムによる規定された試験法にも対応します。
1200 Series LC
Waters
ACQUITY H-Class UPLC
1260 Infinity LC
1290 Infinity II LC
1260 Infinity II Shimadzu Prominence
HPLC (LC20AB/AT)
1220 Infinity LC Prime LC
ISETは異なる機種の両方のミキシング挙動やカラム外ボリューム
を把握し、メソッドを再現。異なる機種間のメソッド移管もマウス
クリックだけで簡単、確実に行うことができます。
5
Agilent 1290 Infinity LC システム
画期的なアイディアと技術力で最高性能を実現
1290 Infinity LC ポンプユニットは、UHPLC で得られる利点を完全に提供できるよう特別に設計されていま
す。最小限のディレイボリューム、ノイズの最小化、精確な送液とリテンションタイムの高再現性などによ
り、本来の UHPLC を様々なアプリケーションで適用することが可能になります。
どちらも最高の性能を実現 バイナリポンプ
1290 Infinity バイナリポンプとクォータナリポンプ 脱気ユニット
• 120 MPa で最大流量 2 mL/min、80 MPa で最大流量 5 mL/min の 溶媒選択バルブ
パワーレンジを持つ真の UHPLC ― 他の装置で開発された
メソッドをも完璧にトレースするほどの高い分離能と高速性
Jet Weaver
Agilent 1290 Infinity LC システム • デュアルコアマイクロプロセッサ制御のアクティブダンピング ミキサ
機能 ― 溶媒の特性に応じて流量をリアルタイムで調整する
パワフルな UHPLC ことで、ノイズの最小化とリテンションタイムの高精度化を達成
• 一体型の高効率デガッサ ― パージ、プライミング溶媒の交換
を迅速かつ簡単に実施
画期的なアイディアと技術力で最高性能を実現 • アジレント独自の Jet Weaver ミキサ ― 最小限のディレイボ
Agilnet 1290 Infinity II LCはリュ、ーすムでべ最大て限の混モ合効ジ率ュを提ー供ルが最高の性能を発高分離揮能 するよう設計され、最大圧力 130 MPa、最大流量
1290 Infinity LC ポンプユニットは、UHPLC で得られ5る 利m点Lを/m完i全nにの提幅供広できいるパようワ特ー別•レ に信ン設頼ジ性計のさ高れいてアいクテまィブダンピング機能 ― ポ ポンプ
ベースラ(イン圧ノイ力ズを流最小量限範に抑囲制)を持っ
ンてプのい脈ま動とす。 CHANNEL マルチレイヤ
ドライブ B 熱交換器
チャネル
す。最小限のディレイボリューム、ノイズの最小化、精 B
UHPLC UH確PなLC送液にと求リめテンらシれョンるタスイピムのー• 高ド溶再媒や現混合分性時な離のど圧能に縮率よはをも完璧ちに把ろ握ん ― 、精確リな溶テ媒ン組成シとョ流量ンタイムやピーク面積再現パー性ジバルブり、本来の を様々なアプリケーションで適用することが可能になります。 、グラジエント精度や検出器の
を実現 チャネル
高感度化など、他に類を見ない確かな信頼性が備わっています。 A
Agilent 1290 Infinity IIハイ溶ス媒ピ圧ー縮率ドポンプ Agクilォeーntタ 1ナ2リ9ポ0ン プInfinity IIフレキシブルポンプ
どちらも最高の性能を実現 バイナリポンプ 溶媒圧縮率関数の 3D 表示 アクティブシール
1290 Infinity 高分解離能ポンプ
バイナリポンプとクォータナリポンプ アクウテォィッブシシュー ル
脱気ユニット Jet Weaver ミキサ
水/アセトニトリル混合液の圧縮率 ドライブ (オウプォッショシンュ)
• 120 MPa で最大流量 2 mL/min、80 MPa で最大流量 5 mL/min の 溶媒選択バルブ (オプション)
パワーレンジを持つ真の UHPLC ― 他の装置で開発された 12
メソッドをも完璧にトレースするほどの高い分離能と高速性 11
• デュアルコアマイクロプロセッサ制御のアクティブダンピング Jet Weaver 10
ミキサ
機能 ― 溶媒の特性に応じて流量をリアルタイムで調整する 9
ことで、ノイズの最小化とリテンションタイムの高精度化を達成 8
• 一体型の高効率デガッサ ― パージ、プライミング溶媒の交換 7 多機能バルブ
を迅速かつ簡単に実施 6
• アジレント独自の Jet Weaver ミキサ ― 最小限のディレイボ 5
リュームで最大限の混合効率を提供 高分解離能 4
• 信頼性の高いアクティブダンピング機能 ― ポンプの脈動と ポンプ CHANNEL マルチレイヤ 100
ドライブ B 熱交換器 80 ポンプヘッド
ベースラインノイズを最小限に抑制 0 20 チャネル 60
(%
) Inlet Weaver ミキサ
40
• 溶媒混合時の圧縮率を完璧に把握 ― 精確な溶媒組成と流量 B 60 40
リル
パージバルブ 圧力 80 20 ニト 4 チャネル脱気ユニット マルチチャネル
を実現 チャネル (MPa) 100
120 0 セト グラジエントバルブ
A ア
・最大圧力 130 MPa ・最大圧力 130 MPa
・4本のプランジャーを独立のモーターで駆動 ・2本のプランジャーを独立のモーターで駆動
12
