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生乳用細菌数/体細胞数測定装置『バクソマティック』

製品カタログ

細菌数及び体細胞数を同時測定!ヒーター内蔵により低温サンプルでも測定可能

『バクソマティック』は、生乳受入現場、生乳検査場における生乳の
衛生的乳質検査にお使い頂ける生乳検査ソリューションです。

生産者レベルでの乳房炎、衛生状況の管理や乳業工場における
原料乳の受入検査のモニターでお使い頂けます。

連続して4検体のサンプルを連続吸引、測定可能。優れたパフォーマンス、
操作性、安全性を備え、低レベルの細菌数、体細胞数でも高精度に
同時に測定することが可能です。

【特長】
■細菌数及び体細胞数を同時測定
■フローサイトメトリー測定機構搭載
■生乳中細菌総数(IBC)測定(9分以内)
■体細胞数測定(2.5分以内)
■コンパクト設計による省スペース化

このカタログについて

ドキュメント名 生乳用細菌数/体細胞数測定装置『バクソマティック』
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 575.6Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 フォス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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BacSomatic™ バクソマティック 生乳用細菌数/体細胞数測定装置 ANALYTICS BEYOND MEASURE
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Bacteria Count and Somatic Cell Count フローサイトメトリー バクソマティックは、世界の生乳検査機関で広く普及したバクトスキャンおよびフォソマティックと同じフローサイトメトリー技 術を搭載。フローサイトメトリーは、生乳中に存在する細胞や細菌などの特性を、レーザー光や蛍光色素を利用して1個ずつ迅速か つ高感度に定量測定する方法で、世界の生乳検査機関での取引検査においても長年にわたり広く活用されています。 蛍光顕微鏡と比較した特徴 ・わずかな時間で細胞数を客観的に測定 ・同一条件での測定が可能であり、人為的な差が発生しにくい ・わずかな細胞数でも高感度に定量が可能 細菌の測定では、まず生乳中の脂肪、タンパクなどの各成分をインキュベーターにおいて分解し、 同時に細菌群の分離が行われます。その後、細菌そのものを特殊なDNA染色液で染色します。 染色された細菌は、シリンジによって細胞が一列になるように流れている状態にしてフローセル を通過させます。そこにレーザー光を当てて反射する光を測定し、蛍光強度を電気信号に置き換 えて定量化します。 体細胞の測定では、生乳が染色液と混合した直後にただちに計測されます。体細胞の測定では インキュベーションを必要としないため、わずか2~3分で測定を完了できます。細菌と同様に フローセルを通過させ定量化を行いますが、染色された体細胞は細菌と異なり赤色の蛍光を発光 します。 細菌数および体細胞数を同時測定 独自のフローシステムにより、吸引された生乳は細菌用インキュベー ター又は体細胞用混合チャンバーに送られます。 その後染色され、次にレーザー光によって測定が行なわれますが、 レーザーから照射される2種の異なるレーザー光は体細胞数又は細菌 数のどちらを測定するかによって使い分けられます。 細菌及び体細胞の測定は同時に、または別々に行なうことが可能です が、結果を得るまでの時間に差があります。8分間のインキュベー ションが必要な細菌と違い体細胞はインキュベーションが不要である ため、細菌の測定よりも迅速に結果を得ることができます。 簡単操作 生乳サンプルをピペット下にセッ 細菌数、体細胞数の結果が画面 グラフィックガイドによる操 トして測定開始ボタンを押す に表示されます。 作ガイドで簡単操作
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BacSomatic™ 体細胞 細菌 細菌数及び体細胞数を同時測定 特長 ・細菌数及び体細胞数を同時測定 バクソマティックは、生乳受入現場、生乳検査場における生乳の ・フローサイトメトリー測定機構搭載 衛生的乳質検査にお使い頂ける最新の生乳検査ソリューションで ・生乳中の個々の細菌数(IBC)測定(9分以内) す。生産者レベルでの乳房炎、衛生状況の管理や乳業工場におけ ・体細胞数測定(2.5分以内) る原料乳の受入検査のモニターでお使い頂けます。 ・CFUコンバージョンテーブル搭載による生菌数表示 ・コンパクト設計による省スペース化 フォスが長年にわたり培った生乳検査機器のノウハウをコンパク (本体設置スペース 40×40cm) トボディに凝縮。連続して4検体のサンプルを連続吸引、測定で 操作性 きます。優れたパフォーマンス、操作性、安全性を備えたバクソ ・ヒーター内蔵により低温サンプルでも測定可能 マティックでは低レベルの細菌数、体細胞数でも高精度に同時に ・サンプルの前処理不要 測定することが可能です。 ・全自動クリーニング ・7インチ大型タッチスクリーンによる優れた視認性 バクソマティックでは細菌数及び体細胞数の結果を9分以内に確 ・外部PC接続不要 認できます(体細胞数のみの場合は約2.5分)。バクトスキャン法 ・安全性を高めた試薬バッグシステム による生菌数を測定し、同時に変換計算による培養法による生菌 機能性 ・試薬残量センサー搭載 数相当を同時に表示しながら体細胞数を同列に表示できます。 ・測定結果をUSBメモリー出力可能 ・RS232ポート装備 また、バクソマティックでは検査現場での使いやすさ、安全性を ・サーマルプリンター接続による測定結果の印刷 追及。試薬調合が不要な密閉試薬バッグシステムにより、試薬の ・リモート接続による遠隔モニタリング 調合ミスを回避するだけではなく、試薬が手に触れる危険性を回 避できます。
