粉乳用インライン近赤外成分測定装置『ProFoss2』

粉乳用インライン近赤外成分測定装置 ProFoss2は製造ラインを流れる粉乳サンプルを連続して分析す 粉乳製品を高精度インライン測定 ることにより製造のモニタリング、スプレードライヤーなど製造 フォスのインラインテクノロジーを搭載した最先端のインラ 機器調整の迅速化と最適化、そして分析コストの削減を実現する イン近赤外分析装置。高解像度ダイオードアレイ技術により 最新の粉乳用製造支援ソリューションです。 正確で安定性の高い連続分析を実現します。乳業業界で培っ 例えば脱脂粉乳や全粉乳などの組成（たんぱく、水分、脂肪）を た経験をもとに開発された粉乳用グローバル検量線を本体と リアルタイムに、かつ正確にモニタリングすることで製造設備の あわせてご活用頂くことでお客様ご自身で検量線を開発する 調整をタイムリーに行うことができ収益の改善を図れます。また 必要なく設置当日から測定を開始することが可能です（独自 製品の一貫性の向上は製造に必要な調整作業の削減をもたらし、 に検量線を作成して搭載することも可能）。 品質の安定性を高めることで製品の新しい価格設定が可能となり 粉体用専用パウダープローブ ます。 スプレードライヤーの下流にパウダープローブセンサーを差 し込み、自然落下してくる粉乳を連続測定します。プローブ 主な特長 先端で捕集した一定量の粉乳サンプルからスペクトルデータ • 近赤外分析法による全自動インライン連続測定 を収取し、その後エアーでパージして次の粉乳サンプルの捕 • 超高速スキャンによる高速測定（3～15秒/1回測定） 集と測定を繰り返し連続測定を行います。 • パウダープローブをラインに直接組み込むためバイパスライ 製造工程の自動管理を実現 ンは不要 • バックアップランプ搭載によりダウンタイムを最小化 製造設備側のPLCやSCADAとイーサネットやアナログ通信で • 512ピクセルInGaAsダイオードアレイ検出器を搭載 接続することで、測定結果をもとにした製造システムの調整 • IP69規格の本体設計。 に使用できます。 • 粉乳用専用グローバル検量線を搭載。検量線開発は不要。 製造のトレーサビリティ • 工場出荷時に装置の標準化処理を実施。シームレスな検量線 連続測定によるデータの収集で生産工程のトレーサビリティ の移設運用を実現。 を実現します。また製造途中において成分値が規格を超えた • 化学薬品は不使用。分析コストの削減を実現。 場合、ソフトウェア内で警告を表示。お客様が目指す製品品 • 装置校正用ツール（ERC)付属。 質の安定をサポートします。 • フォスデジタルサービス接続によるリモートサポート。

ISIscanNOVAソフトウェア PCに搭載してプロフォス２の制御及び結果を表示するための専用ソフトウェアです。イ ンライン測定の運用に最適化されたインターフェースは、測定間隔の設定、移動平均値の 表示、各成分のトレンドグラフの表示など様々な表示を行えます。 また、製造ラインに複数台のプロフォス2が組み込まれている場合でも1台のPCからまと めてコントロールすることが可能です。 測定対象サンプル グローバル検量線の性能について別紙アプリケーションノートにてご案内しています。 測定サンプル 測定項目 脱脂粉乳、全粉乳、ホエイパウダー、WPCパウダー、MPCパウダー、 水分、たんぱく、脂肪 カゼインパウダー 等 主 要 仕 様 測定時間 3～15秒/回 波長範囲 1100-1650nm 検出器 InGaAsダイオードアレイ スペクトル分散 1.1nm/ピクセル 光源耐久時間 デュアルランプシステム 平均12,000時間 制御ソフトウェア ISIscan NOVAソフトウェア 波長正確度 ＜0.5nm 波長精度 ＜0.02nm 波長温度安定性 ＜0.01nm/℃ ノイズ ＜60microAU 振動環境 0.4Grms 環境温度 -5℃～40℃ エアー冷却を行う場合は65℃まで対応 圧縮空気（冷却用）※環境温度 最低5l/min、>99.9%水分除去率、＞99.9％以上の油分除去率、0.3μm以上の粒子を含まない事。 環境湿度 10-90%相対湿度 寸法（幅×奥行×高さ） 420×420×135mm 重量 25kg 電源 1口,100-240VAC, 最大40VA,50-60Hz キャビネット 1.5mm厚ステンレススチール EN1.4301（SS2333） 装置区分 プロセスコントロール装置 防護規格 IP69 認証 ATEX & IECEx 衛生基準 3A 通信 KEPServerEX（イーサネット、アナログ、Profibus/Profinet,)からPLC/SCADAに接続。 Foss Manager使用。 ネットワーク 高品質LANケーブル（カテゴリ5e以上）.RJ45(IP67)LAN接続 使用場所 試験室又は製造現場 フォス・ジャパン株式会社 FOSS Analytical A/S FOSS Alle 1 〒135-0064 DK-3400 Hilleroed 東京都江東区青海2丁目4-24青海フロンティアビル11階 Denmark TEL：03-5962-4811 FAX：03-5962-4812 Tel.: +45 7010 3370 セールス・サービス拠点 札幌・大阪・福岡 Fax: +45 7010 3371 E-mail: info@foss.co.jp info@foss.dk www.foss.dk