溶媒圧縮率 ・小容ク積ォーでタもナ高リいポンミプキシング効率を発揮する Jet Weaverを採用 ・アジレント独自の Inlet Weaverにより溶媒の混合効率を
溶媒圧縮率関数の 3D 表示 ・ポンプヘッドで発生した熱を平均ア化クテすィるブシマールチレイヤー熱交換器を搭載 さらに高め、バイナリポンプと同等の性能を発揮
高分離能ポンプ
水/アセトニトリル混合液の圧縮率 ・デガッサ内蔵 ウォッシュ
ドライブ (オプション) Jet Weaver ミキサ ・Jet Weaverを増設しミキシング効率のアップが可能
(オプション)
12 ・ポンプヘッドで発生した熱を平均化するマルチレイヤー熱交換器を搭載
11 ・ブレンドアシスト機能により、移動相を簡単に高精度に自動調製
10 ・デガッサ内蔵
9
8
7 ミキシング効率を高める Jet Weaverと多I機n能leバルt ブWeaver
6
5 新たなマルチレイヤーテクノロジーを採用した Jet Weaverミキサー
4
100
80 は、最小限のディレイボリュームで最大 Jet Weaver あり Jet Weaver なし
ポ限ンプのヘッミドキシング効率を発揮し、
0 20 60 )
40 (%
60 40 ル UV検出器におけるノイズInをlet W最eave小r ミキ限サに抑えます。また 1290 Infinity
圧力 20 トリ
(M 80 100 ニ IIフレ4 チャネル脱気ユニット マ
Pa) 0 ト
120 アセ キシブルポンプグラにルチチャネル
ジエ搭ント載バルしブている Inlet Weaverミキサーは、Jet
Weaverと同じマルチレイヤーテクノロジーにより、溶媒のミキシング
効率を高めます。
12
Jet Weaver
(35、100、380 µL)
移動相 A : 水 +0.1 % TFA
移動相 B : アセトニトリル +0.08 % TFA
流量 : 1 mL/min、アイソクラティック : 35 % A(65 % B)
Inlet Weaver ダイオードアレイ検出器 : 254/5 nm、REF 400/80 nm、80 Hz
高精度な溶液混合 抜群のメンテナンス性
UHPLC において、リテンションタイムの精度は最も重要なパラメー 1290 Infinity IIは超高圧ポンプでありながら抜群のメンテナンス性を
タです。アジレントの 1290 Infinity II LC のポンプは、低流量や低比 誇ります。ポンプヘッドの改良により、ポンプシール寿命も長くなりメ
率の送液においても正確に溶液を混合でき、リテンションタイム、ピー ンテナンス性も格段にアップしました。トルクレンチがあればシール
ク面積の再現性に優れたデータ採取が可能です。従来の UHPLC で 交換が簡単に行えます。ポンプシール以外のオートサンプラや検出器
は設定不可または動作不十分な分析条件でも、1290 Infinity II LC 等のメンテナンス性も、1290 Infinity IIと1260 Infinity IIで同等です。
は信頼性の高い結果を提供します。 最短のダウンタイムでメンテナンス実施、すぐに分析を開始できます。
HPLC とほぼ同じランニングコストを UHPLC で実現いたしました。
設定したグラジエント
1290 Infinity II LCでのグラジエント挙動
他社 UHPLCでのグラジエント挙動
ポンプヘッド上にツールを パーツを組み立て、トルクレンチで
0~10 %( 1 %単位)のステップグラジエント 差し込むだけでシールの挿入可能 ネジ締めしてメンテナンス終了
6
圧縮率 (106/MPa)
圧縮率 (106/MPa)
▲
▲
Agilent 1260 Infinity II システム
1260 Infinity II Prime LC
手作業によるエラーを削減 ! 次世代 HPLC 登場 ~自動化で残業ゼロへ~
1260 Infinity IIのラインアップに、最大流量 5 mL/min、最大圧力 80 MPaの新しい
パワーレンジ(圧力流量範囲)を持つ Prime LC システムが加わりました。優れた自動
化機能によりラボの生産性を向上し、働き方改革を支援する新スタンダードHPLC で
す。1260のコストで 1290 UHPLCのパフォーマンスを実現します。
ISET(Intelligent System Emulation Technology)機能を標準搭載
装置間の メソッド移管をスムーズかつ容易に実行可能です。
多目的バルブが様々な自動化を実現
内蔵された多目的バルブにより様々なモードでの自動操作が可能です。
ソフトウェアからの遠隔操作で溶媒の自動パージも可能になります。
標準モード 溶媒自動パージ
Jet Weaver ミキサー
(100、380 μ L) フィルター洗浄
&インラインフィルター
移動相の自動調製が可能なブレンドアシスト機能
分析で使用する移動相を設定通りに調製する機能です。分析者による誤差をなくし、 分析の精度を更に向上させることが可能です。
TFA 濃度増加による Agilent 10 ペプチドスタンダートサンプル
分離への影響を検証したクロマトグラフ。TFA 濃度はブレンド
アシストを用いて変化させました。
多くの溶媒のマニュアル調製が必要 自動溶媒ブレンド可能
・調製操作に時間必要、溶媒消費量が多い ・時間と溶媒消費量を抑制
・操作間違いのリスクが高い ・高い混合精度でマニュアル調製より正確
7
1260 Infinity II ポンプのラインアップ