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CFUコンバージョンテーブル ソフトウェア バクソマティックはフローサイトメトリー法により菌群を形 ・タッチパネルによる簡単操作(PC不要) 成する個々の細菌数(IBC)を測定します。また、測定結果を ・試薬バッグのセット方法などをグラフィックでガイド 従来のCFU(菌群形成単位)で表示する必要がある場合、IBC ・わかりやすいサービスメニュー 単位をCFU単位へと変換する変換係数を登録可能なコンバー ・バーコードリーダー接続可能 ジョンテーブルを搭載しているため、従来のコロニー形成単 ・各方式データ出力機能 位(CFU)も同時に 表示することが可能 です。 試薬バッグシステム グラフィックガイド 試薬※に手を直接触れることのなくセットが可能な安全設計。 画面に表示されるグラフィックガイドにより、日常の測定 試薬バッグを本体にセットして前面扉を閉めるだけの簡単セッ 作業や機器診断、試薬交換などをどなたにでも簡単かつ安 トアップ。各試薬の事前調合は必要ありません。 心して行うことができます。装置に不慣れな方でも簡単に また搭載されたセンサ 操作を行えます。 ーにより、残使用検体 数を表示可能です。 ※細菌用染色液及びエ ンザイム、体細胞数用 染色液 測定結果の出力 精度管理専用試薬(BCS、PCS、FMA) サーマルプリンターを接続して測定結果を印刷出力可能。ま 人口粒子を含んだ専用の試薬により、細菌数、体細胞数の た過去の測定結果は履歴画面からCSVなど各種フォーマット 測定性能をモニタリング。検出性能をマスター機の検出系 でUSBフラッシュメモリーに保存し、パソコン上で展開、管 の感度にあわせて 理を行うことができます。 補正し日々の測定 結果の信頼性を確 保できます。 FOSS Manager/Pro(オプション) 離れた場所にあるPCからネットワーク回線に接続したバクソマティックをリモート管理可能なネットワークソリューションです。 1台または複数台の装置のパフォーマンスを日々モニタリングでき。同時にリモートで装置の設定管理やデータ確認、また各種設定 データのクラウドバックアップを行えるため、各種設定情報などの損失を回避できます。
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機器仕様 装置名 バクソマティック 測定項目 細菌数(IBC)および体細胞数(SCC) サンプルタイプ 生乳 測定能力 体細胞数及び細菌数:15検体/時間 細菌数のみ:15検体/時間 体細胞数のみ:40検体/時間 キャリーオーバー 細菌数<1%以内 平均<0.5% 体細胞数<1%以内 平均<0.5% サンプル吸引量 体細胞数及び細菌数測定時:6ml 細菌数のみ<5.2ml 細菌数のみ<2.2ml サンプル温度 2– 4 ℃ ワーキングファクター 細菌数:100 体細胞数:100 測定範囲 細菌数:5,000-20min IBC/ml 体細胞数:0-10min cell/ml パフォーマンスレンジ 細菌数:10,000-10min IBC/ml 体細胞数:100,000-1.5 min Cells/ml 繰返精度 細菌: Sr<0.07log 平均0.06(10-50IBC/μl) Sr<0.05log 平均0.04(51-200IBC/μl) Sr<0.04log 平均0.02( >200IBC/μl) 体細胞: CV<6% 100,000 cells/ml CV<4% 300,000 cells/ml CV<3% 500,000 cells/ml 測定精度 体細胞:<10% 相対誤差:直接鏡検法との比較 細菌:全測定範囲において標準寒天培地との対数で<0.25logCFU 汚染度 2 技術使用 寸法(横×奥行き×高) 400×400×400mm 重量 25Kg 電源 100-240VAC,50/60Hz フューズ 250VAC, T2 AOL 5x20mm 設置環境 電源 100-240VAC 50/60Hz 消費電力 最大150VA 環境温度 5-35℃ 環境湿度 <93%RH 標高 2000mまで 重量 25Kg 寸法 400x400x400mm 設置スペース 600x630mm 壁と本体の最低間隔 200mm 使用環境 室内 水道水 本体と水道水との接続は不要。 (ただし試薬の準備にあたり蒸留水を必要とします。) 廃液 廃液タンクを使用
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FOSS Analytical A/S Slangerupgade 69 DK-3400 Hilleroed Denmark フォス・ジャパン株式会社 〒135-0064 Tel.: +45 7010 3370 Fax: +45 7010 3371 東京都江東区青海2丁目4-24青海フロンティアビル11階 TEL:03-5962-4811 FAX:03-5962-4812 info@foss.dk www.foss.dk セールス・サービス拠点 札幌・大阪・福岡 E-mail: info@foss.co.jp