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成分を同時・連続で測定可能 On-line型FT-IR乳成分分析装置 プロセススキャン2

製品カタログ

生乳と液体乳製品の成分標準化を高精度かつ迅速に。

乳業業界では、収益性の高いビジネスを確保するために、製造目標に対して成分の標準化が重要である一方、
成分測定の自動化、成分変動のリアルタイムモニ タリング、成分データのシステム転送、製造機器の自動制御など、工場のオートメ ーション化を目指すインダストリー4.0に向けて急速に加速しています。

プロセススキャン2は、生乳と液体乳製品の成分標準化を高精度かつ迅速に行うための自動オンラインFT-IRプロセス制御ソリューションです。
工場内の製造ラインに設置することで、たんぱく質、脂肪、全固形分、無脂固形分、乳糖などの成分を同時に連続して測定が可能です。

【特長】
・全自動連続測定オンライン型ミルコスキャン
・FT-IR(フーリエ変換赤外分光)分析
・測定時間約10秒/回
・耐久性に優れたダイヤモンドキュベット搭載
・蒸留水を用いたゼロ点測定
・CIP洗浄対応
・各種専用グローバル検量線(検量線開発不要)
※オリジナル検量線の開発、搭載も可能 ・AOAC、IDF準拠 ・簡単操作のISIScanNovaソフトウェア ・PLC接続による製造機器のシーケンス制御