アイソクラティックポンプ
・60 MPa、最大流量 10 mL/min
・自動可変ストローク機能付き
・デガッサ内蔵可(オプション)
・簡単アクセス、優れた操作性
・インレットバルブ選択可(アクティブor パッシブ)
クォータナリポンプ
・60 MPaと 40 MPaのラインアップ、最大流量 10 mL/min
・デガッサ内蔵
・アクティブシールウォッシュ(オプション)
・インレットバルブ選択可(アクティブor パッシブ)
・自動可変ストローク機能付き
・バイオイナートバージョン
バイナリポンプ
・60 MPa、最大流量 5 mL/min
・デガッサ内蔵
・溶媒選択バルブ(オプション)
・アクティブインレットバルブ標準搭載
・アクティブシールウォッシュ(オプション)
・低ディレイボリューム設計
・自動可変ストローク機能付き
Agilent 1260 Infinity IIバイナリポンプ Agilent 1260 Infinity IIクォータナリポンプ
~高精度な高圧グラジエントポンプ~ ~柔軟性の高い低圧グラジエントポンプ~
パージ
バルブ ミキサー ダンパー デガッサ
オート
サンプラ
アウトレット アウトレット
廃液 バルブ バルブ
ダンパー
ミキシング-T インレット
バルブ
オート
サンプラ
アクティブ アクティブ
インレット インレット
バルブ バルブ 廃液
プロポーショニング
バルブ アウトレット
バルブ
アクティブインレットバルブとパッシブインレットバルブ
アクティブインレットバルブでは、E-マグネットが流路の開閉を行います。 バネ 出口
おもり
開放時には、バネによって下方へ押さえつけられているボールをピンが サファイア
シート セラミック
上方へ動かすことで溶媒が流れます。一方、パッシブインレットバルブで ボール シート
は、ピストンの動作によってボールが動くことで流路の開閉が行われます。 ピン 1
アクティブインレットバルブは、自らの動作によって流路の開閉を行うた メンブラン
め低流量でも非常に優れた安定性と精度での送液が可能です。一方、 ピン 2
入口
パッシブインレットバルブは、高圧力下でも流量を安定化させることがで バネ
きるという特徴があります。 E-マグネット
THF使用、および順相アプリケーションでは、アクティブインレットバル
ブをご利用ください。 アクティブインレットバルブ パッシブインレットバルブ
8
Agilent InfinityLab LCマルチサンプラ
最高性能のマルチサンプラ
InfinityLab マルチサンプラは、高い柔軟性を備えた新基準のオートサンプラです。従来と同じ省スペースタイプでありながら、
最大で 6144サンプルを搭載することができます。アジレント独自のデュアルニードル機構により微量注入用と大容量注入用の
異なるサンプルループの両方をセットでき、最適なディレイボリュームでの分析が可能となります。また、マルチウォッシュ機能
を使うことにより、キャリーオーバーを10 ppm以下にまで低減させることができます。
リファレンスバイアル
サンプルホテル
・コントロールサンプルや、
・最大 8個の引き出し収納可能 キャリブレーションサンプルの
・2 mLバイアル × 432本収納可能 セットが可能
・バイアル & ウェルプレート混在可能
Hydraulic ブロック
・最大 3液によるニードル洗浄、
引き出し ニードルシートバックフラッシュが
可能
・2 つの独立したサンプルコンテナー ・カートリッジヘッド設計により
・LED ステータスインジケータ 計量デバイスのを簡単に交換可能
耐圧 : 1290 Infinity II LC 130 MPa ニードル パークステーション
1260 Infinity II LC 80 MPa サンプルサーモスタット
・シングル /デュアルニードル選択可
バイオイナートバージョン 60 MPa ・簡単に増設可能
・注入サイクル : < 10秒
・大容量注入 /微量注入自動切り
替え可(デュアルニードル)
超低キャリーオーバーを実現
マルチサンプラは、標準でも低キャリーオーバーを実現していますが、
マルチウォッシュ機能の搭載により更なる超低キャリーオーバーを達
成することができます。注入ニードルの外側と内側を 3種類の溶媒で
洗浄し、さらにシートバックフラッシュを行うことで、キャリーオーバー
を 9 ppm(0.0009 %)以下に抑えます。
圧倒的に優れた注入量再現性
微量注入でも圧倒的に優れた注入量再現性を実現します。0.5 μ L
注入で、RSD< 0.05 %の再現性を実現、幅広い注入量で正確な注
入を行うことができ、より信頼性の高い分析結果を提供します。
マルチサンプラで対応可能なサンプル容器
・2 mLおよび 6 mLバイアル
・シャローまたはディープウェルプレート
・ エッペンドルフチューブ
P8
9
Agilent InfinityLab LCバイアルサンプラ
最高性能のバイアルサンプラ
InfinityLabバイアルサンプラは、ニードル洗浄機構を標準搭載、カラムコンパートメントを内蔵可能です。
コンパクトなモジュールに機能を搭載することで、分析と装置の効率を向上させることができます。
バイアル専用の低価格で優れた注入精度を実現する、高いコストパフォーマンスを誇る新世代オートサンプラです。
耐圧 : 1290 Infinity II LC 130 MPa
1260 Infinity II LC 80 MPa、60 MPa
バイアルサンプラ
・高速注入、高いサンプルキャパシティ(132バイアル)
・Agilent 高性能オートサンプラ同等の低キャリーオーバー
・一体型カラムコンパートメント、サンプルサーモスタットの増設可
一体型カラムコンパートメント
・InfinityLabバイアルサンプラのオプション
( 室温 +5℃~80℃)
・2本のカラムを収容可能
・カラム認識機能(オプション)
サンプルのグラフィカル表示( バイアルサンプラ /マルチサンプラ)
オートサンプラのどこにサンプルがセットされているか、どのメソッドを使用して分析するのかが一目で
確認可能(OpenLab CDS 内蔵)
・Excelデータからシーケンステーブルをインポート可
サンプルサーモスタットモジュール
・冷媒としてイソブタン(R600a)を使用
・加温も可能となり、サンプル温度範囲が 4 ℃~ 40 ℃
・低騒音、低振動
・既存オートサンプラにも背面から簡単装着可能
(Infinity II バイアルサンプラ / マルチサンプラに限る)
インジェクタプログラム(32ページ ;アミノ酸分析ソリューション参照)
各種誘導体化、混合などをオートサンプラ内で行うサンプル前処理自動化機能です。
混合(Mix)、吸引(Draw)、待機(Wait)、注入(Inject)などのコマンドをリストから選
択して組み合わせるだけで様々な前処理の自動化が行えます。アプリケーションに合わ
せたプログラム例を複数提供可能であり、迅速簡単にプログラムを利用できます。
10
優れた拡張性を誇るマルチカラムサーモスタット(MCT)
カラム取り付けに便利なカラムクランプ、着脱が簡単な熱交換器(Bio/バイオイナー
ト仕様あり(オプション))を標準搭載。交換が簡単なクイックチェンジバルブ内蔵
可能で、幅広いアプリケーションにも容易に対応できる優れた拡張性が魅力のマル
チカラムサーモスタットです。
1290 Infinity II MCT
1260 Infinity II MCT
マルチカラムサーモスタット
・優れたカラム収納力
・最大 4本の 300 mmカラム収容が可能
・カラム切替バルブ等多彩なバルブを内蔵可能(オプション)
・カラム認識機能(オプション)
接続カラムをグラフィカル表示。
タグリーダー クリックだけでカラム選択が可能です。
カラム認識機能と組み合わせることでカ
ラム管理がより確実になり、データトレー
サビリティが格段にアップします。
優れた操作性と温度安定性をサポートする多彩な部品類
工具無しで耐圧 130 MPaをもつクイックコネクトフィッティング、アプリケーションに合
わせて自由に材質や内容量を変えらえるクイックチェンジ熱交換器、カラム温度の迅速な
安定と加温性能をアップする熱平衡化キットなと様々な優れた部品類により、幅広いアプ
リケーションにも容易に対応できる優れた拡張性を提供します。
P9 11
Agilent InfinityLab ダイオードアレイ検出器
アプリケーションに合わせて選択可能な 2種類のダイオードアレイ検出器
InfinityLab ダイオードアレイ検出器(DAD)は、2種類あります。
190~ 950 nmの幅広い波長範囲を持つ DADと、ノイズレベル± 0.6×10-6 AUの最高感度を持つ DAD。
アプリケーションや検出感度に合わせて検出器の選択が可能です。
最長波長範囲を持つ DAD
950 nmの長波長での測定をカバーでき、色素分析等で活躍できる
ダイオードアレイ検出器です。また、nLフローセルから分取セルまでそ
ろった豊富なフローセルラインアップで幅広いアプリケーションに対応可
能です。
最高感度を持つ DAD
最高感度を持つ DADは、光路長 60 mmのMax-Light カートリッジ
セルが搭載可能で、<± 0.6×10-6 AU/cm(ASTM)のノイズレベル
を実現します。アジレントの革新的な技術により、飛躍的な感度向上
が実現されました。
高感度化のためのフローセル設計
ダイオードアレイ検出器の感度向上は、単純に光路長を長くすれば ミラー
グレーティング
達成できるわけではありません。光路長が長くなると、フローセルの D2 ランプ
容積増大、ピーク拡散、光量の減少により、かえって感度が低くなっ 光路長 60mm
てしまうこともあります。アジレントは、新たなオプトフルイディクス(光
学流体)導波路を採用したMax-Lightカートリッジセルの開発によ
り、真の高感度化を実現しました。光路長を長く、セル容積を小さく、
光量を強くすることにより、従来のダイオードアレイ検出器よりも感 1024 チャンネル
Max-Light プログラマブルスリット(1290)
度が 10倍向上しています。 固定スリット( ) ダイオードアレイ
カートリッジセル 1260
微量成分の分析例 10m mmmセセルルでで採採取取ししたたククロロママトトググララムム
高感度ダイオードアレイ検出器の感度が、従来のモ 微量成分比率
デルと比較して 10倍高くなっていることから、従来 面積
では検出が難しかった微量成分(例えば、変異原性 RSD%
P10
不純物;GTI)の分析が可能となっています。微量で
あるがゆえに定量に必要な S/N比が十分に確保でき
ず、サンプルの濃縮が必要であった場合でも、アジレ
ントの高感度ダイオードアレイ検出器では濃縮せず 60 mmセルで採取したクロマトグラム S/N比, RSDが向上
に優れた S/N比で検出することができます。さらに、