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このカタログについて

ドキュメント名 成分を同時・連続で測定可能 On-line型FT-IR乳成分分析装置 プロセススキャン2
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 2.3Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 フォス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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™ プロセススキャン2 On-line型FT-IR乳成分分析装置
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リアルタイムプロセス制御の時代へ 脂肪、たんぱく質、全固形分、無脂固形分、乳糖の組成を製造目標に限りなく近づ けることは、原料乳を最大限に活用して品質と利益を確保するために常に不可欠と なる課題です。この意味において、生乳の標準化は乳業工場におけるプロセスコン トロールの共通の目標となっています。 世界の乳業業界では、収益性の高いビジネスを確保するために、製造目標に対して 成分の標準化が重要である一方、成分測定の自動化、成分変動のリアルタイムモニ タリング、成分データのシステム転送、製造機器の自動制御など、工場のオートメ ーション化を目指すインダストリー4.0に向けて急速に加速しています。 自動化した製造制御によりプロセスを最適化、成分調整を達成し歩留まりを改善、 なおかつ最終製品の組成を安定させるために、より良い意思決定を行うためのデー タが一層求められています。 同時に製造の自動化によって貴重な原材料を最大限に活用することが可能となり、 より持続可能な生産の実現を可能とします。 フォスは、65年以上の経験を持つ乳製品プロセスソリューション開発のパイオニア です。原料受入から最終製品まで関わる乳製品製造設備のプロバイダーとの強力な パートナーシップによって、お客様のプロセスソリューションの最適な組み合わせ を実現します。 フォスは認定サポートエンジニアのグローバルネットワークによってお客様の分析 ソリューションが最高のパフォーマンスで稼働し続けるよう最大限の生産性、初期 投資の回収、利益の向上をサポートします。
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プロセススキャン2は、生乳と液体乳製品の成分標準化を高精 プロセススキャン2でできること 度かつ迅速に行うための自動オンラインFT-IRプロセス制御ソ リューションです。 • チーズ用ミルクのたんぱく質と脂肪/たんぱく質をコントロール 工場内の製造ラインに設置することでたんぱく質、脂肪、全 • 粉乳製造におけるミルクの脂肪と固形分をコントロール 固形分、無脂固形分、乳糖などの成分を同時に連続して測定 • 練乳の脂肪と固形分のコントロール します。 • 市乳向けミルクの脂肪と無脂固形分のコントロール FT-IR分析テクノロジーを製造ラインに組み込むことで、信頼 • ホエイ中の脂肪とたんぱく質のコントロール 性の高いデータをリアルタイムに取得でき、製造ライン内を • WPC/MPCにおけるたんぱく質と固形分のコントロール より正確に把握し、最適なプロセス制御が可能となります。 • 特殊調整乳製品のおける高脂肪乳の管理 最先端のデジタル機能によってサポートされるプロセススキ ャン2とグローバル検量線モデルの導入により、製品の一貫性 と歩留まりを改善し、製造のばらつきを抑え、原材料を最大 限に活用し、製造ミスによるリスク低減を実現できます。 プロセススキャン2による自動プロセス制御 目標に対して成分調整 始動時のバラツキを抑える 規格外の結果をリアルタイムに検出
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液体乳用オンラインFT-IRアナライザー プロセススキャン2 特長 ・全自動連続測定オンライン型ミルコスキャン プロセススキャン2は生乳及び液体乳製品を対象としたオンライン ・FT-IR(フーリエ変換赤外分光)分析 型FT-IR成分分析装置です。世界の乳業工場で25年間活躍してきた ・測定時間約10秒/回 プロセススキャンFT。長年にわたり培った経験をもとに妥協のな ・耐久性に優れたダイヤモンドキュベット搭載 い品質と高性能な光学設計、最先端の自動標準化テクノロジーを ・蒸留水を用いたゼロ点測定 搭載して更に安定性を高めた測定性能。 ・CIP洗浄対応 測定対象となるサンプルを高精度に測定するため、専用機として ・各種専用グローバル検量線(検量線開発不要) 設計された本体にフォスのグローバル検量線、充実したデジタル ※オリジナル検量線の開発、搭載も可能 サポートを組み合わせた次世代のオンライン分析ソリューション ・AOAC、IDF準拠 が、乳製品の製造管理を次のステージに導きます。 ・簡単操作のISIScanNovaソフトウェア ・PLC接続による製造機器のシーケンス制御 標 準 ク た 化 リ ん 乳 ス ー ぱ キ ム く ム 又 供 ミ は 給 ル 全 源 ク 乳 プロセススキャン2
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™ フォスの特長である、本当に必要な要素だけを取り入れ、性能と品質、機能性のいずれも妥協しないハイレベルな装置開発を継承。他の 分析装置で実現した新技術を搭載しながら、プロセススキャン2では新たな次元の機能を備えました。乳業工場において液体乳製品をオ ンラインで連続測定する。その為に開発されたプロセススキャン2の数々の機能にフォスのデザイン哲学が息づいています。 FT-IR自動標準化機能 ミルコスキャンFT3で搭載された世界初の光学系自動 標準化機能を搭載。蒸留水を用いたゼロ点測定と同時 プロセススキャンFT プロセススキャン2 校正 校正 校正 校正 校正 に光学系性能の標準化補正を自動で実施します。常に 濃度 校正 校正 校正 校正 校正 標準化された状態で測定した成分値は連続測定でもド リフトすることなく長期にわたり安定した結果を得る ことが可能です。 またプロセススキャン2における標準化補正では、専 用試薬(FT-IRイコライザー)は不要となり試薬コス ト及び装置の標準化に関わるオペレーターの作業その 2週間 2週間 2週間 2週間 2週間 ものが不要となります。 Time 2週間 2週間 2週間 2週間 2週間 ダイヤモンドキュベット(10年保証) マニュアル測定ピペット サンプル測定部には優れた耐久性を誇るダイヤモンド製キュベ 本体全面にはチェックサンプルや校正用サンプル、イレギュ ットを搭載。連続測定によるガラスの摩耗がないため交換の必 ラーな測定サンプルを測定するためのマニュアルピペットを 要がなく長期間にわたり安定した測定を実現します。また交換 搭載。サンプルボトルをセットして本体の測定開始ボタンを 作業が不要なため、日々の機器管 押すだけの簡単操作で手動測定 理に関わる管理者の手間を減らせ を行なえます。 ます。 