ピーク面積のばらつきも低く抑えることができるため、
より精度よく分析することが可能です。
12
Agilent InfinityLab 可変波長検出器
InfinityLab 可変波長検出器(VWD)は新たに 2波長同時検出機能を搭載し、最大吸収波長が異なる複数成分の分析で、
より選択性の高い検出が可能となりました。
分析スケールから分取スケールまでをカバーする7種類のセルラインアップにより、あらゆるアプリケーションで最適なフロー
セルを選択することができます。
1260 Infinity II VWDのサンプリングレートは 120 Hz、1290 Infinity II VWDは
240 Hz。超高速 UHPLCの非常にシャープなピークにおいても充分なデータポイン
トでのクロマトグラム採取が可能なため、高精度な定量分析を行うことができます。
また、VWDに標準搭載されたホルミウムオキサイドフィルタにより、自動波長ベリ
フィケーションが可能で、波長精度を簡単にかつ正確に確認することができます。
InfinityLab VWDは、UV-Vis検出において最も低ノイズ、低ドリフトでの高感度
検出が可能な検出器です。光路長 10 mmのセルでの測定を比較した場合、定量
下限値は、1290 Infinity II ダイオードアレイ検出器(DAD)より、1290 Infinity II
VWDが優れており、より高感度な検出が可能です(1波長検出時)。
1290 Infinity II DAD と 1290 Infinity II VWD の比較(254 nm) 1290 Infinity II DAD と 1290 Infinity II VWD の定量下限値の比較
同等の感度と分離での測定が可能 (10mmセル使用)。 VWDは DADの約 2倍の高感度検出を実現
1290 Infinity II High Dynamic Range ダイオードアレイ検出器システム
1290 Infinity II High Dynamic Range ダイオードアレイ検出器(HDR-DAD)のシステムは、異なる光路長のMax-Light フロー
セルを用いて 2 つのダイオードアレイ検出器(DAD)のシグナルを合成することで、検出の直線性を大幅に向上させます。
濃度レベルが大幅に異なる混合物の分析に威力を発揮します。
10 倍の感度と 30 倍の直線性を実現
従来のアジレントDAD に比べ、新製品の HDR-DAD システムは検出
シ
感度は 10 倍、直線性の上限は 3 倍となり、最大 30 倍の直線性範 グ
ナ
囲が達成されます。より広範囲の濃度サンプルに対応することが可 ル
能で、再解析や再定量、希釈などのサンプル前処理が省けるため、
分析の効率向上を図ることができます。合剤をはじめとした製剤、
原薬の分析など、異なる濃度の化合物が含まれる不純物分析に最
適です。一度の分析で目的物質と不純物の両方の情報が得られるた
め、ラボの生産性向上に大きく貢献します。
濃度
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Agilent InfinityLab蛍光検出器
三次元機能を持った蛍光検出器
蛍光
モノクロメーター
レンズ
ミラー レンズ
キセノン
フラッシュランプ
フォト
マルチプライヤ
励起 フォト
モノクロメーター ダイオード
サンプル
InfinityLab 蛍光検出器スぺクトルは、ダイオードアレイ検出器のよう 光学系のシンプルな設計により、ベースラインの安定性が
な三次元のデータを得ることができます。条件検討における最適波長 最適化されています。
の設定が容易になるだけでなく、適切なピーク強度で化合物の定量
を行うことが可能になります。
・1 回の分析でスペクトルデータと定量データを一度に採取できます。
クロマトグラフィを中断することなくオンラインスペクトルの採取が
行えます。
・1 45 Hzのデータ取り込みレートにより高速 LCの分離能を最大限
に引き出します。
・長 寿命キセノンランプの採用により、最高の感度を提供します。長
寿命(> 4000時間)フラッシュランプ、ランプリファレンスシステム、
および効率的な集光により、ランプのエネルギーが一定に維持され、
蛍光物質を効率よく励起させることができます。
・フ ローセルには前面からアクセスできるため、メンテナンスや交換が
簡単です。Agilent UV 検出器ラインアップ同様、すべてのフローセ
ルカートリッジが自動的に認識されるため、機器パラメータが文書
化され、データのトレーサビリティーを確実に確保できます。 回転式のグレーディングを採用しているため、1度の分析で
多波長およびオンラインスペクトルデータ取り込みを一括して
行うことが可能です。
・バ イオイナートフローセル
蛍光検出器スペクトルを用いた多環芳香族の分析
カラム : ZORBAX Eclipse PAH 1 Naphthalene
4.6 mm×50 mm、1.8 µm 3 Acenaphthene
溶離液 : A = 水、B = アセトニトリル 4 Fluorene ダイオードアレイ検出器のように
グラジエント : 時間(分) % B 5 Phenanthrene 蛍光スペクトルのオンライン採取
0.0 45 6 Anthracene が可能
3.5 100 7 Fluoranthene
8 Pyrene
4.9 100 9 Benzo(a)anthracene
5.2 45 10 Chrysene
流量 : 2.0 mL/min 11 Benzo(b)fluoranthene
カラム温度 : 25℃ 12 Benzo(k)fluoranthene
注入量 : 0.1 µL 13 Benzo(a)pyrene
14 Dibenzo(a,h)anthracene
15 Benzo(g,h,i)perylene
16 Indeno(1,2,3-c,d)pyrene
14
Agilent InfinityLab ELSD
広いダイナミックレンジ、高再現性、高感度な蒸発光散乱検出
Agilent InfinityLab 蒸発光散乱検出器(ELSD)は、UV 吸収がない化合物の検出に最適な高感度な汎用検出器です。
1290 Infinity II ELSD は、青色レーザー光源により、どのような化合物を分析する場合にも、優れた感度での検出が可能で、
室温以下の操作も可能です。
蒸発管温度を10℃まで下られるため、他社 ELSDでは検出できない熱に対して不安定な成分についても優れた検出性能
が得られます。また揮発しやすい化合物の分析にも有効です。HDR(Highest Dynamic Range)技術による104という広い
ダイナミックレンジにより、微量の不純物分析にも対応します。
特長 利点
室温付近の 1290 InfinityⅡELSDは蒸発管周辺のベルチェ冷却
測定にも対応 が可能です(オプション)。半揮発性化合物や熱に不
安定な化合物の高感度検出に優れています。
広いダイナミック 1290 Infinity II ELSD は 4 桁のダイナミックレンジ。
レンジ 1回の測定で主成分と不純物の検出と定量が可能です。
DMSO溶液に対応 DMSO溶液のまま、前処理なしで化合物スクリーニ
ングが可能です。
加熱ネブライザ SFC対応。加熱ネブライザによりCO2による詰まり
を回避できます。
流量 5 mL/min 1260 Infinity II ELSD は分析スケールの分取にも対
まで対応 応。改造やネブライザの交換が不要です。
1290 Infinity IIで 2モデル、1260 Infinity IIで 1モデルのラインアップ
G4260B G7102A
機種名 1260 InfinityⅡELSD 1290 InfinityⅡELSD 1290 InfinityⅡELSD
(冷却機能なし) (冷却機能あり)
光 源 青色 LED 青色レーザー
・10倍のワイドダイナミックレンジ(HDR)
・9倍高い感度
・室温以下の操作(熱P分20解 しやすい化合物対応可能、
特 徴 青色レーザー使用による大きな応答)
・応答の均一性のための可変ガス流量
・高速データ取り込み(80 Hz)
・OpenLabを介して制御(G4260Bはスタンドアローン使用可能)
1 RI検出器との比較
糖類の分析例。RI検出器と比較し、高感度測定が可能です。
Peak identification 6
1. Melezitose 2
2. Maltose Sample: Carbohydraes
3. Glucose
4. Mannose 4 Column: Hi-Plex Ca, 250 x 4 mm
5. Fructose Eluent: Water
6. Ribitol 3 5
(adonitol) Flow rate: 0.6 mL/min
Temperature: 85 °C
Injenction volume: 10 µL
Agilent ELSD Detection: neb. = 30 °C, evap. = 30 °C
gas flow = 1.6 SLM
RI Detector
0 Time [min] 23
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Agilent 1220 Infinity II LCシステム
高性能でコンパクトな 1220 Infinity II LC
高精度なポンプと内蔵デガッサ、オートサンプラ、カラムヒーター、
mAU 検出器を一体化したコンパクトなデザインの 1220 Infinity II LCで優
600 れた操作性と、正確で安定した流量精度での信頼性の高いデータ採
500 取を手軽に利用いただけます。
400
デガ30ッ0 サ内蔵の 60 MPa対応
グラジエントポンプ
200
2 m10L0ま たは 6 mLバイアルから
0.1~100 µLを注入できる
オー0ト サンプラ
0 10 20 30 40 50 60 min
最大 80℃まで安定した温度を
実現するカラムオーブン
80 Hzデータレートの
可変波長検出器または
ダイオードアレイ検出器
流量 1 mL/min、0 %から100 %、10 %ステップグラジエントの重ね
書き(n=3)。10 % ステップのリップルもわずか 0.03%、50 %ステップ
の高さ再現性は <0.1 %RSD です。
mAU フラクションコレクタとの優れたコンビネーション
600
500 分取精製を行いたい場合は、1220 Infinity II LCにフラクションコレ
クタを増設するだけです。
400
アドオンのソフトウェア等も不要で、簡単に分取システムにアップグ
300 レード可能です(OpenLab CDSで対応(EZChrom除く))
200 ピークベースまたはタイムベース、マニュアルフラクション等さまざま
なトリガーモードに対応し、フレキシブルな分取精製が可能です。