脱塩水ゼロ点測定 低ランニングコスト プロセススキャン2では脱塩水を用いたゼロ点測定技術を初め ホモジナイザーやハイプレッシャー吸引ポンプなど定期的 て搭載。ミルコスキャンのような専用のゼロ液を使用しない にメンテナンスが必要な高コストパーツを排除したため、 ため、試薬コストを節約できます。本体内部には脱塩水の品 メンテナンスに要するコストを抑えた運用が可能です。 質をチェックするための伝導度 また、パーツ交換に関わる管理 センサーを搭載。水質が要求規 者の作業も減らせます。 格に収まっているか自動モニタ リングします。 専用グローバル検量線 プロセススキャンで証明された優れた性能を誇るフォスのグローバル専用検量線モデルに、世界中から集積した製品データを加 えアップデートしたプロセススキャン2用グローバル検量線。牛の品種、飼養形式、飼料、国、搾乳期などの違いを可能な限り 網羅したデータベースによって、圧倒的な高精度かつ優れた柔軟性を実現しました。 検量線モデル名 測定対象 測定項目 液体ミルク ミルク/スキムミルク/バターミルク/ たんぱく、脂肪、全固形、無脂固形、乳糖、脂肪/全固形比、たんぱ チーズミルク/パウダーミルク く/全固形比、脂肪/たんぱく比 高脂肪ミルク クリームチーズミルク たんぱく、脂肪、全固形、無脂固形、乳糖、脂肪/全固形比、たんぱ 高脂肪パウダーミルク く/全固形比、脂肪/たんぱく比 高たんぱくミルク MPC(乳たんぱく質濃縮物) たんぱく、脂肪、全固形、無脂固形、乳糖 WPC(ホエイプロテイン濃縮物)
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設置 製造現場に対応した本体設計 オンライン設置型分析装置として高湿度、高温、振動のある ・衛生設計基準3-A規格、EHEDG準拠 環境下でも安定した性能を発揮。妥協のない数々の機能を詰 ・IP56準拠のステンレス製キャビネット め込んだコンパクトボディは、狭い製造現場でも設置スペー ・振動、温度、湿度に対して優れた耐久性を持つ本体設計 スを気にすることなく取り付けることができます。 ・プロセスラインのCIP洗浄と同時にユニットのCIP洗浄が可能 ・軽量かつ省スペース設計 Unit size 54*50*30cm 脱塩水 VARINLINEアクセスユニット(写真右)にサンプルインテークユニットを接続してプ ロセスラインから測定サンプルを本体に引き込みます。サンプル吸引部はCIP洗浄を 含む様々な環境に耐えるように設計されています。 製造制御システムとの連動 プロセススキャン2の測定結果を工場内の製造制御システムへ送信。PLCまたはSCADAなどお客様側のコントロールシステムと接 続して、測定データをもとにコンピューターによる自動プロセス制御を行えます。リアルタイムで製造設備の情報を収集、分析し ながらシステム監視とプロセス制御を行い製造の最適化を図ることが可能となります。 FOSS オプション 工場製造システム PLC FOSS 又は PDX SCADA Data exchange Kepware ProcesScan2 ISIScanNOVA
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デジタルサービスを組合せたサポートプン フォスの分析ソリューションを安心してご使用頂けるよう装置の点 検、整備、緊急修理、各パーツの保証にデジタルサービスを組合せ 工場管理者 本社管理部 品質管理マネージャー たSmartCareプランをご用意しております。 本体をネットワークに接続して、遠隔で装置の状態確認をおこなう ことで不具合や故障に対し迅速に対応ができ、いち早く通常分析作 フォスサポートスタッフ 業に戻することが可能となります。ミルコスキャンのような基準分 析装置を同じネットワーク内に接続することで、基準分析値に対す フォスサポートスタッフ る精度管理も容易となります。 ま た 通 常 は 、 機 器 保 証 は 導 入 後 1 年 で 終 了 と な り ま す が 、 SmartCareなら2年目以降も充実した保証部品がついています。保 オペレーター サンプル 基準分析装置 証部品が万が一故障しても追加費用を気にすることなく修理依頼を プロセススキャン2 (ミルコスキャンなど) 行って頂き迅速な復旧が可能となります。 機器仕様及び設置条件 測定技術 フーリエ変換赤外分光法(FTIR) 測定項目 液体乳:脂肪、たんぱく、乳糖、全固形、無脂固形 測定サンプル 液体ミルク(チーズ用、粉乳用、飲用乳用)※固形粒子や凝固たんぱくを含まないもの。 全固形分25%以下のWPC/MPC、高脂肪乳 測定時間 10秒/回(高粘性製品の場合20秒) 保証値 通常時 保証値 通常時 精度 脂肪(0-10%) <0.05 <0.04 乳糖(0-7%) <0.05 <0.04 脂肪(10-20%) <0.15 <0.12 TS(8-20%) <0.10 <0.08 たんぱく(0-10%) <0.04 <0,03 TS(20-25%) <0.18 <0.14 たんぱく(10-20%) <0.13 <0,10 SNF(4-20%) <0.10 <0.08 繰り返し精度 脂肪(0-10%) <0.015 <0.012 乳糖(0-7%) <0.015 <0.012 脂肪(10-20%) <0.045 <0.036 TS(8-20%) <0.039 <0.031 たんぱく(0-10%) <0.015 <0,012 TS(20-25%) <0.068 <0.054 たんぱく(10-20%) <0.034 <0,030 SNF(4-20%) <0.024 <0.019 機器仕様及び設置条件 防護規格 IP56 CIP温度 CIP洗浄対応、洗浄液温度95℃まで サンプル温度 3-65℃ 環境湿度 湿度<93% 相対湿度(45℃)、温度5-45℃ プロセス圧力 最大10bars、衝撃圧力 最大20bars 製造ライン寸法 最小DN40, OD 1 ½, IPS2, ISO42.4 Varinline access unit Φ68(タイプN) 冷却用水 最小流量0.1L/分、温度2-20℃ 脱塩水(ゼロ液) 消費量:9リットル/日 ISO3696 グレード3 又はASTM D1193-91 タイプ6 伝導度(μS/cm)<5.0 寸法(キャビネット)W✕D✕H 539mm✕285mm✕480mm 重量(キャビネット) 39.5kg PLC/SCADAインターフェース 特定のFOSSタグを定義できる標準OPC UAサーバー。他のPLCプロトコルとの接続をサポートする代替 KEPServerEX。 ネットワーク接続 LANケーブル:カテゴリー5e STP以上 LANプラグ:RJ45 最大ケーブル長:100m 衛生規格 3-A衛生基準 EHEDGガイドライン
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FOSS Analytical A/S Slangerupgade 69 フォス・ジャパン株式会社 DK-3400 Hilleroed Denmark 〒135-0064 東京都江東区青海2丁目4番24号 Tel.: +45 7010 3370 Fax: +45 7010 3371 青海フロンティアビル11階 TEL:03-5962-4811 info@foss.dk www.foss.dk セールス・サービス拠点 札幌・大阪・九州 E-mail: info@foss.co.jp