100 フラクションコレクタ内蔵のディレイセンサーが正確にディレイボ
0 リュームを測定、抜群の回収率と純度を実現します。
0 10 20 30 40 50 60 min クロマトグラム上にフラクションチックマークが表示され
分取結果を確認可能
オートサンプラに外部トレイを追加することで
Walkupシステムとして利用可能です。
1台の LCシステムに大勢のオペレータがアクセス
する分析ラボに最適でコストパフォーマンスのよい
システム構築が可能です。
P19
16
P19
Agilent InfinityLab GPC/SECシステム
高精度の分析結果を確実に提供します
アジレントではゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)やサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)の高品質なソリューションを
幅広く提供しています。さまざまなタイプのポリマー分析に対し、最適な機器、カラム、標準物質、データ解析ソフトウェアにより、
高品質の分析結果をお届けします。
Agilent InfinityLab GPC/SECシステムは、示差屈折率検出器、紫外可視検出器、または蒸発光散乱検出器(ELSD)を
用いることができます。
ポンプにビルトイン可能なデガッサにより、検出器のベースライン安定性をさらに高めます。
InfinityLab GPC/SEC ソリューション
1290 Infinity II 示差屈折率検出器
(高速データレート、ミクロフローセル)
1260 Infinity II カラムコンパートメント
(300 mm長の GPCカラムを最大 4本まで収納可能)
1260 Infinity II バイアルサンプラ
(より高速に、より低いキャリーオーバー)
1260 Infinity II アイソクラティックポンプ
(溶媒選択バルブ、デガッサオプション(フッ素系溶媒と互換性なし))
1290 Infinity II 示差屈折率検出器(G7162B)
・データレート 148 Hz
・ナローボアに適した低拡散セル(2.5 μL)
1260 Infinity II 示差屈折率検出器(G7162A)
・データレート 74 Hz
・セル容量 8 μL 一般的な GPC分析に最適な検出器
シンプルかつパワフルな OpenLab CDS 2
アドオン GPC/SEC ソフトウェア
OpenLab CDS 2の抜群の操作性とデータインテグリティの優れた機能
はそのままに、GPCクロマトグラムデータ採取からGPCデータ解析ま
でをサポート。ポリマーのサイズや形状の解析に必要な分子量および
分岐計算の実行が可能です。日本語 OS、日本語 CDS 上で動作可能。
快適な環境で GPC分析を行うことができます。(GPCソフトウェア画
面は英語表示)
その他、システムインスツルメンツ社製 GPC解析ソフトウェアの利用も
可能です。目的に合わせてお使いのクロマトデータシステムに適したソ
フトウェアの選択が可能です。
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Wyatt Technology/Agilent Technologies SEC/MALS
多角度光散乱検出器(Multi Angle Light Scattering : MALS)は、静的光散乱法
により、各種高分子の絶対分子量、分子サイズ、第 2ビリアル係数(バッチのみ)
を測定します。
Agilentの HPLC、サイズ排除クロマトグラフィーと接続し、検出器としてのご使用
は勿論、高性能の静的光散乱測定器としてバッチ測定にも対応します。
アジレントの ICF(instrument Contol Framework)を搭載したWyatt HPLC
CONNECTソフトウェアによりダイレクトに Agilent HPLCシステムのコントロール
が可能です。
HPLC CONNECT
ASTRA
正確で豊富な情報を提供する最先端のトリプル検出器
光散乱検出器、示差屈折率検出器、粘度検出器を備えた 1260 Infinity II マルチ検出器 GPC/SEC システム
により、最先端の GPC/SEC を実現します。このマルチ検出器により、1 回の分析から得られる情報量が増大
し、従来の技術では測定できなかったポリマー特性の分析も容易になります。
Infinity II マルチ検出器 GPC/SECシステムのパワフルなデュアルアングル
光散乱検出器は 15 °と 90 °で、単色レーザー光の散乱によるポリマーの測定が可能となります。
他の検出器で採取される情報と組み合わせることで以下の測定が可能です。
・較正曲線を必要としない絶対分子量の測定
・分子サイズおよび回転半径(Rg)の精密測定
・長鎖分岐の直接測定
粘度検出器はポリマー溶液の粘度を測定する検出器です。
シリカブリッジを採用し、ノイズの少ないクロマトグラムが得られます。
他の検出器による濃度の情報と組み合わせることで以下の測定が可能です。
・較正に用いた標準ポリマーに左右されない絶対分子量測定
・構造測定(マーク・ホーウィンク・桜田パラメータによる、幅広い分子量にわたる
精密な分岐測定)
GPC/SECソフトウェア
示差屈折率検出器、デュアルアングル光散乱検出器、粘度検出器は、
いずれも優れたベースライン安定性と S/N比を備えています。
低拡散特性と、10 µLというセル容積により、光散乱検出でもシャープな
ピーク形状が実現します。
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New! Agilent 1260 & 1290 Infinity II Bio LC ポートフォリオ
Bio LCポートフォリオがパワーアップ
1260 Infinity II バイオイナート LCと1290 Infinity II ハイスピードポンプの Bio LCポートフォーリオに、130 MPaの低圧混
合送液を可能にする1290 Infinity II Bio LC フレキシブルポンプ、耐圧 80 MPaの 1260 Infinity II Prime Bio LCフレキシブ
ルポンプが新たに加わりました。
カラム・消耗品から、自動前処理、質量分析計、ソフトウェア、サービスまでの一貫した InfinityLab Bio LCソリューション
でラボ分析をトータルサポートします。
1260 Infinity II バイオイナート LC 1290 Infinity II Bio LC -ハイスピードポンプ
バイオ不活性が必要な 超高性能。
アプリケーション。 LC/MSフロントに最適。
1260 Infinity II Prime Bio LC 1290 Infinity II Bio LC - フレキシブルポンプ
日常のルーチン分析用。 超高性能。
1260 Prime LCのバイオ版。 分析法開発に最適。
ユニバーサルな LCシステムによる多彩なソリューション
Bio LC/バイオイナート LCは多彩なソリューションシステムにより、あらゆるアプリケーションで最高のパフォーマンスと高精度な分析を実現します。
Bio 2D-LC ソリューション + + Bio-SEC ソリューション
バイオクロマトグラフィーに最適な 2D-LCシステ 完全バイオイナート LCシステムでの SEC分析に
ムにより、金属への吸着が懸念されるサンプルの より、バイオ高分子の分子量情報の解析が可能。
分析において、最大のピークキャパシティでの分
離と、多くのサンプル情報を得ることができます。
データインテグリティに優れた OpenLab CDS 2 + Bio LC/Q-TOF
でのコントロールが可能。
Bio LCは LC/MSフロントとしても最適。CQAや
メタボロミクスのためのあらゆるレベルの情報を
Bio オンライン LC(coming soon) + 提供します。
また、MassHunterで完全に制御された Bio
バイオプロセス用 Bio LCによりオンライン・プ 2D-LC MS ソリューションを提供。
ロセス・モニタリングを可能にし、PAT要件に対
応します。
+ Bio 分取精製
Bio メソッド開発 + バイオサンプル中のターゲット成分の分取精製や
130 MPaまで対応可能な Bio LCシステムで、カ 不純物分析を実現。
ラムを最大 24本、26種類の溶媒でのスクリー
ニングやメソッド開発が可能。
不活性な流路によりピークの吸着を抑制
Bio LC/バイオイナート LCは流路に不活性な素材を採用し、金属に吸着しやすいサンプルの吸着を抑制し良好なピーク形状での分析を可能にします。
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サンプル吸着・キャリーオーバーを究極に抑えた
オートサンプラ
Bio LC マルチサンプラはニードルやサンプルループ部
分まで全てが不活性素材で構成されており、バイオサ
ンプルの金属への吸着を抑制し、よりよいピーク形状
での分離、データ採取が可能です。
最大 3液でのニードル洗浄・シートのバックフラッシュ
洗浄が可能なマルチウォッシュオプションにより 微
量サンプルでも吸着がなく、キャリーオーバーを極限ま
で抑えたサンプル注入が可能です。
ピロミド酸テーリングファクタ
Bio LC 1.4 ピロミド酸(289.0>271.0)の
一般的な LC 2.1 クロマトグラム
上:Bio LC 使用時、下:一般
的な LC 使用時
貴重なサンプルを高純度・高回収率で精製するフラクションコレクタ
~分析とセミ分取精製を 1システムで切り替え可能~
オートサンプラ、カラムはもちろん、フラクションコレクタを冷却することができます。クロマト
チャンバーなしで、小スケールの精製と分取をすることが可能です。バイオイナート仕様のフラ
クションコレクタを、Bio LC やバイオイナート LC に接続するだけで、タンパク質やバイオ成分
の分析から分取までを、不活性な流路で行うことが可能です。
フラクション容器としてエッペンドルフチューブにも対応した、汎用性の高いフラクションコレク
タです。
抜群の操作性と汎用性を実現するバイオ対応部品類
アジレントの誇る高効率ミキサー、工具不要の高耐圧カラム接続、バルブソリューションなどバイオコンパチブルな材質の部品の提供が可能です。
装置のメイン配管はもちろんのこと、サンプルが触れる全ての部品で不活性化を実現します。
Jet Weaverミキサー クイックコネクトフィッティング カラム /溶媒切替バルブ Bio LC用各種カラム
クイックターンフィティング
クイックチェンジ熱交換器 Bio コンパチブルフローセル
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